JPH0419789Y2 - - Google Patents

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JPH0419789Y2
JPH0419789Y2 JP1985062622U JP6262285U JPH0419789Y2 JP H0419789 Y2 JPH0419789 Y2 JP H0419789Y2 JP 1985062622 U JP1985062622 U JP 1985062622U JP 6262285 U JP6262285 U JP 6262285U JP H0419789 Y2 JPH0419789 Y2 JP H0419789Y2
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trimmer
shaft
receiving hole
rotor plate
rotor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、可変コンデンサ等に具備されるトリ
マーコンデンサに関する。
〔考案の背景〕
従来の可変コンデンサの概略を第5図によつて
説明する。すなわち、この第5図の一部断面図に
おいて、1,1,……は表面が誘電体1Aで被覆
された複数のステータープレート、2,2,……
はステータープレート1の間に配置されたワツシ
ヤーであり、それぞれが複数枚配置され一つのス
テーター群3を形成している。4,4,……はロ
ータープレート、5,5,……はロータープレー
ト4の間に配置されたワツシヤーであり、前記ロ
ータープレート4とワツシヤー5を挿通、固定す
るようにローターシヤフト6が設けられている。
7が前記ステーター群3に対応したローターセク
シヨンとなる。
8はステーター群3を支持する支柱8aを有
し、ローターシヤフト6が挿通される軸受部8b
を有する前部基板である。9は前部基板8の支柱
8aに対応した支柱9aを有し、前記ローターシ
ヤフト6を支承する孔9bを有する後部基板であ
る。
そして前記ローターシヤフト6及びステーター
群3は前部基板8と後部基板9に挟持されるよう
に配設され、前部基板8と後部基板9を貫通する
金属製の端子10によつて組み付けられる。
11,11,……は前記後部基板9の外側部に
配設されたトリマーコンデンサである。このトリ
マーコンデンサ11は、第5図に示すように、後
部基板9の上面に固着したトリマー用ステーター
プレート12と、このトリマー用ステータープレ
ート12に相対向させて、トリマーシヤフト13
に保持されるトリマー用ロータープレート14と
から構成されている。前記トリマー用ステーター
プレート12の表面には誘電体15が被着されて
いる。そして前記トリマーシヤフト13の操作部
13aは後部基板9の上面から突出させ、また下
端部13bは、後部基板9の下面より突出させ
て、アース板16へかしめなどの適宜手段にて後
部基板9に回転可能に止着される。
ところで、前記トリマー用ロータープレート1
4は半円状をなし、第7図に示すように、平坦部
側14aに突出部17を一体に形成し、この突出
部17に楕円状の通孔17aを形成し、この通孔
17aに、第6図a、第6図bに示すように、こ
の通孔17aより小径であつて前記トリマーシヤ
フト13に形成された受部13cを挿入し、トリ
マーシヤフト13の受部13cとトリマー用ロー
タープレート14の通孔17aの周側部が当接す
ることにより、トリマーシヤフト13の回動によ
りトリマー用ロータープレート14を回動させる
構成であつた。
しかしながら、上述した従来装置のトリマー用
ロータープレート14とトリマーシヤフト13と
の取付構成では、トリマーシヤフト13の受部1
3cとトリマー用ロータープレート14の通孔1
7aの周側部との間に間隙Aが生じてしまい、可
変コンデンサのセツトにおいて、トリマー調整に
際し、トリマーシヤフト13を回転した時、トリ
マーシヤフト13が少し回動してからトリマー用
ロータープレート14が回動し始めるため、セツ
ト時のトリマー調整がしずらいという欠点があつ
た。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上述した従来技術の欠点を解
消し、トリマーシヤフトとトリマー用ロータープ
レートとに連動において作動ずれが生じないよう
にしたトリマーコンデンサを提供することにあ
る。
〔考案の概要〕
この目的を達成するために、本考案は、トリマ
ーシヤフトに固着したトリマー用ロータープレー
トと、このトリマー用ロータープレートに相対向
して設けたトリマー用ステータープレートとから
なるトリマーコンデンサにおいて、前記トリマー
用ロータープレートに円形の受孔を設け円形の受
孔を設け、前記トリマーシヤフトの一端に前記受
孔より小径な円柱状の挿入部を設けるとともに、
この挿入部に連続して前記受孔より大径な断面多
角形状の嵌着部を設け、この嵌着部を前記受孔に
圧入嵌合することにより前記トリマーシヤフトに
前記トリマー用ロータープレートを固定したこと
を特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に
よつて説明する。尚、第1図乃至第3図の説明に
おいて既述した部材と同一あるいは均等部材には
同一符号を付した。
ステーター群3とローターセクシヨン7は、前
部基板8と後部基板9との各支柱8a,9a間の
空間部に配設されている。すなわち、前部基板8
と後部基板9の四隅に互いに当接しないようにス
テーター群3を固定する支柱8a,9aを突設し
てあり、全体として略四角柱状をなしている。そ
して各支柱8a,9aには、金属製の端子10を
貫挿し、この端子10によつて支柱8a,9a同
士を固定させている。
前記前部基板8の上外側の中央には、ローター
セクシヨン7を支えるローターシヤフト6の操作
部6aを突出しており、また前部基板8の上外側
には略等角度にてトリマーコンデンサ11を4個
設けてある。このトリマーコンデンサ11は、前
部基板8の周部に沿つて固着したステーター15
と、前部基板8に対して回転可能に支承されるト
リマーシヤフト16に固定した半円状のローター
17とからなり、ステーター15とローター17
との接触面積をトリマーシヤフト16を回転させ
ることにより変化し、容量調整を行うものであ
る。
前部基板8の上外側には、端子10の一端子
と、ローターシヤフト6の操作部6aと、トリマ
ーシヤフト16の操作部16aが突出し、また前
部基板8の支柱8aと、後部基板9の支柱9aか
らはステーター群3及びローターセクシヨン7が
外部から見えるが、前記前部基板8の上外側と、
前部基板8と後部基板9の各支柱8a,9aの全
周を筒状カバー体18にて被覆し、可変コンデン
サ本体の防塵、他部材との不用意な接触の防止を
図つている。
前記トリマーコンデンサ11は、前部基板8に
公知の手段にて取付けられているが、トリマーシ
ヤフト13とトリマー用ロータープレート14の
取付構成は次のようになつている。すなわち、第
3図に示すように、トリマー用ロータープレート
14は半円状をなし、平坦部側14aに突出部1
7を一体に形成し、この突出部17に円形の受孔
19を穿設し、一方、第2図a,bに示すよう
に、トリマーシヤフト13に形成した嵌着部13
c部分を、前記円形の受孔19より大径の多角形
にし、この嵌着部13cより下方の下端部13b
を前記円形の受孔19より小径にする。そして嵌
着部13cと下端部13bとの間には、嵌着部1
3cが円形の受孔19内に入り易くするため傾斜
面13dを形成してある。
従つて、トリマー用ロータープレート14の円
形の受孔19にトリマーシヤフト13を下端部1
3bから挿入していき、嵌着部13cの多角形部
を円形の受孔19の周側部に喰込ませるように、
受孔19の周部を嵌着部13cへ圧入嵌合して、
トリマーシヤフト13にトリマー用ロータープレ
ート14を固定する。このため、トリマーシヤフ
ト13の嵌着部13cとトリマー用ロータープレ
ート14の受孔19の周部とには互いに動き得る
間隙がなく、いわゆる作動の遊びがなくなり、ト
リマーシヤフト13を回動すると同時にトリマー
用ロータープレート14が一体となつて回動し、
トリマー調整が確実かつ正確に行えるようにな
る。
また上述したようなトリマーシヤフト13の嵌
着部13cとトリマー用ロータープレート14の
円形の受孔19との圧入嵌合の際、トリマーシヤ
フト13の嵌着部13cの一部が削れ、この削れ
粉がトリマーシヤフト13の周部に堆積し、寸法
精度に影響を与えたり、また削れ粉が他部材に対
し悪影響を与えるおそれがある。
このため、第4図a,bに示すように、トリマ
ーシヤフト13の操作部13aの底部に受溝部2
0を形成し、削れ粉を受溝部20に溜るようにす
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、トリマー用ロ
ータープレートに円形の受孔を設け、トリマーシ
ヤフトの一端に受孔より小径な円柱状の挿入部を
設けるとともに、この挿入部に連続して前記受孔
より大径な断面多角形状の嵌着部を設け、この嵌
着部を前記受孔に圧入嵌合することによりトリマ
ーシヤフトにトリマー用ロータープレートを固定
したため、トリマーシヤフトとトリマー用ロータ
ープレートに伝わり、トリマー調整がし易いトリ
マーコンデンサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第
1図は分解斜視図、第2図aはトリマーシヤフト
の第1実施例を示す正面図、第2図bは第2図a
のトリマーシヤフトの底面図、第3図はトリマー
用ロータープレートとトリマーシヤフトとの関係
を示す説明図、第4図aはトリマーシヤフトの第
2実施例を示す正面図、第4図bは第4図aのト
リマーシヤフトの底面図、第5図乃至第7図は従
来例を示し、第5図は可変コンデンサの概要を示
す説明図、第6図aはトリマーシヤフトの正面
図、第6図bは第6図aのトリマーシヤフトの底
面図、第7図はトリマー用ロータープレートとト
リマーシヤフトとの関係を示す説明図である。 11……トリマーコンデンサ、12……トリマ
ー用ステータープレート、13……トリマーシヤ
フト、13c……嵌着孔、14……トリマー用ロ
ータープレート、19……受孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トリマーシヤフトに固着したトリマー用ロータ
    ープレートと、このトリマー用ロータープレート
    に相対向して設けたトリマー用ステータープレー
    トとからなるトリマーコンデンサにおいて、前記
    トリマー用ロータープレートに円形の受孔を設
    け、前記トリマーシヤフトの一端に前記受孔より
    小径な円柱状の挿入部を設けるとともに、この挿
    入部に連続して前記受孔より大径な断面多角形状
    の嵌着部を設け、この嵌着部を前記受孔に圧入嵌
    合することにより前記トリマーシヤフトに前記ト
    リマー用ロータープレートを固定したことを特徴
    とするトリマーコンデンサ。
JP1985062622U 1985-04-27 1985-04-27 Expired JPH0419789Y2 (ja)

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JPS61179731U JPS61179731U (ja) 1986-11-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2592320Y2 (ja) * 1991-06-03 1999-03-17 ミツミ電機株式会社 可変コンデンサ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS422282Y1 (ja) * 1965-12-02 1967-02-10
JPS5222153B2 (ja) * 1972-10-31 1977-06-15

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JPS60137426U (ja) * 1984-02-23 1985-09-11 アルプス電気株式会社 セラミツクバリコン

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