JPH069481Y2 - 可変コンデンサのトリマ構造 - Google Patents

可変コンデンサのトリマ構造

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JPH069481Y2
JPH069481Y2 JP1988011642U JP1164288U JPH069481Y2 JP H069481 Y2 JPH069481 Y2 JP H069481Y2 JP 1988011642 U JP1988011642 U JP 1988011642U JP 1164288 U JP1164288 U JP 1164288U JP H069481 Y2 JPH069481 Y2 JP H069481Y2
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JP
Japan
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trimmer
plate
variable capacitor
rotor
rotor plate
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昭彦 古川
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は可変コンデンサのトリマ構造に係り、とくに部
品点数が減少し、構造が簡単な可変コンデンサのトリマ
構造に関する。
〔従来技術〕
従来の可変コンデンサのトリマ構造を第7図に示す。同
図は可変コンデンサの押板に設けたトリマコンデンサの
要部断面図であり、図中1は可変コンデンサの押板を形
成する絶縁性の基板、2は基板1に保持されたトリマス
テータ板、3はトリマステータ板2と対向して静電容量
を形成するトリマロータ板、4は弾性ワッシャ5により
付勢され、トリマロータ板を保持するトリマロータ軸、
6はトリマロータ板3とトリマステータ板2との間隙を
保つワッシャ、7はトリマロータ軸4及び可変コンデン
サのロータ軸(図示せず)と導通し、端子部7aを有す
るアース板である。トリマロータ軸4の回動により、ト
リマロータ板3が協動しトリマロータ板3とトリマステ
ータ板2との対向面積が変化し、これに伴ない静電容量
を可変する構成となっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記構成のトリマコンデンサにおいて
は、トリマロータ軸4を付勢する弾性ワッシャ5及びト
リマロータ板3とトリマステータ板2との間隙を保つワ
ッシャを必要とし、このため部品点数が増加して、作業
工程を増大させ、コスト高となって生産性に適さないと
いう問題点があった。
本考案は上記問題点を解決したトリマコンデンサを提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、可変コンデンサの押板上面にアース板を配設
し、このアース板にトリマコンデンサのトリマ軸が貫通
する孔を形成し、かつこの周辺に上記トリマ軸に保持さ
れたトリマ軸に保持されたトリマロータ板に弾接する突
出面を備えた段差部を形成し、かつ上記トリマロータ板
上にトリマステータ板と、このトリマステータ板上にト
リマカバーを配設し、このトリマカバーにより、上記ト
リマロータ板上に位置するつばが形成された上記トリマ
軸のつばを下方へ押圧し、上記突出面の弾性力により上
記トリマロータ板を介して上記つばを押し上げた構成と
したものである。
〔作用〕
アース板のみでトリマ板を付勢し、かつトリマロータ板
とトリマステータ板との間隙を保つことができ、部品点
数を減少し、構造が簡単で、作業工程が減少し、コスト
が低減して生産性が向上する。
〔実施例〕
次に本考案になる可変コンデンサのトリマ構造の実施例
について説明する。第1図〜第6図は本考案に係る可変
コンデンサのトリマ構造の第1実施例を示し、第1図は
可変コンデンサの一部切欠平面図、第2図はアース板の
平面図、第3図は第2図A−A′線断面図、第4図は第
2図のB−B′線断面図、第5図は可変コンデンサの一
部切欠断面の正面図、第6図は可変コンデンサの斜視図
である。図中、10は絶縁性の基板、11は基板10の
四隅に嵌挿され、上部に螺子部11aが設けられた金属
支柱、12は金属支柱11にワッシャ13と交互に嵌挿
されたステータ板、14は基板10の中央部に枢設され
た金属性のロータ軸、15はロータ軸14にワッシャ1
6と交互に嵌挿されたロータ板、19は孔18を有し、
後述するトリマコンデンサの基板を兼用する押板、20
は基板19上に配設され端子部20aを有するアース
板、21はアース板の突出面20b上に配されたトリマ
ロータ板、22はトリマロータ板21上に配され、隅部
を金属支柱11に嵌挿された誘電フィルム、23は誘電
フィルム22上に配され、金属支柱に嵌挿されたトリマ
ステータ板、24はトリマロータ板21は嵌挿し、その
端部が基板19の孔18に遊嵌されたトリマー軸、25
は孔25aの下端部がトリマロータ軸24のつば24a
を押圧するトリマカバー、26は金属支柱11に螺合さ
れ、トリマカバー25の枠部25bを押圧するネジであ
る。ここで、ロータ板15とステータ板12とは対向し
て静電容量を形成しており、ロータ軸14の回動により
ロータ板15が協動しロータ板15とステータ板12と
の対向面積を変化させ、これに伴ない静電容量が可変す
る構成となっている。又、トリマロータ板21とトリマ
ステータ板23とはフィルム22を挟んで対向して静電
容量を形成しており、トリマカバー25の孔25aにド
ライバーを差込んでトリマロータ軸24を回動させるこ
とによりトリマロータ板21が協動しトリマロータ板2
1とトリマステータ板23との対向面積を変化させ、こ
れに伴ない静電容量が変化する。
上記トリマコンデンサの構造について詳述すると、アー
ス板20は第2図〜第4図の如く、端子部20aを有
し、孔20cが形成されており、更に孔20cの周辺部
をプレス加工して突出面20bを備えた段差部Sが形成
されている。このアース板20を上述の如く基板19上
に配設し、その突出面20b上にトリマロータ軸24を
トリマロータ板21に嵌挿した後誘電フィルム22及び
トリマステータ板23を組付けて、トリマカバー25を
被せネジ26を金属支柱11に螺合する。この際、ネジ
26がトリマカバー25の枠25bを押圧することによ
りトリマカバー25の孔25aの付近の下端がトリマロ
ータ軸24のつば24aを押圧し、下方からは上記アー
ス板20の突出面20bの弾性力によりトリマロータ板
21を介してトリマー軸24のつば24aを弾性的に押
し上げる。このことによりトリマロータ軸24のトルク
が適度に保たれることになる。又、アース板20に段差
Sが形成されていることにより、トリマロータ板21と
トリマステータ板23との間隙が従来用いられたワッシ
ャを用いることなく保たれる。
なお、上記説明中、トリマロータ軸とトリマロータ板は
予め保持あるいは固定した状態で基板19へ組付けても
よい。
〔考案の効果〕
上述の如く、本考案による可変コンデンサのトリマ構造
は、可変コンデンサの押板上面にトリマを設けてなる可
変コンデンサのトリマ構造に於いて、該押板上面にアー
ス板を配設し、該アース板にトリマ軸が貫通する孔を形
成すると共に、該孔周辺に該トリマ軸に保持されたトリ
マロータ板に接する段差部を形成し、かつ上記トリマロ
ータ板上にトリマステータ板と、このトリマステータ板
上にトリマカバーを配設し、トリマカバーにより、上記
トリマロータ板上に位置するつばが形成された上記トリ
マ軸のつばを下方へ押圧し、上記突出面の弾性力により
上記トリマロータ板を介して上記つばを押し上げた構成
のため、アース板によりトリマ軸に適度の回動トルク
を、又トリマロータ板とトリマステータ板との間隙おそ
れぞれ従来のワッシャを使用することなく得られ、部品
点数が減少し、構造が簡単になり、作業工程が減少して
生産性の向上が図れる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案に係る可変コンデンサのトリマ
構造の実施例を示し、第1図は可変コンデンサの一部切
欠平面図、第2図はアース板の平面図、第3図は第2図
のA−A′線断面図、第4図は第2図のB−B′線断面
図、第5図は可変コンデンサの一部切欠断面の正面図、
第6図は可変コンデンサの斜視図、第7図は従来の可変
コンデンサのトリマ部を示す断面図である。 1,19……基板(押板)、2,23……トリマステー
タ板、3,21……トリマロータ板、4,24……トリ
マロータ軸、20……アース板、20b……突出面、2
0c……孔、S……段差部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変コンデンサの押板上面にトリマコンデ
    ンサを設けてなる可変コンデンサのトリマ構造に於い
    て、該押板上面にアース板を配設し、該アース板にトリ
    マ軸が貫通する孔を形成すると共に、該孔周辺に該トリ
    マ軸に保持されたトリマロータ板に弾接する突出面を備
    えた段差部を形成し、かつ該トリマロータ板上にトリマ
    ステータ板と、該トリマステータ板上にトリマカバーを
    配設し、該トリマカバーにより、該トリマロータ板上に
    位置するつばが形成された該トリマ軸の該つばを下方へ
    押圧し、該突出面の弾性力により該トリマロータ板を介
    してつばを押し上げた構成の可変コンデンサのトリマ構
    造。
JP1988011642U 1988-01-30 1988-01-30 可変コンデンサのトリマ構造 Expired - Lifetime JPH069481Y2 (ja)

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JPH01116429U JPH01116429U (ja) 1989-08-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5157243U (ja) * 1974-10-31 1976-05-06
JPS5860930U (ja) * 1981-10-17 1983-04-25 ミツミ電機株式会社 可変コンデンサ

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