JPH06223220A - 手書き文字入力装置 - Google Patents

手書き文字入力装置

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JPH06223220A
JPH06223220A JP5010523A JP1052393A JPH06223220A JP H06223220 A JPH06223220 A JP H06223220A JP 5010523 A JP5010523 A JP 5010523A JP 1052393 A JP1052393 A JP 1052393A JP H06223220 A JPH06223220 A JP H06223220A
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user
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recognition
input
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JP5010523A
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Inventor
Akira Nakajima
晃 中島
Jun Ito
純 伊藤
Hiroyuki Kumai
裕之 隈井
Yasumasa Matsuda
泰昌 松田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】手書き文字認識処理の認識結果を文字変換する
手書き文字入力装置において、ユーザ固有の筆記パタン
を認識辞書、変換辞書に登録して、認識の精度を高め、
操作性を向上させること。 【構成】座標入力手段101より入力した筆記データ
を、文字認識手段104により文字コードに変換し、文
字変換手段105によってかな漢字変換する。結果は記
憶手段103に格納する。表示手段102に表示された
認識結果をユーザが修正すると、筆記データと修正され
た認識結果をペアでユーザ辞書1:106に格納する。
次にユーザが、上記ユーザ辞書に格納された文字を入力
すると、ユーザ辞書1:106、ユーザ辞書2:107
を参照して索引し、表示手段102に出力する。これら
の制御は全て制御手段108によって実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手書き文字認識処理の
認識結果を文字変換する手書き文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】手書き入力装置は、タブレットから入力
された筆記データを文字コードに変換する手書き文字認
識手段を備える。現在の手書き文字認識技術によれば、
ひらがな、カタカナ、英数文字、「$」や「¥」当の記
号、および漢字を手書きにより入力でき、ユーザは所望
の日本語文字を入力することが可能である。ところが、
ユーザが漢字を入力する際、目的の漢字綴りを思い出せ
ず、直接入力できない場合がある。また、漢字は一般に
画数が多く、手書きにより筆記する場合、多くの入力時
間を要する。
【0003】これらの問題を解決するために、手書き文
字認識の後段にかな漢字変換を適用する技術がある。こ
れにより、ユーザは、綴りの思い出せない漢字や画数の
多い漢字をかなにより手書き入力し、かな漢字変換する
ことにより、目的の漢字を入力することができる。
【0004】手書き文字認識の後段にかな漢字変換を用
いた従来の文字入力装置においては、ユーザは以下のよ
うな手段で文字入力操作を行っていた。
【0005】(step1)ユーザが筆記データを入力
すると、手書き文字認識処理が行われ、認識結果が画面
に表示される。もし、誤り認識があれば、修正する。
【0006】(step2)変換指示を行う。
【0007】(step3)漢字に変換された文字列を
得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】(step1)で述べ
たように、文字認識処理が行われた結果をユーザが見
て、誤りがあればその都度修正を行ってから、(ste
p2)に移る必要があった。ユーザが書いた文字が(s
tep1)で一旦誤認識されると、次に行ったときも同
じような認識誤りが発生しやすい。これは、ユーザの筆
跡が比較的安定していることを意味している。
【0009】本発明では、ユーザが認識結果を一旦修正
すると、次回同じ文字を入力したときは、一発で正しい
認識を行い、認識結果の修正が不要になるような手段を
与えることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、誤り認識さ
れた結果をユーザが修正したり、ユーザからの指示があ
ったりしたときに、ユーザが書いた筆跡と文字コードの
組合せ、筆跡と文字コードと変換結果の組合せなどを、
ユーザ固有の辞書に登録し、次にユーザが書いた筆跡の
認識、変換辞書として用いることによって、実現する。
【0011】
【作用】ユーザが認識結果を修正すると、ユーザが書い
た筆跡と修正した文字コードのペアーがユーザ辞書に登
録される。上記修正した認識結果を含む文字列を用いて
変換した結果についても、ユーザ辞書に登録される。
【0012】次にユーザが同じ文字を入力すると、登録
された辞書を参照し、高い認識率で認識結果が出力され
る。また、登録されている、文字列と同一の文字列をユ
ーザがペンなどで書くと、認識と変換を同時に実行し、
最終結果を直ちに出力する。
【0013】以上のように、本発明によれば、複数のユ
ーザによる手書き文字認識の認識率を相対的に高め、か
つユーザの操作ステップを減らすことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の文字入力装置の一実施例を図
面を用いて説明する。
【0015】本発明の基本ブロック図を図1に示す。座
標入力手段101は、手書き文字の筆記データをオンラ
インで入力するタブレット、又は文書のオフライン入力
を行うスキャナーでも良い。入力した筆記データは、文
字認識手段104により文字コードに変換され、記憶手
段103に記憶され、表示手段102に表示される。ユ
ーザは、表示手段102に表示された認識結果を見て、
自分の意図した結果と異なる場合は、修正して意図する
文字にする。この時、上記入力した筆記データと、修正
された文字はペアでユーザ辞書1:106に格納され
る。変換された文字列又は、変換され、修正された文字
列は、文字変換手段105により漢字に変換できるかな
部分が漢字に変換される。文字変換手段105の認識結
果は記憶手段103に記憶され、表示手段102に表示
される。この時、文字変換手段105による変換された
文字列の中に、先に筆記データが認識された文字を修正
した文字が含まれている場合は、筆記データ列と、修正
された文字列および変換された文字列が組でユーザ辞書
2:107に格納される。
【0016】次に、ユーザが上記筆記データと同じ内容
文字を再び入力したとすると、同様に文字認識手段10
4により文字コードに変換されるが、その際、文字認識
手段104内にある認識辞書の索引をするのと同時に、
ユーザ辞書1:106を索引する。上記筆記データと同
じ内容であるので、ユーザ辞書1:106にその筆記デ
ータとその認識結果が存在する。従ってその辞書にマッ
チングし、該認識結果が表示手段102に表示される。
更に、ユーザが入力した筆記データ列が前記筆記データ
列と同じ内容である場合には、文字変換手段105内に
ある変換辞書の索引をするのと同時に、ユーザ辞書2:
107を索引する。上記筆記データ列と同じ内容である
ので、ユーザ辞書2:107にその筆記データと、認識
結果および変換結果が存在する。従って、筆記データ列
を書き終わった直後に、認識データ列の表示を行わず直
接変換文字列の表示が表示手段102になされる。
【0017】108は上記手段を制御する制御手段であ
る。
【0018】本発明の外観図を図2に示す。本発明の装
置は、大きく分けて、文字入力処理を行う本体201
と、座標指示を行うスタイラス202から構成される。
ユーザはスタイラス202を持ち、本体201の表示一
体型タブレット209に対し、手書きで文字や図形の入
力を行う。入力した文字をかな漢字変換する場合には、
スタイラス202に備わる変換機ー203を押すことで
本体201に変換を指示することができる。指の移動だ
けで変換指示を行うことができ、タブレット上をスタイ
ラスが大きく移動しなくてすみ、入力時間を短縮でき
る。本発明では、画面上のソフトキーとしても変換指示
キーを提供しており、ユーザによって。また場合によっ
てどちらでも使用できる。本体201等は、装置の電源
スイッチ204、フロッピーディスク・ICカードのよ
うな外部記憶装置208を備えてある。この他に処理の
実行を指示する実行キー205、処理の取消を指示する
取消キー206、カーソル移動や画面スクロールに使用
する方向キー207を備えてある。実行キー205、取
消キー206、方向キー207は、表示画面上にソフト
キーとして配置するよりも、初心者ユーザに取って直感
的であり、常に使用することができるという点で、ユー
ザの操作性を向上させることができる。
【0019】本発明の入力画面の表示例を図3〜図9に
示す。ユーザは、図3の入力領域303に表示する入力
枠304に手書き文字を入力する。入力領域303に
は、場面に従って入力枠304や後述する認識候補表示
枠・変換候補表示枠を表示する。入力された筆記データ
は記憶手段103に記憶され、入力と並行して文字認識
手段104により文字認識処理が実行され、次々に認識
結果表示領域301に表示される。図3を見れば分かる
ように、「どうじに」と入力したつもりが、「どらじ
に」に認識されてしまっている。図4は、この時「どら
じに」に認識されたものの、「ら」の部分をユーザが修
正する様子を示したものである。ユーザは、スタイラス
を用いて認識結果表示領域301の「どらじに」の
「ら」の部分を指示すると、枠404には、指示された
部分の認識結果の候補が表示される。ユーザは、この候
補のうちの意図するものをやはりスタイラスを用いて指
示し、選択する。
【0020】図5には、上記操作により、筆記データの
認識結果を修正したとき、筆記データと認識結果がペア
で格納される様子を示したもので、501は、筆記デー
タの文字、502はその認識結果の文字コード、503
は認識結果の文字パターンを示している。
【0021】図6は、上述のように筆記データを入力
し、修正したものを更に、かな漢字混じり文に変換する
様子を示したものである。認識結果表示領域601に表
示された認識結果を、変換ボタン606又はスタイラス
の変換キー203を押すと、変換結果表示領域602に
かな漢字変換結果を表示する。図6の例では、筆記デー
タを修正した文字が、かな漢字変換の対象に含まれてい
るから、図7に示すように、筆記データ列、認識結果文
字列、かな漢字変換結果文字列をペアにして、ユーザ辞
書107に蓄える。図7において、701は、筆記デー
タの文字列、702はその認識結果の文字列のコード、
704は、かな漢字変換文字列の変換結果の文字列のコ
ードである。703は認識結果の文字パターン列、70
5は変換結果の文字パターン列である。
【0022】この様にしておけば、図8に示すようにユ
ーザが次に筆記データで「う」を入力したとき、ユーザ
辞書106を参照して直ちに「う」という認識結果を認
識結果表示領域801に表示する。この場合は、スタイ
ラスで「う」の部分を指示しても、図3で示したような
認識結果の候補表示はなされずに、「う」の認識結果が
出るのみである。
【0023】また、図9はユーザが筆記データで「どう
じに」という入力を下場合の例を示している。この場合
は「どうじ」の部分を入力するまでは、図3と同じよう
に、筆記データが次々に認識されて認識結果表示結果領
域901に表示されるが、「に」を入力した途端、ユー
ザ辞書107の見出しと一致するので、「同時に」とい
う、変換結果を直接変換結果表示領域902に表示す
る。
【0024】図3〜図9に示した例では、筆記データが
ひらがなのみの文字列を示したが、該筆記データはひら
がなのみならず、カタカナ、英数字、記号、および漢字
の、日本語に表れるすべての文字を含むことが可能であ
る。上記示したかな漢字変換は、ひらがなの部分を漢字
になおす操作であり、それ以外の文字については、変換
せず、そのままにしておく。
【0025】また、筆記データと認識結果の文字コード
とは一対一として説明したが、例えば、第10図に示す
ように、(郵)という3文字の筆記データをまとめて一
つの文字コードに割り当てることも可能である。この場
合は、通常の単語登録のように、読みを付けることが必
要である。例えば(郵)に「ゆう」という読みを付けて
おけば、ユーザが「ゆう」と入力したとき、(郵)とい
う、インクデータを出力することが出来る。この様にし
ておけば、ユーザが自分でデザインした文字を自分の好
きな読みで呼び出すことが出来る。
【0026】次に、図11を用いて制御手段107の処
理フローについて述べる。まず、電源が投入されると、
ステップ1101において初期化処理(後述)を行う。
初期化処理は、筆記データの書き込み位置を1文字目か
らとし、既に入力された入力文字数を0文字とし、入力
された文字のうち確定された文字数を0文字目とし、画
面下に表示されている情報の表示モードを入力枠とす
る。
【0027】次にステップ1102においてタブレット
に入力があったかどうかを検知し、なければ1103に
おいて認識処理(後述)を行ない、ステップ1111に
おいて、認識結果を入力枠から認識結果表示領域に表示
する結果表示処理(後述)を行う。ステップ1102に
おいてタブレット入力があった場合、入力のあった座標
を検知し、入力が入力領域であるか(ステップ110
5)、認識結果表示領域であるか(ステップ110
6)、変換結果表示領域であるか(ステップ1107)
を判定する。
【0028】入力領域であった場合には、表示モードが
入力枠であるか(ステップ1108)、認識候補表示枠
であるか(ステップ1109)を判定する。表示モード
が入力枠であれば、指示座標が変換ボタンであるかを判
定し(ステップ1110)、変換ボタンであればステッ
プ1104の変換処理(後述)を行い、ステップ111
1において、変換結果を変換結果表示領域に表示する、
ステップ1111の結果表示処理を行い、そうでなけれ
ば入力枠への筆記データであるので、ステップ1112
において筆記データの格納・表示を行うインキング処理
(後述)を行う。ステップ1109において入力領域の
表示モードが認識候補表示枠であった場合には、ステッ
プ1113において、認識候補の入替えを行う認識候補
入替え処理(後述)を行い、ステップ1117において
筆記、認識データペア登録処理を行う。この登録処理
は、図5において、筆記データと入れ替えられた認識結
果文字のコードの組を登録する処理である。ステップ1
109の表示モードが認識候補候補表示枠でない場合
は、変換候補表示枠であるので、ステップ1114にお
いて、変換結果の入替えを行う変換候補入替え処理(後
述)を行い、ステップ1118において、筆記・認識・
変換データペア登録処理を行う。この登録処理は、図7
において、筆記データと入れ替えられた認識結果文字を
含む文字列の文字コード列の組を登録する処理である。
【0029】ステップ1105において、入力が認識結
果表示領域であった場合には、ステップ1115におい
て、認識候補の修正などを行う認識結果修正処理(後
述)を行う。また、入力が変換結果表示領域であった場
合には、ステップ1116において、変換候補の修正な
どを行う変換結果修正処理(後述)を行う。
【0030】次に、インキング処理1112について述
べる。図12はインキング処理の処理フローを示した図
である。ステップ1201において、入力を検知した座
標に対応する表示手段上のピクセル位置に表示を行う。
ステップ1202において、筆記データの入力は先ほど
までの入力と同じ入力枠であるかを判定し(ステップ1
202)、もし、先ほどまでの筆記データと同じ入力枠
であれば、ステップ1205において筆記データへ座標
点の追加を行う。もし、異なる入力枠であったならば、
次の文字の筆記データであるので、ステップ1203に
おいて入力文字数を1増加させる。ステップ1204に
おいて文字列末への文字追加か、文字列の挿入かを判定
する。つまり、すでに入力された文字数よりも書き込み
位置が後ろにあれば、文字列末への追加であることが分
かる。もし、そうでない場合には文字列の挿入であるの
で、入力データテーブルのデータの書き込み位置以降の
文字列を1文字分右に移動し、挿入文字のための記憶位
置を確保する(ステップ1206)。また、挿入の場合
には、認識結果表示領域・変換結果表示領域に表示した
文字が1文字増えることになるので、確定位置を1つ増
加させる(ステップ1207)。
【0031】次に、認識処理1103について述べる。
図13は認識処理の処理フローを示した図である。ステ
ップ1301において、入力枠に書かれた筆記データを
図5のテーブルとマッチングを行い、ステップ1304
でマッチングの判断を行う。マッチングしていれば、5
02の認識結果の文字コードを認識結果格納エリアに格
納し(1309)、マッチングしなければステップ13
02において文字認識手段104による認識処理を行
い、ステップ1303において認識処理の結果を認識結
果エリアに格納する。
【0032】次に、変換処理1104について述べる。
図14は変換処理の処理フローを示した図である。ステ
ップ1401において、変換対象の認識データを図7の
テーブルとマッチングを行いステップ1404でマッチ
ングの判断を行う、マッチングしていれば、502’の
変換結果の文字コードを変換結果格納エリアに格納し
(1409)、マッチングしなければステップ1402
において文字変換手段105による変換処理を行い、ス
テップ1403において変換処理の結果を変換結果エリ
アに格納する。
【0033】次に結果表示処理1111について述べ
る。図15は結果表示処理の処理フローを示す図であ
る。ステップ1501において、認識結果表示領域の消
去を行うかどうかを判定する。書き込み位置と確定位置
を比較し、書き込み位置が大きかった場合には、認識結
果表示領域の文字を消去する。ステップ1502におい
て変換結果を文書ファイルに退避し、ステップ1503
において確定位置以前の文字列を入力データエリアから
消去すると共に、ステップ1504において確定位置以
前の文字列を表示手段の認識結果表示領域から消去す
る。認識結果表示領域を消去した際、その行の認識結果
領域がすべて消去された場合には、空いた部分を上につ
めて表示手段を有効に活用する処理を行う(ステップ1
505)。ステップ1506において、入力枠に筆記さ
れたデータの認識結果または変換結果を認識結果表示領
域または変換結果表示領域に表示する。ステップ150
7において入力枠内の筆記データを消去し、1508に
おいて書き込み位置を文字列末に設定し、ステップ15
09において確定位置を入力文字数に設定することによ
り、この時点で変換指示が行われた事を記憶する。ステ
ップ1510においてカーソルを文字列末に移動する。
【0034】次に、認識結果修正処理1115について
述べる。図16は、認識結果修正処理の処理フローを示
す図である。ステップ1601において指示点が文字間
であるかどうかを判定する。もし文字間であれば文字の
挿入であるので、ステップ1602において書き込み位
置1606を指示された位置に変更する。ステップ16
01において支持された位置が文字上であった場合に
は、支持された文字の認識候補の修正であるので、入力
枠に認識結果表示領域を表示し、記憶手段の入力データ
エリアを参照し、支持された文字の認識候補を表示す
る。ステップ1604において入力領域の表示モードを
認識結果表示モードに設定する。
【0035】次に、変換結果修正処理1116について
述べる。図17は、変換結果修正処理の処理フローを示
す図である。ステップ1701において指示点が文字間
であるかどうかを判定する。もし文字間であれば文字の
挿入であるので、ステップ1702において書き込み位
置を支持された位置に変更する。ステップ1701にお
いて支持された位置が文字上であった場合には、支持さ
れた文字の変換候補の修正であるので、入力枠に変換結
果表示領域を表示し、記憶手段の入力データエリアを参
照し、支持された文字の変換候補を表示する。ステップ
1704において入力領域の表示モードを変換結果表示
モードに設定する。
【0036】次に、認識候補入替え処理1113につい
て述べる。図18は、認識候補入替え処理の処理フロー
を示す図である。ステップ1801において、指示され
た認識候補を認識結果エリアの最上位の候補と入れ替え
る。ステップ1802において、再配置した文字の変換
フラグを”OFF”にする。これにより、認識・変換処
理は、候補修正された文字を再度かな漢字変換する。ス
テップ1803において入力領域に入力枠を表示し、ス
テップ1804において表示モードを入力枠モードに設
定する。ステップ1805においてカーソルを文字列末
に移動する。
【0037】次に、変換候補入替え処理1114につい
て述べる。図19は、変換候補入替え処理の処理フロー
を示す図である。ステップ1901において、指示され
た変換候補を変換結果エリアの最上位の候補と入れ替え
る。ステップ1902において、入力領域に入力枠を表
示し、ステップ1903において表示モードを入力枠モ
ードに設定する。ステップ1904においてカーソルを
文字列末に移動する。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザ固有の筆記デー
タを認識辞書の中に取り込むことができるから、システ
ム固有の文字認識性能が十分でない場合でも、十分な認
識性能を得ることができる。また、その文字を含んだ変
換処理の変換精度も向上させることができる。更に、ユ
ーザが任意の筆記データに任意の読みをつけられるの
で、定型的な文字パターンの入力も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本ブロック図である。
【図2】本発明の外観図である。
【図3】入力画面の表示例1を示す図である。
【図4】入力画面の表示例2を示す図である。
【図5】ユーザ辞書1の一実施例を示す図である。
【図6】入力画面の表示例3を示す図である。
【図7】ユーザ辞書2の一実施例1を示す図である。
【図8】入力画面の表示例4を示す図である。
【図9】入力画面の表示例5を示す図である。
【図10】ユーザ辞書2の一実施例2を示す図である。
【図11】制御手段の処理フロー図である。
【図12】インキング処理の処理フロー図である。
【図13】認識処理の処理フロー図である。
【図14】変換処理の処理フロー図である。
【図15】結果表示処理の処理フロー図である。
【図16】認識結果修正処理の処理フロー図である。
【図17】変換結果修正処理の処理フロー図である。
【図18】認識候補入替え処理の処理フロー図である。
【図19】変換候補入替え処理の処理フロー図である。
【符号の説明】
101…座標入力手段、 102…表示手段、 103…記憶手段、 104…文字認識手段、 105…文字変換手段、 106…ユーザ辞書1、 107…ユーザ辞書2、 108…制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 隈井 裕之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 松田 泰昌 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座標入力を行う座標入力手段と、該座標入
    力手段から入力した筆記データを認識結果データとして
    第1の文字列に変換する文字認識手段と、第1の文字列
    を第2の文字列に文字変換する文字変換手段と、該筆記
    データ、及び第1の文字列、及び第2の文字列を記憶す
    る記憶手段と、第1の文字列、及び第2の文字列を表示
    する表示手段とを具備し、ユーザが第1の文字列のある
    部分を修正したときに、該文字列のある部分に対応する
    筆記データと、その修正結果としての文字をペアーにし
    てユーザ辞書1に蓄え、前記修正後の第1の文字列を第
    2の文字列に変換した変換結果及び、その本となる筆記
    データ列、及び該筆記データ列に対応する第1の文字列
    の3種類のデータをユーザ辞書2に蓄え、次にユーザが
    上記筆記データと同じな内容の文字を含む文字列を入力
    したとき、上記ユーザ辞書1及びユーザ辞書2を優先的
    に索引して、結果を表示手段に表示することを特徴とす
    る、手書き文字入力装置。
  2. 【請求項2】請求項1の手書き文字入力装置において、
    ユーザ辞書2に蓄えるデータのうち、筆記データにユー
    ザが固有の読みをキーボードから入力できるようにした
    ことを特徴とする手書き文字入力装置。
  3. 【請求項3】請求項2の手書き文字入力装置において、
    ユーザが入力する固有の読みをぺンなどを用いて、手書
    き文字の筆記データまたはその認識結果の文字で行える
    ようにしたことを特徴とする手書き文字入力装置。
  4. 【請求項4】請求項1の手書き文字入力装置において、
    筆記データと第2の文字列が直接に一体一の対応で、ユ
    ーザ辞書2を構成できるようにしたことを特徴とする手
    書き文字入力装置。
  5. 【請求項5】請求項1の手段を用いて登録された筆記デ
    ータ・変換結果のペアを調べ、筆記データが入力される
    と、その認識結果の表示を省略して直接変換結果を表示
    することを特徴とする手書き文字入力装置。
  6. 【請求項6】請求項1の手書き文字入力装置において、
    筆記データが入力されると、その認識結果を表示するの
    と同時に、変換結果も表示することを特徴とする手書き
    文字入力装置。
  7. 【請求項7】請求項1の手書き文字入力装置において、
    筆記データと認識結果は1文字単位、認識結果と変換結
    果は単語単位以上の単位で登録することを特徴とする手
    書き文字入力装置。
  8. 【請求項8】ユーザ固有の文字パターンをペンで入力
    後、無変換と指示すると、筆記データを文字パターンデ
    ータに変換し、文字コードを自動的に割当て、かつ、ユ
    ーザ認識辞書に該割り当てた文字コードとインクデータ
    を登録し、次に前記ユーザ固有の文字パターンをペンで
    入力すると、該割り当てたコードを認識結果とすること
    を特徴とする手書き文字入力装置。
JP5010523A 1993-01-26 1993-01-26 手書き文字入力装置 Pending JPH06223220A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002007962A (ja) * 2000-06-27 2002-01-11 Sharp Corp 手書き文字入力装置
JP2007509418A (ja) * 2003-10-24 2007-04-12 マイクロソフト コーポレーション 手書き認識をパーソナル化するシステムと方法
JP2009193387A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 文字認識装置および文字認識プログラム、並びに、文字認識装置における文字学習方法および文字認識方法
KR101421554B1 (ko) * 2008-03-27 2014-07-22 주식회사 케이티 터치 스크린의 필기 입력 장치 및 방법

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