JP2991909B2 - 文書処理装置および文書処理方法 - Google Patents

文書処理装置および文書処理方法

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JP2991909B2
JP2991909B2 JP5284983A JP28498393A JP2991909B2 JP 2991909 B2 JP2991909 B2 JP 2991909B2 JP 5284983 A JP5284983 A JP 5284983A JP 28498393 A JP28498393 A JP 28498393A JP 2991909 B2 JP2991909 B2 JP 2991909B2
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広市 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、日本語ワードプロセ
ッサ及び電子手帳などの文書処理装置に関し、特に手書
き入力によって文書処理の特定機能、文字及び記号等を
入力する文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語ワードプロセッサの中に、
手書き文字認識機能を備え、ペンやマウスなどのポイン
ティングデバイスを用いて文字、記号及び図形を手書き
して入力する、いわゆる手書き文字入力のできるものが
ある。また、特定キーやコマンド入力を行うのではな
く、改行、改頁、1文字削除及び入力モード切替などの
文書処理の特定機能に対応した簡単な図形(以下、ジェ
スチャーと呼ぶ)を描くことによって、その機能を実行
させることができるジェスチャー認識機能を持つ日本語
ワードプロセッサや電子手帳がある。
【0003】図14に従来の日本語ワードプロセッサに
おける構成のブロック図の例を示す。同図において、3
1は、文書処理装置としての全体の動作制御を行うCP
Uである。32は、文書,記号及びジェスチャーなどを
入力するキーボードやポインティングデバイスなどの入
力装置であり、33は、プリンターのような出力装置、
34は、ハードディスクやフロッピーディスクドライブ
などの外部記憶装置、35は、CRTやLCDなどの表
示装置である。
【0004】36は、入力された文書を編集する編集部
であり、表示装置上での入力位置を示すカーソルの座標
を記憶したカーソルポインタ36b、文書を一時記憶す
る文書バッファ36cを少なくとも備え、さらに、これ
らを利用して文書編集処理を実行する編集制御部36a
から構成される。
【0005】37は、手書き認識部であり、手書き入力
された文字を特定するために参照される手書き認識辞書
37b、入力された文字の位置座標を記憶する座標バッ
ファ37c、及びこれらを利用して手書き入力文字の認
識処理を実行する認識制御部37aから構成される。3
8は、ジェスチャー判定部であり、入力されたジェスチ
ャーを特定するために参照されるジェスチャーテーブル
38b、入力されたジェスチャーの入力軌跡の位置座標
を記憶する座標バッファ38c、及びこれらを利用して
手書き入力されたジェスチャーの判定を実行するジェス
チャー制御部38aから構成される。
【0006】図15は、この従来例における表示装置に
表わされる表示画面の例を示している。同図において、
表示画面の下部の枠内が手書き入力を行うための手書き
入力枠(ウインドウ)であり、カーソル位置に関係な
く、表示画面の固定位置に表示される。この固定位置の
枠内に、ひらがなや漢字を手書き入力することによって
表示されたカーソル位置に、この手書き入力された文字
が表示される。このとき、手書き入力されたデータが手
書き認識部37の座標バッファ37cに記憶され、認識
制御武37aが手書き認識辞書37bを検索することに
よって、手書き入力文字の認識処理が実行される。
【0007】この文字認識処理において、文字認識率の
向上を図るため、通常、文字入力する前に、これから入
力する文字の種類が何であるかを指定して入力される文
字の候補の絞り込みが行われる。たとえば図15に示す
ように、手書き入力用のウインドウの表示画面上で、ひ
らがな、数字又は漢字のいずれかの指定をし、手書き認
識辞書37bで検索される文字種類を限定している。
【0008】また、表示画面の特定位置上で所定のジェ
スチャーを入力すれば、そのジェスチャーの軌跡がジェ
スチャー判定部38の座標バッファ38cに記憶され、
ジェスチャーの軌跡パターンが記憶されたジェスチャー
テーブル38bを検索してジェスチャー制御部38aに
よって入力されたジェスチャーの判定処理が行われ、そ
のジェスチャーに対応する機能、たとえば画面スクロー
ル、改頁又は入力モード変更等が実行される。上記従来
例の他に、手書き文字の入力位置を入力画面上の固定位
置に限らない文書処理装置もある。
【0009】また、手書き文字認識に関する関連出願と
しては、次のようなものがある。特開平4-346120号公報
には、手書き文字入力時に、現在入力中の文字と既に入
力が完了している文字を区別し、両方の確認が容易にで
きるようにする文字入力装置が記載されている。
【0010】特開平4-195670号公報には、入力する文字
の種類をユーザが任意に設定し、文字の種類ごとに手書
き入力する領域を設けることにより、認識する文字種を
絞りこんで、かな漢字変換を行う手書き文字認識かな漢
字変換方式が記載されている。
【0011】特開平1-321552号公報には、文書中で使用
頻度が高く、また画数の多い漢字や認識率の悪い難解な
単語を登録しておき、簡単な指示操作で入力できるよう
にした文字処理装置が記載されている。
【0012】特開平2-165394号公報には、ユーザの選択
によって漢字及び数字のいずれか一方を認識する文字認
識装置を備え、パターン認識が困難な漢字を入力する場
合にその漢字に対応する数字を手書き入力させることに
よって漢字入力を行う漢字認識装置が記載されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図15に示し
たように従来の文書処置装置では、入力された文字が実
際に文書中で表示される位置は手書き入力される表示画
面上の固定位置とは離れているため、文字訂正を行う場
合には、訂正すべき文字の指定と手書き文字入力をする
ための手の動きが大きく操作しにくいという問題があっ
た。
【0014】また、すでに入力されている文字と手書き
入力中の文字との両方を認識する場合には、視点の移動
量が多く表示の見やすさの点でも問題があった。
【0015】また、手書き入力する位置を固定していな
い文書処理装置では、入力される文字のサイズの点で誤
認識されるおそれが高く、手書き文字の認識率は、手書
き入力位置を固定した場合よりも低いという問題があっ
た。
【0016】さらに、手書き文字を入力する前にその文
字の認識範囲を絞りこむため、表示画面上に表示された
選択枝、たとえばひらがな、漢字又は数字であることを
そのつど指示してやる必要があり、入力操作が複雑であ
り、手書き文字入力に専念できないという入力操作の効
率上の問題点もあった。
【0017】そこでこの発明は、以上のような事情を考
慮してなされたものであり、文字訂正挿入機能を実行さ
せる場合に、文書の訂正すべき表示画面上の位置の近傍
に手書き文字を入力する入力枠を表示し、すでに入力さ
れた文字列を訂正する場合に、その文字列の種類及び文
字列の前後の文字等を判断して手書き入力する文字の認
識候補を絞り込むようにして、手書き文字入力の操作の
効率化及び文字認識の認識率の向上を図ることができる
手書き文字入力機能を持つ文書処理装置を提供すること
を目的する。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、文書情報を
記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された文書情報を
表示する表示手段と、表示手段の画面上に表示された文
字を指定する指定手段と、指定手段により指定される文
字に連続する同一字種の文字列を抽出する抽出手段と、
表示手段の画面上に手書きにより座標を入力する入力手
段と、入力手段から入力される座標と予め記憶された認
識辞書とを参照して文字認識を行う認識手段と、認識手
段によって認識された文字と、抽出手段によって抽出さ
れた文字を表示手段の画面上にて置き換える編集手段と
を備える文書処理装置を提供するものである。 また、文
書情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された文
書情報を表示する表示手段と、表示手段の画面上に表示
された文字を指定する指定手段と、指定手段により指定
される文字の字種を判別する判別手段と、表示手段の画
面上に手書きにより座標を入力する入力手段と、入力手
段から入力される座標と予め記憶された認識辞書とを参
照して文字認識を行う場合に判別手段により判別された
字種と同一字種の認識候補を優先して出力する認識手段
と、認識手段から出力された認識候補文字と、指定手段
によって指定された文字を表示手段の画面上にて置き換
える編集手段とを備える文書処理装置を提供するもので
ある。図1に、この発明の構成ブロック図を示す。同図
に示すように、この発明は、文字及び特定の編集機能に
対応付けられた図形を手書き入力する手書き入力手段1
と、文字パターンを登録した手書き文字認識辞書6を利
用して手書き入力された文字を認識する手書き文字認識
手段5と、特定の編集機能に対応付けられた図形を格納
したジェスチャー記憶手段8を利用して手書き入力され
た図形の編集機能を判定するジェスチャー判定手段7
と、文書情報を入力する文書入力手段2と、文書情報を
表示する表示手段3と、文書情報を編集する文書編集手
段4とから構成される手書き文字入力機能を持つ文書処
理装置において、前記特定の編集機能に対応付けられた
図形が入力された表示画面上の位置を検知する位置検知
手段10と、前記位置検知手段10によって検知された
位置の表示画面上の座標を記憶する位置記憶手段11
と、前記位置記憶手段11に記憶された座標位置に対応
する表示画面上に表示された文書情報の位置を指示する
位置指示手段12と、文字を手書き入力するための手書
き入力枠を表示手段3に表示する入力枠制御手段9とを
備え、前記ジェスチャー判定手段7が、手書き入力され
た図形が訂正挿入機能に対応するものであると判定した
場合に、前記位置指示手段12が、前記位置記憶手段1
1に記憶された座標に対応する表示画面上に表示された
文書情報の位置を指示し、前記入力枠制御手段9が前記
手書き入力枠を表示手段3に表示することを特徴とす
る、手書き文字入力機能を持つ文書処理装置を提供する
ものである。
【0019】また、前記入力枠制御手段9が、前記位置
指示手段12により指示された表示画面上の座標位置の
近傍に手書き入力枠を表示させることが好ましい。ま
た、前記入力枠制御手段9が、前記位置指示手段12に
より指示された表示画面上の座標位置の一行下に手書き
入力枠を表示させることがさらに好ましい。
【0020】さらに、位置指示手段12によって指示さ
れた位置から始まる任意長の文字列にアンダーラインを
引く下線描画手段13を備え、前記文書編集手段4が、
下線描画手段13によって引かれたアンダーラインで指
示された文字列を手書き入力された任意長の文字列に置
換するようにしてもよい。
【0021】さらに、位置指示手段12によって指示さ
れた位置から始まり、かつ位置指示手段12によって指
示された位置の文字と同種類の文字で構成される文字列
を抽出する文字列抽出手段14を備え、前記文字列抽出
手段14によって抽出された文字列の前後の文字の種類
が抽出された文字列の種類と異なる場合に、前記文書編
集手段4が抽出された文字列を手書き入力された任意長
の文字列に置換するようにしてもよい。
【0022】さらに、位置指示手段12によって指示さ
れた位置の文字の種類を判別する文字種類判別手段15
を備え、手書き文字認識手段5が、前記手書き文字認識
辞書6に登録された文字パターンのうち文字の種類が前
記指示された位置の文字の種類と同一の文字パターンの
みを検索して手書き入力された文字を認識し、前記文書
編集手段4が、前記指示された位置の文字に続く同種類
の文字で構成された文字列を手書き入力された任意長の
文字列に置換するようにしてもよい。
【0023】ここで、手書き入力手段1としては、ペ
ン、マウス又はトラックボールなどのポインティングデ
バイスを用いることが好ましい。文書入力手段2として
は、ポインティングデバイスのほかキーボードを用いる
ことが好ましい。表示手段3としては、CRT又はLC
D(液晶表示装置)を用いることが好ましい。
【0024】位置記憶手段11としては、主としてRA
Mが用いられ、手書き文字認識辞書6及びジェスチャー
記憶手段8としては、RAM、ROMを用いることが好
ましく、又はハードディスクなどの外部記憶装置を用い
てもよい。入力枠制御手段9、位置検知手段10、位置
指示手段12、文書編集手段4、手書き文字認識手段
5、ジェスチャー判定手段7、下線描画手段13、文字
列抽出手段14、及び文字種類判別手段15は、CPU
(中央処理装置)を中心として、ROM、RAM、I/
Oポート等を備えたマイクロコンピュータと、内蔵もし
くは外付の記憶素子に格納されたそれぞれの機能を実行
するソフトウェアによって構成されることが好ましい。
【0025】
【作用】この発明によれば、文書情報を記憶し、記憶さ
れた文書情報を表示し、表示画面上に表示された文字を
指定し、指定された文字に連続する同一字種の文字列を
抽出し、表示画面上に手書きにより座標を入力し、入力
された座標と予め記憶された認識辞書とを参照して文字
認識し、認識された文字と、抽出された文字列を表示画
面上にて置き換え編集する処理を特徴とする。 また、文
書情報を記憶し、記憶された文書情報を表示し、表示画
面上に表示された文字を指定し、指定された文字の字種
を判別し、表示画面上に手書きにより座標を入力し、入
力された座標と予め記憶された認識辞書とを参照して文
字認識を行う場合に判別された字種と同一字種の認識候
補を優先して出力し、出力された認識候補文字と、指定
された文字を表示画面上にて置き換え編集する処理を特
徴とする。ジェスチャー判定手段7がジェスチャー記憶
手段8に格納された図形を検索することによって手書き
入力された図形と近似する図形を選択する。選択された
図形が訂正挿入機能に対応するものであると判定された
場合に、位置検知手段10が手書き入力された図形の表
示画面上の位置を検知し、この位置の座標を位置記憶手
段11に記憶する。
【0026】次に位置指示手段12が位置記憶手段11
に記憶された座標に対応する表示画面上に表示された文
書情報の位置を指示する。次に入力枠制御手段9が手書
き入力枠を表示手段3に表示する。この手書き入力枠
は、位置指示手段12により指示された表示画面上の座
標位置の近傍もしくは一行下に表示される。
【0027】次に、手書き入力枠に入力された手書き文
字を、手書き文字認識手段5が手書き文字認識辞書6を
検索して認識する。文書編集手段4が、認識された文字
を位置指示手段12によって指示された表示画面上の文
書情報の位置に挿入する。
【0028】以上のようにして、この発明によれば、文
字の訂正挿入機能を実行させる場合に、文書の訂正すべ
き表示画面上の位置の近傍もしくは一行下に手書き入力
枠を表示させるので、入力の操作の手の動きと目の動き
を少なくすることができ、手書き文字入力の操作の効率
化をはかることができる。
【0029】また、下線描画手段によって引かれたアン
ダーラインで指示された文字列を手書き入力された任意
長の文字列に置換すること、又は文字列抽出手段によっ
て抽出された文字列の前後の文字の種類が抽出された文
字列の種類と異なる場合に、抽出された文字列を手書き
入力された任意長の文字列に置換すること、又は手書き
文字認識手段が、手書き文字認識辞書に登録された文字
パターンのうち文字の種類が前記指示された位置の文字
の種類と同一の文字パターンのみを検索して手書き入力
された文字を認識し、前記文書編集手段が、前記指示さ
れた位置の文字に続く同種類の文字で構成された文字列
を手書き入力された任意長の文字列に置換することを文
書編集手段によって行っているため、手書き文字入力操
作の容易化と共に、認識のために検索すべき文字の候補
の数を少なくすることができ、文字認識の認識率の向上
を図ることができる。
【0030】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいてこの発明を
詳述する。なお、これによって、この発明が限定される
ものではない。図2にこの発明の一実施例の構成ブロッ
ク図を示す。同図において、21は、文書処理装置とし
ての全体の動作制御を行うCPUである。22は、文
書、記号及びジェスチャーなどを入力するキーボードや
ポインティングデバイスなどの入力装置であり、23
は、プリンターのような文書を印刷する出力装置、24
は、ハードディスクやフロッピーディスクドライブなど
の外部記憶装置、25は、CRTやLCDなどの表示装
置である。
【0031】26は、入力された文書を編集する編集部
であり、表示装置上での入力位置を示すカーソルの座標
を記憶したカーソルポインタ26bと、文書を一時記憶
する文書バッファ26cと、編集の対象とする文字列を
記憶する文字列バッファ26dと、ひらがな、カタカ
ナ、数字、及び漢字などが属するコード番号の最初と最
後の値を記憶した文字種類テーブル26eと、これらを
利用して文書編集処理を実行する編集制御部26aとか
ら構成される。
【0032】図4に文字種類テーブル26eの例を示
す。同図において、入力される文字の種類が6つに分類
されており、各種類ごとに、予め割り当てられたJIS
区点コード値の領域の最初と最後が記憶されている。た
とえば、数字0〜9は、JIS区点コードの“031
6”から始まり、“0325”で終了していることを示
している。後述するが、この文字種類テーブルは認識対
象の文字を絞り込むのに利用される。
【0033】すなわち、訂正すべきもとの文字の種類と
同種類の文字に訂正する場合には、手書き入力された文
字をすべての文字候補の中から検索するのではなく、図
4に示したようなもとの文字が属する種類のJIS区点
コード値の範囲内の文字候補のみを検索することによっ
て、検索する文字候補を絞り込み、手書き文字認識の速
度及び認識率の向上をはかる。
【0034】27は、手書き認識部であり、手書き入力
された文字を特定するために参照される手書き認識辞書
27b、入力された文字の位置座標を記憶する座標バッ
ファ27c、及びこれらを利用して手書き入力文字の認
識処理を実行する認識制御部27aから構成される。
【0035】28は、ジェスチャー判定部であり、入力
されたジェスチャーを特定するために参照されるジェス
チャーテーブル28b、入力されたジェスチャーの入力
軌跡の位置座標を記憶する座標バッファ28c、及びこ
れらを利用して手書き入力されたジェスチャーの判定を
実行するジェスチャー制御部28aから構成される。
【0036】29は、手書き入力枠制御部であり、図1
6又は図3に示すような手書き文字を書く手書き入力枠
(ウインドウ)を表示装置の画面上に表示させる制御を
行うものである。30は、座標位置ポインタであり、上
記の手書き文字を書くウインドウを表示する位置を記憶
するものである。たとえば、このウインドウの左上の位
置に相当する座標値が記憶されており、また、必要に応
じて表示されるウインドウの大きさや形状をも記憶して
もよい。
【0037】また、座標位置ポインタ30としては、手
書き入力されたジェスチャーが描かれたときの最初のペ
ンダウン位置をそのまま記憶してもよく、さらにこのペ
ンダウン位置が指している文書の文字が属する行の一行
下の行の位置を記憶するようにしてもよい。
【0038】この座標ポインタ30を基にして、手書き
入力枠制御部29が手書き文字を書くウインドウの表示
位置を決定し、ウインドウの表示データを作成して表示
装置25へ送り、ウインドウを表示させる。
【0039】この発明の一実施例である手書き文字入力
機能を持つ文書処理装置は以上のような装置から構成さ
れるが、編集部26、手書き文字認識部27、ジェスチ
ャー判定部28、及び手書き入力枠制御部29は、それ
ぞれ独立したCPU及びRAM、ROM等を備えたハー
ドウェア構成を有し、CPU21と共通バスによって接
続されるようにしてもよいし、またCPU21がその内
部のROM又は外部記憶装置24に格納されたソフトウ
ェアによって各部の機能を実行するようにしてもよい。
【0040】図3は、この発明の手書き入力枠、すなわ
ちこの枠内に書かれた手書き文字が認識される認識用ウ
インドウの表示例を示したものである。図3(a)は、
このウインドウを表示していない場合の文書のみの表示
例である。図3(b)は、“平成5年”の“5”を訂正
するために、“5”の位置の画面上に文字訂正を意味す
るジェスチャーを描いた場合に、“5”の位置に文字挿
入位置を示すカーソルが移動し、“5”の位置の1つ下
の行に手書き入力枠が表示された表示例を示したもので
ある。
【0041】従来の場合と同様に、この手書き入力枠に
文字が手書き入力されると、手書き認識部27によって
その入力された文字に近似する文字の候補がいくつか選
択・表示される。その後、利用者がこの候補の中から自
分の意図した文字を指定すると、カーソルで示した位置
にその文字が挿入され、表示される。
【0042】次に、図5にこの発明の手書き入力による
文字の挿入訂正機能の詳細フローチャートを示す。まず
利用者が、入力装置22のうちペンを用いて、表示され
た文書の中で編集を行いたい文字位置からジェスチャー
を描画すると、CPU21は、ペンダウンした位置を検
出し(ステップS1)、ジェスチャー制御部28aによ
って、引きつづきペンがドラッグされた位置座標をペン
がアップされるまで座標バッファ28cに取り込ませる
(ステップS2)。同様に、ペンがアップされた位置も
座標バッファ28cに記憶させる(ステップS3)。
【0043】この後、ジェスチャー判定部28では、座
標バッファ28cに取り込まれた座標とジェスチャーテ
ーブル28bとを比較して、入力されたジェスチャーが
どの編集機能に対応するものかを解析する(ステップS
4)。
【0044】解析した結果、ジェスチャーが文字の訂正
挿入機能に対応するものであるかどうか判定し(ステッ
プS5)、対応するものである場合には、手書きによっ
て文字の訂正・挿入を行う手書き文字入力モードに移行
する。訂正挿入機能でない場合には、ジェスチャーに対
応するその他の機能の処理を実行し(ステップS1
5)、処理を終了する。
【0045】手書き文字入力モードでは、訂正・挿入位
置を示すカーソルを表示画面上のさきほどのジェスチャ
ーを描いたときのペンダウン位置にある文字に移動させ
(ステップS6)、手書き入力用のウインドウを表示す
る位置を決定し(ステップS7)、表示装置上に所定の
ウインドウを表示させる(ステップS8)。
【0046】ここでステップS6において、CPU21
がジェスチャー判定部28に記憶された座標バッファ2
8cの中から前記ペンダウン位置の座標を取り出して、
編集部26へこの座標を与えて、この座標に表示されて
いる文字を検出させ、表示装置25に対しこの文字の表
示位置にカーソルを表示させるように制御する。
【0047】また、ステップS7において、CPU21
が、前記ペンダウン位置の座標を取り出して、手書き入
力枠制御部29へこの座標を与えて、ウインドウを表示
すべき位置を決定させる。手書き入力枠制御部29で
は、ペンダウン位置の文字の直下で一行下の位置を左上
とするウインドウを描くようにする場合には、与えられ
た座標をもとに、ウインドウの左上の位置座標を求め、
これを座標位置ポインタ30に記憶する。
【0048】さらに、ステップS8においては、この座
標位置ポインタ30をもとに、図3に示したような所定
の大きさ、形状のウインドウを表示するためのデータを
作成し、CPU21が表示装置25に対し、ウインドウ
をステップS7で生成された位置に表示させるようにす
る。
【0049】なお、この実施例では、ペンダウン位置の
一行下を左上位置とするウインドウを表示させる例を示
したが、ウインドウの表示位置は、ペンダウン位置の近
傍で文字編集を行うカーソル位置の表示のじゃまをせ
ず、できるだけ見やすく手の動きが少なくてすむところ
であればよい。
【0050】次に、前記したカーソル位置において、訂
正すべき文字列の絞り込みを行う(ステップS9〜S1
4)。まず、ステップS9において、CPU21は、編
集部26に対してカーソル位置の文字の種類、大きさ、
書体、全角/半角情報及びアンダーラインの有無を判定
させる。このとき、編集部26は、文字の種類、大きさ
等をその内部メモリに記憶する。
【0051】ステップS10において、編集部26は、
カーソル位置の文字にアンダーラインが引かれている場
合には、その文字の前後の文字を検索し、アンダーライ
ンが引かれていないかどうかを確認し、アンダーライン
が引かれている文字列を文字列バッファ26dに格納す
る(ステップS11)。
【0052】たとえば図7(a)に示すように“運動
会”の“運”の位置にカーソルがあり、“運動会”とい
う文字列にアンダーラインが引かれている場合には、
“運動会”が文字列バッファ26dに格納され、次に手
書き入力によって訂正される文字列の対象とされる。図
7(b)は、その後“体育大会”が手書き入力された場
合に、文字列“運動会”が“体育大会”に置換されるこ
とを示した図である。
【0053】ステップS10でアンダーラインが引かれ
ていない場合には、編集部26は、カーソル位置の前後
の文字を検索し、カーソル位置の文字と同種類のいくつ
かの文字からなる文字列を検出し、その文字列の前後が
検出された文字列の種類と異なる場合に、その文字列を
文字列バッファ26dへ格納する(ステップS12)。
【0054】たとえば、図8に示す文書例では、“バ”
の位置にカーソルがあり、“バ”はカタカナであるの
で、“バ”の位置の前後の文字を検索し、カタカナであ
る文字がないかどうかを調べる。
【0055】ここでは、“バイク”が文字の種類がすべ
てカタカナである文字列であり、その前後はひらがなで
あるので、“バイク”が文字列バッファ26dに格納さ
れる。このとき、格納された文字列の文字種類がカタカ
ナであることを、編集制御部26aの内部メモリに記憶
しておくことが好ましい。この文字列バッファ26dに
格納された文字列が、訂正の対象となる文字列である。
【0056】次に利用者が訂正入力しようとする文字列
が、文字列バッファ26dに格納された文字列と同一種
類である場合(ステップS13)には、手書き入力され
る訂正文字の文字認識対象を同一文字種類に制限する
(ステップS14)。
【0057】ステップS13においては、たとえば利用
者が文字列バッファ26dと同一文字種類の文字を入力
することをキー入力又は画面に表示されたメニューを選
択することによって指示してもよいが、逆に同一文字種
の文字列が入力されることが多いことを想定して、何も
入力指示が与えられない場合には同一文字種類の文字列
が入力されるものとし、文字列バッファ26dの文字列
と異なる種類の文字列を入力する場合にのみ、利用者に
指示入力してもらうようにすることが好ましい。また、
次の文字認識処理のときに、手書き入力された文字列の
意味内容から同一文字種類かどうかを判断してもよい。
【0058】すなわちステップS13では、利用者によ
る指示の状態を判断することによって認識する範囲を限
定させるか、又は文字列バッファと同一文字種類の文字
に限定させて認識する範囲を限定させることが好まし
い。
【0059】ステップS14においては、たとえば図8
に示したように、訂正すべき文字列対象が“バイク”と
いうカタカナである場合には、自動的に次の文字認識処
理で入力される訂正文字の文字認識対象をカタカナに制
限することであり、図4に示したように、ここでは、J
IS区点コードとして“0501”から始まり“058
6”で終わる範囲内の文字のみを認識対象とすることを
意味する。認識対象をカタカナに絞ったことは、たとえ
ば手書き制御部27aの内部メモリの中にフラグとして
記憶される。
【0060】手書き入力される文字が“口”である場合
に一般にこれがカタカナの“ロ”であるか、漢字の
“口”であるかは認識されにくく、認識範囲を特に制限
しない場合は、カタカナの“ロ”と漢字の“口”が入力
候補として上げられるが、認識対象を文字列バッファの
文字種であるカタナカのみに制限する場合には、カタカ
ナの“ロ”のみが認識対象とされるため、すぐに認識処
理によって入力文字が確定され、入力操作を含めた認識
処理のトータルの時間が短縮され、かつ、文字種類が異
なるが類似した文字と誤認識することも少なくすること
ができる。
【0061】次に、図6に示すような手書き文字の認識
処理に入る。ステップS16において、表示されたウイ
ンドウ内に利用者によって文字が入力されることを監視
する手書き入力待ちの状態となる。
【0062】手書き文字が入力されると、まずペンダウ
ン位置が検出され(ステップS17)、移動したドラッ
グ位置の軌跡が検出され(ステップS18)、さらにペ
ンがアップされた位置が検出され(ステップS19)、
認識制御部27aによってこれらの情報が手書き認識部
27の座標バッファ27cに記憶される。
【0063】次に認識制御部27aは、座標バッファ2
7cの情報と手書き認識辞書27bに記憶されている文
字パターンとを比較して、近似する文字パターンを選択
し(ステップS20)、いくつかの文字候補を抽出し表
示装置25に表示させる(ステップS21)。
【0064】ステップS20において、比較される手書
き認識辞書27bの中の文字パターンは前記したよう
に、ステップS14で同一文字種類に制限されている場
合は、同一文字種のJIS区点コードの範囲内のみを比
較の対象とする。
【0065】表示された文字候補の中から利用者が意図
する文字が選択指示された場合、その選択された文字に
対する文字コードが文書バッファ26cのカーソルポイ
ンタ26bで示された位置に格納されるとともに、表示
画面上のその位置に表示される(ステップS22)。
【0066】このとき、アンダーラインが付与された文
字列や、同一種類の文字からなる文字列等が文字列バッ
ファ26dに記憶されている場合には、文字列バッファ
26dの内容が手書き入力された文字に置換され、また
表示画面には、今まで表示されていた文字列バッファ2
6dの内容が消去され、置換された文字が表示される。
【0067】ステップS16〜S22までの処理は、文
字訂正挿入処理が終了するまで繰り返される(ステップ
S23)。たとえば利用者による訂正挿入処理を終了す
るキー入力がされたときに処理を終了する。
【0068】以上のような手順によって、前記したよう
に、図7(a)に示したような、アンダーラインが引か
れた“運動会”という3文字からなる文字列を図7
(b)に示した4文字の文字列からなる“体育大会”と
いう文字列に訂正することができる。
【0069】また、図8(a)に示したような、カタカ
ナという同一文字種類で構成された“バイク”という文
字列を自動的に抽出して、“バイク”を同じカタカナで
構成された任意長の文字列、ここでは図8(b)に示し
た“モーターボート”という文字列に訂正することがで
きる。
【0070】また、カーソルで指示された文字が単なる
数字であり、いわゆる文字列でない場合でも、この数字
たとえば‘1’を文字列バッファに格納し、手書き入力
された文字を認識する範囲を同一種である数字だけに限
定して認識処理を行わせることができることは言うまで
もなく、効率よく認識して手書き入力された数字、たと
えば“23”に置換できる。
【0071】なお、訂正後の文字列の認識候補を同一文
字種類に限定しない場合には、手書き認識辞書27bの
検索範囲が異なるだけなので、任意長の異なる文字種類
の文字列に訂正できる。
【0072】以上のように、手書き入力されたジェスチ
ャーが訂正挿入機能である場合に、手書き入力モードに
移行して、ジェスチャーが描かれた表示画面上の位置に
カーソルを移動し、そのカーソル位置の近傍、ここでは
カーソル位置の一行下にウインドウを表示させて、文字
列バッファに格納した文字列を手書き入力した文字列に
置換させているので、入力操作の手の動き、及び目の動
きを少なくすることができ、手書き文字入力の操作の効
率化をはかることができる。
【0073】また、文字認識する対象である文字の数を
絞り込む方法として次のような例がある。前記した図8
の実施例では、カーソル位置の前後の文字の文字種類が
カーソル位置の文字と同一であるものを検索して、同一
文字種類の文字列を抽出して文字列バッファに格納した
が、カーソル位置を含むその前後の文字列が、図9に示
すような「平成*年*月*日」、「昭和*年*月*
日」、又は「*年*月*日」という文字列と一致してい
るかどうかを検索して、これと一致できる文字列が存在
する場合には、*に対応する位置に挿入すべき文字を限
定して、手書き入力の認識をする範囲を絞ることができ
る。
【0074】ここで“*”には、どんな文字列も対応さ
せることが可能であることを示している。たとえば、図
10に示すように“年”の前の位置の“*”には“0”
〜“9”の数字と“元”という文字が挿入されることが
通常考えられるので、この位置に挿入される手書き文字
を認識する場合には、この11種の文字に限定して認識
させるようにすれば、効率よく、また認識率も向上させ
ることができる。
【0075】同様に図10に示すように、“月”に関し
ては10種類の数字、“日”に関しては13種類の文字
を認識対象として限定することが考えられる。すなわ
ち、図9に示したような文字列が検出された場合におい
て、年、月及び日の前の“*”の位置に対応する文字が
訂正挿入の対象とされたときには、それぞれ図10に示
す文字のみを認識対象として限定し、手書き入力される
文字をこの中のどれに対応するかを比較判定するだけで
よく、その他の文字は認識対象にしなくてもよい。
【0076】また、図11に示すように、各元号及び
月、日は最大と最小の数値が決まっているので、これを
利用して認識すべき数字の範囲を限定することができ
る。たとえば、昭和は1年から64年まで、平成は1年
から現在の年(5年)まで、1月は1日から31日ま
で、4月は1日から30日までというように、認識範囲
を限定することにより、認識の速度と認識率を向上させ
ることができる。
【0077】また、月の直前の*の位置に最初“7”が
入力されたと認識し、次に“5”が入力されたと認識し
た場合には、図11によれば範囲外の月に誤判定したこ
とがわかるので、認識の再実行又は再入力を求める表示
等を行わせることによってすでに認識した数字を訂正さ
せることも可能であり、したがって認識率を向上させる
ことができる。
【0078】また、図12に、誤認識されやすい数字と
文字の対応を示すが、このテーブルを利用することによ
り、すでに認識された数字を訂正して表示させることも
可能である。たとえば“1”と“7”はまちがって認識
されやすいが、図13に示すように、日の直前に“7”
が手書き入力されたと認識した後に、続く位置に“2”
が手書き入力されたと認識した場合には、“7日”は存
在するが、“72日”は存在しないので、明らかに
“7”と認識したことは誤りである。
【0079】このとき、図12の対応テーブルを参照す
ることにより、自動的にすでに認識した“7”を取り消
して“1”と認識し直し、“1”、“2”を引き続いて
表示させるようにすれば、一度誤認識したおそれのある
数字を訂正することができ、見かけ上、手書き文字の認
識率を向上させることができる。
【0080】
【発明の効果】この発明によれば、文字の訂正挿入機能
を実行させる場合に、文書の訂正すべき表示画面上の位
置の近傍もしくは一行下に手書き入力枠を表示させるの
で、入力の操作の手の動きと目の動きを少なくすること
ができ、手書き文字入力の操作の効率化をはかることが
できる。
【0081】また、下線描画手段によって引かれたアン
ダーラインで指示された文字列を手書き入力された任意
長の文字列に置換すること、又は文字列抽出手段によっ
て抽出された文字列の前後の文字の種類が抽出された文
字列の種類と異なる場合に、抽出された文字列を手書き
入力された任意長の文字列に置換すること、又は手書き
文字認識手段が、手書き文字認識辞書に登録された文字
パターンのうち文字の種類が前記指示された位置の文字
の種類と同一の文字パターンのみを検索して手書き入力
された文字を認識し、前記文書編集手段が、前記指示さ
れた位置の文字に続く同種類の文字で構成された文字列
を手書き入力された任意長の文字列に置換することを文
書編集手段によって行っているため、手書き文字入力操
作の容易化と共に、認識のために検索すべき文字の候補
の数を少なくすることができ、文字認識の認識率の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本構成ブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図3】この発明における手書き入力枠の表示位置例の
説明図である。
【図4】文字種類の分類における各JIS区分コードの
範囲の説明図である。
【図5】この発明の手書き文字の訂正挿入機能のフロー
チャートである。
【図6】この発明の手書き文字の訂正挿入機能のフロー
チャートである。
【図7】この発明の実施例における訂正挿入機能の表示
例を示した説明図である。
【図8】この発明の実施例における訂正挿入機能の表示
例を示した説明図である。
【図9】この発明で利用される日付に関する表示形式の
例を示した説明図である。
【図10】年、月、日に利用される数字又は文字を示し
た説明図である。
【図11】元号、月、日に利用される数字の範囲を示し
た説明図である。
【図12】誤認識されやすい数字−文字の対応テーブル
である。
【図13】この発明の実施例における訂正挿入機能の表
示例を示した説明図である。
【図14】従来例における構成ブロック図である。
【図15】従来における手書き入力枠(ウインドウ)の
表示位置例の説明図である。
【符号の説明】
1 手書き入力手段 2 文書入力手段 3 表示手段 4 文書編集手段 5 手書き文字認識手段 6 手書き文字認識辞書 7 ジェスチャー判定手段 8 ジェスチャー記憶手段 9 入力枠制御手段 10 位置検知手段 11 位置記憶手段 12 位置指示手段 13 下線描画手段 14 文字列抽出手段 15 文字種類判別手段 21 CPU 22 入力装置 23 出力装置 24 外部記憶装置 25 表示装置 26 編集部 26a 編集制御部 26b カーソルポインタ 26c 文書バッファ 26d 文字列バッファ 26e 文字種類テーブル 27 手書き認識部 27a 認識制御部 27b 手書き認識辞書 27c 座標バッファ 28 ジェスチャー判定部 28a ジェスチャー制御部 28b ジェスチャーテーブル 28c 座標バッファ 29 手書き入力枠制御部 30 座標位置ポインタ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書情報を記憶する記憶手段と、 記憶手段に記憶された文書情報を表示する表示手段と、 表示手段の画面上に表示された文字を指定する指定手段
    と、 指定手段により指定される文字に連続する同一字種の文
    字列を抽出する抽出手段と、 表示手段の画面上に手書きにより座標を入力する入力手
    段と、 入力手段から入力される座標と予め記憶された認識辞書
    とを参照して文字認識を行う認識手段と、 認識手段によって認識された文字と、抽出手段によって
    抽出された文字を表示手段の画面上にて置き換える編集
    手段とを備える文書処理装置。
  2. 【請求項2】 文書情報を記憶する記憶手段と、 記憶手段に記憶された文書情報を表示する表示手段と、 表示手段の画面上に表示された文字を指定する指定手段
    と、 指定手段により指定される文字の字種を判別する判別手
    段と、 表示手段の画面上に手書きにより座標を入力する入力手
    段と、 入力手段から入力される座標と予め記憶された認識辞書
    とを参照して文字認識を行う場合に判別手段により判別
    された字種と同一字種の認識候補を優先して出力する認
    識手段と、 認識手段から出力された認識候補文字と、指定手段によ
    って指定された文字を表示手段の画面上にて置き換える
    編集手段とを備える文書処理装置。
  3. 【請求項3】 文書情報を記憶し、 記憶された文書情報を表示し、 表示画面上に表示された文字を指定し、 指定された文字に連続する同一字種の文字列を抽出し、 表示画面上に手書きにより座標を入力し、 入力された座標と予め記憶された認識辞書とを参照して
    文字認識し、 認識された文字と、抽出された文字列を表示画面上にて
    置き換え編集する文書処理方法。
  4. 【請求項4】 文書情報を記憶し、 記憶された文書情報を表示し、 表示画面上に表示された文字を指定し、 指定された文字の字種を判別し、 表示画面上に手書きにより座標を入力し、 入力された座標と予め記憶された認識辞書とを参照して
    文字認識を行う場合に判別された字種と同一字種の認識
    候補を優先して出力し、 出力された認識候補文字と、指定された文字を表示画面
    上にて置き換え編集する文書処理方法。
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