JPH04215174A - 日本語キー入力装置 - Google Patents

日本語キー入力装置

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Publication number
JPH04215174A
JPH04215174A JP2410322A JP41032290A JPH04215174A JP H04215174 A JPH04215174 A JP H04215174A JP 2410322 A JP2410322 A JP 2410322A JP 41032290 A JP41032290 A JP 41032290A JP H04215174 A JPH04215174 A JP H04215174A
Authority
JP
Japan
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character string
kana
input
roman
correction
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Application number
JP2410322A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Okamoto
正昭 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
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Publication of JPH04215174A publication Critical patent/JPH04215174A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ、ワード
プロセッサ、電子手帳などで、日本語文を入力するため
に利用されるキーボード入力装置、あるいはCRT画面
上の仮想キーボード入力装置等の日本語キー入力装置に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば、図5に示すような、ワー
ドプロセッサ用キーボード入力装置のキー配置が知られ
ている。英文字キーと仮名文字キーを兼用するキーのキ
ートップには、図6に示すように大文字の仮名文字、ロ
ーマ文字、小文字の仮名文字、ローマ字文字が記載され
ている。仮名文字入力方式とローマ字入力方式との選択
は、ローマ字仮名文字入力選択キー11によって行われ
るようになっている。また、各々の大文字と小文字の切
り替えは、シフトキー9を操作することによって行われ
る。 【0003】このようなキーボード入力装置を用いて、
日本語文を作成する場合は、次のようにキー操作を行う
。 【0004】例えば、仮名キーを直接押して仮名文字列
を入力する方式の場合は、「し」「ん」「あ」「い」「
な」「る」「に」「っ」「ほ」「゜」「ん」「し」「゛
」「ょ」「せ」「い」のキーを、それぞれ順次押すこと
によって、「しんあいなるにっぽんじょせい」の仮名文
字列が入力される。 【0005】また、英文字キーを押してローマ字仮名変
換によって仮名文字列を入力する方式の場合は、「S」
「H」「I」「N」「N」「A」「I」「N」「A」「
R」「U」「N」「I」「P」「P」「O」「N」「J
」「O」「S」「E」「I」のキーをそれぞれ順次押す
ことによって、同じ仮名文字列の「しんあいなるにっぽ
んじょせい」が入力される。 【0006】このようにして入力された仮名文字列「し
んあいなるにっぽんじょせい」は、仮名漢字変換キーを
押すことによって、「親愛なる日本女性」と正しい日本
語文を得ることができる。 【0007】ところで、従来のこのような日本語キー入
力装置では、押すキーをひとつでも間違えると正しい日
本語文を得ることができない。即ち、例えば、仮名キー
を直接押して入力する方式の場合に、「し」「ん」「あ
」「い」「な」「る」「に」「っ」「ほ」「゜」「ん」
「し」「゛」「ょ」「せ」「い」のキーを順に押すべき
ところで、小文字「っ」を大文字「つ」と間違えて「し
んあいなるにつぽんじょせい」の仮名文字列が入力され
ると、仮名漢字変換キーにより変換された文章は、「親
愛なるにつぽん女性」と不正確な日本語文になる。  
  【0008】その他にも、小文字「ょ」を大文字「よ」
と間違えると、「しんあいなるにっぽんじよせい」の仮
名文字列になり、仮名漢字変換キーにより「親愛なる日
本自余製」となったり、「゜」が抜けて「しんあいなる
にっほんじょせい」の仮名文字列になると、仮名漢字変
換キーにより「親愛なるにっほん女性」となったり、「
゛」が抜けて「しんあいなるにっぽんしょせい」の仮名
文字列になると、仮名漢字変換キーにより「親愛なる日
本書生」となったりして、いずれも不正確な日本語文に
なってしまう。 【0009】また、英文字キーを押すローマ字入力方式
を用いる場合、「S」「H」「I」「N」「N」「A」
「I」「N」「A」「R」「U」「N」「I」「P」「
P」「O」「N」「J」「O」「S」「E」「I」のキ
ーを順に押すことによって「しんあいなるにっぽんじょ
せい」の仮名文字列を入力すべきところで、連続する「
N」「N」の内「N」が一つ抜けると「しないなるにっ
ぽんじょせい」の仮名文字列になり、仮名漢字変換キー
により「市内なる日本女性」と不正確な日本語文になる
。その他にも、連続する「P」「P」の内「P」が一つ
抜けると「しんあいなるにぽんじょせい」の仮名文字列
になり、仮名漢字変換キーにより「親愛なるに本女性」
となったり、「E」「I」の部分を「E」「E」と間違
えると「しんあいなるにっぽんじょせえ」の仮名文字列
になり、仮名漢字変換キーにより「親愛なる日本じょせ
え」と不正確な日本語文になる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】このように、一文字打
ち間違えた場合、その不正確な日本語文を正しくするた
めには、従来、カーソルを間違えた部分に移動させ、削
除キーを用いて間違えた文字を含む単語を削除し、再び
正しい仮名文字列を入力しなおして、仮名漢字変換をし
て正しい日本語文を得ている。 【0011】従って、従来の日本語キー入力装置は、一
文字打ち間違えて、仮名文字列あるいはローマ字列の文
字を入力した場合でも、正しい日本語文にするのに手間
が非常にかかるという課題がある。 【0012】本発明は、文字キーを少し押し間違えて不
正確な仮名文字列あるいはローマ字列を入力した場合、
簡単に正しい日本語文に変換できる日本語キー入力装置
を提供することを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明は、仮名キーを有
し仮名文字列を入力する仮名文字入力手段と、その入力
された仮名文字列を記憶する仮名文字列記憶手段と、入
力された仮名文字列を訂正するための指示をする文字列
訂正指示手段と、仮名文字入力手段によって、仮名文字
列が入力されると、あるいは、文字列訂正指示手段によ
って、訂正が指示されると、入力した仮名文字列に対し
て、予め決められた訂正規則に従い、それらの仮名文字
列に基づいて、その一部又は全部に付いて、置換、削除
、追加等の訂正を種々行う訂正手段と、その訂正によっ
て得られた訂正候補仮名文字列を記憶する候補記憶手段
と、訂正候補仮名文字列から特定の仮名文字列を選択す
る選択手段と、入力された仮名文字列及び選択された特
定の仮名文字列を漢字等に変換する仮名漢字変換手段と
、入力された仮名文字列、訂正候補仮名文字列及び変換
された漢字などを表示する表示手段とを備えたことを特
徴とする日本語キー入力装置である。 【0014】また本発明は、英文字キーを有しローマ字
列を入力するローマ字入力手段と、その入力されたロー
マ字列を記憶するローマ字列記憶手段と、入力されたロ
ーマ字列を訂正するための指示をする文字列訂正指示手
段と、ローマ字入力手段によって、ローマ字列が入力さ
れると、あるいは、文字列訂正指示手段によって、訂正
が指示されると、入力したローマ字列に対して、予め決
められた訂正規則に従い、それらのローマ字列に基づい
て、その一部又は全部に付いて、置換、削除、追加等の
訂正を種々行う訂正手段と、その訂正によって得られた
訂正候補ローマ字列を記憶する候補ローマ字列記憶手段
と、入力されたローマ字列及び訂正候補ローマ字列を仮
名文字列に変換するローマ字仮名変換手段と、それら仮
名文字列を記憶する仮名文字列記憶手段と、その仮名文
字列記憶手段に記憶された候補仮名文字列から特定の仮
名文字列を選択する選択手段と、入力されたローマ字列
に対応する仮名文字列又は特定された仮名文字列を漢字
などに変換する仮名漢字変換手段と、入力されたローマ
字列に対応する仮名文字列、候補仮名文字列及び漢字変
換された日本文を表示する表示手段とを備えたことを特
徴とする日本語キー入力装置である。 【0015】 【作用】本発明では、オペレータが表示手段に表示され
た入力仮名文字列を見て、誤ってキー操作をしてしまっ
たと気付いた際には、文字列訂正指示手段によって、入
力された仮名文字列を訂正するむね指示をする。そうす
ると、訂正手段は、入力した仮名文字列に対して、予め
決められた訂正規則に従い、それらの仮名文字列に基づ
いて、その一部または全部に付いて、置換、削除、追加
等の訂正を種々行う。表示手段は、その訂正によって得
られた訂正候補仮名文字列を表示する。オペレータは、
その訂正候補仮名文字列を見て、正しいと思う特定の仮
名文字列を選択手段によって選択する。仮名漢字変換手
段は、その選択された仮名文字列を漢字などに変換する
。 【0016】  また、本発明では、オペレータが表示
手段に表示された入力ローマ字列に対応する仮名文字列
又は英字を含む仮名文字列を見て、誤ってキー操作をし
てしまったと気付いた際には、文字列訂正指示手段によ
って、入力されたローマ字列を訂正するむね指示をする
。 そうすると訂正手段は、入力したローマ字列に対して、
予め決められた訂正規則に従い、それらのローマ字列に
基づいて、その一部又は全部に付いて、置換、削除、追
加等の訂正を種々行う。表示手段は、その訂正によって
得られた訂正候補ローマ字列に対応する仮名文字列を表
示する。オペレータは、その訂正候補仮名文字列を見て
、正しいと思う特定の仮名文字列を選択手段によって選
択する。仮名漢字変換手段は、その選択された仮名文字
列を漢字などに変換する。 【0017】 【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 【0018】図1は、本発明の日本語キー入力装置の一
実施例を示すブロック図である。同実施例においては、
仮名入力方式と、ローマ字入力方式を兼用するようにな
っている。 【0019】1はキーボードであり、図2に示す様な各
種キーを有し、2はそのキーボード1からの信号を利用
して日本語文作成処理するための処理回路である。先ず
、仮名入力方式関係の構成に付いて説明する。 【0020】キーボード1には、ひら仮名またはカタ仮
名を直接指定して仮名文字列を入力するための仮名文字
キー13が設けられている。処理回路2には、その仮名
文字キー13から入力された信号をコード変換するなど
の信号処理を行う仮名文字入力回路31が設けられてい
る。その仮名文字キー13と仮名文字入力回路31とに
よって、仮名文字入力手段を構成している。 【0021】仮名文字列記憶手段としての文字列記憶バ
ッファ部32は、その仮名文字入力回路31から出力さ
れた仮名文字列信号を記憶する手段である。即ち、入力
された仮名文字列そのものを記憶するためのメモリであ
る。 【0022】キーボード1には、入力された仮名文字列
を訂正するための指示をする文字列訂正指示手段と後述
する選択手段を兼用する手段の一例としての仮名文字列
訂正選択キー14が設けられ、処理回路2には、その選
択キー14からの信号を処理して、選択処理を行う選択
回路34が設けられている。 【0023】また、訂正手段としての、文字置換手段2
3、文字削除手段24、および文字追加手段25は、仮
名文字入力回路31から入力された仮名文字列を、前記
仮名文字キー13によって、仮名文字列が入力された際
、あるいは、前記仮名文字訂正選択キー14によって、
訂正が指示された際、入力した仮名文字列に対して、予
め決められた訂正規則に従い、それらの仮名文字列に基
づいて、その一部又は全部に付いて、置換、削除、追加
の訂正を種々行う手段である。その具体的な内容は、動
作の説明の際述べる。 【0024】候補記憶手段としての候補文字列記憶バッ
ファ部33は、それら文字置換手段23、文字削除手段
24、および文字追加手段25によって、各種生成され
た候補となる仮名文字列を記憶するためのメモリである
。前記選択回路34はそれら候補となる仮名文字列の中
から、あるいは更に入力された仮名文字列も加えて、い
ずれか一種類の仮名文字列を選択出来るようになってい
る。 【0025】選択仮名文字列記憶バッファ部35はその
選択された仮名文字列を記憶するメモリである。 【0026】また、キーボード1には、仮名漢字変換キ
ー16が設けられ、処理回路2の仮名漢字変換回路36
とともに、選択された仮名文字列を漢字、記号などに変
換できるようになっている。 【0027】日本語文記憶バッファ部37はその変換さ
れた漢字などの日本語文を記憶するためのメモリである
。 【0028】また、キーボード1には、確定キー17が
設けられ、処理回路2の確定回路38とともに、変換さ
れた日本語文を確定させるようになっている。 【0029】表示手段としてのCRTディスプレイ5は
、文字列記憶バッファ部32に記憶された仮名文字列、
候補文字列記憶バッファ部33に記憶された候補文字列
、漢字変換された日本語文等を表示する手段である。 【0030】次に、上記実施例の動作を説明する。 【0031】仮名文字入力手段31は、仮名文字キー1
3によって順に指定された仮名文字を仮名文字列信号に
して、文字列記憶バッファ部32に蓄積する(図3、図
4ステップS1,S2,S6)。 【0032】CRTディスプレイ5には、それら入力さ
れた仮名文字列が表示される。オペレータはそれを見て
、正しいかどうか判断する。誤っているときは、仮名文
字列訂正選択キー14を押す。 【0033】文字置換手段23、文字削除手段24、文
字追加手段25は、仮名文字キー13により仮名文字列
が入力された場合、あるいは仮名文字列訂正選択キー1
4が押されると、文字列記憶バッファ部32に蓄積され
た仮名文字列に対して、表1〜表7に示すような、予め
決められた規則に従って、それぞれ該当仮名文字の置換
、削除、追加を施して、いろいろな新しい仮名文字列を
生成する。候補文字列記憶バッファ部33に蓄積する(
図4ステップS7)。 【0034】 【表1】 【0035】 【表2】 【0036】 【表3】     【0037】 【表4】 【0038】 【表5】 【0039】 【表6】 【0040】 【表7】 【0041】表1から表7の左列a.は、置換、削除、
追加の変更種別を意味するケース番号を示す。中央列b
.は、変更対象となる変更前の文字列記憶バッファ部3
2内の仮名文字列を示す。表中の()内は、仮名文字列
の特徴を表す。右列c.は、置換、削除、追加等を行っ
た変更後の候補文字列記憶バッファ部33内の候補とな
る仮名文字を表す。表中の()内は仮名文字の特徴を示
す。表中の『、』は、中央列b.の仮名文字と、右列c
.の仮名文字の対応をしめすための区切りである。 『[』、『]』は、一つの入力仮名文字に対して二つ以
上の候補仮名文字が対応することを表す。それら変更は
、経験的にオペレータがキーを打つ際、間違い易いもの
を中央列b.にとりあげ、また正しいと推測されるもの
を右列c.に示している。 【0042】当然、文字列記憶バッファ部32に蓄積さ
れている仮名文字列によっては、候補文字列記憶バッフ
ァ部33に生成記憶される仮名文字列が無かったり、複
数の仮名文字列が生成記憶されたりする。 【0043】例えば「ら」「い」「ね」「ん」「に」の
仮名文字列から生成される候補仮名文字列は存在しない
。 【0044】他方、「き」「よ」「う」「わ」「あ」「
つ」「は」「れ」の仮名文字列にたいしては、「よ」を
「ょ」に置換したところの「き」「ょ」「う」「わ」「
あ」「つ」「は」「れ」と、「わ」を「は」に置換した
ところの「き」「よ」「う」「は」「あ」「つ」「は」
「れ」と、「つ」を「っ」に置換したところの「き」「
よ」「う」「わ」「あ」「っ」「は」「れ」」と、「は
」を「ぱ」に置換したところの「き」「よ」「う」「わ
」「あ」「つ」「ぱ」「れ」のように、4種類の候補仮
名文字列およびそれらの変更を組み合わせた多数の候補
仮名文字列が候補文字列記憶バッファ部33に生成記憶
される。  【0045】CRTディスプレイ5には、それら生成さ
れた候補仮名文字列が表示される。 【0046】オペレータは、それら候補となる仮名文字
列のなかから本来打ちたかった正しい仮名文字列を、仮
名文字列訂正選択キー14と選択回路34によって選択
する(図4ステップS8)。 【0047】選択仮名文字列記憶バッファ部35はその
選択された「きょうはあっぱれ」の仮名文字列を記憶す
る。 【0048】オペレータは仮名漢字変換キー16を操作
して、仮名漢字変換回路36によって、その選択仮名文
字列を漢字などに変換する(図4ステップS9)。日本
語文記憶バッファ部37はその内容「今日は天晴」を記
憶する。なお、漢字変換後、それを見て、再度選択をや
り直すことも可能である(図4ステップS10)。 【
0049】CRTディスプレイ5はその日本語文を表示
する。オペレータはそれを見て、確定キー17を操作し
て、確定回路38によって最終確定する(図4ステップ
S11)。 【0050】主メモリー4はこの最終確定日本語文を順
次記憶する。 【0051】このように、キー操作中、良く誤り易い、
少しのミスがあった場合、すぐに、本来の正しいと思わ
れる候補を表示することが出来るので、その中から簡単
に正しい仮名文字列を選択でき、訂正がきわめて容易に
なる。 【0052】次に、ローマ字入力方式による場合の本発
明の一実施例に付いて説明する。仮名入力方式とローマ
字入力方式との使い分けは、キーボード1のローマ字仮
名文字入力選択キー11を操作することによって切り替
えることが出来るようになっている。 【0053】キーボード1には、英文字キー12が設け
られている。図2に示すように、仮名文字キー13と兼
ねており、仮名シフトロックキー15によって切り替え
可能になっている。ローマ字入力回路21は、その英文
字キー12からの信号を入力しローマ字列を生成する回
路である。英文字キー12とローマ字入力回路21とで
ローマ字入力手段を構成する。 【0054】ローマ字列記憶手段としてのローマ字列記
憶バッファ部22は、そのローマ字列を記憶するRAM
などのメモリである。 【0055】前記文字置換手段23、文字削除手段24
、文字追加手段25の訂正手段は、本実施例では、ロー
マ字列が入力されると、あるいは、前記仮名文字訂正選
択キー14によって、訂正が指示されると、入力したロ
ーマ字列に対して、後述するような予め決められた訂正
規則に従い、それらのローマ字列に基づいて、その一部
又は全部に付いて、置換、削除、追加等の訂正を種々行
うこともできる様になっている。 【0056】候補ローマ字列記憶手段としての候補ロー
マ字列記憶バッファ部26は、それらの訂正によって得
られた種々のローマ字列を記憶する手段である。 【0057】ローマ字仮名変換手段27は、入力された
ローマ字列と候補となったローマ字列をそれぞれ仮名文
字に変換する手段である。入力されたローマ字列の変換
仮名文字列は、前記文字列記憶バッファ部32に記憶さ
れ、また、候補ローマ字列の変換仮名文字列は、候補文
字列記憶バッファ部33へ記憶されるようになっている
。これらの仮名文字列は、仮名文字入力方式のところで
説明したように、CRTディスプレイ5に表示されるよ
うになっている。 【0058】次に、このローマ字入力方式の実施例の動
作を説明する。 【0059】ローマ字入力手段21は、英文字キー12
によって順に指定された英字をローマ字列にして、ロー
マ字列記憶バッファ部22に蓄積する(図3ステップS
1,S2,S3)。 【0060】文字置換手段23、文字削除手段24、文
字追加手段25はローマ字列記憶バッファ部22に蓄積
されたローマ字列に対して、表8〜表18の規則に従っ
て、それぞれ該当ローマ字の置換、削除、追加等の変更
を施して新しいローマ字列を生成し、候補ローマ字列記
憶バッファ部26に蓄積する(図3ステップS4)。 【0061】 【表8】 【0062】 【表9】 【0063】 【表10】 【0064】 【表11】 【0065】 【表12】 【0066】 【表13】 【0067】 【表14】 【0068】 【表15】 【0069】 【表16】 【0070】 【表17】 【0071】 【表18】 【0072】表8〜表18の左列d.は、置換、削除、
追加の変更種別を意味するケース番号を示す。中央列e
.は、変更対象となる変更前のローマ字列記憶バッファ
部22内ローマ字列を表す。表中の()内はローマ字列
の特徴を表し、{}内はローマ字列の読みを表す。右列
f.は、変更後の候補ローマ字列記憶バッファ部26内
ローマ字列を表す。表中の()、{}内は中央列e.と
同様である。表中の「、」は、中央列e.のローマ字と
、右列f.のローマ字の対応を示すための区切りである
。「[」、「]」は、一つの入力ローマ字列に対して二
つ以上の候補ローマ字列が対応することを表す。 【0073】ローマ字列記憶バッファ部22に蓄積され
ているローマ字列によっては、候補ローマ字列記憶バッ
ファ部26に生成記憶されるローマ字列が無かったり、
複数のローマ字列が生成記憶されたりする。 【0074】例えば「a」「i」「s」「a」「i」の
入力ローマ字列から生成される候補ローマ字列記憶バッ
ファ部26のローマ字列は存在しない。 【0075】他方「s」「h」「i」「n」「s」「e
」「e」「t」「o」「u」「r」「i」「o」の入力
ローマ字列に対しては、二つ目の「e」を「i」に置換
した「s」「h」「i」「n」「s」「e」「i」「t
」「o」「u」「r」「i」「o」と、二つ目の「e」
を「−」に置換した「s」「h」「i」「n」「s」「
e」「−」「t」「o」「u」「r」「i」「o」と、
二つ目の「e」を削除した「s」「h」「i」「n」「
s」「e」「t」「o」「u」「r」「i」「o」と、
「u」を「o」に置換したところの「s」「h」「i」
「n」「s」「e」「e」「t」「o」「o」「r」「
i」「o」と、「u」を「−」に置換したところの「s
」「h」「i」「n」「s」「e」「e」「t」「o」
「−」「r」「i」「o」と、「u」を削除した「s」
「h」「i」「n」「s」「e」「e」「t」「o」「
r」「i」「o」と、二つ目の「o」の前に「w」に追
加した「s」「h」「i」「n」「s」「e」「e」「
t」「o」「u」「r」「i」「w」「o」と、7種類
のローマ字列およびそれらの変更を組み合わせた多くの
ローマ字列が候補ローマ字列記憶バッファ部26に生成
記憶される。 【0076】これらの訂正変更はオペレータの操作につ
いて経験的に得られたものである。 【0077】ローマ字仮名変換手段27は、ローマ字仮
名文字入力選択キー11の指示に基づき、ローマ字列記
憶バッファ部22のローマ字列を仮名文字列に変換して
文字列記憶バッファ部32に蓄積し、また、候補ローマ
字列記憶バッファ部26の候補ローマ字列を候補仮名文
字列に変換して候補文字列記憶バッファ部33に蓄積す
る(図3ステップS5)。 【0078】上記例の場合には、文字列記憶バッファ部
32には「しんせえとうりお」の仮名文字列が蓄積され
、候補文字列記憶バッファ部33には候補ローマ字列記
憶バッファ部26に蓄積された候補ローマ字列の順に、
「しんせいとうりお」、「しんせーとうりお」、「しん
せとうりお」、「しんせえとおりお」、「しんせえとー
りお」、「しんせえとりお」、「しんせえとうりを」等
の候補仮名文字列が蓄積される。CRTディスプレイ5
は、それら入力ローマ字列に対応する仮名文字列及び候
補となる仮名文字列を表示する。 【0079】このようにして候補となる仮名文字列がC
RTディスプレイ5に表示された後は、仮名文字入力方
式の場合と同じである。即ち、仮名文字列訂正選択キー
14によって、正しい仮名文字列を選択し(図4ステッ
プS8)、仮名漢字変換キー16によって漢字に変換し
(図4ステップS9)、確定キー17によって最終確定
する(図4ステップS10)。 【0080】例えば、上記例の場合、入力仮名文字列は
「しんせえとうりお」であったが、仮名文字列訂正選択
キー14の指示により適宜候補文字列記憶バッファ部3
3の中から適切な「しんせいとおりを」が訂正選択され
る。 【0081】そして、上記例の場合には、選択文字列記
憶バッファ部35の仮名文字列は、「申請通りを」とい
う日本語文に変換される。 【0082】なお、本発明の文字キーは、上記実施例の
ようなキーボードに限らず、CRT画面上の仮想キーボ
ードの文字キーであってもよく、マウスやタッチパネル
方式など、要するに広義の文字が入力できるものであれ
ばよい。 【0083】また、本発明の仮名文字列訂正選択手段は
仮名文字列訂正選択キーにより動作するが、これに限ら
れないことはいうまでもない。 【0084】また、本発明で生成される入力文字列と候
補文字列は、表1〜表18の規則以外に入力ミスをしや
すい文字列であれば、候補文字列として生成するように
しても良いのは言うまでもない。 【0085】また、仮名文字列訂正選択キー14は、訂
正指示機能と、選択機能を兼用しているが、それぞれ別
のキーを設けてももちろん良い。 【0086】また、本発明に文字列として、ローマ字あ
るいは仮名文字以外に数字、特殊記号、あるいは外字な
どが含まれていても良いのは言うまでもない。 【0087】また、本発明は、入力が間違っていてもオ
ペレータが目的としていた日本語文を取消作業や再入力
作業無しに生成できるものであれば、上記実施例に限ら
れないことは言うまでもない。 【0088】また、処理回路2の各手段は、上記実施例
ではコンピュータを利用してソフトウェア的に実現した
が、専用のハード回路を用いて実現してもよい。 【0089】なお、入力した仮名文字列と類似の候補文
字列を生成する代わりに、仮名漢字変換回路の仮名漢字
変換辞書内に、漢字に対して正しい読みとなる仮名文字
を登録するだけでなく、キー入力を間違えやすい類似の
読みと考えられる仮名文字も登録しておく方法により、
仮名漢字変換手段によって、入力を間違えた仮名文字列
でも、オペレータが目的とする日本語文が作成できるよ
うにしても良いのは言うまでもない。 【0090】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の日本語キ
ー入力装置は、ローマ字入力手段によって入力されたロ
ーマ字列あるいは仮名文字入力手段によって入力された
仮名文字列について、訂正手段によって候補となる仮名
文字列を自動的に生成し、適切な仮名文字列を選択でき
るので、入力した文字列が間違っていてもオペレータが
目的としていた日本語文を、面倒な取消作業や再入力作
業を行うことなく生成することができ、訂正作業に手間
がかからないという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる日本語キー入力装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】その実施例におけるキーボードのキー配列平面
図である。
【図3】その実施例の動作を示すフローチャートの一部
である。
【図4】同じくその実施例の動作を示すフローチャート
の一部である。
【図5】従来のキーボードのキー配列平面図である。
【図6】従来のキーボードの英文字キー・仮名文字キー
兼用の文字キーのトップの文字種配置を示す平面図であ
る。
【符号の説明】 1  キーボード 2  処理回路 4  主メモリー 5  CRTディスプレイ 11  ローマ字仮名文字入力選択キー12  英文字
キー 13  仮名文字キー 14  仮名文字列訂正選択キー 16  仮名漢字変換キー 17  確定キー 21  ローマ字入力回路 22  ローマ字列記憶バッファ部 23  文字置換手段 24  文字削除手段 25  文字追加手段 26  候補ローマ字列記憶バッファ部27  ローマ
字仮名変換手段 31  仮名文字入力回路 32  文字列記憶バッファ部 33  候補文字列記憶バッファ部 34  選択回路 35  選択仮名文字列記憶バッファ部36  仮名漢
字変換回路 37  日本語文記憶バッファ部 38  確定回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  仮名キーを有し仮名文字列を入力する
    仮名文字入力手段と、その入力された仮名文字列を記憶
    する仮名文字列記憶手段と、入力された仮名文字列を訂
    正するための指示をする文字列訂正指示手段と、前記仮
    名文字入力手段によって、仮名文字列が入力されると、
    あるいは、前記文字列訂正指示手段によって、訂正が指
    示されると、入力した仮名文字列に対して、予め決めら
    れた訂正規則に従い、それらの仮名文字列に基づいて、
    その一部または全部に付いて、置換、削除、追加等の訂
    正を種々行う訂正手段と、その訂正によって得られた訂
    正候補仮名文字列を記憶する候補記憶手段と、前記訂正
    候補仮名文字列から特定の仮名文字列を選択する選択手
    段と、前記入力された仮名文字列及び前記選択された特
    定の仮名文字列を漢字等に変換する仮名漢字変換手段と
    、前記入力された仮名文字列、訂正候補仮名文字列及び
    変換された日本語文を表示する表示手段とを備えたこと
    を特徴とする日本語キー入力装置。
  2. 【請求項2】  英文字キーを有し、ローマ字列を入力
    するローマ字入力手段と、その入力されたローマ字列を
    記憶するローマ字列記憶手段と、入力されたローマ字列
    を訂正するための指示をする文字列訂正指示手段と、前
    記ローマ字入力手段によって、ローマ字列が入力される
    と、あるいは、前記文字列訂正指示手段によって、訂正
    が指示されると、入力したローマ字列に対して、予め決
    められた訂正規則に従い、それらのローマ字列に基づい
    て、その一部又は全部に付いて、置換、削除、追加等の
    訂正を種々行う訂正手段と、その訂正によって得られた
    訂正候補ローマ字列を記憶する候補ローマ字列記憶手段
    と、前記入力されたローマ字列及び前記訂正候補ローマ
    字列を仮名文字列に変換するローマ字仮名変換手段と、
    それら仮名文字列を記憶する仮名文字列記憶手段と、そ
    の仮名文字列記憶手段に記憶された候補仮名文字列から
    特定の仮名文字列を選択する選択手段と、入力されたロ
    ーマ字列に対応する仮名文字列又は特定された仮名文字
    列を漢字などに変換する仮名漢字変換手段と、入力され
    たローマ字列に対応する仮名文字列、候補仮名文字列及
    び漢字変換された日本文を表示する表示手段とを備えた
    ことを特徴とする日本語キー入力装置。
JP2410322A 1990-12-12 1990-12-12 日本語キー入力装置 Pending JPH04215174A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012072854A1 (en) * 2010-12-01 2012-06-07 Nokia Corporation Error monitoring

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