JPH0916709A - 文字認識表示システムおよび方法 - Google Patents

文字認識表示システムおよび方法

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JPH0916709A
JPH0916709A JP7163648A JP16364895A JPH0916709A JP H0916709 A JPH0916709 A JP H0916709A JP 7163648 A JP7163648 A JP 7163648A JP 16364895 A JP16364895 A JP 16364895A JP H0916709 A JPH0916709 A JP H0916709A
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JP7163648A
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Shingo Hata
伸吾 秦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤った認識文字候補の表示を防止することの
できる文字認識表示システムを提供する。 【構成】 タッチパネル28の記入領域34に、手書き
にて「苦」の文字イメージが入力される(図1A)。こ
のイメージに対して文字単位の認識が行われる。その結
果、候補を1つに確定できなければ、当該イメージαを
表示領域36に表示する。次に、「労」の文字イメージ
が入力される(図1B)。このイメージに対して文字単
位の認識を行い、候補を1つに確定できれば、当該候補
を活字体βにて表示する。その後、後処理によって、
「苦」が確定できれば、これも活字表示γとする(図1
C)。このように未確定文字をイメージにて表示するこ
とにより、誤った認識候補の表示を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は手書き文字等の未知文
字の認識に関するものであり、特にその認識結果の表示
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9に、従来の手書き文字認識表示シス
テム10を示す。液晶による表示画面2の上には、透明
電極によって構成されるタッチパネル4が設けられてい
る。タッチパネル4には、手書き文字の入力領域6が設
けられている。また、表示画面2には、表示領域8が設
けられている。この手書き文字認識システム10は、次
のようにして用いる。
【0003】タッチパネル4用のペン(図示せず)によ
り、入力領域6に文字を記入する。タッチパネル4は、
その記入位置に対応した座標信号を出力する。つまり、
記入された文字のイメージデータを出力する。手書き文
字認識システム10内の処理部(図示せず)は、このイ
メージデータの特徴を抽出する。また、処理部には、予
め各種文字の特徴が記憶されている。処理部は、イメー
ジデータの特徴と予め記憶された各種文字の特徴とを比
較し、最も類似した特徴を有する文字を選択する。そし
て、予め用意されている所定の書体によって、当該文字
を表示領域8に表示する。このようにして、処理部は、
手書きによって入力された文字を認識する(つまり、文
字コードを特定して認識する)ことができる。
【0004】さらに続けて、新たな文字が手書き入力さ
れると、同様にして文字の認識を行い、順次、表示領域
8に表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の文字認識表示システムには、次のような問
題点があった。
【0006】第一に、文字認識に誤りがあった場合に
は、誤った文字が表示されてしまう。文字単位での認識
を補完するため、前後の文字の組み合わせ等を考慮して
認識率を向上させることも行われている(後処理と呼
ぶ)。このような後処理を行う場合であっても、後処理
によって認識が訂正されるまでは、やはり誤った文字が
表示されることとなる。このため、操作者にとって、入
力誤りや認識誤りがないかどうかの確認が困難であり、
入力の操作性が十分ではなかった。
【0007】第二に、入力されたイメージの特徴と予め
記憶された文字の特徴との比較において、所定の類似度
を越えるものが見いだされない等、文字単位での認識を
行えない場合には、文字の表示を行うことができない。
この場合にも、上記と同様の問題が生じていた。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決し
て、操作性の高い文字認識表示システムおよび方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の文字認識表示
システムは、未知文字のイメージデータに基づいて文字
を認識し、認識した文字を表示するシステムにおいて、
認識対象となる認識対象イメージデータを受け、認識対
象イメージの特徴を抽出し、予め登録された文字の特徴
との類似度に基づいて、認識文字候補を得るとともに、
当該認識文字候補を1つに確定できた場合には、当該文
字を確定し、認識文字候補が得られなかった場合、また
は認識文字候補を1つに確定できなかった場合には、当
該文字を不確定とする認識手段、認識手段によって確定
された文字は予め用意されている規格字体に基づいて表
示し、認識手段によって確定されるまでの文字は入力さ
れた認識対象イメージに基づいて表示するように制御す
る表示制御手段、表示制御手段の制御に基づいて制御を
行う表示装置、を備えたことを特徴としている。
【0010】請求項2の文字認識表示システムは、未知
文字のイメージデータに基づいて文字を認識し、認識し
た文字を表示するシステムにおいて、認識対象となる認
識対象イメージデータを受け、認識対象イメージの特徴
を抽出し、予め登録された文字の特徴との類似度に基づ
いて、認識文字候補を得るとともに、当該認識文字候補
を1つに確定できた場合には、当該文字を確定し、認識
文字候補が得られなかった場合、または認識文字候補を
1つに確定できなかった場合には、当該文字を不確定と
する認識手段、不確定な認識文字候補を含む候補文字列
と予め登録された単語との一致度に基づいて、文字列を
確定する後処理手段、認識手段または後処理手段によっ
て確定された文字は予め用意されている規格字体に基づ
いて表示し、認識手段または後処理手段によって確定さ
れるまでの文字は入力された認識対象イメージに基づい
て表示するように制御する表示制御手段、表示制御手段
の制御に基づいて制御を行う表示装置、を備えたことを
特徴としている。
【0011】請求項3の文字認識表示方法は、認識対象
となる認識対象イメージを受け、当該認識対象イメージ
に基づいて文字を認識し、認識した文字を表示する文字
認識表示方法において、認識結果を確定できる場合に
は、認識した文字に対応する予め定められたイメージに
基づく表示を行い、認識結果を確定できない場合には、
前記認識対象イメージに基づく表示を行うようにしたこ
とを特徴としている。
【0012】請求項4の文字認識表示方法は、認識対象
となる認識対象イメージを受け、当該認識対象イメージ
に基づいて文字を認識し、認識した文字を表示する文字
認識表示方法において、認識結果を確定できる場合に
は、認識した文字に対応する予め定められたイメージに
基づく表示を行い、認識結果を確定できない場合には、
前記認識対象イメージに基づく仮表示を行い、後処理に
よって認識結果を確定できた後に当該認識した文字に対
応する予め定められたイメージに基づく表示を行うよう
にしたことを特徴としている。
【0013】請求項5の記憶媒体は、コンピュータを用
いて請求項1または請求項2の文字認識表示システムを
構築するためのプログラムを記憶している。
【0014】ここで、「文字」とは、数字・記号等を含
む認識可能なイメージをいうものである。
【0015】「記憶媒体」とは、磁気ディスク、光ディ
スク、磁気メモリ等、プログラムを記憶することがで
き、コンピュータによって当該プログラムを読み取って
実行することのできるような媒体をいう。
【0016】「認識対象イメージ」とは、文字認識の対
象となるイメージであって、手書き入力したもの、手書
き文字や活字文字をスキャナによって取り込んだもの等
を含む概念である。
【0017】この発明は、手書き文字認識システムとし
て単独で実現可能であるが、ワープロその他の装置のフ
ロントエンド部としても適用可能である。すなわち、こ
の発明における文字認識表示システムとは、このような
フロントエンド部として適用した場合も含むものであ
る。
【0018】
【作用および効果】請求項1の文字認識表示システムお
よび請求項3の文字認識表示方法は、認識結果を確定で
きる場合には、認識した文字に対応する予め定められた
イメージに基づく表示を行い、認識結果を確定できない
場合には、前記認識対象イメージに基づく表示を行うよ
うにしている。したがって、操作者にとって、入力誤り
や認識誤りがないかどうかの確認が容易であり、操作性
の高いシステムおよび方法を提供することができる。
【0019】請求項2の文字認識表示システムおよび請
求項4の文字認識表示方法は、認識結果を確定できる場
合には、認識した文字に対応する予め定められたイメー
ジに基づく表示を行い、認識結果を確定できない場合に
は、前記認識対象イメージに基づく仮表示を行い、後処
理によって認識結果を確定できた後に当該認識した文字
に対応する予め定められたイメージに基づく表示を行う
ようにしている。したがって、操作者にとって、入力誤
りや認識誤りがないかどうかの確認が容易であり、操作
性の高いシステムおよび方法を提供することができる。
【0020】
【実施例】図2に、この発明の一実施例による文字認識
表示システムのハードウエア構成を示す。バスライン2
0に、CPU22、メモリ24、フロッピイディスクド
ライブ26、タッチパネル28、液晶表示画面30、ハ
ードディスク32が接続されている。タッチパネル28
は透明電極で構成されており、液晶表示画面30の上に
置かれている。タッチパネル28および液晶表示画面3
0の外観を図1に示す。タッチパネル28は、専用のペ
ン(図示せず)を用いてイメージ入力を行うためのもの
である。つまり、記入領域34における、ペンの記入位
置に対応した座標信号を出力するものである。
【0021】ハードディスク32には、フロッピイディ
スクドライブ26を介して、記録媒体であるフロッピイ
ディスク(図示せず)から読み込んだプログラムが記憶
されている。また、ハードディスク32には、一文字単
位で認識を行うための、図5に示すような特徴量テーブ
ルや、後処理で用いるため、図6に示すような単語辞書
が記憶されている。なお、本発明を電子手帳等の専用シ
ステムに適用する場合には、ハードディスク32やFD
D26に代えて、プログラムを記録したROMを用いて
もよい。
【0022】図3に、ハードディスク32に記憶された
手書き文字認識表示のプログラムのフローチャートを示
す。以下、「苦労」という文字を入力する場合を例にと
って説明する。
【0023】まず、操作者が、手書きにて「苦」という
イメージ(認識対象イメージ)を記入領域34に記入す
る(図1A参照)。タッチパネル28は、この記入され
たイメージのイメージデータを出力する。CPU22
は、このイメージデータをメモリ24に取り込み、文字
単位の認識を行う(ステップS2)。
【0024】文字単位の認識のフローチャートを図4に
示す。まず、入力されたイメージデータの特徴(エッジ
の位置、円の有無および位置等)を抽出する(ステップ
S50)。次に、これらの特徴を空間軸として多次元空
間を想定し、この空間内における位置を決定する。たと
えば、n種類の特徴を抽出し、各特徴量がf1,f2...fn
あった場合、このイメージデータの空間位置pは、(f1,f
2...fn)で示される。
【0025】一方、すでに登録されている文字は、予め
特徴を抽出してこの空間内の位置p1,p2....pmに配置さ
れている。つまり、図5に示すように、各登録文字ごと
にn種類の特徴量がテーブルとしてハードディスク32
に記憶されている。
【0026】CPU22は、入力されたイメージデータ
の空間位置pと、登録されている各文字の位置p1,p2....
pmとを比較し、両者の距離r1,r2...rmを算出する(ステ
ップS51)。
【0027】次に、イメージデータに最も近く小さい距
離rminを持つ登録文字を選択し、その距離rminが所定の
しきい値rrefより小さいか否かを判定する(ステップS
52)。しきい値rrefよりも大きければ、登録文字との
類似度が十分でないので、文字を確定せず、距離の小さ
い順に登録文字を複数個選択し文字候補とする(ステッ
プS55)。しきい値rrefよりも小さければ、ステップ
S53において、1番目に小さい距離rminの登録文字
と、2番目に小さい距離rmin2の登録文字との距離差を
算出する。この距離差が、所定のしきい値rref2よりも
小さければ、文字を確定せず、距離の小さい順に登録文
字を複数個選択し文字候補とする(ステップS55)。
この距離差が、所定のしきい値rref2よりも大きけれ
ば、最も小さい距離rminを持つ登録文字1つを文字候補
として確定する(ステップS54)。つまり、図5のテ
ーブルに基づいて、文字コードを確定することができ
る。
【0028】次に、図3に戻って、1つの文字候補を確
定できたか、確定できなかったかを判断する(ステップ
S3)。たとえば、図1Aに示すように「苦」か「苫」
かの判別が困難な手書きイメージを入力した場合、入力
したイメージと登録文字「苦」との距離、および「苫」
との距離の差が小さくなるため、文字候補を1つに確定
できない(図4、ステップS55参照)。この場合、複
数の文字候補が選択されるので、図3のステップS10
に進む。ステップS10において、CPU22は、入力
されたイメージを縮小して、液晶表示画面30の表示領
域36に表示する(ステップS10、図1Aのα参
照)。続いて、確定文字列格納のためのバッファ(メモ
リ24)に、未確定である旨を示すデータ「■」を格納
する。さらに、複数の候補文字を距離の小さい順に、対
応する候補文字記憶バッファ(メモり24)に記憶する
(ステップS11、図7A参照)。
【0029】次に、図1Bに示すように、操作者が、記
入領域34に「労」のイメージを手書き入力したとす
る。CPU22は、このイメージデータをメモリ24に
取り込み、上記と同じように文字単位の認識を行う(ス
テップS1、S2)。ここでは、入力されたイメージに
対して、文字候補を「労」1つに確定できたとする。こ
の場合、ステップS3からステップS4に進む。
【0030】ステップS4においては、確定した文字候
補「労」を表示領域36に活字体β(規格字体)にて表
示する(図1B参照)。つまり、確定した文字候補の文
字コードに対応するフォントデータをハードディスク3
2から読み出し、液晶表示画面30に表示する。さら
に、CPU22は、図7Bに示すように、確定した
「労」の文字コードを確定文字列格納のためのバッファ
(メモリ24)に格納する。
【0031】次に、CPU22は、確定文字列バッファ
(図7参照)中に、未確定文字が残っているかどうかを
判定する(ステップS6)。未確定文字が残っていなけ
れば、ステップS1に戻って、次の手書き文字の入力を
待つ。図7Bの場合、未確定文字「■」が残っているの
で、ステップS7の文字列処理(後処理)を行う。
【0032】ステップS7においては、未確定文字の候
補文字と前後の文字との組み合わせによって得られる候
補文字列を生成する。この各候補文字列が、図6に示す
単語辞書に存在するか否かを判断する。この処理は、候
補文字列の長さを変えて、該当する単語が単語辞書から
見いだされるまで行う。該当する単語が見出されれば、
未確定文字を当該単語に合致するように確定する。該当
する単語が見出されない場合には、次の文字イメージの
入力を待つ(ステップS8、S1)。
【0033】たとえば、確定文字列バッファ、候補文字
記憶バッファが、図7Bに示す状態であれば、「苫労」
「苦労」「若労」・・・の文字列を生成し、図6の単語
辞書との比較を行う。ここでは、「苦労」のみが単語と
して辞書に記憶されているので、「苦」を確定する(図
7C参照)。さらに、CPU22は、未確定であるため
イメージαによって表示していた「苦」を、活字体γに
て表示する(図1C参照)。なお、ワードプロセッサ等
で用いる場合には、仮名漢字変換に用いる辞書を単語辞
書として兼用して用いてもよい。
【0034】以上のように、この文字認識表示システム
では、未確定文字をイメージによって暫定的に表示して
おき、後処理によって確定した後に、活字表示するよう
にしている。したがって、認識が未確定であることを明
瞭にできるとともに、誤った文字候補の表示を防止する
ことができる。
【0035】なお、後処理によっても確定できなかった
文字については、そのままイメージとして表示しておい
てもよく、あるいは、最も距離の近い文字候補を確定文
字としてもよい。
【0036】上記実施例では、記入領域34と表示領域
36とを異なる領域に設けたが、図8に示すように両者
を兼用する記入表示領域35を設けてもよい。図8Aに
おいて、「苦」をイメージ入力する。このイメージを文
字単位にて認識できなかった場合には、「苦」はそのま
まイメージ表示として残される。次に、「労」をイメー
ジ入力する(図8B)。このイメージを文字単位にて認
識できた場合には、活字表示にて「労」を表示する(図
8C)。その後、後処理にて、「苦」を確定できた場合
には、これも活字表示とする(図8D)。
【0037】上記各実施例では、タッチパネル28から
手書き文字のイメージを入力する場合について説明した
が、デジタイザ等から入力する場合にも適用できる。デ
ジタイザ等から入力する場合には、CRT等の表示装置
に表示領域36を設ければよい。また、直接入力する場
合に限らず、手書き文字をスキャナ等によって読み取っ
たイメージデータについても適用できる。さらに、手書
き文字だけでなく、印刷物をスキャナ等によってイメー
ジデータとした場合にも適用できる。
【0038】また、上記実施例では、距離によって特徴
の類似度を判定しているが、その他の類似度を用いても
よい。
【0039】また、上記実施例では、後処理を行う場合
について説明したが、文字単位で認識を行う場合にも適
用することができる。この場合も、未確定文字がイメー
ジで表示され、確定文字が活字体で表示される点は同じ
である。
【0040】なお、上記実施例では、単語辞書を用いた
後処理を行う場合について説明したが、認識度を向上さ
せるためのその他の後処理を行う場合にも適用できる。
【0041】さらに、上記各実施例においては、未確定
文字をイメージによって表示し、確定文字を活字体によ
って表示することによって、一見して両者を区別できる
ようにしている。これに加えて、未確定文字の表示方法
(色、濃度、反転表示、フラッシュ等)を変えるように
すれば、さらに区別が容易となる。
【0042】また、未確定文字、確定文字の双方をイメ
ージ(または活字体)で表示し、両者の表示方法を変え
るようにしてもよい。ただし、活字体で表示した場合に
は、誤った文字候補が表示されるおそれがある。
【0043】上記実施例では、認識手段、後処理手段、
表示制御手段をCPU22を用いて実現しているが、そ
の一部または全部をハードウエアロジックによって構成
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による文字認識表示システ
ムのタッチパネル28と液晶表示画面30を示す図であ
る。
【図2】この発明の一実施例による文字認識表示システ
ムを、CPU22を用いて構築した場合のハードウエア
構成を示す図である。
【図3】手書き文字認識処理のフローチャートである。
【図4】文字単位認識のフローチャートである。
【図5】登録文字の特徴量テーブルを示す図である。
【図6】単語辞書を示す図である。
【図7】確定文字列バッファと候補文字記憶バッファの
変化を示す図である。
【図8】他の実施例による記入・表示領域35を示す図
である。
【図9】従来の文字認識表示システムを示す図である。
【符号の説明】
α・・・イメージ表示 β、γ・・・活字体 28・・・タッチパネル 30・・・液晶表示画面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】未知文字のイメージデータに基づいて文字
    を認識し、認識した文字を表示するシステムにおいて、 認識対象となる認識対象イメージデータを受け、認識対
    象イメージの特徴を抽出し、予め登録された文字の特徴
    との類似度に基づいて、認識文字候補を得るとともに、
    当該認識文字候補を1つに確定できた場合には、当該文
    字を確定し、認識文字候補が得られなかった場合、また
    は認識文字候補を1つに確定できなかった場合には、当
    該文字を不確定とする認識手段、 認識手段によって確定された文字は予め用意されている
    規格字体に基づいて表示し、認識手段によって確定され
    るまでの文字は入力された認識対象イメージに基づいて
    表示するように制御する表示制御手段、 表示制御手段の制御に基づいて制御を行う表示装置、 を備えたことを特徴とする文字認識表示システム。
  2. 【請求項2】未知文字のイメージデータに基づいて文字
    を認識し、認識した文字を表示するシステムにおいて、 認識対象となる認識対象イメージデータを受け、認識対
    象イメージの特徴を抽出し、予め登録された文字の特徴
    との類似度に基づいて、認識文字候補を得るとともに、
    当該認識文字候補を1つに確定できた場合には、当該文
    字を確定し、認識文字候補が得られなかった場合、また
    は認識文字候補を1つに確定できなかった場合には、当
    該文字を不確定とする認識手段、 不確定な認識文字候補を含む候補文字列と予め登録され
    た単語との一致度に基づいて、文字列を確定する後処理
    手段、 認識手段または後処理手段によって確定された文字は予
    め用意されている規格字体に基づいて表示し、認識手段
    または後処理手段によって確定されるまでの文字は入力
    された認識対象イメージに基づいて表示するように制御
    する表示制御手段、 表示制御手段の制御に基づいて制御を行う表示装置、 を備えたことを特徴とする文字認識表示システム。
  3. 【請求項3】認識対象となる認識対象イメージを受け、
    当該認識対象イメージに基づいて文字を認識し、認識し
    た文字を表示する文字認識表示方法において、 認識結果を確定できる場合には、認識した文字に対応す
    る予め定められたイメージに基づく表示を行い、認識結
    果を確定できない場合には、前記認識対象イメージに基
    づく表示を行うようにしたことを特徴とする文字認識表
    示方法。
  4. 【請求項4】認識対象となる認識対象イメージを受け、
    当該認識対象イメージに基づいて文字を認識し、認識し
    た文字を表示する文字認識表示方法において、 認識結果を確定できる場合には、認識した文字に対応す
    る予め定められたイメージに基づく表示を行い、 認識結果を確定できない場合には、前記認識対象イメー
    ジに基づく仮表示を行い、後処理によって認識結果を確
    定できた後に当該認識した文字に対応する予め定められ
    たイメージに基づく表示を行うようにしたことを特徴と
    する文字認識表示方法。
  5. 【請求項5】コンピュータを用いて請求項1または請求
    項2の文字認識表示システムを構築するためのプログラ
    ムを記憶した記憶媒体。
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