JPH07192081A - 手書き文字入力装置 - Google Patents

手書き文字入力装置

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JPH07192081A
JPH07192081A JP34724493A JP34724493A JPH07192081A JP H07192081 A JPH07192081 A JP H07192081A JP 34724493 A JP34724493 A JP 34724493A JP 34724493 A JP34724493 A JP 34724493A JP H07192081 A JPH07192081 A JP H07192081A
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JP
Japan
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character
input
character type
input frame
buffer
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Application number
JP34724493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Miura
佳之 三浦
Yuichi Inoue
勇一 井上
Toshiya Goto
敏也 後藤
Izumi Fujita
泉 藤田
Koji Kinoshita
幸二 木下
Hirobumi Tsujimoto
博文 辻本
Yoshiteru Tanaka
吉輝 田中
Kenichi Koga
憲一 古賀
Masaki Egawa
雅樹 江川
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手書き文書を作成する際に、既に認識結果が
与えられている入力枠を修正対象入力枠と指定すると、
認識結果のいくつかの候補の中から、ある特定の文字種
に対応する文字を取得し、表示されている文字の修正を
行う。 【構成】 本発明は、座標入力装置1と表示装置3を積
層一体化した制御装置2を用い、表示装置3画面上に表
示される入力枠に手書き文字を書き込み、これを認識し
て文書を作成する手書き文字入力装置に係わるものであ
り、ある特定の文字種を修正文字として指定することに
より、認識結果格納バッファ222により格納された認
識結果の中からその修正文字種に対応する文字種と文字
コードを得、ここで得られた文字種と文字コードで入力
枠選択部208により選択された入力枠に対応する文字
データ列記憶バッファ224により記憶された文字コー
ドと文字種の修正を行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手書き入力された文字
を認識させて表示することのできる手書き文字入力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、手書き文字認識技術の発展に伴
い、透明タブレットと液晶等ディスプレイデバイスを積
層一体化した装置を用い、文字を入力して認識させ、か
な漢字変換技術を利用して文書を作成することが可能と
なってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら実用上、
文字認識精度等の観点で様々な問題があり、筆記入力さ
れた文字が必ずしも常に正確に認識される訳ではなく、
特に文字種は異なるが、形が酷似する文字、例えば
「3」と「ろ」、「5」と「ち」等の誤認識が頻繁に行
われ、その度に再入力し直し、なおかつ再入力後も上述
した誤認識が行われてしまうこともあり、非常に使い勝
手の悪いものであった。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的とするところは、手書き文書を作成
する際に、すでに認識結果が与えられている入力枠を修
正対象入力枠と指定すると、認識結果のいくつかの候補
の中から、ある特定の文字種に対応する文字を取得し、
表示されている文字の修正を行うことのできる手書き文
字入力装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、タブレットと
ディスプレイを積層一体化した装置を用い、ディスプレ
イ画面上に表示される入力枠に手書き文字を書き込み、
これを認識して文書を作成する手書き文字入力装置に係
わるものであり、すでに認識結果が与えられている入力
枠に対し、その入力枠の近傍に設けられた入力補助枠の
指示による入力枠の選択を行うことにより、認識結果の
いくつかの候補から、ある特定の文字種に対応する文字
を取得し、表示されている文字の修正を行うことを特徴
とする。
【0006】このことを実現するために手書き文字入力
装置を、指示位置に対応した座標値を入力する座標入力
手段と、表示画面上に入力枠等のイメージを表示する手
段と、座標入力手段を介しディスプレイ画面上に表示さ
れる入力枠内に順次入力される座標値の系統を解析し筆
記された文字を認識する文字認識手段と、文字認識手段
により得られた文字に対する文字コード、候補優先度、
文字種を記憶する認識結果格納手段と、入力枠近傍に表
示される入力補助枠を用いて認識文字の修正を指示する
ことにより処理対象となる入力枠を選択する入力枠選択
手段と、認識結果格納部に記憶されている認識結果から
候補優先度が最も高い文字コードと文字種を取り出しこ
れを記憶する文字データ列記憶手段と、認識結果格納手
段により格納された認識結果の中から、修正文字種に対
応する文字種と文字コードを取得する手段と、文字種と
文字コードで前記入力枠選択手段により選択された入力
枠に対応する上記文字データ列記憶手段により記憶され
た文字コードと文字種の修正を行う手段で構成したもの
である。
【0007】
【作用】上述した構成において、ある特定の文字種を修
正文字として指定することにより、認識結果格納手段に
より格納された認識結果の中からその修正文字種に対応
する文字種と文字コードを得、ここで得られた文字種と
文字コードで入力枠選択手段により選択された入力枠に
対応する文字データ列記憶手段により記憶された文字コ
ードと文字種の修正を行う。あるいは、ある特定の文字
種を認識文字種として記憶し、認識結果格納手段により
格納された認識結果の中から、入力枠選択手段により選
択された入力枠に対応する、文字データ列記憶手段によ
り記憶された文字種と異なる文字種とその文字コードを
取得し、この文字種と文字コードで上記文字データ列記
憶手段により記憶された文字コードと文字種の修正を行
う。更には、文字種個数記憶手段により最も多く記憶し
た文字種を修正文字種として記憶することにより、認識
結果格納手段により格納された認識結果の中から、修正
文字種に対応する文字種と文字コードを取得し、ここで
得られる文字種と文字コードで入力枠選択手段により選
択された入力枠に対応する文字データ列記憶手段により
記憶された文字コードと文字種の修正を行うものであ
る。
【0008】本発明によれば、既に認識結果が与えられ
ている入力枠に対し、その入力近傍の入力助枠の指示に
よる入力枠の選択を行うことにより、その入力枠に与え
られているいくつかの候補の中から特定の文字種に対応
する文字を取得し、表示することにより、文字の形が酷
似しているために誤認識された場合でも再度入力をし直
すなく正しい結果を得ることができるようになる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施例を示すブロック図で
ある。図において、1は座標入力装置、2は装置本体で
ある制御装置、3は表示装置、4は外部記憶装置であ
る。座標入力装置1は、例えばタブレットとスタイラス
ペンからなり、液晶ディスプレイ等からなる表示装置3
上に積層されて制御装置2に一体化構成される。この透
明タブレットと液晶ディスプレイとは同じ座標面を有
し、液晶ディスプレイ上の座標値を透明タブレットで直
接指定し得ると共に、液晶ディスプレイでの表示情報が
透明タブレットをオペレータが入力した座標を得ること
ができる。
【0011】制御装置2は、初期化部201、座標入力
部202、認識処理部203、認識文字種選択部20
4、修正文字種選択部205、文字種別文字データ列作
成部206、候補優先文字データ列作成部207、入力
枠選択部208、最多文字種検出部209、修正対象入
力枠検出部210、文字コード検出部211、修正文字
検出部212、文字修正部213、文字種比較部21
4、比較結果格納部215、かな漢字変換処理部21
6、文字表示部217、表示制御部218からなる処理
部と、座標データバッファ219、文字座標データバッ
ファ220、入力文字バッファ221、認識結果格納バ
ッファ222、変換結果格納バッファ223、文字デー
タ列記憶バッファ224、選択入力枠記憶バッファ22
5、文字種個数格納バッファ226、修正文字種記憶バ
ッファ227、認識文字種記憶バッファ229、かな漢
字変換辞書バッファ230、画面領域座標データバッフ
ァ231、入力補助枠座標データバッファ232、修正
文字種座標データバッフア233、認識文字種座標デー
タバッファ234、画面イメージバッファ235からな
るバッファメモリから構成される。
【0012】表示装置3は、例えば上述した液晶ディス
プレイで構成される。外部記憶装置4は、認識辞書40
1、かな漢字変換辞書402、画面領域座標データ40
3、入力補助枠座標データ404、修正文字種座標デー
タ405、認識文字種座標データ406、画面イメージ
407等システムを初期化するためのデータを格納して
おく、比較的容量の大きい磁器ディスク等で構成され
る。この外部記憶装置4は、制御装置2と一体化されて
いる場合もある。
【0013】制御装置2内部の初期化部201は、座標
データバッファ219、文字座標データバッファ22
0、入力文字バッファ221、認識結果格納バッファ2
22、変換結果格納バッファ223、文字データ列記憶
バッファ224、選択入力枠記憶バッファ225、文字
種個数格納バッファ226、修正文字種記憶バッファ2
27、認識文字種記憶バッファ228の内容をクリア
し、認識辞書バッファ229、かな漢字変換辞書バッフ
ァ230、画面領域座標データバッファ231、入力補
助枠座標データバッファ232、修正文字種座標データ
バッファ233、認識文字種座標データバッファ23
4、画面イメージバッファ235に、それぞれ外部記憶
装置4に格納されている認識辞書401、かな漢字変換
辞書402、画面領域座標データ403、入力補助枠座
標データ404、修正文字種座標データ405、認識文
字種座標データ406、画面イメージ407を読み込
み、初期画面イメージを表示装置3に表示して座標入力
部202を起動する。
【0014】このとき使用する画面領域座標データ40
3として、図5に示すように領域を2点の対角線で表し
た領域座標データと領域名が対応して格納されている。
画面領域座標データ403の領域名は図7に示すよう
に、入力枠には枠名、入力補助枠、修正文字種選択、認
識文字種選択には領域名、変換には機能名がつけられて
いる。入力補助枠座標データ404は図8に示すよう
に、補助枠を2点の対角線で表した補助枠座標データと
補助枠座標データが指示する入力枠の枠名が対応して格
納されている。
【0015】修正文字種座標データ405は図9に示す
ように、修正文字種選択ボタンを2点の対角線で表した
選択ボタン座標データと選択ボタン座標データが指示す
る修正文字種が対応して格納されている。認識文字種座
標データ406は図10に示すように認識文字種選択ボ
タンを2点の対角線で表した選択ボタン座標データと選
択ボタン座標データが指示する認識文字種が対応して格
納されている。
【0016】また、文字データ列記憶バッファ224は
入力枠数分の文字データバッファからなり、図7に示す
ように入力枠に入力された文字コードと文字種は図6に
示すように入力枠に対応した文字データバッファに格納
される。認識結果格納バッファ222は図12に示すよ
うに入力枠数分の認識情報バッファからなり、認識情報
バッファは図13に示すように認識結果として得られる
すべての文字コードの候補優先度、文字コード、文字種
を格納して構成されている。
【0017】座標入力部202は座標入力装置1を介し
て入力された座標データを座標データバッファ219に
格納し、この座標値と画面領域座標データバッファ23
1に格納されている画面上の入力枠、変換ボタン、修正
文字種選択ボタン、入力補助枠などの位置情報と比較
し、座標値が入力枠内にある場合は座標データバッファ
219の内容を文字座標データバッファ220に格納し
た後、認識処理部203を起動し、座標値が変換ボタン
内にある場合はかな漢字変換処理部216を起動する。
座標値が修正文字種選択ボタン内にある場合は修正文字
種選択部205を起動し、座標値が認識文字選択ボタン
内にある場合は認識文字種選択部204を起動する。ま
た、座標値が入力補助枠内にある場合は入力枠選択部2
08を起動する。
【0018】認識処理部203は、認識辞書バッファ2
29に格納されている認識辞書401を参照して文字座
標データバッファ220に格納されている座標値列の文
字認識を行う。文字認識辞書データ401は、例えば、
図11のように画数ごとに文字が分類されており、その
辞書パターンは書き出しの第1点目を基準とした相対値
によるストロークの代表点として与えられ、また、その
文字の文字種も与えられている。認識処理部293は文
字座標データバッファ220に格納されている座標値列
の各ストロークの代表点を求め、その画数に対応した認
識辞書401の辞書パターンとのマッチングを行い、そ
の差が最も小さいものから順に第1候補、第2候補とし
て複数の文字コードとその文字コードに対応した文字
種、候補優先度を認識結果として取得する。そして、前
記認識結果である候補優先度、文字コード、及び文字種
を認識結果格納バッファ222内の入力された入力枠に
対応する認識情報バッファに格納する。
【0019】認識文字種選択部204は座標データバッ
ファ219に格納されている座標データと認識文字種座
標データバッファ234に格納されている認識文字種座
標データ406の座標直列を比較し、上記座標データに
対応する文字種を認識文字種として認識文字種記憶バッ
ファ228に格納する。修正文字種選択部205は座標
データバッファ219に格納されている座標データと修
正文字種座標データバッファ233に格納されている修
正文字種座標データ405の座標直列を比較し、上記座
標データに対応する文字種を修正文字種として修正文字
種記憶バッファ227に格納する。
【0020】文字種別文字データ列作成部206は、認
識文字種記憶バッファ228に格納されている文字種と
上記認識結果格納バッファ222内の入力枠に対応する
認識情報バッファ内の文字種とでマッチング比較を行
い、マッチングした文字種とその文字種に対応する文字
コードを文字データ列記憶バッファ224内の入力され
た入力枠に対応する文字データバッファに格納し、上記
文字コードを入力文字バッファ221に格納して文字表
示部217を起動する。
【0021】候補優先文字データ列作成部207は、前
記認識結果格納バッファ222内の入力された入力枠に
対応する認識情報バッファ内の第1候補の文字コードと
文字種を文字データ列記憶バッファ224内の入力され
た入力枠に対応する文字データバッファに格納し、前記
文字コードを入力文字バッファ221に格納して文字表
示部217を起動する。
【0022】入力枠選択部208は座標データバッファ
219に格納されている座標データと入力補助枠座標デ
ータバッフファ232に格納されている入力枠座標デー
タ404を比較し、上記座標データが入力補助枠内であ
った場合にはその座標データに対応する入力枠名を選択
入力枠記憶バッファ225に格納する。このときペンの
トラッキング動作等により、座標データバッファ219
に格納されている座標データを変化させた場合は、座標
データバッファ219に新たに格納された座標データと
入力補助枠座標データ404とを比較し、上記座標デー
タが入力補助枠内であった場合には前記座標データに対
応する入力枠名を前記選択入力枠記憶バッファ225に
追加格納することにより複数の入力枠選択をすることが
でき、入力枠の選択を終了する動作、例えば、ペンを透
明タブレットから離すことによる座標入力の終了が行わ
れるまで入力枠の選択は繰り返される。
【0023】最多文字種検出部209は、文字データ列
記憶バッファ224内の選択入力枠記憶バッファ225
に格納されている入力枠に対応した文字データバッファ
内の文字種の参照を選択入力枠記憶バッファ225に格
納された全ての入力枠に対して行い、参照した文字種を
図14に示すような文字種個数格納バッファ226に格
納し、この文字種個数格納バッファ226内で最も多い
個数に対応する文字種を修正文字種として修正文字種記
憶バッファ227に格納する。
【0024】修正対象入力枠検出部210は、上記入力
枠選択部208により格納された選択入力枠記憶バッフ
ァ225から入力枠名を修正対象となる入力枠として取
り出し、修正対象となる入力枠名が格納されているか否
かを入力枠名の有無により調べる。入力枠名が存在して
いない場合は修正対象となる修正処理がすべて終了した
と判断し、再度座標入力部202を起動する。入力枠名
が存在している場合には、その選択入力枠記憶バッファ
225から取り出した入力枠名を修正対象枠として記憶
し、文字コード検出部211を起動する。
【0025】文字コード検出部211は、上記修正対象
入力枠検出部210により記憶された修正対象入力枠に
対応する入力枠に、すでに文字コードが存在しているか
否かを文字データ列記憶バッファ224内の文字データ
バッファ内の文字コードの有無により調べる。修正文字
検出部212は、前記文字コード検出部211により修
正対象入力枠に対応する入力枠に文字コードが存在して
いないと判断された場合は、再度修正対象入力枠検出部
210を起動する。修正対象入力枠に対応する入力枠に
文字コードが存在すると判断された場合は、認識結果格
納バッファ222内の前記修正対象入力枠検出部210
により記憶された修正対象入力枠に対応した認識情報格
納バッファ内の文字種と修正文字種記憶バッファ227
の修正文字種とでマッチングを行い、マッチングした場
合は認識結果格納バッファ222内の修正対象入力枠に
対応した認識情報バッファ内のマッチングした文字種と
その文字種に対応した文字コードを記憶し、文字修正部
213を起動する。マッチングしなかった場合は修正処
理を取りやめて、再度修正対象入力枠検出部210を起
動する。
【0026】文字修正部213は、上記修正文字検出部
212により記憶された文字種と文字コードを修正対象
入力枠に対応した文字データ列記憶バッファ224内の
文字データバッファに格納し、上記文字コードを入力文
字バッファ221に格納して文字表示部217を起動す
る。
【0027】文字種比較部214は、前記文字コード検
出部211により修正対象入力枠に対応する入力枠に文
字コードが存在していないと判断された場合は、再度修
正対象入力枠検出部210を起動する。修正対象入力枠
に対応する入力枠に文字コードが存在すると判断された
場合は、認識結果格納バッファ222内の前記修正対象
入力枠検出部210により記憶された修正対象入力枠に
対応する認識情報バッファ内の文字種を文字データ列記
憶バッファ224内の修正対象入力枠に対応した文字デ
ータバッファ内の認識文字種と比較し、等しくないも
の、即ち、既に入力されている文字の文字種とは異なる
文字種と、その文字種に対応する文字コードを記憶して
比較結果格納部215を起動する。このとき、上記文字
種、及び文字コードが複数存在する場合、最も候補優先
度の高い文字種、及び文字コードを記憶する。
【0028】比較結果格納部215は、上記文字種比較
部214により記憶された文字種と文字コードを文字デ
ータ列記憶バッファ220内の修正対象入力枠に対応し
た文字データバッファに格納し、上記文字コードを入力
文字バッファ221に格納して文字表示部を起動する。
【0029】かな漢字変換処理部216は、かな漢字変
換辞書402を参照して文字データ列記憶バッファ22
4に格納されている文字コードに対してかな漢字変換を
行い、変換結果を変換結果格納バッファ223に格納
し、文字表示部217を起動する。
【0030】文字表示部217は表示制御部218によ
って制御され、入力文字バッファ221に格納されてい
る文字コードデータに対応した文字パターンを入力枠
に、変換結果格納バッファ223に格納されている文字
コードデータに対応した文字パターンを変換結果表示領
域に表示する。表示制御部218は上述したように、文
字表示部217を制御する。
【0031】以下、本発明の一実施例の動作につき図2
に示すフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
まず、初期化作業により、座標データバッファ219、
文字座標データバッファ220、入力文字バッファ22
1、認識結果格納バッファ222、変換結果格納バッフ
ァ223、文字データ列記憶バッファ224、選択入力
枠記憶バッファ225、修正文字種記憶バッファ227
の内容がクリアされ、認識辞書バッファ229、かな漢
字変換辞書バッファ230、画面領域座標データバッフ
ァ231、入力補助枠座標データバッファ232、修正
文字種座標データバッファ233、画面イメージバッフ
ァ235にそれぞれ外部記憶装置4に格納されている認
識辞書401、かな漢字変換辞書402、画面領域辞書
データ403、入力補助枠座標データ404、修正文字
種座標データ405、画面イメージ407の内容を読み
込む(ステップ2a)。
【0032】続いて座標入力部202は、座標入力装置
1を介して入力された座標データを座標データバッファ
219に格納し(ステップ2b)、この座標値が入力枠
内か、入力補助枠内か、修正文字種選択ボタン内か、変
換ボタン内か調べる(ステップ2c)。ここで座標値が
入力枠内であった場合(ステップ2b)、座標入力部2
02は座標データバッファ219の内容を文字座標デー
タバッファ220へ格納(ステップ2e)した後、認識
処理部203を起動し文字認識を行い(ステップ2
f)、認識結果として挙げられた全ての候補の候補優先
度、文字コード、文字種を認識結果格納バッファ222
内の入力された入力枠に対応する認識情報バッファへ格
納する(ステップ2g)。
【0033】次に、候補優先文字データ列作成部207
は、認識結果格納バッファ222内の入力された入力枠
に対応した認識情報バッファ内の最も候補優先度の高い
第1候補の文字コードと文字種を文字データ列記憶バッ
ファ224内の入力された入力枠に対応した文字データ
バッファへ、上記文字コードを入力文字バッファ221
へ格納(ステップ2h)した後、文字表示部217を起
動して入力文字バッファ221の内容を表示する(ステ
ップ2i)。
【0034】座標値が入力枠内であった場合(ステップ
2j)は、入力枠選択部208を起動し、指示された入
力補助枠に対応する入力枠名を選択入力枠記憶バッファ
225へ格納(ステップ2k)した後、入力補助枠の指
示による入力枠の選択が終了したか否かを調べ(ステッ
プ2l)、入力枠の選択が終了していない場合は再度ス
テップ2kの処理を繰り返す。
【0035】ステップ2lの処理において、入力枠の選
択が終了した場合は、修正対象入力検出部210を起動
し、選択入力枠記憶バッファ225から入力枠名を取り
出し(ステップ2m)、入力枠名の有無により修正対象
となる入力枠に対する修正処理がすべて終了したか否か
を調べる(ステップ2n)。ステップ2nの処理におい
て入力枠名が存在していなかった場合は、ステップ2b
の処理に戻り座標入力部202を起動する。
【0036】ステップ2nの処理において入力枠名が存
在している場合は、入力枠名を修正対象入力枠として記
憶し、文字コード掲出部211を起動して修正対象入力
枠に対応する入力枠に文字コードが存在しているか否か
を調べ、修正文字検出部212を起動する(ステップ2
o)。修正文字検出部212は、ステップ2oにおいて
文字コードが存在していない場合はステップ2mに処理
を戻し、文字コードが存在している場合は認識結果格納
バッファ222内の修正対象入力枠に対応した認識情報
バッファ内の文字種と修正文字種記憶バッファ227内
の文字種とでマッチングを行い(ステップ2p)、マッ
チングするものがあるか調べる(ステップ2q)。
【0037】ステップ2qの処理においてマッチングす
る文字種がない場合はステップ2mに処理を戻し、マッ
チングする文字種がある場合は文字修正部213を起動
し、認識結果格納バッファ222内の修正対象入力枠に
対応した認識バッファ内のマッチングした文字種とその
文字種に対応した文字コードを文字データ列記憶バッフ
ァ224内の修正対象入力枠に対応した文字データバッ
ファへ、前記文字コードを入力文字バッファ221へ格
納し(ステップ2r)、文字表示部217を起動して入
力文字バッファ221の内容を表示する(ステップ2
s)。
【0038】座標値が修正文字種選択ボタン内であった
場合(ステップ2t)は、修正文字種選択部205によ
り座標データバッファ219に格納されている座標値に
対応する文字種を修正文字種記憶バッファ227へ格納
する(ステップ2u)。座標値が変換ボタン内であった
場合(ステップ2v)は、かな漢字変換処理部216を
起動して文字データ列記憶バッファ224内の文字デー
タバッファ内の文字コードに対してかな漢字変換を行い
(ステップ2w)、変換結果を変換結果格納バッファ2
23に格納(ステップ2x)し、文字表示部217を起
動して変換結果格納バッファ223の内容を表示する
(ステップ2y)。
【0039】上述した動作を図15乃至図23に示す表
示画面を使用して説明すると以下のようになる。即ち、
システムが起動すると初期化され、図15に示すごとく
入力用のウィンドウが画面イメージとして表示される。
今、操作者が図16に示すような文字の入力を行うと、
認識処理部203によって文字認識が行われ、図17の
ように文字「ろち4Zえんなり」が認識結果として表示
される。
【0040】次に操作者が図18に示すように修正文字
種「数」を指示した後で、図19から図20に示すよう
に入力補助枠の指示による入力枠の選択を行うと、修正
文字検出部212により選択された入力枠内の認識結果
から文字種が「数」である文字コードを検出し、図21
に示すごとく、文字「3542えんなり」が新たに入力
枠内に表示される。そして、図22に示すごとく変換を
指示すると、かな漢字変換処理部216によってかな漢
字変換が行われ、図23に示すように変換結果が変換結
果表示領域に表示される。
【0041】次に本発明の他の実施例の動作につき図3
に示すフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
【0042】まず初期化作業により、座標データバッフ
ァ219、文字座標データバッファ220、入力文字バ
ッファ221、認識結果格納バッファ222、変換結果
格納バッファ223、文字データ列記憶バッファ22
4、選択入力枠記憶バッファ225、認識文字種記憶バ
ッファ228の内容がクリアされ、認識辞書バッファ2
29、かな漢字変換辞書バッファ230、画面領域座標
データバッファ231、入力補助枠座標データバッファ
232、認識文字種座標データバッファ234、画面イ
メージバッファ235にそれぞれ外部記憶装置4に格納
されている認識辞書401、かな漢字変換辞書402、
画面領域座標データ403、入力補助枠座標データ40
4、認識文字種座標データ406、画面イメージ407
の内容が読み込まれる(ステップ3a)。
【0043】続いて座標入力部202は、座標入力装置
1を介して入力された座標データを座標データバッファ
219に格納し(ステップ3b)、この座標値が入力枠
内か、入力補助枠内か、認識文字種選択ボタン内か、変
換ボタン内か調べる(ステップ3c)。ここで座標値が
入力枠内であった場合(ステップ3d)は、座標入力部
202は座標データバッファ210の内容を文字座標デ
ータバッファ220へ格納(ステップ3e)した後、認
識処理部203を起動し文字認識を行い(ステップ3
f)、認識結果として挙げられた全ての候補の候補優先
度、文字コード、文字種を認識結果格納バッファ222
内の入力された入力枠に対応する認識情報バッファへ格
納する(ステップ3g)。
【0044】次に、文字種別文字データ列作成部206
は、認識結果格納バッファ222内の入力された入力枠
に対応した認識情報バッファ内の文字種と認識文字種記
憶バッファ228内に格納されている文字種とでノッチ
ングを行い(ステップ3h)、マッチングした文字種
と、その文字種に対応した文字コードを文字データ列記
憶バッファ224内の文字データバッファへ、前記文字
コードを入力文字バッファ221へ格納(ステップ3
i)した後、文字表示部217を起動して入力バッファ
221の内容を表示する。
【0045】座標値が入力補助枠内であった場合(ステ
ップ3k)は、入力枠選択部208を起動し、指示され
た入力補助枠に対応する入力枠名を選択入力枠記憶バッ
ファ225へ格納(ステップ3l)した後、入力補助枠
の指示による入力枠の選択が終了したか否かを調べ(ス
テップ3m)、入力枠の選択が終了していない場合は再
度ステップ3lを繰り返す。ステップ3mの処理におい
て入力枠の選択が終了した場合は、修正対象入力枠検出
部210を起動し、選択入力枠記憶バッファ225から
入力枠名を取り出し(ステップ3n)、入力枠名の有無
により修正対象となる修正処理がすべて終了したか否か
を調べる(ステップ3o)。ステップ3oの処理におい
て入力枠名が存在していなかった場合は、ステップ3b
の処理に戻り座標入力部を起動する。ステップ3oの処
理において入力枠名が存在している場合は、前記入力枠
名を修正対象入力枠として記憶し、文字コード検出部2
11を起動して修正対象入力枠に対応する入力枠に文字
コードが存在している否かを調べ、文字種比較部214
を起動する(ステップ3p)。
【0046】文字種比較部214は、ステップ3pの処
理において文字コードが存在していない場合はステップ
3nに処理を戻し、文字コードが存在している場合は認
識結果格納バッファ222内の修正対象入力枠に対応し
た認識情報バッファ内の文字種と文字データ列記憶バッ
ファ224内の修正対象文字種に対応した文字データバ
ッファ内の文字種とを比較する(ステップ3q)。その
結果、等しくない文字種を修正対象文字種として認識結
果格納バッファ222内の修正対象入力枠に対応した認
識バッファ内の修正対象文字種と対応する文字種と、そ
の文字種に対応する文字コードを、比較結果格納部21
5を起動して文字データ列記憶バッファ224内の修正
対象入力枠に対応するモジデータバッファへ、前記文字
コードを入力文字バッファ221へ格納し(ステップ3
r)、文字表示部217を起動して入力文字バッファ2
21の内容を表示する(ステップ3s)。
【0047】座標値が認識文字種選択ボタン内であった
場合(ステップ3t)は、認識文字種選択部204によ
り座標データバッファ219に格納されている座標値に
対応する文字種を認識文字種記憶バッファ228へ格納
する(ステップ3u)。座標値が変換ボタン内であった
場合(ステップ3v)は、かな漢字変換処理部402を
起動して文字データ列記憶バッファ224内の文字デー
タバッファ内の文字コードに対してかな漢字変換を行い
(ステップ3w)、変換結果を変換結果格納バッファ2
23に格納し(ステップ3x)、文字表示部217を起
動して変換結果格納バッファ223の内容を表示する。
【0048】上述した動作を図24乃至図31に示す表
示画面を用いて具体的に説明すると以下のようになる。
即ち、システムが起動すると初期化され、図24に示す
ごとく入力用のウィンドウが画面イメージとして表示さ
れる。今、操作者が図25に示すように認識文字種「ひ
ら」を指示した後で、図26に示すような文字の入力を
行うと、認識処理部203によって文字認識が行われ、
図27のように「ろちりてえんなり」が認識結果として
表示される。
【0049】次に、操作者が図28から図29に示すよ
うに入力補助枠の指示による入力枠の選択を行うと、文
字種比較部214により選択された入力枠内の認識結果
から文字種「ひら」でない文字コードが検出され、図3
0に示すごとく「3542えんなり」が新たに認識結果
として入力枠に表示される。そして、図31に示すごと
く変換を指示すると、かな漢字変換処理部216によっ
てかな漢字変換が行われ、図32に示すように変換結果
が変換結果表示領域に表示される。
【0050】更に、本発明の他の実施例の動作につき図
4に示すフローチャートを参照しながら詳細に説明す
る。まず初期化作業により、座標データバッファ21
9、文字座標データバッファ220、入力文字バッファ
221、認識結果格納バッファ222、変換結果格納バ
ッファ223、文字データ列記憶バッファ224、選択
入力記憶バッファ225、文字種個数格納バッファ22
6、修正文字種記憶バッファ227をクリアし、認識辞
書バッファ229、かな漢字変換辞書バッファ230、
画面領域座標データバッファ231、入力補助枠座標デ
ータバッファ232、修正文字種座標データバッファ2
33、画面イメージバッファ235にそれぞれ外部記憶
装置4に格納されている認識辞書401、かな漢字変換
辞書402、画面領域座標データ403、入力補助枠座
標データ404、修正文字種座標データ405、画面イ
メージ407を読み込む(ステップ4a)。続いて座標
入力部202は、座標入力装置1を介して入力された座
標データを座標データバッファ219に格納し(ステッ
プ4b)、この座標値が入力枠内か、入力補助枠内か、
修正文字種選択ボタン内か、変換ボタン内か調べる(ス
テッップ4c)。
【0051】ここで座標値が入力枠内であった場合(ス
テップ4d)は、座標入力部202は座標データバッフ
ァ219の内容を文字座標データバッファ220へ格納
(ステップ4e)した後、認識処理部203を起動し文
字認識を行い(ステップ4f)、認識結果として挙げら
れた全ての候補の候補優先度、文字コード、文字種を認
識結果格納バッファ222内の入力された入力枠に対応
する認識情報バッファへ格納する(ステップ4g)。次
に、候補優先文字データ列作成部207は、認識結果格
納バッファ222内の入力された入力枠に対応した認識
情報バッファ内の最も候補優先度の高い第1候補の文字
コードと文字種を文字データ列記憶バッファ224内の
入力された入力枠に対応した文字データバッファへ、前
記文字コードを入力文字バッファ221へ格納(ステッ
プ4h)した後、文字表示部217を起動して入力文字
バッファ221の内容を表示する(ステップ4i)。
【0052】座標値が入力補助枠内であった場合(ステ
ップ4j)は、入力枠選択部208を起動し、指示され
た入力補助枠に対応する入力枠名を選択入力枠記憶バッ
ファ225へ格納(ステップ4k)した後、入力補助枠
の指示による入力枠の選択が終了したか否かを調べ(ス
テップ4l)、入力枠の選択が終了していない場合は再
度ステップ4kの処理を繰り返す。
【0053】ステップ4lの処理において入力枠の選択
が終了した場合は、最多文字種検出部a209を起動
し、文字データ列記憶バッファ224内の文字データバ
ッファ内の文字種の参照を選択入力枠記憶バッファ22
5に格納されている全ての入力枠に対して行い(ステッ
プ4m)、最も多く参照された文字種を修正文字記憶部
バッファ227に格納する(ステップ4n)。
【0054】次に、修正対象入力枠検出部210を起動
し、選択入力枠記憶バッファ225から入力枠名を取り
出し(ステップ4o)、入力枠名の有無により修正対象
となる入力枠に対する修正処理がすべて終了したか否か
を調べる(ステップ4p)。ステップ4pの処理におい
て入力枠名が存在していなかった場合は、ステップ4b
の処理に戻り座標入力部202を起動する。ステップ4
pの処理において入力枠名が存在している場合は、上記
入力枠名を修正対象入力枠として記憶し、文字コード検
出部211を起動して修正対象枠に対応する入力枠に文
字コードが存在しているか否かを調べ、修正文字検出部
212を起動する(ステップ4q)。
【0055】修正文字検出部212は、ステップ4qに
おいて文字コードが存在していない場合はステップ4o
に処理を戻し、文字コードが存在している場合は認識結
果格納バッファ222内の修正対象入力枠に対応した認
識情報バッファ内の文字種と修正文字種記憶バッファ2
27内の文字種とでマッチングを行い(ステップ4
r)、マッチングするものがあるか調べる(ステップ4
s)。
【0056】ステップ4sにおいてマッチングする文字
種がない場合はステップ4oに処理を戻し、マッチング
する文字種がある場合は文字修正部213を起動し、認
識結果格納バッファ222内の修正対象入力枠に対応し
た認識バッファ内のマッチングした文字種とその文字種
に対応した文字コードを文字データ列記憶バッファ22
4内の修正対象入力枠に対応した文字データバッファ
へ、前記文字コードを入力文字バッファ221へ格納し
(ステップ4t)、文字表示部217を起動して入力文
字バッファ221の内容を表示する(ステップ4u)。
座標値が変換ボタン内であった場合(ステップ4v)
は、かな漢字変換処理部402を起動して文字データ列
記憶バッファ224内の文字データバッファ内の文字コ
ードに対してかな漢字変換を行い(ステップ4w)、変
換結果を変換結果格納バッファ223に格納(ステップ
4x)し、文字表示部217を起動して変換結果格納バ
ッファ223の内容を表示する(ステップ4y)。
【0057】上述した動作を図32乃至図40に示す表
示画面を用いて具体的に説明すると以下のようになる。
システムが起動すると初期化され、図33に示すごとく
入力用のウィンドウが画面イメージとして表示される。
今、操作者が図34に示すような文字の入力を行うと、
認識処理部203によって文字認識が行われ、図35の
ように「3ら42えんなり」が認識結果として表示され
る。
【0058】次に、操作者が図36から図37に示すよ
うに入力補助枠の指示による入力枠の選択を行うと、最
多文字検出部209により、選択された入力枠において
最も多く認識されている文字種、「数」が検出される。
続いて修正文字検出部212により選択された入力枠内
の認識結果から文字種が「数」である文字コードを検出
し、第38図に示すごとく「3542えんなり」が新た
に入力枠内に表示される。そして、図39に示すごとく
変換を指示すると、かな漢字変換処理部216によって
かな漢字変換が行われ、図40に示すように変換結果が
変換結果表示領域に表示される。
【0059】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、本発明実施例では数字がひらがなに
誤認識された場合の修正のみ例示したが、誤認識された
文字種が英字であってもよいし、あるいは漢字であって
もよい。また、本発明実施例では入力枠の指定方法に入
力補助枠を用いて説明したが、入力補助枠を使用せずに
直接入力枠を指定する方法でもよい。要するに本発明は
その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施すること
ができるものである。
【0060】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、手書き文書
を作成する際に、すでに認識結果が与えられている入力
枠を修正対象入力枠と指定すると、認識結果のいくつか
の候補の中から、ある特定の文字種に対応する文字を取
得し、表示されている文字の修正を行うことのできるも
のであり、このことにより、手書き文字認識の際に文字
種が異なるが、文字の形が似ていることによる誤認識が
なされても、入力枠を指示することにより再度入力し直
すことなく正しい認識結果が得られるようになり、操作
性の大幅な向上を図り得る等の実用上多大なる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手書き文字入力装置の実施例を示すブ
ロック図。
【図2】本発明実施例の動作の一例を示すフローチャー
ト。
【図3】本発明実施例の動作の他の例を示すフローチャ
ート。
【図4】本発明実施例の動作の更に他の例を示すフロー
チャート。
【図5】画面領域座標データ例を示す図。
【図6】入力枠に文字データが得られた際の文字データ
列記憶バッファの記憶例を示す図。
【図7】領域名の説明するための図。
【図8】入力補助枠座標データの例と対応枠名の説明
図。
【図9】修正文字種座標データの例と修正文字種の説明
図。
【図10】認識文字種座標データの例と認識文字種の説
明図。
【図11】認識辞書データの概念を示す図。
【図12】認識結果格納バッファの構造を示す図。
【図13】認識結果格納バッファ内に格納されている認
識情報バッファの構造を示す図。
【図14】文字種個数格納バッファを示す図。
【図15】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図16】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図17】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図18】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図19】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図20】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図21】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図22】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図23】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図24】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図25】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図26】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図27】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図28】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図29】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図30】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図31】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図32】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図33】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図34】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図35】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図36】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図37】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図38】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図39】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【図40】本発明実施例の動作を表示画面上で示す図。
【符号の説明】
1…座標入力装置、2…制御装置、3…表示装置、4…
外部記憶装置、201…初期化部、202…座標入力
部、203…認識処理部、204…認識文字種選択部、
205…修正文字種選択部、206…文字種別文字デー
タ列作成部、207…候補優先文字データ列作成部、2
08…入力枠選択部、209…最多文字種検出部、21
0…修正対象入力枠検出部、211…文字コード検出
部、212…修正文字検出部、213…文字修正部、2
14…文字種比較部、215…比較結果格納部、216
…かな漢字変換処理部、217…文字表示部、218…
表示制御部、219…座標データバッファ、220…文
字座標データバッファ、221…入力文字バッファ、2
22…認識結果格納バッファ、223…変換結果格納バ
ッファ、224…文字データ列記憶バッファ、225…
選択入力枠記憶バッファ、226…文字種個数格納バッ
ファ、227…修正文字種記憶バッファ、229…認識
文字種記憶バッファ、230…かな漢字変換辞書バッフ
ァ、231…画面領域座標データバッファ、232…入
力補助枠座標データバッファ、233…修正文字種座標
データバッフア、234…認識文字種座標データバッフ
ァ、235…画面イメージバッファ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 勇一 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 後藤 敏也 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 藤田 泉 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 木下 幸二 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 辻本 博文 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 田中 吉輝 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 古賀 憲一 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 江川 雅樹 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タブレットとディスプレイを積層一体化
    した装置を用い、ディスプレイ画面上に表示される入力
    枠に手書き文字を書き込み、これを認識して文書を作成
    するものであり、すでに認識結果が与えられている入力
    枠に対し、その入力枠の近傍に設けられた入力補助枠の
    指示による入力枠の選択を行うことにより、認識結果の
    いくつかの候補から、ある特定の文字種に対応する文字
    を取得し、表示されている文字の修正を行うことを特徴
    とする手書き文字入力装置。
  2. 【請求項2】 指示位置に対応した座標値を入力する座
    標入力手段と、表示画面上に入力枠等のイメージを表示
    する手段と、座標入力手段を介しディスプレイ画面上に
    表示される入力枠内に順次入力される座標値の系統を解
    析し筆記された文字を認識する文字認識手段と、文字認
    識手段により得られた文字に対する文字コード、候補優
    先度、文字種を記憶する認識結果格納手段と、入力枠近
    傍に表示される入力補助枠を用いて認識文字の修正を指
    示することにより処理対象となる入力枠を選択する入力
    枠選択手段と、認識結果格納部に記憶されている認識結
    果から候補優先度が最も高い文字コードと文字種を取り
    出しこれを記憶する文字データ列記憶手段と、認識結果
    格納手段により格納された認識結果の中から、修正文字
    種に対応する文字種と文字コードを取得する手段と、文
    字種と文字コードで前記入力枠選択手段により選択され
    た入力枠に対応する上記文字データ列記憶手段により記
    憶された文字コードと文字種の修正を行う手段とを具備
    することを特徴とする手書き文字入力装置。
  3. 【請求項3】 ある特定の文字種を修正文字として指定
    することにり、上記認識結果格納手段により格納された
    認識結果の中からその修正文字種に対応する文字種と文
    字コードを得、ここで得られた文字種と文字コードで上
    記入力枠選択手段により選択された入力枠に対応する文
    字データ列記憶手段により記憶された文字コードと文字
    種の修正を行うことを特徴とする請求項2記載の手書き
    文字入力装置。
  4. 【請求項4】 ある特定の文字種を認識文字種として記
    憶し、上記認識結果格納手段により格納された認識結果
    の中から、入力枠選択手段により選択された入力枠に対
    応する、文字データ列記憶手段により記憶された文字種
    と異なる文字種とその文字コードを取得し、この文字種
    と文字コードで上記文字データ列記憶手段により記憶さ
    れた文字コードと文字種の修正を行うことを特徴とする
    請求項2記載の手書き文字入力装置。
  5. 【請求項5】 上記入力枠選択手段により選択された全
    ての入力枠内の文字種を記憶する文字種個数記憶手段
    と、文字種個数記憶手段により最も多く記憶した文字種
    を修正文字種として記憶する手段を更に具備し、認識結
    果格納手段により格納された認識結果の中から、上記修
    正文字種に対応する文字種と文字コードを取得し、ここ
    で得られる文字種と文字コードで入力枠選択手段により
    選択された入力枠に対応する上記文字データ列記憶手段
    により記憶された文字コードと文字種の修正を行うこと
    を特徴とする請求項2記載の手書き文字入力装置。
JP34724493A 1993-12-27 1993-12-27 手書き文字入力装置 Pending JPH07192081A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10293812A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Sharp Corp 文字認識処理装置
CN105843414A (zh) * 2015-01-13 2016-08-10 北京搜狗科技发展有限公司 输入法的输入修正方法和输入法装置

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