JPH0410679Y2 - - Google Patents

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JPH0410679Y2
JPH0410679Y2 JP11792487U JP11792487U JPH0410679Y2 JP H0410679 Y2 JPH0410679 Y2 JP H0410679Y2 JP 11792487 U JP11792487 U JP 11792487U JP 11792487 U JP11792487 U JP 11792487U JP H0410679 Y2 JPH0410679 Y2 JP H0410679Y2
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trimmer
cover
push plate
trimmer cover
stepped
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JP11792487U
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、小型可変コンデンサに関するもの
であり、特に押板上面のトリマ部を蓋装するトリ
マカバーの四隅に切欠枠部を設け、取付けの際に
ナツトが上面に突出せず薄く形成できるトリマカ
バーに関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする問題点〕
従来の可変コンデンサは、別紙添付の第4図に
示す如く、基板1の四隅に金属支柱2,2,2,
2が立設されており、複数のステータ板3,3…
…とロータ板4,4……とが積層して組込まれて
いる。そして、前記基板1の上面に押板5を蓋装
し、更に、該押板5上面にトリマ部6,6,6,
6を設け、トリマカバー7で蓋装した後に、四隅
の金属支柱2,2,2,2へナツト8,8,8,
8を緊締して取付けている。このトリマカバー7
の四隅は、ナツト8を緊締すると上面へ突出して
邪魔になるので、図示の如く段設部9,9,9,
9を設けている。然し、段設した分だけ前記トリ
マカバー7を厚くしなけれなならず、可変コンデ
ンサの薄型化の障害となつていた。そこで、この
トリマカバー7を薄型にする為に、解決せらるべ
き技術的問題点が生じてくるのである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記問題点に鑑みこれを解決せん
として提案せられたものであり、可変コンデンサ
の押板上面にトリマ部を設け、これを蓋装するト
リマカバーに於て、前記押板の上面周縁部を段設
し嵌合部を設けると共に、前記トリマカバーの四
隅を段設し切欠枠部を設け、更に、該トリマカバ
ーの底面外縁部を下方へ突設して、前記押板の嵌
合部と嵌合自在に形成したことを特徴とする可変
コンデンサのトリマカバーを提供せんとするもの
である。
〔作用〕
この考案は、トリマカバーの四隅を段設し切欠
枠部を設け、該トリマカバーの底面外縁部を下方
へ突設してある。又、押板の上面周縁部を段設
し、前記トリマカバーの底面と嵌合自在にしたこ
とにより、このトリマカバーを押板上面に蓋装し
た後、四隅の金属支柱へナツトを緊締する。トリ
マカバーの突設された外線部が押板上面周縁部の
段設部へ嵌合し、トリマカバー切欠枠部の上面と
押板上面とが略同一平面となる。依つて、前記緊
締されたナツトの底面が、前記双方の上面を圧接
してトリマカバーを止着している。従つて、該ト
リマカバーを薄く形成することができ、緊締され
たナツトが上面へ突出することもない。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を別紙添付の図面に
従つて詳述する。尚、説明の都合上従来公知に属
する構成も同時に説明する。第1図及び第2図は
可変コンデンサを示したものであり、樹脂成型さ
れた基板10の四隅には底面より金属支柱11,
11,11,11を嵌挿してある。この金属支柱
11は下端部11a上方から略上部近傍までロー
レツト11bが刻設され、上部には螺子部11c
が設けられており、更に、夫々の金属支柱11,
11,11,11の所定位置へ複数のステータ板
12,12……とワツシヤ13,13……とを交
互に嵌挿している。又、前記基板10の中央部に
ロータリ軸14を回動自在に枢設し、該ロータ軸
14へ複数の略半円状のロータ板15,15……
とワツシヤ16,16……とを交互に枢着すると
共に、前記ステータ板12,12……と該ロータ
板15,15……とをフイルム17,17……を
介して、相互に積層するように形成する。そし
て、上記のようにステータ板12,12……とロ
ータ板15,15……とが組込まれた前記基板1
0の上面へ,押板19,トリマロータ20,トリ
マフイルム22、トリマステータ21及びトリマ
カバー23を順次積層する。この押板19は中央
部に前記ロータ軸14の先端部14aが嵌合され
ると共に、該押板19の上面周縁部19aを段設
し嵌合部を設ける。更に、前記トリマ部18はト
リマロータ20とトリマステータ21とが組合せ
て設けてあり、該トリマ部18の隅部は前記金属
支柱11の螺子部11cが挿通される。尚、この
トリマロータ20とトリマステータ21との間に
は、1枚のトリマフイルム22が挾持され金属支
柱11,11,11,11に支持されている。そ
して、前記押板19の上面に、該トリマ部18を
保護する為のトリマカバー23を蓋装する。この
トリマカバー23は、第3図に示す如く、四隅を
段設し切欠枠部23aを設けており、更に、底面
外縁部23bを下方に突設している。
而して、本実施例に於ては、前記押板19の上
面周縁部19aの段設部位へ、トリマカバー23
の底面外縁部23bを嵌合させて、該トリマカバ
ー23を蓋装する。このとき、該トリマカバー2
3の切欠枠部23aの上面と、前記押板19の上
面とは隙間を設けており、金属支柱11の螺子部
11cへナツト24を緊締するに当り、該ナツト
24の底面が前記切欠枠部23aを弾性的に変形
させて、前記切欠枠部23aと押板19の双方の
上面を圧接して、トリマカバー23を止着してい
る。依つて、トリマカバー23が弾性的にトリマ
ステータ21を介してトリマロータ20を弾接
し、前記トリマロータ20とトリマステータ21
とを密着させて、静電容量位を大きくすると共
に、トリマ軸25の回転トルクを高め、又、該ナ
ツト24の高さよりトリマカバー23の厚みをや
や厚くするだけで、該トリマカバー23の上面よ
りナツト24が突出することはなく、薄く形成で
き、ナツト24緊締後も確実に止着することがで
きる。尚、前記トリマフイルム22は、従来型の
ように各トリマ毎に取付けるのではなく、全体を
1枚のフイルムで済む為、コストダウンに寄与で
きる。
〔考案の効果〕
この考案は、上記一実施例に詳述したように、
トリマカバーの四隅を段設し切欠枠部を設けたこ
とにより、支柱緊締用のナツト底面が、該切欠枠
部と押板の双方の上面を圧接して該トリマカバー
を止着している。従つて、該トリマカバーの厚み
は、ナツトの高さ分の段設部を設けるだけの厚み
でよく、従来のものより薄く形成することができ
る。又、該トリマカバーの底面外縁部と押板の上
面周縁部は嵌合自在に形成されており、確実に取
付けられて可変コンデンサを薄型にすることが可
能となるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示した
ものである。第1図は可変コンデンサの一部切欠
平面図、第2図は第1図のAB−CD−EF線の一
部切欠側面図、第3図イはトリマカバー隅部の斜
面図、第3図ロは第3図イのX−X線断面図であ
る。第4図は従来型の可変コンデンサを示した斜
面図である。 符号説明、18……トリマ部、19……押板、
19a……上面周縁部、23……トリマカバー、
23a……切欠枠部、23b……底面外縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可変コンデンサの押板上面にトリマ部を設け、
    これを蓋装するトリマカバーに於て、前記押板の
    上面周縁部を段設し嵌合部を設けると共に、前記
    トリマカバーの四隅を段設し切欠枠部を設け、更
    に、該トリマカバーの底面外縁部を下方へ突設し
    て、前記押板の嵌合部と嵌合自在に形成したこと
    を特徴とする可変コンデンサのトリマカバー。
JP11792487U 1987-07-31 1987-07-31 Expired JPH0410679Y2 (ja)

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JP11792487U JPH0410679Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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JPS6422019U JPS6422019U (ja) 1989-02-03
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