JPH04211940A - 積層板の製法 - Google Patents
積層板の製法Info
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- JPH04211940A JPH04211940A JP3009850A JP985091A JPH04211940A JP H04211940 A JPH04211940 A JP H04211940A JP 3009850 A JP3009850 A JP 3009850A JP 985091 A JP985091 A JP 985091A JP H04211940 A JPH04211940 A JP H04211940A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/02—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
- H05K3/022—Processes for manufacturing precursors of printed circuits, i.e. copper-clad substrates
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器等に用いられる
積層板の製法に関する。
積層板の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、積層板の連続製造方法として、例
えば第1図や第2図に示されているような製法がある。
えば第1図や第2図に示されているような製法がある。
【0003】第1図の製法は、まず熱硬化性樹脂ワニス
の入った含浸槽内に複数枚の長尺基材を通して得られた
複数枚の長尺熱硬化性樹脂含浸基材1を連続的に一対の
スクイズロール2に送り、過剰の含浸樹脂を絞りつつ圧
着して積層基材3を形成し、次いで該積層基材3を一対
のラミネートロール4に送り、その片面又は両面に長尺
の金属箔5を重ね合せて金属箔張り積層基材6とした後
、加熱炉7に送る。該加熱炉7は、入口、内部および出
口には該積層基材6の進行方向に沿って複数個のガイド
ロール8を、更に出口のガイドロールの次には、一対の
引き出しロール9をそれぞれ設けており、該積層基材6
を該引き出しロール9により引っ張らせて、複数個のガ
イドロール8上を移行させながら加熱して硬化させた後
、カッター10により所望の長さに切断し、積層板11
を得るという製法である。
の入った含浸槽内に複数枚の長尺基材を通して得られた
複数枚の長尺熱硬化性樹脂含浸基材1を連続的に一対の
スクイズロール2に送り、過剰の含浸樹脂を絞りつつ圧
着して積層基材3を形成し、次いで該積層基材3を一対
のラミネートロール4に送り、その片面又は両面に長尺
の金属箔5を重ね合せて金属箔張り積層基材6とした後
、加熱炉7に送る。該加熱炉7は、入口、内部および出
口には該積層基材6の進行方向に沿って複数個のガイド
ロール8を、更に出口のガイドロールの次には、一対の
引き出しロール9をそれぞれ設けており、該積層基材6
を該引き出しロール9により引っ張らせて、複数個のガ
イドロール8上を移行させながら加熱して硬化させた後
、カッター10により所望の長さに切断し、積層板11
を得るという製法である。
【0004】また、第2図の製法は、上記第1図と同様
にして得た金属箔張り積層基材6を、加熱加圧型のダブ
ルベルトプレス12により引っ張らせて、複数個のガイ
ドロール8上を移行させながら加熱して予備硬化させた
後、更に該ダブルベルトプレス12で加熱加圧して硬化
させ、次いでカッター10により所望の長さに切断し、
積層板11を得るという製法である。
にして得た金属箔張り積層基材6を、加熱加圧型のダブ
ルベルトプレス12により引っ張らせて、複数個のガイ
ドロール8上を移行させながら加熱して予備硬化させた
後、更に該ダブルベルトプレス12で加熱加圧して硬化
させ、次いでカッター10により所望の長さに切断し、
積層板11を得るという製法である。
【0005】この上記第2図の製法は、予備硬化した金
属箔張り積層基材6を切断し、バッチプレス機にかけて
熱圧するというようなことをせず、ダブルベルトプレス
12で熱圧硬化させて、積層板11を連続的に製造する
という方法であるため、生産能率が高い。
属箔張り積層基材6を切断し、バッチプレス機にかけて
熱圧するというようなことをせず、ダブルベルトプレス
12で熱圧硬化させて、積層板11を連続的に製造する
という方法であるため、生産能率が高い。
【0006】尚、予備硬化とは、その後の加熱加圧硬化
、例えばダブルベルトプレス12よる加熱加圧硬化にお
いて、該積層基材6中の熱硬化性樹脂が流動する程度に
該熱硬化性樹脂を硬化させることを言う。
、例えばダブルベルトプレス12よる加熱加圧硬化にお
いて、該積層基材6中の熱硬化性樹脂が流動する程度に
該熱硬化性樹脂を硬化させることを言う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラミネ
ートロール4と引き出しロール9又はダブルベルトプレ
ス12の間での金属箔張り積層基材6の蛇行を防止する
ために該積層基材6にテンションをかけると、該積層基
材6の表面に縦波や縦ジワが発生するため、蛇行と波や
シワを供に防止することが困難であるとの課題がある。
ートロール4と引き出しロール9又はダブルベルトプレ
ス12の間での金属箔張り積層基材6の蛇行を防止する
ために該積層基材6にテンションをかけると、該積層基
材6の表面に縦波や縦ジワが発生するため、蛇行と波や
シワを供に防止することが困難であるとの課題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、この様な
状況に鑑みて鋭意検討した結果、金属箔張り積層基材を
連続的に加熱した後、該積層基材の進行方向を上方およ
び/又は下方に連続的に変更し、次いでもとの進行方向
にもどし、次いで更に加熱して硬化させると、波やシワ
のない積層板が容易に安定して得られることを見い出し
、本発明を完成するに至った。
状況に鑑みて鋭意検討した結果、金属箔張り積層基材を
連続的に加熱した後、該積層基材の進行方向を上方およ
び/又は下方に連続的に変更し、次いでもとの進行方向
にもどし、次いで更に加熱して硬化させると、波やシワ
のない積層板が容易に安定して得られることを見い出し
、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、長尺の熱硬化性樹脂
含浸基材を複数枚積層してなり、かつその片面又は両面
に金属箔を重ね合せた金属箔張り積層基材を、搬送しな
がら連続的に加熱し、次いで該積層基材の進行方向を上
方および/又は下方に連続的に変更した後、もとの進行
方向にもどし、更に連続的に加熱して硬化させることを
特徴とする積層板の製法、および長尺の熱硬化性樹脂含
浸基材を複数枚積層してなり、かつその片面又は両面に
金属箔を重ね合せた金属箔張り積層基材の進行方向を上
方および/又は下方に連続的に変更した後、該積層基材
を搬送しながら連続的に加熱し、次いで該積層基材の進
行方向を上方および/又は下方に連続的に再度変更した
後、もとの進行方向にもどし、更に連続的に加熱して硬
化させることを特徴とする積層板の製法を提供するもの
である。
含浸基材を複数枚積層してなり、かつその片面又は両面
に金属箔を重ね合せた金属箔張り積層基材を、搬送しな
がら連続的に加熱し、次いで該積層基材の進行方向を上
方および/又は下方に連続的に変更した後、もとの進行
方向にもどし、更に連続的に加熱して硬化させることを
特徴とする積層板の製法、および長尺の熱硬化性樹脂含
浸基材を複数枚積層してなり、かつその片面又は両面に
金属箔を重ね合せた金属箔張り積層基材の進行方向を上
方および/又は下方に連続的に変更した後、該積層基材
を搬送しながら連続的に加熱し、次いで該積層基材の進
行方向を上方および/又は下方に連続的に再度変更した
後、もとの進行方向にもどし、更に連続的に加熱して硬
化させることを特徴とする積層板の製法を提供するもの
である。
【0010】
【作用】本発明の方法では、ラミネートロール4と引き
出しロール9又はダブルベルトプレス12の間で金属箔
張り積層基材6の進行方向を上方および/又は下方に連
続的に変更し、次いでもとの進行方向にもどすため、進
行方向の変更に際して該積層基材6に適度の抵抗がかか
るため、蛇行が起りにくく、かつ縦波や縦ジワも発生し
にくくなる。
出しロール9又はダブルベルトプレス12の間で金属箔
張り積層基材6の進行方向を上方および/又は下方に連
続的に変更し、次いでもとの進行方向にもどすため、進
行方向の変更に際して該積層基材6に適度の抵抗がかか
るため、蛇行が起りにくく、かつ縦波や縦ジワも発生し
にくくなる。
【0011】また、該積層基材6の進行方向の変更を、
該積層基材の加熱の前で行なった後、連続的に加熱させ
ると、加熱時のテンションバランスが改善されて該積層
基材6の進行状態が安定し、縦波や縦ジワの解消および
発生防止が更に容易になる。
該積層基材の加熱の前で行なった後、連続的に加熱させ
ると、加熱時のテンションバランスが改善されて該積層
基材6の進行状態が安定し、縦波や縦ジワの解消および
発生防止が更に容易になる。
【0012】更に、該積層基材6の加熱時の進行方向の
変更を、該積層基材6を両幅方向に広げる作用を有する
ロールを用いて行うと、進行方向の変更に際して両幅方
向に広げられるため、縦波や縦ジワの発生の防止と解消
とを特に効果的に行えるので好ましい。
変更を、該積層基材6を両幅方向に広げる作用を有する
ロールを用いて行うと、進行方向の変更に際して両幅方
向に広げられるため、縦波や縦ジワの発生の防止と解消
とを特に効果的に行えるので好ましい。
【0013】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明する
。第3〜6図は、本発明にかかる積層板の製法の実施例
の説明図であり、金属箔張り積層基材6を得るまでの工
程は、いずれも第1図および第2図に示される前記従来
の積層板の製法と同様である。
。第3〜6図は、本発明にかかる積層板の製法の実施例
の説明図であり、金属箔張り積層基材6を得るまでの工
程は、いずれも第1図および第2図に示される前記従来
の積層板の製法と同様である。
【0014】ここで用いる基材としては、例えばガラス
布、ガラス不織布、ガラスペーパー、紙、合成繊維、合
成繊維不織布等が挙げられる。熱硬化性樹脂ワニスとし
ては、例えば不飽和ポリエステル系樹脂、ジアリルフタ
レート系樹脂、エポキシアクリレート系樹脂、エポキシ
系樹脂等が挙げられるが、必要によっては不飽和結合を
有するビニルモノマーなどで希釈し、過酸化物等の重合
開始剤を加えたもの等が用いられる。更に熱硬化性樹脂
ワニスには必要に応じて水和アルミナ等の充填材、その
他の添加剤を加えてもよい。
布、ガラス不織布、ガラスペーパー、紙、合成繊維、合
成繊維不織布等が挙げられる。熱硬化性樹脂ワニスとし
ては、例えば不飽和ポリエステル系樹脂、ジアリルフタ
レート系樹脂、エポキシアクリレート系樹脂、エポキシ
系樹脂等が挙げられるが、必要によっては不飽和結合を
有するビニルモノマーなどで希釈し、過酸化物等の重合
開始剤を加えたもの等が用いられる。更に熱硬化性樹脂
ワニスには必要に応じて水和アルミナ等の充填材、その
他の添加剤を加えてもよい。
【0015】次いで、第3図に示す本発明の製造方法で
は、従来と同様にして得られた金属箔張り積層基材6を
、加熱炉7に送り、加熱硬化させるが、該加熱炉7内、
好ましくはその前半部分には該積層基材6の進行方向を
下方に変更させるロール13がガイドロール8より下方
に設けられており、該積層基材6はこのロール13を通
過する際に適度の抵抗を受けるため蛇行や縦波、縦ジワ
が生じにくい。次いで該積層基材6をもとの進行方向に
もどし、更に加熱して硬化させた後、カッター10によ
り所望の長さに切断し、積層板11を得ている。
は、従来と同様にして得られた金属箔張り積層基材6を
、加熱炉7に送り、加熱硬化させるが、該加熱炉7内、
好ましくはその前半部分には該積層基材6の進行方向を
下方に変更させるロール13がガイドロール8より下方
に設けられており、該積層基材6はこのロール13を通
過する際に適度の抵抗を受けるため蛇行や縦波、縦ジワ
が生じにくい。次いで該積層基材6をもとの進行方向に
もどし、更に加熱して硬化させた後、カッター10によ
り所望の長さに切断し、積層板11を得ている。
【0016】また、第4図に示す本発明の製法では、金
属箔張り積層基材6を、加熱炉7に送り、予備硬化させ
た後、該加熱炉7の出口と加熱加圧型ダブルベルトプレ
ス12の間で、かつガイドロール8より下方に設けられ
た該積層基材6の進行方向を下方に変更させるロール1
3、例えば弓状ロールにより、該積層基材6は進行方向
の変更に際して適度の抵抗を受けると共に、弓状ロール
の両幅方向に広げる作用を受けるため、蛇行や縦波、縦
ジワが発生しない。次いで該積層基材6をもとの進行方
向にもどした後、ダブルベルトプレス12で加熱加圧硬
化させ、カッター10で所望の長さに切断し、積層板1
1を得ている。
属箔張り積層基材6を、加熱炉7に送り、予備硬化させ
た後、該加熱炉7の出口と加熱加圧型ダブルベルトプレ
ス12の間で、かつガイドロール8より下方に設けられ
た該積層基材6の進行方向を下方に変更させるロール1
3、例えば弓状ロールにより、該積層基材6は進行方向
の変更に際して適度の抵抗を受けると共に、弓状ロール
の両幅方向に広げる作用を受けるため、蛇行や縦波、縦
ジワが発生しない。次いで該積層基材6をもとの進行方
向にもどした後、ダブルベルトプレス12で加熱加圧硬
化させ、カッター10で所望の長さに切断し、積層板1
1を得ている。
【0017】更に、第5図および第6図に示す本発明の
製法では、ガイドロール8′を用いて、該積層基材6の
進行方向を下方に連続的に変更し、次いで上方に連続的
に変更して進行方向をもとにもどした後、該積層基材6
を加熱炉7中で連続的に加熱させており、加熱中の該積
層基材6のテンションバランスが改善されるため、第3
図および第4図の方法よりも更に波やシワのない安定し
た状態で加熱を行うことができ、好ましい。尚、該積層
基材6の進行方向を変更するには、後記する第7〜9図
に示す様な該積層基材6を両幅方向に広げる作用を有す
るロールを用いてもよい。
製法では、ガイドロール8′を用いて、該積層基材6の
進行方向を下方に連続的に変更し、次いで上方に連続的
に変更して進行方向をもとにもどした後、該積層基材6
を加熱炉7中で連続的に加熱させており、加熱中の該積
層基材6のテンションバランスが改善されるため、第3
図および第4図の方法よりも更に波やシワのない安定し
た状態で加熱を行うことができ、好ましい。尚、該積層
基材6の進行方向を変更するには、後記する第7〜9図
に示す様な該積層基材6を両幅方向に広げる作用を有す
るロールを用いてもよい。
【0018】第7図に示す弓状ロール14は、ロール芯
15が固定され、かつ金属箔張り積層基材6の進行方向
に円弧状に曲っているが、ロール表面層16がゴム質材
料等の変形容易な材料から成っており、複数個のベアリ
ングを介してロール表面層16のみが回転して該積層基
材6に両幅方向に広げる作用を及ぼす。
15が固定され、かつ金属箔張り積層基材6の進行方向
に円弧状に曲っているが、ロール表面層16がゴム質材
料等の変形容易な材料から成っており、複数個のベアリ
ングを介してロール表面層16のみが回転して該積層基
材6に両幅方向に広げる作用を及ぼす。
【0019】第8図に示すロール17は、ロール芯15
とゴム質材料等からなるロール表面層16とが同時に回
転するが、その間にはロール表面層16の各部位を図中
の矢印18の方向に回転させる様に複数個のベアリング
が配置されており、この様なロール表面層16の動きが
金属箔張り積層基材6に両幅方向に広げる作用を及ぼす
。
とゴム質材料等からなるロール表面層16とが同時に回
転するが、その間にはロール表面層16の各部位を図中
の矢印18の方向に回転させる様に複数個のベアリング
が配置されており、この様なロール表面層16の動きが
金属箔張り積層基材6に両幅方向に広げる作用を及ぼす
。
【0020】第9図に示すロール19は、ロール表面に
溝20が切込んであり、この溝20が金属箔張り積層基
材6に両幅方向に広げる作用を及ぼす。金属箔張り積層
基材6の進行方向を上方および/又は下方に変更させる
のに用いるロールの設置位置は、該積層基材6が加熱開
始後、まだ柔軟性を失っておらず、変形可能な状態にあ
る位置であればよく、特に限定されない。また、該ロー
ルによる進行方向の変更は、ガイドロール8が通常金属
箔張り積層基材6の下にあるため、第3図および第4図
の様に下方に変更した後、もとの進行方向にもどすのが
容易であるが、変更用ロールの前後に上下1対になって
いるガイドロールを配置すれば、上方に変更することも
できる。また、方向の変更は1回だけでなく、2回以上
行ってもよい。
溝20が切込んであり、この溝20が金属箔張り積層基
材6に両幅方向に広げる作用を及ぼす。金属箔張り積層
基材6の進行方向を上方および/又は下方に変更させる
のに用いるロールの設置位置は、該積層基材6が加熱開
始後、まだ柔軟性を失っておらず、変形可能な状態にあ
る位置であればよく、特に限定されない。また、該ロー
ルによる進行方向の変更は、ガイドロール8が通常金属
箔張り積層基材6の下にあるため、第3図および第4図
の様に下方に変更した後、もとの進行方向にもどすのが
容易であるが、変更用ロールの前後に上下1対になって
いるガイドロールを配置すれば、上方に変更することも
できる。また、方向の変更は1回だけでなく、2回以上
行ってもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の積層板の製法によれば、無圧下
での加熱硬化の途中で、金属箔張り積層基材を下方およ
び/又は上方に進行方向を変更させることにより、蛇行
がなく、しかも積層基材に発生する縦波や縦ジワを抑え
ることができる。この際、ロールとして、該積層基材を
両幅方向に広げる作用を有するロールを用いると更に効
果が大きく、常に外観が優れた積層板を得ることができ
る。
での加熱硬化の途中で、金属箔張り積層基材を下方およ
び/又は上方に進行方向を変更させることにより、蛇行
がなく、しかも積層基材に発生する縦波や縦ジワを抑え
ることができる。この際、ロールとして、該積層基材を
両幅方向に広げる作用を有するロールを用いると更に効
果が大きく、常に外観が優れた積層板を得ることができ
る。
【図1】第1図は従来の積層板の製法の説明図である。
【図2】第2図は従来の積層板の製法の説明図である。
【図3】第3図はこの発明にかかる積層板の製法の実施
例の説明図である。
例の説明図である。
【図4】第4図はこの発明にかかる積層板の製法の実施
例の説明図である。
例の説明図である。
【図5】第5図はこの発明にかかる積層板の製法の実施
例の説明図である。
例の説明図である。
【図6】第6図はこの発明にかかる積層板の製法の実施
例の説明図である。
例の説明図である。
【図7】第7図は金属箔張り積層基材を両幅方向に広げ
る作用を有するロールの部分断面略図である。
る作用を有するロールの部分断面略図である。
【図8】第8図は金属箔張り積層基材を両幅方向に広げ
る作用を有するロールの部分断面略図である。
る作用を有するロールの部分断面略図である。
【図9】第9図は金属箔張り積層基材を両幅方向に広げ
る作用を有するロールの部分断面略図である。
る作用を有するロールの部分断面略図である。
1 熱硬化性樹脂含浸基材
2 スクイズロール
5 金属箔
6 金属箔張り積層基材
7 加熱炉
9 引き出しロール
12 ダブルベルトプレス
13 金属箔張り積層基材の進行方向を下方に変更さ
せるロール。
せるロール。
Claims (8)
- 【請求項1】 長尺の熱硬化性樹脂含浸基材を複数枚
積層してなり、かつその片面又は両面に金属箔を重ね合
せた金属箔張り積層基材を、搬送しながら連続的に加熱
し、次いで該積層基材の進行方向を上方および/又は下
方に連続的に変更した後、もとの進行方向にもどし、更
に連続的に加熱して硬化させることを特徴とする積層板
の製法。 - 【請求項2】 金属箔張り積層基材の進行方向の変更
を、該積層基材を両幅方向に広げる作用を有するロール
を用いて行う請求項1記載の製法。 - 【請求項3】 金属箔張り積層基材を連続的に加熱予
備硬化させた後、該積層基材の進行方向を上方および/
又は下方に連続的に変更し、次いでもとの進行方向にも
どし、更に連続的に加熱加圧硬化させる請求項1記載の
製法。 - 【請求項4】 金属箔張り積層基材の進行方向の変更
を、該積層基材を両幅方向に広げる作用を有するロール
を用いて行う請求項3記載の製法。 - 【請求項5】 長尺の熱硬化性樹脂含浸基材を複数枚
積層してなり、かつその片面又は両面に金属箔を重ね合
せた金属箔張り積層基材の進行方向を上方および/又は
下方に連続的に変更した後、該積層基材を搬送しながら
連続的に加熱し、次いで該積層基材の進行方向を上方お
よび/又は下方に連続的に再度変更した後、もとの進行
方向にもどし、更に連続的に加熱して硬化させることを
特徴とする積層板の製法。 - 【請求項6】 金属箔張り積層基材の加熱後の進行方
向の変更を、該積層基材を両幅方向に広げる作用を有す
るロールを用いて行う請求項5記載の製法。 - 【請求項7】 金属箔張り積層基材を連続的に加熱予
備硬化させた後、該積層基材の進行方向を上方および/
又は下方に連続的に変更し、次いでもとの進行方向にも
どし、更に連続的に加熱加圧硬化させる請求項5記載の
製法。 - 【請求項8】 金属箔張り積層基材の加熱後の進行方
向の変更を、該積層基材を両幅方向に広げる作用を有す
るロールを用いて行う請求項7記載の製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-228955 | 1990-08-30 | ||
JP22895590 | 1990-08-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04211940A true JPH04211940A (ja) | 1992-08-03 |
Family
ID=16884481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3009850A Pending JPH04211940A (ja) | 1990-08-30 | 1991-01-30 | 積層板の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04211940A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008168598A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Kyokuto Sanki Co Ltd | ラミネート装置におけるラミネート・フイルムのシワ発生防止装置 |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP3009850A patent/JPH04211940A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008168598A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Kyokuto Sanki Co Ltd | ラミネート装置におけるラミネート・フイルムのシワ発生防止装置 |
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