JPH0432746Y2 - - Google Patents

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JPH0432746Y2
JPH0432746Y2 JP1987081649U JP8164987U JPH0432746Y2 JP H0432746 Y2 JPH0432746 Y2 JP H0432746Y2 JP 1987081649 U JP1987081649 U JP 1987081649U JP 8164987 U JP8164987 U JP 8164987U JP H0432746 Y2 JPH0432746 Y2 JP H0432746Y2
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JP
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trimmer
plate
stator
rotor
stator plate
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JP1987081649U
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JPS63188934U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はトリマコンデンサに係り、とくにトリ
マロータ板とトリマステータ板との密着性を良好
にして、両者によつて形成される容量値の減少を
防止しうるトリマコンデンサに関する。
〈従来の技術〉 従来のトリマコンデンサを第5図に示す。第5
図はトリマコンデンサの要部断面図であり、図中
1は絶縁性の基板、2は基板1に保持されたトリ
マステータ板、3はトリマステータ板2と対向し
て静電容量を形成するトリマロータ板、4は弾性
ワツシヤ5により付勢され、トリマロータ板を保
持するトリマロータ軸、6はトリマロータ板3と
トリマステータ板2との間〓を保つワツシヤ、7
はアース端子である。トリマロータ軸4の動によ
り、トリマロータ板3が協動しトリマロータ板3
とトリマステータ板2との対向面積が変化し、こ
れに伴ない静電容量を可変する構成となつてい
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記構成のトリマコンデンサに
おいては、トリマロータ板3あるいはトリマステ
ータ板2の加工具合、あるいはトリマステータ板
2の基板1への保持具合により、トリマロータ板
3とトリマステータ板2との間〓が形成され、こ
のためトリマロータ板3とトリマステータ板2と
で形成される静電容量の値が減少してしまうとい
う問題点があつた。
本考案は上記問題点を解決したトリマコンデン
サを提供することを目的する。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、トリマ基板が平板状に形成され、且
つトリマ基板のトリマステータ板を保持する部分
とそれ以外の部分との間に段差を設けてなる構成
としたものである。
〈作用〉 トリマステータ板が、上記段差により変形し、
しかもその弾性力でトリマロータ板側に付勢する
ためトリマロータ板をトリマステータ板とが常に
密接することにより、トリマロータ板とトリマス
テータ板とで形成される静電容量の減少を防止す
る。
〈実施例〉 次に本考案になるトリマコンデンサの実施例に
ついて説明する。第1図〜第3図は本考案に係る
トリマコンデンサの第1実施例を示し、第1図は
可変コンデンサに組付けた斜視図、第2図はトリ
マコンデンサの要部分解斜視図、第3図はトリマ
コンデンサの要部断面図である。図中11は可変
コンデンサの基板、12は基板11に固定された
金属性のステータ支柱、13はステータ支柱12
に支持され、両面が絶縁フイルムで被覆された金
属性のステータ板、14はステータ板13と静電
容量を形成する金属性のロータ板、15はロータ
板14を保持するロータ軸、16はロータ軸15
を押圧し、後述するトリマコンデンサのトリマ基
板の役目をする押板、17はトリマ基板16の下
面に取付けられたアース端子、18は孔18aを
支柱12に貫通され、ナツト19を支柱2へら合
することによつてトリマ基板16に保持されたト
リマステータ板、20はトリマロータ軸21に保
持されたトリマロータ板、22はトリマロータ板
20とトリマステータ板18との間〓を形成する
ワツシヤ23はトリマロータ軸11を付勢するワ
ツシャである。ここで、トリマ基板16は第2図
の如く、トリマステータ板18の保持部16aが
突出している。
トリマコンデンサは第3図の如く、トリマロー
タ板20がトリマステータ板18と対向して静電
容量を形成し、トリマロータ軸21の回動に伴な
い、トリマロータ板20も同時に回動してトリマ
ステータ板18との対向面積を変えて静電容量を
可変する。同図において、トリマ基板16に突出
部16aが形成されているため、段差Sが生じ、
支柱12に保持されたトリマステータ板18は他
方においてトリマロータ板20に押圧されて図の
如く変形する。そして変形されたトリマステータ
板18は、その弾性力により、トリマロータ板2
0側に付勢し、この結果トリマロータ板20とト
リマステータ板18とが密接する。この密接によ
つてトリマロータ板20とトリマステータ板18
とによつて形成される静電容量の値が減少するこ
となく大きな値に保たれる。
第4図は、本考案に係るトリマコデンサの第2
実施例を示す要部断面図である。図中、第3図と
対応する部分は同一符号を付し、その説明を省略
する。本実施例においてトリマ基板16はトリマ
ステータ板18の保持部16aに凹部16bが形
成されており、支柱12に保持されたトリマステ
ータ板18は、段差Rにより図の如く変形してト
リマロータ板側へ付勢し、トリマロータ板20と
トリマステータ板18とが密接する。こうして上
述の第1実施例の如くトリマロータ板20とトリ
マステータ板18とで形成される静電容量の値が
大きく保たれる。
なお、上記説明中、トリマステータ板の両面に
絶縁フイルムが被覆された例を揚げたが、これに
限ることなくトリマロータ板とトリマステータ板
との間に絶縁フイルムを介挿してもよい。又可変
コンデンサに組付けることなく、トリマコンデン
サ単体で形成してもよい。
〈考案の効果〉 上述の如く、本考案になるトリマコンデンサ
は、トリマ基板表面に保持されたトリマステータ
板と、該基板に支承されたトリマロータ軸のトリ
マロータ板とより構成してなるトリマコンデンサ
において、該基板が平板状に形成され、且つ該基
板のトリマステータ板とトリマロータ板とが対応
する表面と、該トリマステータ板を保持する表面
との間に段差を設けてなる構成であるため、トリ
マロータ板とトリマステータ板とが常に密接し、
トリマロータ板とトリマステータ板とで形成され
る静電容量の値が、減少することなく大きな値を
保つことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案に係るトリマコンデン
サの第1実施例を示す図であり、第1図は可変コ
ンデンサに組付た状態の斜視図、第2図は要部分
解斜視図、第3図は要部断面図、第4図は本考案
に係るトリマコンデンサの第2実施例を示す要部
断面図、第5図は従来のトリマコンデンサを示す
要部断面図である。 1,16……トリマ基板、2,18……トリマ
ステータ板、3,20……トリマロータ板、4,
21……トリマロータ軸、S,R……段差。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トリマ基板表面に保持されたトリマステータ板
    と、該基板に支承されたトリマロータ軸のトリマ
    ロータ板とより構成してなるトリマコンデンサに
    おいて、該基板が平板状に形成され、且つ該基板
    のトリマステータ板とトリマロータ板とが対応す
    る表面と、該トリマステータ板を保持する表面と
    の間に段差を設けてなる構成のトリマコンデン
    サ。
JP1987081649U 1987-05-28 1987-05-28 Expired JPH0432746Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987081649U JPH0432746Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JP1987081649U JPH0432746Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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Publication Number Publication Date
JPS63188934U JPS63188934U (ja) 1988-12-05
JPH0432746Y2 true JPH0432746Y2 (ja) 1992-08-06

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ID=30933581

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JP1987081649U Expired JPH0432746Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4118578Y1 (ja) * 1964-10-02 1966-08-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4118578Y1 (ja) * 1964-10-02 1966-08-30

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Publication number Publication date
JPS63188934U (ja) 1988-12-05

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