JPH04217822A - 交流出力変換器の並列運転制御装置 - Google Patents

交流出力変換器の並列運転制御装置

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JPH04217822A
JPH04217822A JP2403589A JP40358990A JPH04217822A JP H04217822 A JPH04217822 A JP H04217822A JP 2403589 A JP2403589 A JP 2403589A JP 40358990 A JP40358990 A JP 40358990A JP H04217822 A JPH04217822 A JP H04217822A
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融真 山本
Joji Kawai
河井 譲二
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    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0003Details of control, feedback or regulation circuits

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータのような交流
出力変換器を複数台並列接続し,共通の負荷に対して並
列運転する電源システムにおいて,変換器間の電流バラ
ンスを制御する手段に関するものである.
【0002】
【従来の技術】図10は,例えば特公昭53−3613
7及び特公昭56−13101に示された従来の交流出
力変換器の並列運転システムを示す構成図である.
【0003】図において1号インバータ装置1は同じ構
成の2号インバータ装置2と出力母線3を通じて並列運
転しつつ負荷4へ電力を供給している.1号インバータ
装置1はインバータ本体100,フィルタ用リアクトル
101,同コンデンサ102を主要構成要素とし,直流
電源5の電力を交流に変換し,出力開閉器103aを通
じて出力母線3へ接続されている.インバータ装置1と
2が並列運転するためには,1号インバータ装置の出力
電流  I1 からCT200aにより検出信号I1a
を得,同じく2号インバータ装置2から得られた検出信
号I2aとの差,即ち横流に相当する信号ΔI1 を横
流検出151により得る.次に移相器150より,直交
する2つの電圧ベクトルEA とEB を作り,ΔI1
 信号から演算回路152,153によりそれぞれ無効
電力対応成分ΔQと有効電力対応成分ΔPを得る.イン
バータは電圧設定回路7と電圧帰還回路300の信号に
もとづき,電圧制御回路403が,PWM回路400を
介して,インバータ本体100のパルス巾変調を行ない
,内部発生電圧を制御する.
【0004】前述の無効電流対応成分ΔQは電圧制御回
路403へ補助信号的に与えられ,インバータ本体10
0の内部発生電圧を数%程度調節することにより,ΔQ
を零にするように動作する.
【0005】一方前述の有効電力対応成分ΔPはPLL
回路を構成するアンプ154を通し,基準発振器155
の周波数の微調整を行うことによりインバータ本体10
0の内部発生電圧の位相を制御し,ΔPを零にするよう
に動作する.
【0006】このようにして,ΔQとΔPをともに零と
するように,電圧と位相を制御するので,2台のインバ
ータ間の横流がなくなり,安定な負荷の分担が行なわれ
る.
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の変換器の並列運
転システムは以上のように構成されているので,次の三
つの問題点があった.第一の問題点は,インバータの内
部発生電圧の位相及び電圧の平均値を制御することによ
って,分担電流をバランスさせるために,制御の応答速
度を向上することが難しく,特に瞬時の横流は制御でき
ないことである.第二の問題点は,横流を有効分と無効
分に分離検出する際にフィルタが必要なため横流制御を
高速にできないことである.このためインバータの出力
を歪の少ない高品質の正弦波に保つ瞬時波形制御などの
高速電圧制御系には適用限界がある.第三の問題点は,
横流を有効分と無効分に分離して制御しているので,制
御回路が複雑になることである.
【0008】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので,横流を有効分と無効分に分離す
ることなく,分担電流を高速にバランスさせる交流出力
変換器の並列運転制御装置を提供するものである.
【0
009】また,インバータに限らず,他の瞬時制御形交
流出力変換器の並列運転にも汎用的に適用できる手段を
提供することを目的としている.
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る交流出力
変換器の並列運転制御装置においては,平均値制御では
なく,瞬時制御形交流出力変換器の電圧制御回路に,変
換器相互間に流れる電流の横流分に応じた信号を与える
ように構成したものである.
【0011】
【作用】上記のように構成された並列運転制御装置によ
る交流出力変換器の並列運転システムでは,横流が少な
くなるよう瞬時に電圧制御回路が動作する.
【0012
【実施例】実施例1. 図1に本発明の一実施例を示す.前述の図10と対応す
る機能については同じ番号をつけているが,図10は出
力電圧の平均値を制御する形式のインバータ装置である
のに対し,図1は出力電圧の瞬時値を制御する形式のイ
ンバータ装置であるので,同一番号でも必ずしも同じ機
能の回路ではない.
【0013】図において,1号インバータ装置1は,図
示簡略した同じ構成の2号インバータ装置2と出力母線
3を通じて並列運転しつつ,負荷4へ電力を供給してい
る.5は1号インバータ装置1に接続されている直流電
源,6は2号インバータ装置2に接続されている直流電
源,7は出力母線3の電圧指令値を発生する出力電圧基
準発生回路である.
【0014】100番以降の番号は,インバータ装置の
構成要素であり,添え字なき番号と添え字がaの番号は
1号インバータ装置1の構成要素,添え字がbの番号は
2号インバータ装置2の構成要素である.
【0015】
100はインバータ本体であり,例えば高周波スイッチ
ングの可能なトランジスタやMOSFETなどの自己消
弧形素子により構成され,図2(a)のような3相ブリ
ッジインバータや図2(b)のような単相ブリッジイン
バータのそれぞれのアームが出力周波数(例えば60H
z)の10倍から数100倍程度の高周波でスイッチン
グするもので,直流電圧を正弦波の基本波を含んだ矩形
波状の高周波交流電圧に変換する.101,102は低
域通過フィルタを構成するリアクトルとコンデンサであ
り,インバータ本体100の発生した矩形波状の高周波
交流電圧から高調波を除去し,正弦波の出力電圧を得て
,出力開閉器103aを通じて出力母線3へ接続されて
いる.
【0016】200aは1号インバータ装置の出力電流
I1 を,201はインバータ本体100の出力電流 
 IA1を検出する電流センサである.300はコンデ
ンサ102の電圧(並列運転時は出力母線電圧となる.
)を検出する電圧センサである.
【0017】400はインバータ本体100のスイッチ
ングのタイミングを決めるPWM回路であり,例えばイ
ンバータ本体100が出力すべき基本波分の電圧指令信
号と三角波キャリアの交差でインバータ本体100をス
イッチングさせる三角波比較形PWM回路である.40
1はインバータ本体100の出力電流IA1を制御する
電流制御回路である.402はインバータ本体100の
出力電流指令値を制限するリミッタ回路である.403
はコンデンサ102の電圧を制御する電圧制御回路であ
る.404は所望の出力電圧を発生する為にコンデンサ
102に流すべき電流値を出力するコンデンサ電流基準
発生回路である.405は1号インバータ装置1と2号
インバータ装置2の間に仮想的にインピーダンスZを挿
入し,横流を制限するように動作させる為の横流制限用
仮想インピーダンス回路である.406は1号インバー
タ装置1が出力している横流と分担すべき負荷電流値を
検出する電流検出回路である.
【0018】500,501,502,503,504
は加減算器である.
【0019】2号インバータ装置2は,1号インバータ
装置1と同一の構成で,出力が出力母線3を通じて1号
インバータ装置1と並列接続されており,103bは2
号インバータ装置2の出力開閉器,200bは2号イン
バータ装置2の出力電流I2を検出する電流センサであ
る.
【0020】図3は電流検出回路406の詳細を示すブ
ロック図である.406s,406tは加減算器,40
6uは,インバータ装置の並列台数をnとすると,1/
nのゲインを持つ増幅回路である.加算器406sにて
1号インバータ装置1の出力電流I1 と2号インバー
タ装置2の出力電流I2 を加算して負荷電流IL を
求め,この信号を増幅回路406uに入力して,負荷電
流IL を並列台数n(この場合はn=2)で割った値
IL/n を演算し,これを1号インバータ装置1が分
担すべき負荷電流IL1* として出力する.また,減
算器406tにより,1号インバータ装置1の出力電流
  I1 と分担すべき電流IL1* の差,即ち,横
流  ΔI1(=I1−IL1* )を演算出力する.
【0021】次に動作について説明する.
【0022】
このインバータ装置には電流マイナーループが設けられ
ており,電流制御回路401は電流センサ201により
フィードバックされたインバータ本体100の出力電流
IA1がリミッタ回路402からの電流指令IA1* 
と一致するようにリアクトル101に印加すべき電圧を
出力する.出力母線3にはコンデンサ102及び2号イ
ンバータ装置2による電圧があるので,リアクトル10
1に所望の電圧を印加するには,インバータ本体100
が出力母線3の電圧とリアクトル101に印加すべき電
圧の和を発生する必要がある.従って,電圧センサ30
0で検出したコンデンサ102の電圧と電流制御回路4
01の出力とを加算器500にて加算し,この信号を電
圧指令として三角波比較形PWM回路400に与える.
【0023】コンデンサ電流基準発生回路404は,コ
ンデンサに流れるべき電流として,コンデンサ102の
電圧指令V1*より90度進んだ正弦波電流基準をコン
デンサ102の容量に応じて発生する.コンデンサ10
2の電圧指令V1*は減算器504の出力から得られる
ことは後述する.電圧制御回路403は,コンデンサ1
02の電圧指令V1*と電圧センサ300で検出したコ
ンデンサ102の電圧の偏差を減算器503にて演算し
た信号を入力とし,この偏差を少なくするためにインバ
ータ本体100が出力すべき補正電流信号を出力する.
【0024】インバータ本体100の出力電流指令値I
A1* は,コンデンサ電流基準発生回路404,電圧
制御回路403の出力と,電流検出回路406が出力す
る1号インバータ装置1の負荷電流分担指令値IL1*
 を加算器502にて演算し,その結果をリミッタ回路
402にて制限した信号である.従って,無負荷状態に
おいては,インバータ本体100がコンデンサ102に
流れるべき電流を供給することによって無負荷電圧を確
立する.この場合,電圧制御回路403は電流制御の誤
差やコンデンサ102の容量の設計値と実際値の誤差に
より生じるコンデンサ電流基準発生回路404の出力の
過不足分を補正する.次に,負荷4が投入されると,負
荷電流IL の1/2を分担するように電流検出回路4
06から電流マイナーループへ指令が与えられ,それぞ
れのインバータが負荷電流を1/2づつ分担することに
なる.ここでリミッタ回路402は負荷起動時における
突入電流等の過電流をインバータ本体100が供給しな
いように,電流制御回路401への指令値をインバータ
本体100の電流許容値以下に制限するものである.

0025】このように構成することによって,インバー
タはそれ自身の電流マイナーループで過電流に対し保護
され,また,負荷電流の歪や急変に対して速やかに追従
することにより,出力電圧を常に正弦波に保つことがで
きる.この方式の特徴はこのような制御がインバータの
高周波PWMのスイッチングのたびに行われるため,応
答が非常に速いことである.例えば,10kHz のス
イッチング周波数を用いると100μsec 毎に制御
が行われるので,負荷の急変などの外乱に対する過渡現
象はおよそ100μsec の10倍程度で完了し,優
れた制御性能を得ることができる.
【0026】1号インバータ装置1と2号インバータ装
置2の電圧制御系の応答と精度が全く同一の場合は,以
上の制御系構成で横流を無くすことができるが,実際に
は構成部品の精度,制御ゲイン,主回路定数などのばら
つきにより,このままでは横流の少ない安定した並列運
転が困難である.例えば,1号インバータ装置1と2号
インバータ装置2の電圧センサが,それぞれ−0.5%
,+0.5%の誤差を持っていたとすると,単独運転時
の出力電圧差ΔVが1%となり,仮にインバータ間の配
線インピーダンスが1%以下だとすると,横流が100
%以上流れることになる.
【0027】本発明は,次のようにして,インバータ間
に流れる横流に対してのみインピーダンスがあたかも存
在するように制御回路を構成することにより,横流を抑
制する.横流制限用仮想インピーダンス回路405は,
ΔI1×Z(ΔI1は横流:I1−IL1*,Zは仮想
的なインピーダンスの伝達関数)を演算し,この信号を
減算器504により出力電圧基準発生回路7の出力V*
 から減じ,これをコンデンサ102の電圧指令V1*
とする.コンデンサ102の電圧は前述の電圧制御系に
より,電圧指令V1*に瞬時に追従する.
【0028】図4は図1を簡略化したブロック図であり
,この図を用いて,横流制限用仮想インピーダンス回路
405により,インバータが横流に関してのみZの出力
インピーダンスを持ち,横流以外の電流成分には低イン
ピーダンスの電圧源として動作することを説明する.図
において,700a,700bはそれぞれ1号インバー
タ装置1,2号インバータ装置2の電圧指令値V1*及
びV2*から出力電圧までの伝達関数を示し,その他の
番号は前述の図1で既に説明済みであり,同一機能につ
いては同一番号をつけている.既に使用している記号も
あるが,次の記号を改めて定義する. VB  :出力母線電圧 V*  :出力電圧指令値 V1* :1号インバータコンデンサ電圧指令値V2*
 :2号インバータコンデンサ電圧指令値IL  :負
荷電流 I1  :1号インバータ出力電流 I2  :2号インバータ出力電流 ΔI1:1号インバータ横流 (=I1−IL/2) ΔI2:2号インバータ横流 (=I2−IL/2) G1  :1号インバータ電圧制御系伝達関数G2  
:2号インバータ電圧制御系伝達関数Z   :横流制
限用仮想インピーダンス値これらの記号を用いて,次に
,横流制限用仮想インピーダンスの効果を示す関係式を
導く.
【0029】キルヒホッフの法則より,次式が成立する
. IL=I1+I2                 
          (1)(1)式より,ΔI1,Δ
I2は次式となる.ΔI1=I1−IL/2=(I1−
I2)/2   (2)ΔI2=I2−IL/2=(I
2−I1)/2   (3)ΔI2=−ΔI1    
                (4)図4及び(4
)式より,V1*,V2*は次式となる.V1*=V*
−Z×ΔI1         (5)V2*=V*−
Z×ΔI2=V*+Z×ΔI1    (6)G1,G
2の定義より,次式が成立する.VB=V1*×G1 
               (7)VB=V2*×
G2              (8)(5)〜(8
)式より,次式が成立する.VB=V*×G1−Z×Δ
I1×G1           (9)VB=V*×
G2+Z×ΔI1×G2           (10
)(9)−(10)式より,ΔI1を求めると次式とな
る.
【数1】
【0030】(9)+(10)式を求め,2で除すと,
次式となる.
【数2】
【0031】(11)式より,横流は仮想インピーダン
ス値Zにより抑制できる.G1,G2は,電圧制御系を
前述のような瞬時電圧制御系などで構成することにより
,出力周波数においてゲインをほぼ1とすることができ
るので,(11)式は次式となる.
【数3】
【0032】単独運転の場合の個々のインバータ装置の
出力電圧差をΔVとすると,(13)式は次式となる.
【数4】 例えば,ΔVが1%の場合は,Z=50%に選ぶと,横
流はΔV/(2×Z)=1%/100%=1%となる.
【0033】次に(12)式において,右辺第2項は(
13)式を代入すると次式となる.
【数5】
【0034】ΔVは1%程度と小さいので,(ΔV)2
≒0 と考えることができる.従って,(12)式は右
辺第1項のみとなり,次式となる.
【数6】 (16)式より,並列運転時の母線電圧VB は,単独
運転時の個々のインバータ装置の出力電圧平均値になり
,仮想インピーダンス値Zの影響はない.
【0035】Zは出力周波数において横流を制限する為
の適当なインピーダンス値を持っていれば,どのような
伝達関数でもよい.例えば,この回路が比例回路であれ
ばZは抵抗として,微分回路であればZはリアクトルと
して,積分回路であればZはコンデンサとして,比例,
積分,微分の組み合わせ回路であればZは抵抗,コンデ
ンサ,リアクトルの組み合わせた回路として動作する.
また,Zは正負非対象のリミッタなどの非線形要素を含
む回路でも,出力周波数において横流を制限する為の適
当なインピーダンス値さえ持っていれば,安定に横流を
制限することができる.
【0036】図5に横流とインバータ装置が分担すべき
電流とを検出する電流検出回路406の具体例を示す.
この回路は既に公知の手段ではあるが,簡単に動作を説
明する.例えば,300Aの負荷電流IL をINV−
1,INV−2及びINV−3の3台のインバータ装置
がそれぞれI1=90A ,I2=100A ,I3=
110Aを出力している場合を考える.各インバータの
出力電流を同一の電流センサCT−1,CT−2,CT
−3により計測し,各電流センサには同一の抵抗値を持
つ負担抵抗  R11,R21,R31を接続して,そ
れぞれ9V,  10V,11Vの電圧を得る.この電
圧はインバータ装置の出力電流に対応した電圧である.
R11等に対し充分大きな同一の抵抗値を持つ抵抗R1
2,R22,R32を図のように接続すると,これらの
抵抗にはそれぞれ(9+10+11)/3=10Vの電
圧が得られる.この電圧が負荷電流IL の  1/3
,即ち各々のインバータが分担すべき電流値に対応した
電圧である.従って,インバータ装置INV−1につい
ては,X1点とX2点の間には分担すべき電流,X1点
とX3点の間には横流に相当した電圧が得られるので,
これらの信号を絶縁して制御回路へ取り込めばよい.ま
た,インバータ装置INV−1を停止しようとするとき
は,まずスイッチS12をオンし,抵抗R22とR32
の電圧を15Vにし,負荷を全て他の2台のインバータ
に移す.次にスイッチS11をオンすると同時にそのイ
ンバータ装置を停止すればよい.
【0037】以上の説
明では単純化のため,電流,電圧がベクトル量であるこ
とを無視した説明となっているが,ベクトル量であって
も同じ関係が成立する.
【0038】以上説明した図1
の制御方式は単相インバータの例であるが,各相ごとに
あるいは2相分に同様の制御回路を設けることにより3
相インバータにも適用できる.
【0039】実施例2. 次に,3相のインバータや変換器の場合に,より優れた
特性を得ることのできる,d−q軸による同期回転座標
系を用いた制御システムに本発明を適用した例を図6に
より説明する.
【0040】図6の構成は図1とほぼ同一であるが,4
つの3相/2相変換回路600〜603と一つの2相/
3相変換回路604を持っているところが大きな相異で
ある.3相正弦波信号回路408とそれを出力母線電圧
VB に同期させるPLL407は,これらの座標変換
基準となる3相正弦波信号として次の6つの信号を発生
する.
【数7】
【0041】
【数8】 (但し通常はψ=0とする.)
【0042】3相/2相変換回路の動作について説明す
る.電流センサ201,電流検出回路406,電圧セン
サ300の3相出力信号を代表してマトリクスX=co
l〔Xu,Xv,Xw〕と表し,これらに次の変換マト
リクスCを掛けると,d−q軸上の直流信号d−qベク
トルY=col〔Yd,Yq〕に変換される.
【数9】
【0043】
【数10】 但し,数式中、例えば文字Cの上に−を付したものはマ
トリクスC,文字Yの上に^を付したものはd−q軸の
ベクトル量(d−qベクトル)Yを表す。関係する図中
の符号も同様である.
【0044】このような変換を行うと,出力電圧指令V
* が次式であるとき,
【数11】
【0045】そのd−q軸上での値は次式となる.
【数
12】
【0046】またコンデンサ102の容量をCp とす
ると,それに流すべき電流指令d−qベクトルIc*は
【数13】 このようにd−q軸上では3相出力電圧基準及びコンデ
ンサ電流基準は直流の一定値となる.
【0047】d−q軸変換された信号を用いて図1で示
したのと同様に制御演算を実施する.U,V,Wの3相
系の制御は追値制御系であるため,定常時でも誤差が出
やすいのに対して,この制御系は定値制御系となるので
,本質的に誤差の少ない制御が可能となる.
【0048
】d−q軸上で行った制御演算結果は,2相/3相変換
回路604によって,(19)式の逆変換マトリクスを
乗算されることにより,再び3相系に戻され,PWM回
路に与えられる.
【数14】 実施例3. また,3相のインバータや変換器の場合には,α−β座
標上でも,図7に示すように上記実施例2と同様な制御
システムを構成することができる.
【0049】図7の構成は図6とほぼ同一であるが,3
相/2相変換回路800〜803と2相/3相変換回路
804が,U,V,Wとd−q軸の変換ではなく,U,
V,Wとα−β座標の変換であるところが大きな相異で
ある.U,V,Wとα−β座標の変換は,(17),(
18)式において,ωtを固定値(例えばωt=π/2
)とすることによって得られる変換マトリクスC,C−
1を用いて,上記実施例2と同様の演算を行えばよい.
ωtを固定値とするので,d−q軸上での制御に必要で
あった3相正弦波信号回路408とPLL407は不要
となる.
【0050】変換マトリクスC,C−1の成分
は定数となるので,α−β座標上では,3相出力電圧基
準及びコンデンサ電流基準は交流量となり,U,V,W
の3相系の制御と同様に追値制御系となる.
【0051】以上,図1,図6,図7により説明した実
施例では,電流マイナーループの指令値に,インバータ
の出力フィルタの並列コンデンサ102に流れるべき電
流値を与えることによって,制御性を向上させているが
,図1,図6,図7におけるコンデンサ電流基準発生回
路404は省略してもよい.これは電圧制御回路403
が1号インバータ装置1の出力電圧を出力電圧基準V1
*に一致するように動作し,その結果コンデンサ電流基
準の信号に替る信号を発生するので,正弦波インバータ
の制御系として支障なく動作するからである.この場合
は,電圧制御回路403の増巾率が充分大きい方が電圧
制御に偏差が少なくなる.
【0052】また,以上の説明では,制御回路の構成が
電流マイナーループを持つ瞬時電圧制御形となっている
場合について説明したが,電流マイナーループを持たな
くとも高速に出力電圧を制御できる電圧制御系であれば
,横流制限用仮想インピーダンス回路を追加することに
より,安定に交流出力変換器を並列運転することができ
る.
【0053】以上の説明では本発明をインバータの並列
運転に用いる場合について説明したが,他の変換器でも
例えば図8に示すような,高周波のインバータとサイク
ロコンバータを組合せ,直流から高周波短形波さらに低
周波正弦波に変換する高周波リンク形変換器などの瞬時
電圧制御の可能な変換器にも同じ原理を適用できる.

0054】図8に示す変換器では,トランジスタQ1か
らQ4のスイッチングによりトランスTRの2次に図9
(a)に示すような短形波を得る.次に同図(b)に示
すようにインバータのスイッチングと同期した鋸歯状波
を作り,それと図中に線X1−X2で示す出力電圧指令
信号との交点を同図(c)のように求める.この信号と
インバータの電圧RSの極性にもとづき,同図(e)の
ようにサイクロコンバータのスイッチを選択することに
より同図(d)のように信号X1−X2に対応した電圧
を図8のNP間に得ることができる.
【0055】以上の説明から明らかなように,図8の回
路は図2の(b)と同等の単相PWM電圧を得ることが
できる.さらに3相出力の場合は図8のトランスTRの
2次側の回路を3組用いた3相高周波リンク変換器を用
いるようにしてもよい.
【0056】図1,図6,図7に示した原理を実現する
には,アナログ演算増巾器等を用いたディスクリート回
路でもよいし,マイクロプロセッサやディジタルシグナ
ルプロセッサによるディジタル制御でソフトウェア処理
により実現することもできる.
【0057】また以上の説明では簡単のために同じ容量
の2台のインバータで説明したが,異なる容量のn台の
変換器の並列運転にも適用できる.この場合は図5のC
T−1,CT−2,CT−3等と抵抗  R11,R2
1,R31等を容量に応じて変え,定格電流の際にR1
1,R21,R31等の端子に同じ電圧を得るようにす
れば,全ての変換器が容量に比例して負荷を分担する.
【0058】
【発明の効果】以上のように,本発明は出力電圧の瞬時
値を制御する瞬時電圧制御回路に,変換器相互間に流れ
る電流の横流分に応じた信号を与えることにより,簡単
な回路構成で,横流を速やかに抑制する効果がある.
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である.
【図2】この発明に用いる変換器の実施例を示す回路図
である.
【図3】図1の電流検出回路のブロック図である.
【図
4】図1を簡略化したブロック図である.
【図5】図1
の電流検出回路の実施例を示す回路図である.
【図6】この発明の実施例2を示すブロック図である.
【図7】この発明の実施例3を示すブロック図である.
【図8】この発明に用いる他の変換器の実施例を示す回
路図である.
【図9】この発明に用いる他の変換器の動作説明図であ
る.
【図10】従来方式の構成を示すブロック図である.
【符号の説明】
1  1号インバータ装置 2  2号インバータ装置 3  出力母線 4  負荷 403  電圧制御回路 405  横流制限用仮想インピーダンス回路406 
 電流検出回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数台の交流出力変換器の出力を共通
    の母線に接続し,負荷電流を分担しつつ並列運転する並
    列変換器システムにおいて,上記各々の変換器は,変換
    器を構成する各相のアームが1サイクルの間に複数回の
    スイッチングを行い出力電圧の瞬時値を制御する瞬時電
    圧制御形変換器とするとともに,上記各々の変換器相互
    間に流れる電流の横流分を検出し,この検出信号により
    瞬時電圧制御回路の出力を変化させて,上記変換器相互
    間に流れる電流の横流分が抑制されるように上記変換器
    の出力電圧を制御することを特徴とする交流出力変換器
    の並列運転制御装置.
  2. 【請求項2】  複数台の三相交流出力変換器の出力を
    共通の母線に接続し,負荷電流を分担しつつ並列運転す
    る並列変換器システムにおいて,上記各々の変換器は,
    変換器を構成する各相のアームが1サイクルの間に複数
    回のスイッチングを行い出力電圧の瞬時値をd軸とq軸
    による同期回転座標系の2つの成分により制御する瞬時
    電圧制御形変換器とするとともに,上記各々の変換器相
    互間に流れる電流の横流分を検出し,この検出信号によ
    り瞬時電圧制御回路の出力を変化させて,上記変換器相
    互間に流れる電流の横流分が抑制されるように上記変換
    器の出力電圧を制御することを特徴とする交流出力変換
    器の並列運転制御装置.
  3. 【請求項3】  複数台の三相交流出力変換器の出力を
    共通の母線に接続し,負荷電流を分担しつつ並列運転す
    る並列変換器システムにおいて,上記各々の変換器は,
    変換器を構成する各相のアームが1サイクルの間に複数
    回のスイッチングを行い出力電圧の瞬時値をα軸とβ軸
    による直交座標系の2つの成分により制御する瞬時電圧
    制御形変換器とするとともに,上記各々の変換器相互間
    に流れる電流の横流分を検出し,この検出信号により瞬
    時電圧制御回路の出力を変化させて,上記変換器相互間
    に流れる電流の横流分が抑制されるように上記変換器の
    出力電圧を制御することを特徴とする交流出力変換器の
    並列運転制御装置.
  4. 【請求項4】  瞬時電圧制御回路は,変換器の出力電
    流の瞬時値を制御する電流マイナーループを持つことを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の交流出
    力変換器の並列運転制御装置.
  5. 【請求項5】  電流マイナーループの指令として,分
    担すべき負荷電流値を与えたことを特徴とする請求項4
    記載の交流出力変換器の並列運転制御装置.
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