JP2989387B2 - 入力文字処理装置における句点認識装置及び句点認識方法 - Google Patents

入力文字処理装置における句点認識装置及び句点認識方法

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JP2989387B2 JP4231648A JP23164892A JP2989387B2 JP 2989387 B2 JP2989387 B2 JP 2989387B2 JP 4231648 A JP4231648 A JP 4231648A JP 23164892 A JP23164892 A JP 23164892A JP 2989387 B2 JP2989387 B2 JP 2989387B2
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正信 渡辺
卓 鶴岡
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手書き入力で文章を入
力できる機能を有するワードプロセッサ,パーソナルコ
ンピュータ等で、句点(。)の手書き認識率を向上させ
る手書き入力文字処理装置における句点認識装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術における手書き入力文字処理装
置は、表示装置とタブレット(板状の入力装置であり、
表面をペン状のものでタッチすることにより、データを
入力できる)が一体の入力装置で、文字の形にのみの解
析(パターンマッチング)によって文字を認識すること
により手書きで文字を入力できる。また、誤字の場合は
変換処理により、誤字を変換して正しい文字が新たに入
力ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術における手書
き入力文字処理装置は、文字の形のみの解析(パターン
マッチング)によってのみ手書き認識を行っており、文
脈の解析による文章の切れ目の判定を行っていなかった
ため、例えば『です』『ます』等の明らかに文章の切れ
目になっている場合であっても、次に入力した句点が
『0』(ゼロ),『o』(英語の小文字),『O』(英
語の大文字)などと誤認識されることが頻発していた。
【0004】そこで本発明の手書き入力文字処理装置に
おける句点認識装置は、手書き入力で文章を入力できる
機能を有するワードプロセッサ,パーソナルコンピュー
タ等での句点の手書き認識率を向上させることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の入力文字処理装置における句点認識装置は
座標データを入力する入力手段と、前記入力手段で入力
された座標データをマッチング処理して文字コードから
なる認識候補を出力する認識手段と、前記認識手段で出
力された認識候補中の選択された文字コードを順次格納
する入力文字列記憶手段と、文章の切れ目に現れる文字
列を予め格納する切れ目文字列記憶手段と、前記認識手
段から出力された認識候補中に句点コードがあるかを判
定する第1の判定手段と、前記切れ目文字列記憶手段を
参照して、前記入力文字列記憶手段に格納された文字列
の語尾が前記切れ目文字列記憶手段内に存在しているか
を判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段が前
記認識手段から出力された認識候補中に句点コードがあ
ると判断し、かつ前記第2の判定手段が前記入力文字列
記憶手段に格納された文字列の語尾が前記切れ目文字列
記憶手段内に存在している文字列であると判断した場合
に、前記認識手段から出力された認識候補中の句点コー
ドを認識候補中の他の候補に優先させて出力する制御手
段とを備えたことを特徴とする。また、上記目的を達成
するための本発明の入力文字処理装置における句点認識
方法は、手書き入力による座標データを入力する入力手
段と、前記入力手段で入力された座標データをマッチン
グ処理して文字コードからなる認識候補を出力する認識
手段と、前記認識手段で出力された認識候補中の選択さ
れた文字コードを順次格納する入力文字列記憶手段と、
文章の切れ目に現れる文字列を予め格納する切れ目文字
列記憶手段と、前記認識手段から出力された認識候補中
に句点コードがあるかを判定する第1の判定手段と、前
記切れ目文字列記憶手段を参照して、前記入力文字列記
憶手段に格納された文字列の語尾が前記切れ目文字列記
憶手段内に存在しているかを判定する第2の判定手段と
を備えた手書き入力文字処理装置における句点認識方法
であって、前記第1の判定手段にて前記認識手段から出
力された認識候補中に句点コードがあると判断され、か
つ前記第2の判定手段にて前記入力文字列記憶手段に格
納された文字列の語尾が前記切れ目文字列記憶手段内に
存在している文字列であると判断された場合に、前記認
識手段から出力 された認識候補中の句点コードを認識候
補中の他の候補に優先して出力させることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】手書き入力において、言語処理によって文章の
切れ目を認識することによって、句点(。)を第一候補
とするので句点入力がスピード化し、句点(。)の手書
き認識率の向上が見込める。
【0007】
【実施例】以下、本発明の手書き入力文字処理装置にお
ける句点認識装置の一実施例を図を参照にして詳細に説
明する。
【0008】図1に示すように本発明の手書き入力文字
処理装置における句点認識装置は、CPU1と表示装置
/タブレット2と文字入力ペン3と手書き認識ロジック
4と入力バッファ5と出力バッファ6と入力文字列バッ
ファ7と切れ目文字列テーブル8とから構成される。
【0009】CPU1は、制御プログラムに基づいて各
装置に応答し、切れ目文字列テーブルとのマッチングや
データの入れ換えを行う制御装置である。
【0010】表示装置/タブレット2は、表示装置とタ
ブレット(板状の入力装置であり、表面を文字入力ペン
3でタッチすることにより、データを入力できる)が一
体であり、図3に示すような表示画面上の手書き入力枠
9内に文字入力ペン3での手書き入力が可能である。文
字入力ペン3は、表示装置/タブレット2をタッチする
ための装置である。
【0011】手書き認識ロジック4は、タブレットから
の入力データを受け取り、入力バッファ5にドットパタ
ーンの手書き筆跡座標点列を格納してマッチングを行
い、入力文字の認識に対して、図4に示すように一つに
決定できない場合は、確からしさ順に第一候補/第二候
補/第三候補・・・として出力バッファ6にJISコー
ドで格納する。出力として認識結果の第一候補がカーソ
ル10の位置に入力される。入力バッファ5は、ドット
パターンの手書き筆跡座標点列を格納するバッファであ
る。出力バッファ6は、手書き認識ロジックからの出力
をJISコードで格納するバッファである。
【0012】入力文字列バッファ7は、現時点で入力さ
れた文字列を格納するバッファで、図3の例では『説明
します』が格納されている。切れ目文字列テーブル8に
は、文章の切れ目に現れる文字列、例えば図5に示すよ
うに『です』『ます』『である』の他に動詞の終止形等
が列挙されている。手書き入力枠9は、文字入力ペン3
により順次文字入力できる。
【0013】本発明の手書き入力文字処理装置のフロー
チャートを図2に示し詳細に説明する。タブレット上を
文字入力ペン3でタッチすることにより入力した文字の
ドットパターンの座標点列を手書き認識ロジックの入力
バッファに格納(図2のステップ(以下同じ)S10)
し、手書き認識ロジックでマッチングを行い、確からし
さ順に出力バッファに格納し、出力する(S11)。手
書き認識ロジックからの出力結果において、第一候補が
句点や句点以外の文字である場合は、後述のS13,S
14の処理をする必要がないので、句点コードが第二候
補以降にあるかの判定を行い(S12)、ない場合には
第一候補をカーソル10の位置に入れる。句点コードが
第二候補以降であれば、入力文字列バッファに格納され
ている文字列語尾が切れ目文字列テーブル内に存在する
文字列なのかの判定を行い(S13)、句点コードが第
二候補以降に存在しない場合には第一候補をカーソル1
0の位置に入れる。入力文字列バッファに格納されてい
る文字列の語尾が、切れ目文字列テーブル内に存在する
文字である場合には、句点を第一候補にし(S14)、
第一候補の句点コードをカーソル10の位置に、句
点(。)として入れる。
【0014】
【発明の効果】手書き入力において、言語処理によって
文章の切れ目を認識するすることによって、句点(。)
の手書き認識率の向上が見込める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手書き入力文字処理装置における句点
認識装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の手書き入力文字処理装置における句点
認識装置の動作の流れを示すフローチャート図である。
【図3】本発明の手書き入力文字処理装置における句点
認識装置の表示/タブレット部で、『説明します』と手
書き入力枠を表示をした例を示す図である。
【図4】本発明の手書き入力文字処理装置における句点
認識装置の出力バッファに格納しているデータを示す図
である。
【図5】本発明の手書き入力文字処理装置における句点
認識装置の切れ目文字列テーブルに格納しているデータ
を示した図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 表示装置/タブレット 3 文字入力ペン 4 手書き認識ロジック 5 入力バッファ 6 出力バッファ 7 入力文字列バッファ 8 切れ目文字列テーブル 9 手書き入力枠 10 カーソル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/20 506C

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標データを入力する入力手段と、前記
    入力手段で入力された座標データをマッチング処理して
    文字コードからなる認識候補を出力する認識手段と、前
    記認識手段で出力された認識候補中の選択された文字コ
    ードを順次格納する入力文字列記憶手段と、 文章の切れ目に現れる文字列を予め格納する切れ目文字
    列記憶手段と、 前記認識手段から出力された認識候補中に句点コードが
    あるかを判定する第1の判定手段と、 前記切れ目文字列記憶手段を参照して、前記入力文字列
    記憶手段に格納された文字列の語尾が前記切れ目文字列
    記憶手段内に存在しているかを判定する第2の判定手段
    と、 前記第1の判定手段が前記認識手段から出力された認識
    候補中に句点コードがあると判断し、かつ前記第2の判
    定手段が前記入力文字列記憶手段に格納された文字列の
    語尾が前記切れ目文字列記憶手段内に存在している文字
    列であると判断した場合に、前記認識手段から出力され
    た認識候補中の句点コードを認識候補中の他の候補に優
    先させて出力する制御手段とを備えた ことを特徴とする
    入力文字処理装置における句点認識装置。
  2. 【請求項2】 座標データを入力する入力手段と、前記
    入力手段で入力された座標データをマッチング処理して
    文字コードからなる認識候補を出力する認識手段と、前
    記認識手段で出力された認識候補中の選択された文字コ
    ードを順次格納する入力文字列記憶手段と、 文章の切れ目に現れる文字列を予め格納する切れ目文字
    列記憶手段と、 前記認識手段から出力された認識候補中に句点コードが
    あるかを判定する第1の判定手段と、 前記切れ目文字列記憶手段を参照して、前記入力文字列
    記憶手段に格納された文字列の語尾が前記切れ目文字列
    記憶手段内に存在しているかを判定する第2の判定手段
    とを備えた手書き入力文字処理装置における句点認識方
    法であって、 前記第1の判定手段にて前記認識手段から出力された認
    識候補中に句点コードがあると判断され、かつ前記第2
    の判定手段にて前記入力文字列記憶手段に格納 された文
    字列の語尾が前記切れ目文字列記憶手段内に存在してい
    る文字列であると判断された場合に、前記認識手段から
    出力された認識候補中の句点コードを認識候補中の他の
    候補に優先して出力させることを特徴とする入力文字処
    理装置における句点認識方法。
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