JPH0423314Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0423314Y2 JPH0423314Y2 JP1986188897U JP18889786U JPH0423314Y2 JP H0423314 Y2 JPH0423314 Y2 JP H0423314Y2 JP 1986188897 U JP1986188897 U JP 1986188897U JP 18889786 U JP18889786 U JP 18889786U JP H0423314 Y2 JPH0423314 Y2 JP H0423314Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- recess
- diameter
- nut
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 9
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
イ 考案の目的
〔産業上の利用分野〕
本考案は、薄型のバリコンに関する。
薄型バリコンは、第2図に例示するように、基
板1、押板2、操作軸3、ロータ板4、支柱5、
ステータ板6、締付けナツト7等から構成されて
いる。
板1、押板2、操作軸3、ロータ板4、支柱5、
ステータ板6、締付けナツト7等から構成されて
いる。
一方近来の電子化により機器の小型化に伴いバ
リコンも薄型が要請され、配線基板9への取付間
隔dさえも制約を受ける現状である。
リコンも薄型が要請され、配線基板9への取付間
隔dさえも制約を受ける現状である。
そのため前記の締付けナツト7の厚さも例えば
0.5mm以下というような設計となり、締付け強度
不足或は破壊し易い等の問題点がある。
0.5mm以下というような設計となり、締付け強度
不足或は破壊し易い等の問題点がある。
本考案は、上記の問題点を解決することを目的
とする。
とする。
ロ 考案の構成
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、合成樹脂による成形押板2の支柱通
し孔8の孔口に大径凹部8aを設け、ナツト7に
大径凹部8aより小径でその大径凹部8a内で回
り得る細径段部7aを設け、その細径段部7aを
上記の大径凹部8aに収容して締付け結合した薄
型バリコンである。
し孔8の孔口に大径凹部8aを設け、ナツト7に
大径凹部8aより小径でその大径凹部8a内で回
り得る細径段部7aを設け、その細径段部7aを
上記の大径凹部8aに収容して締付け結合した薄
型バリコンである。
合成樹脂押板2にはステータ板6を押圧組付け
るための肉厚ボス部2aが一体に成形されること
を利用して、その支柱孔8の孔口に大径凹部8a
を設け、ナツト7には大径凹部8aより小径でそ
の大径凹部8a内で回り得る細径段部7aを設
け、細径段部7aを大径凹部8aに収容する構成
としたから、ナツト7の頭部、すなわちナツト回
し工具が掛かる部分と細径段部7aの厚さを例え
ば各0.5mm、計1mmのナツトとすることができ、
十分なねじ強度を有するものが得られる。
るための肉厚ボス部2aが一体に成形されること
を利用して、その支柱孔8の孔口に大径凹部8a
を設け、ナツト7には大径凹部8aより小径でそ
の大径凹部8a内で回り得る細径段部7aを設
け、細径段部7aを大径凹部8aに収容する構成
としたから、ナツト7の頭部、すなわちナツト回
し工具が掛かる部分と細径段部7aの厚さを例え
ば各0.5mm、計1mmのナツトとすることができ、
十分なねじ強度を有するものが得られる。
第2図は本考案を適用する薄型バリコンを例示
するもので、基板1と押板2との間に設けた操作
軸3にロータ板4を取付け、該板1,2の四隅に
設けた支柱5にステータ板6を取付け、支柱5に
締付けナツト7を螺合して組付けるものである。
なお上記構成の他、トリマコンデンサを一体に基
板1にまたは押板2に構成することもある。
するもので、基板1と押板2との間に設けた操作
軸3にロータ板4を取付け、該板1,2の四隅に
設けた支柱5にステータ板6を取付け、支柱5に
締付けナツト7を螺合して組付けるものである。
なお上記構成の他、トリマコンデンサを一体に基
板1にまたは押板2に構成することもある。
なお支柱5を基板1の前面に突出させてアース
端子として配線基板9に接続する構成のものにお
いては、その基板1に凹部8aを設けて段付ナツ
ト7で締付けて、本考案を実施することになる。
端子として配線基板9に接続する構成のものにお
いては、その基板1に凹部8aを設けて段付ナツ
ト7で締付けて、本考案を実施することになる。
またその場合基板1を薄金属板製とし、その周
囲に支柱受ボス1aその他の必要構成をインサー
ト成形した構成のものにも本考案は適用される。
囲に支柱受ボス1aその他の必要構成をインサー
ト成形した構成のものにも本考案は適用される。
ハ 考案の効果
上記の構成によりナツトの頭部、すなわち回し
工具が掛かる部分は薄くても、その頭部に続く細
径段部によりその頭部厚の2倍以上のねじの有効
部が得られるから、ナツトのねじ強度、機械的強
度が得られ、破損することなく確実な締付け結合
が得られ、配線基板との距離dも最小に設定され
る等の効果がある。
工具が掛かる部分は薄くても、その頭部に続く細
径段部によりその頭部厚の2倍以上のねじの有効
部が得られるから、ナツトのねじ強度、機械的強
度が得られ、破損することなく確実な締付け結合
が得られ、配線基板との距離dも最小に設定され
る等の効果がある。
第1図は本考案の説明図、第2図は薄型バリコ
ンの従来例を示す正面図。 1……基板、2……押板、3……操作軸、4…
…ロータ板、5……支柱、6……ステータ板、7
……ナツト、8……支柱孔、7a……細径段部、
8a……凹部。
ンの従来例を示す正面図。 1……基板、2……押板、3……操作軸、4…
…ロータ板、5……支柱、6……ステータ板、7
……ナツト、8……支柱孔、7a……細径段部、
8a……凹部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 基板と押板との間に設けた操作軸にロータ板を
取付け、該板の四隅に設けた支柱にステータ板を
取付け、支柱に締付けナツトを螺合して組付けた
薄型バリコンにおいて、 合成樹脂による成形押板の支柱通し孔の孔口に
大径凹部を設け、ナツトに大径凹部より小径でそ
の凹部内で回り得る細径段部を設け、その細径段
部を大径凹部に収容して締付け結合した薄型バリ
コン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986188897U JPH0423314Y2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986188897U JPH0423314Y2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6393626U JPS6393626U (ja) | 1988-06-17 |
JPH0423314Y2 true JPH0423314Y2 (ja) | 1992-05-29 |
Family
ID=31140693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986188897U Expired JPH0423314Y2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423314Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5632203U (ja) * | 1979-08-21 | 1981-03-30 | ||
JPS5910742U (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-23 | 阿部 稀一 | 卵殻むき具 |
-
1986
- 1986-12-08 JP JP1986188897U patent/JPH0423314Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5632203U (ja) * | 1979-08-21 | 1981-03-30 | ||
JPS5910742U (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-23 | 阿部 稀一 | 卵殻むき具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6393626U (ja) | 1988-06-17 |
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