JPH0357046Y2 - - Google Patents

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JPH0357046Y2
JPH0357046Y2 JP2524587U JP2524587U JPH0357046Y2 JP H0357046 Y2 JPH0357046 Y2 JP H0357046Y2 JP 2524587 U JP2524587 U JP 2524587U JP 2524587 U JP2524587 U JP 2524587U JP H0357046 Y2 JPH0357046 Y2 JP H0357046Y2
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JP2524587U
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JPS63137502U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、分電盤、制御盤といつた電器機器
を収納するためのボツクスに関するものである。
(従来の技術) この種、収納用ボツクスは従来より2種類のも
のが知られている。これが屋内、屋外といつたよ
うに、設置場所に対応させる目的で区分されたも
のである。いずれもケース本体に開閉可能なドア
を備えているのは共通する。しかし、一方のもの
はドアに枠体を備えた、いわゆる公団型と呼ばれ
る屋内使用タイプであり、他方は枠体を持たず、
ドアとケース本体との間でのシールの必要性から
パツキンが介在される、いわゆる水切り型と呼ば
れる屋外使用タイプである点で区別される。
ところで、従来の収納用ボツクスはボツクス全
体が鉄製のものが一般的であつたため、錆、重
量、アースの必要等、問題点が多かつた。この改
良として、最近はFRP製のものが開発されてき
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかし、このFRP製のものはドア以外、つま
りケース本体を製作上の理由から一体形成したも
のが多い。このため、公団型と水切り型とは別個
に成形されることとなつていた。これらを共用で
きないのは、公団型では枠体を介してドアを組付
けるのに対し、水切り型ではドアを直接に組付け
るという相違から、ケース本体側の開口縁の形状
が異なるからである。このように、従来のものは
公団型と水切り型とで別個に専用の金型を用意せ
ねばならず、一品一様で製品のバリエーションが
できにくい難点があつた。 そこで、この考案で
は少なくともケース本体の側板が上記の両タイプ
で共用できるようにすることを目的とした。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本考案は、前面にドア5が取り付けられ
る電器機器収納用ボツクスのFRP材製ケース本
体において、該ケース本体は反ドア5側後面の背
板1と左右側面の一対の側板2,2と上側面の天
板3を下側面の底板4の分割された各部品の組立
で形成され、背板1は平板状でその全周縁が内方
へ直角に一定高さで折り曲げられ、一対の側板
2,2と天板3と底板4とはそれぞれが対峙する
端面接続部の一方と他方が段差と該段差に面一状
態で外嵌できる内向き折り曲げが形成され、か
つ、前記一対の側板2,2と天板3と底板4の前
後面の一方には、前記背板1と面一状態で取り付
け可能な後側面2rが内向き折り曲げ形成され、更
に、該後側面2rには、屋外設置の水切り型ボツク
ス用ドア5の内側面に貼りつけたパツキン11が
気密状態保持可能に当接するための起立片10が
外向きに直角に折り曲げられ、前記一対の側板
2,2と天板3と底板4の前後面の他方には、前
記背板1と面一状態で取り付け可能かつ屋内設置
の公団型ボツクス用ドア5取り付け用枠板6を嵌
め込み可能な前側面2fが内向き折り曲げ形成さ
れ、前記一対の側板2,2と天板3と底板4それ
ぞれの前後側面2f,2rと前記背板1との取り付
け、及び、前記一対の側板2,2と天板3と底板
4それぞれの前側面2fと前記枠板6との取り付け
に対応して前記背板1と前記枠板6に取り付けら
れるねじ軸sの取り付け位置と前記一対の側板
2,2と天板3と底板4に形成される前記ねじ軸
s用取り付け孔7,9,12形成位置がそれぞれ
前後上下対称位置にある電器機器収納用ボツクス
にある。
(作用) このように構成された電器機器収納用ボツクス
の場合、背板1に対する一対の側板2,2と天板
3と底板4の取り付けを前後逆にすることによつ
て、電器機器収納用ボツクスのケース本体を容易
に屋外設置に水切り型と屋内設置の公団型にする
ことができる。
(実施例) 以下、本考案を具体化した実施例を図面にした
がつて詳細に説明する。
第1図では、いわゆる公団型のボツクスが示し
てある。背板1、一対の側板2,2,天板3およ
び底板4よりボツクス本体が構成され、ここに枠
板6を介してドア5を組付けて構成している。こ
れらは、いずれもFRP材にて成形されたもので
ある。
背板1は平板状に形成され、その全周縁は内方
へ直角に折り曲げられている。また、その内面の
周縁寄りには底板4、天板3および両側板2,2
に対する組付け用のねじ軸s〜sが全周に沿つて
適所に配されている。
底板4および天板3は対称の形状に形成されて
おり、それぞれ略コの字状に折り曲げ形成されて
いる。また、それぞれの端部には両側板2,2に
嵌め合わされる接続部3a,4aが段差状に形成
され、かつ背板1に対向する側面には各ねじ軸s
に対応して取付け孔7が貫通している。
両側板2は上記の各接続部3a,4aにほぼ面
一状態で外嵌できるように、内向きに折り曲げて
ある。そして、両側板2は天板3および底板4に
対して組付けられるのであるが、この例のもの
は、図示はしないが、例えばL型のブラケツトを
両者のコーナ間に介在されたもとで、ビス、ナツ
トにて組付けるようにしている。なお、天板3、
底板4に対しては側板2の天地を逆にしても、こ
のブラケツト等を用いて同様に組付けうる。
また、第1図における両側板2に図示後側面2r
には背板1側のねじ軸sが差込み可能な取付け孔
9が対応間隔毎に明けられている。さらに、この
後側面2rの端縁は外向きに直角に折曲げられて、
起立片10が形成されている。この起立片10は
本例のような公団型に適用された場合には、背板
1と干渉することなく向かいあい(第2図参照)、
水切り型(第3図参照)に適用されたときには、
その先端とドア5との間にパツキン11が介在さ
れてドア5に内面との間のシールをなしうる。一
方、第1図における両側板2に前側面2fは所定
範囲に亘り、長さ方向に沿つて切り欠いてあり、
枠板6との干渉が回避されている。また、この前
側面2fには枠板6の取付け孔12が複数個明け
られている。但し、ここに明けられた孔12はい
ずれも後側面2rに明けられた取付け孔9との対
応が図られている。つまり、第1図の状態とは天
地を逆にして側板2を組付けても、背板1、枠板
6の組付けが可能となるようにしてある。
枠板6はドア5よりも小さめの方形枠状に形成
された枠片13を持つており、その外周からは張
出し片14が全周に沿つて直角方向に張出し形成
されている。さらに、この張出し片14からはU
の字状に折返し片15が延出されている。また、
折返し片15の内面には複数本のねじ軸sが取付
けてあり、側板2に前側面2fの取付け孔12に
対し鉤型のブラケツト18を介してそれぞれ差込
んで締付け可能となつているとともに、このブラ
ケツト18は張出し片14に対してもビス、ナツ
トによつて締着される。
ドア5は、上記の折返し片15と枠片13との
間に形成される溝部16に嵌り込むとともに、枠
片13の一方の側面の前部に取付けられた上下一
対のヒンジ17にて開閉可能に組付けられる。
なお、このヒンジ17は上記ブラケツト18と
ともに張出し片14に締着されている。
公団型は上記の構成に係るものであり、水切り
型へ対応させる場合には、次のようにして組付け
がなされる。
まず、公団型の場合と同様にして背板1に対し
て底板4、天板3および両側板2,2を組付ける
わけであるが、公団型における両側板2の組付け
方向とは天地、逆にしておく。この場合、底板4
と天板3とは対称形状あることから、両側板2の
組付け方向に拘らず、これらとの嵌め合いをなし
うる。また、前述したように、両側板2に前側面
2fおよび後側面2rに明けられた取付け孔9も
前後対称位置に設定されているため、両側板2は
組付け方向を変えても背板1の各ねじ軸sによつ
て締着できる。
そして水切り型の場合には、公団型とは異なり
枠板6を必要とせず、直接ドア5の組付けがなさ
れる。この場合には、側板2の組付け方向の変更
によつて起立片10が内向きに延出するため、ド
ア5をここへ外嵌できる。同時に、起立片10は
ドア5と対向するため、この間にパツキン11を
介在させることによつて、シールをなした状態で
組付けることができる。なお、ドア5の組付け
は、その裏面のコーナと一方の側板2に側面2r
との間に介在されたヒンジ20によつて開閉可能
となつている。
上記のようにして、水切り型ボツクスの組付け
作業をなしうる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、収納用ボツクスを複数のパーツから形成する
とともに、両側板についてその組付け方向を変更
することで、いわゆる公団型と水切り型とに組替
えができる。したがつて、個々に専用の金型を用
いなくても、2種類のボツクスに対応させうるた
め、製造コストの低減が計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公団型の分解斜視図、第2図は公団型
の要部を示す平断面図、第3図は水切り型の要部
を示す平断面図である。 1……背板、2……側板、3……天板、4……
底板、5……ドア、6……枠板、7,9,12…
…取り付け孔、10……起立片、11……パツキ
ン、2f……前側面、2r……後側面、s……ね
じ軸s。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面にドア5が取り付けられる電器機器収納用
    ボツクスのFRP材製ケース本体において、該ケ
    ース本体は反ドア5側後面の背板1と左右側面の
    一対の側板2,2と上側面の天板3を下側面の底
    板4の分割された各部品の組立で形成され、背板
    1は平板状でその全周縁が内方へ直角に一定高さ
    で折り曲げられ、一対の側板2,2と天板3と底
    板4とはそれぞれが対峙する端面接続部の一方と
    他方が段差と該段差に面一状態で外嵌できる内向
    き折り曲げが形成され、かつ、前記一対の側板
    2,2と天板3と底板4の前後面の一方には、前
    記背板1と面一状態で取り付け可能な後側面2rが
    内向き折り曲げ形成され、更に、該後側面2rに
    は、屋外設置の水切り型ボツクス用ドア5の内側
    面に貼りつけたパツキン11が気密状態保持可能
    に当接するための起立片10が外向きに直角に折
    り曲げられ、前記一対の側板2,2と天板3と底
    板4の前後面の他方には、前記背板1と面一状態
    で取り付け可能かつ屋内設置の公団型ボツクス用
    ドア5取り付け用枠板6を嵌め込み可能な前側面
    2fが内向き折り曲げ形成され、前記一対の側板
    2,2と天板3と底板4それぞれの前後側面2f,
    2rと前記背板1との取り付け、及び、前記一対の
    側板2,2と天板3と底板4それぞれの前側面2f
    と前記枠板6との取り付けに対応して前記背板1
    と前記枠板6に取り付けられるねじ軸sの取り付
    け位置と前記一対の側板2,2と天板3と底板4
    に形成される前記ねじ軸s用取り付け孔7,9,
    12形成位置がそれぞれ前後上下対称位置にある
    ことを特徴とする電気機器収納用ボツクス。
JP2524587U 1987-02-23 1987-02-23 Expired JPH0357046Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2524587U JPH0357046Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

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JP2524587U JPH0357046Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

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Publication Number Publication Date
JPS63137502U JPS63137502U (ja) 1988-09-09
JPH0357046Y2 true JPH0357046Y2 (ja) 1991-12-25

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ID=30825213

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