JPH0236270Y2 - - Google Patents

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JPH0236270Y2
JPH0236270Y2 JP14769284U JP14769284U JPH0236270Y2 JP H0236270 Y2 JPH0236270 Y2 JP H0236270Y2 JP 14769284 U JP14769284 U JP 14769284U JP 14769284 U JP14769284 U JP 14769284U JP H0236270 Y2 JPH0236270 Y2 JP H0236270Y2
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rotary drive
drive body
stator
rotor shaft
substrate
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JP14769284U
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  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はラジオの同調装置に使用する小型バリ
コンに関するものであ。
従来の技術 ラジオの同調装置等に使用する小型バリコンは
第9,10図に示したようにプーリやギヤ等の回
転駆動体1と、該回転駆動体1の中央部に立設さ
れたロータ軸2と、該ロータ軸2を軸受孔3aに
嵌合した状態で前記回転駆動体1上に載置された
基板3と、該基板3の四隅部に立設されたステー
タ支柱4と、該ステータ支柱4に取付けられたス
テータ板5と、前記ロータ軸2に取付けられたロ
ータ板6と、前記ステータ板5およびロータ板6
を覆い、かつ前記ロータ軸2の先端を、中央部に
設けた軸受孔7aで枢支した状態で前記ステータ
支柱4に取付けられた押板7とを備えていて、回
転駆動体1を回動させると、これと共にロータ軸
2およびロータ板6が回動して、ロータ6とステ
ータ5の対向面積が変わり、これによつて連続的
に静電容量を変化させることができるようになつ
ている。なお第9,10図において、8は回転駆
動体1にロータ軸2を立設しているビス、9は押
板7をステータ支柱4に止着しているナツト、1
0はロータ軸2に取付けられたストツパー、1
1,12は基板3上に立設された一対のストツパ
ーピンであり、これらピン11,12に前記スト
ツパー10の先端が当接して、ロータ軸2やロー
タ6の回動範囲を規制するようになつている。
ところで、この種のバリコンにおいて、回転駆
動体1上に基板3をそのまま載置すると回転駆動
体1と基板3の対向面が密着して、両者間の円滑
な相対回動が阻害される場合がある。
このため従来は第11図に示したようにロータ
軸2に基板支持用の段部2′を設けるなどして、
回転駆動体1と基板3の間に適宜の間隙δをもた
せ、回転駆動体1と基板3の対向面が密着するの
を防止して、相対回動が円滑に行なわれるように
している。
考案が解決しようとする問題点 前述のように、ロータ軸2に基板支持用の段部
2′を設けるなどして、回転駆動体1と基板3の
間に適宜の間隙δをもたせた場合には、この間隙
δの存在が回転駆動体1と基板3の相互の傾きを
惹起し、該傾きが原因になつて所謂平衡度が低下
し、バリコンの性能や操作性に悪影響を及ぼすと
いう問題点があつた。
問題点を解決するための手段 回転駆動体と基板の対向面に、両者の間隙を一
定に保つ突起を形成した。
作 用 突起により回転駆動体と基板相互の傾きを防止
して両者間の平衡を保ち、性能の安定化を図る。
実施例 次に本考案の実施例を第1〜8図を参照して説
明する。
1は真鍮等の金属板製の回転駆動体である。こ
の回転駆動体1の周縁部には、図外のバリコン駆
動装置のピニオンを噛合するためのギヤ1aが設
けられ、その内側には回動範囲を規制するための
半円弧状のストツパー受孔1bが設けられ、また
中央部には後記するロータ軸を立設するための軸
受孔1cが設けられている。1dと1eは前記軸
受孔1cを構成する円形孔部と、その両側を切欠
することにより形成された拡径部である。
2は前記回転駆動体1の中央部に立設されたロ
ータ軸である。このロータ軸2は前記回転駆動体
1と同質材により形成されていて、前記軸受孔1
cの円形孔部1dと略同径に形成された基部2a
と、該基部2aの上部に連設されていて前記円形
孔部1dよりも大径のフランジ部2bと、該フラ
ンジ部2bの上部に連設された非円形のロータ板
取付部2cと、該ロータ板取付部2cの上部に連
設された枢支軸部2dとからなつていて、前記基
部2aを円形孔部1dに嵌合して、その先端をプ
レスして、第6図に示したようにフランジ部2e
と、前記拡径部1eへの喰込部2fを形成するこ
とにより、ロータ軸2は回転駆動体1に、軸方向
および回転方向へ動くことのないように固定され
ている。なお、回転駆動体1とロータ軸2との固
定は、ロータ軸2のフランジ部2bと回転駆動体
1とを超音波あるいはスポツト溶接して行つても
よい。
3は前記ロータ軸2を軸受孔3aに嵌合した状
態で前記回転駆動体1上に相対回動可能に載置さ
れる基板(アース板)である。この基板3は金属
で作られていて、その中央部には前記ロータ軸2
のフランジ部2bよりもやや大径の軸受孔3aが
形成されていると共に外周部には前記回転駆動体
1のストツパー受孔1bに入り込むストツパー突
起3bが下方に向けて切り起し形成されている。
そして軸受孔3aにロータ軸2のフランジ部2b
を嵌合することにより、基板3はフランジ部2b
によつて枢支され、かつ前記ストツパー受孔1b
の範囲内で回動するようになつている。
4…4は基板3に立設されたステータ支柱であ
る。これらステータ支柱4…4はその先端部には
雄ネジ部4aが形成されている。そしてこれらス
テータ支柱4…4は、前記基板3の上面に、これ
と一体的に積層形成された合成樹脂製の絶縁板4
bによつて基板3の四隅部に、該基板3と絶縁さ
れた状態で立設されている。4c,4cは絶縁板
4b,4bにそれぞれ立設された一対の位置決め
突起である。
5…5はステータ支柱4…4に取付けられるス
テータ板である。これらステータ板5は、ポリエ
チレン製の誘電板5aと、該誘電板5a内に端子
部5cを除いて埋設された金属製板状のステータ
5eとからなつていて、前記誘電板5aの中央部
に設けた軸受孔5fにロータ軸2を、また前記端
子部5cに設けた支柱受孔5gと突起受孔5h,
5hに、それぞれ所望のステータ支柱4と位置決
め突起4c,4cを挿入することにより基板3上
に積層されている。
6…6はロータ軸2に取付けられる金属製板状
のロータである。これらロータ6…6は半円形状
に作られていて、中心部に設けた軸受孔6aにロ
ータ軸2を挿入することにより、前記ロータ6…
6を順次挟むようにロータ軸2に取付けられてい
る。
7は前記ステータ板5…5およびロータ6…6
を覆い、かつ前記ロータ軸2の先端の枢支軸部2
dを、中央部に設けた軸受孔7aで枢支した状態
で前記ステータ支柱4…4に取付けられる押板で
ある。この押板7は金属板で作られていて、その
中央部に前記軸受孔7aが設けられていると共に
該軸受孔7aの周縁部にはリング状の隆起部7b
が形成されていて、該隆起部7bで軸受孔7aの
周りを囲うようにして軸受孔7aに嵌合した枢支
軸部2dの先端を保護するようになつている。7
c…7cと7d…7dは押板7に形成された支柱
受孔と突起受孔であり、これら支柱受孔7c…7
cと突起受孔7d…7dにそれぞれステータ支柱
4…4と位置決め突起4c…4cを嵌め込んで、
前記ステータ支柱4…4の先端の雄ネジ部4aに
ナツト7e…7eを螺合することにより、押板7
はステータ支柱4…4に固着されている。
そして13が回転駆動体1と基板3の間隙δを
一定に保つため、これら回転駆動体1と基板3の
対向面に形成された突起である。第1〜6図に示
す実施例において、突起13は金属板製の回転駆
動体1の周縁部に、リング状にエンボス形成され
ていて、該回転駆動体1と基板3の間隙δを一定
に保つようになつている。
なお14…14はステータ板5,5間に介在さ
れる金属製のステータワツシヤ、15…15はロ
ータ板6,6間に介在される金属製のロータワツ
シヤ、16は絶縁製のスペーサ、17はロータ軸
2に取付けたロータ板6…6、ロータワツシヤ1
5…15の抜け止めナツトであり、該ナツト17
はロータ軸2のロータ板取付部2cの先端に設け
た雄ネジ部2gに螺合されている。
実施例の小型バリコンは上記のような構成であ
つて、回転駆動体1の、基板3との対向面周縁部
にリング状の突起13を形成し、該突起13によ
り回転駆動体1と基板3相互の傾きをなくし、両
者間を平衡に保ち、性能の安定化を図ることがで
きるのである。
なお第1〜6図に示す実施例では突起13を回
転駆動体1の周縁部にリング状に形成した場合を
示したが、突起13は第7図に示したように断続
的なものであつても或は第8図に示したように部
分的なものであつても良い。また突起13は回転
駆動体1側でなく基板3側に形成しても或は回転
駆動体1と基板3の両方に形成しても良い。また
回転駆動体1は金属製でなく絶縁板でもよく、ま
たギヤでなく円筒形にしてその側面に溝を形成し
たプーリ形式のものでもよい。また、基板3は必
須なものではなく、省略して絶縁板4bを基板と
して使用してもよい。また、回転駆動体1はロー
タ軸2を予め基板3、押板7等に組付けた後、最
終工程でロータ軸2に固定してもよい。
考案の効果 回転駆動体と基板相互の傾きを防止して、両者
を平衡に保ち、性能や操作性の安定化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の小型バリコンの斜視図、第2
図は平面図、第3図は底面図、第4図は断面図、
第5図は分解斜視図、第6図は回転駆動体にロー
タ軸を取付けた状態の断面図、第7図および第8
図は他の実施例の斜視図、第9図は従来例の縦断
面図、第10図は第9図のX−X線断面図、第1
1図は第9図の一部拡大図である。 1……回転駆動体、2……ロータ軸、3……基
板、3a……軸受孔、4……ステータ支柱、5…
…ステータ板、6……ロータ板、7……押板、7
a……軸受孔、13……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転駆動体と、該回転駆動体の中央部に立設さ
    れたロータ軸と、該ロータ軸を軸受孔に嵌合した
    状態で前記回転駆動体上に相対回動可能に載置さ
    れた基板と、該基板に立設されたステータ支柱
    と、該ステータ支柱に取付けられたステータと、
    前記ロータ軸に取付けられたロータと、前記ステ
    ータおよびロータを覆い、かつ前記ロータ軸の先
    端を、中央部に設けた軸受孔で枢支した状態で前
    記ステータ支柱に取付けられた押板とを備え、前
    記回転駆動体と基板の対向面には、両者の間隙を
    一定に保つ突起を形成したことを特徴とする小型
    バリコン。
JP14769284U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH0236270Y2 (ja)

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