JPH0717141Y2 - 可変コンデンサ - Google Patents

可変コンデンサ

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JPH0717141Y2
JPH0717141Y2 JP1988067824U JP6782488U JPH0717141Y2 JP H0717141 Y2 JPH0717141 Y2 JP H0717141Y2 JP 1988067824 U JP1988067824 U JP 1988067824U JP 6782488 U JP6782488 U JP 6782488U JP H0717141 Y2 JPH0717141 Y2 JP H0717141Y2
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JP
Japan
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metal
washer
variable capacitor
fitted
stator plate
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JP1988067824U
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和夫 斎藤
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、可変コンデンサの支柱に関するものであ
り、特に、外周面に突条を設けて金属ワツシヤ等を嵌着
できるようにした可変コンデンサの支柱に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来の可変コンデンサは、樹脂製基板の隅部に金属支柱
を立設し、この金属支柱にワツシヤ及びステータ板を順
次嵌合して積層していた。ワツシヤの電気的導通を良好
にした可変コンデンサも提案されている(実公昭60-239
59号)。上記公報記載の可変コンデンサの要部を別紙第
6図に示す。同図に於て、樹脂製基板(1)の隅部に金
属製の支柱(2)が立設され、該支柱(2)へ後述する
舌片を有するワツシヤ(3)を圧入して嵌着してある。
そして、複数のステータ板(4)(4)…及び平ワツシ
ヤ(5)(5)…を交互に積層して嵌合し、樹脂製の押
板(6)を組付けて前記支柱(2)上端にナツト(7)
を緊締してある。
第7図に前記ワツシヤ(3)を示す。このワツシヤ
(3)はリン青銅等の薄ばね板にて形成され、中央部分
に嵌合孔(3a)が開穿されており、その両端は切起しが
施されて舌片(3b)(3b)が設けられている。この舌片
(3b)が前記支柱(2)に弾接して電気的導通をはかる
ようにしていた。
[考案が解決しようとする課題] 前述した実公昭60-23959号公報記載の可変コンデンサ
は、ワツシヤ(3)に設けられた舌片(3b)が支柱
(2)の外周面に弾接して電気的導通をはかつていた。
然しながら、前記ワツシヤ(3)は極めて小径であり、
このワツシヤ(3)に切起しを施すのは面倒であり作業
性が悪かつた。又、前記ワツシヤ(3)の舌片(3b)が
突出しているため、多数のワツシヤ(3)(3)…を重
ねておくスペースが大となり、而も、組立ての自動化に
際してのハンドリングが悪いという問題があつた。
そこで、支柱にステータ板及びワツシヤを確実に導通さ
せ、且つ、自動化を容易にするために解決せられるべき
技術的課題が生じてくるのであり、この考案は上記課題
を解決することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記目的を達成するために提案せられたも
のであり、ステータ板と金属ワッシャとを嵌合支持する
金属支柱を樹脂製基板の隅部に立設された可変コンデン
サに於て、前記金属支柱の外周面であって、且つ、前記
ステータ板及び金属ワッシャを嵌合支持する部位に多数
の突条を設けると共に、ステータ板或いは金属ワッシャ
に前記金属支柱の外径よりやや小径の孔を開穿して、該
ステータ板及び金属ワッシャを該金属支柱の前記突条部
位に圧入嵌着し、該金属支柱とステータ板、或いは、金
属ワッシャとの電気的導通を得るように構成したことを
特徴とする可変コンデンサを提供せんとするものであ
る。
[作用] この考案は、ステータ板及び金属ワッシャを嵌合支持す
る金属支柱であって、該ステータ板及び金属ワッシャを
嵌合支持する部位の前記金属支柱の外周面には多数の突
条が設けられており、更に、前記ステータ板或いは金属
ワッシャに該金属支柱の外径よりやや小径の孔が開穿さ
れているので、之を金属支柱へ圧入すれば、該突条部が
金属ワツシヤ或はステータ板の孔を押し拡げながら喰い
込んで、極めて強固に密嵌する。従って、金属支柱との
確実な電気的導通が得られ、可変コンデンサの性能を向
上することができる。
而も、金属ワツシヤは平ワツシヤを使用するため、挿入
孔の切起し作業が不要であり、且つ、自動化に際しての
ハンドリングも良好になつて作業効率を高めることがで
きる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面に従って詳述
する。尚、説明の都合上、従来公知に属する構成も同時
に説明する。第1図及び第2図は可変コンデンサを示し
たものであり、樹脂成型された基板(10)の四隅には底
面より金属支柱(11)(11)(11)(11)を嵌挿してあ
る。この金属支柱(11)は下端部(11a)から略中間部
まで突条(12)が刻設される。従って、該突条(12)は
少なくとも後述のステータ板(16)(16)…及び金属ワ
ッシャ(14)(14)…を嵌合支持する部位に設けられる
ことになるので、この突条(12)の所定位置にステータ
板(16)(16)…と金属ワッシャ(14)(14)…とが嵌
合支持される。更に、その上部には螺子部(13)が設け
られている。尚、前記金属支柱(11)は第3図に示すよ
うに、複数の螺旋状の溝を刻設して突条(12)を形成し
てあるが、特に之に限定すべきではなく、第4図に示す
ような軸方向に平行な複数の溝を刻設して突条(12)を
形成してもよい。更に、第5図に示すように、金属ワツ
シヤ(14)の中央部に前記突条(12)の外径よりやゝ小
径の孔(15)を開穿する。そして、前述したように基板
(10)の四隅に嵌挿された金属支柱(11)(11)(11)
(11)の前記突条(12)の部位の所定位置へ、この金属
ワツシヤ(14)(14)(14)(14)を圧入すれば、前記
孔(15)に突条(12)が喰い込んで、該金属ワツシヤ
(14)(14)(14)(14)は突条(12)部位に嵌着され
る。然るのち、該金属ワツシヤ(14)(14)(14)(1
4)の上部にステータ板(16)(16)…と平ワツシヤ(1
7)(17)…を交互に積層する。
一方、前記基板(10)の中央部にロータ軸(18)を回動
自在に枢設し、該ロータ軸(18)へ複数の略半円状のロ
ータ板(19)(19)…と平ワツシヤ(20)(20)…を交
互に積層する。更に、ポリエチレン等のフイルム(図示
せず)を介して前記ステータ板(16)(16)…とロータ
板(19)(19)…とを相互に重合するように形成し、該
ロータ軸(18)の上部をナツト(21)にて緊締する。そ
して、上記のようにステータ板(16)(16)…とロータ
板(19)(19)…とを組込んだ後に、前記金属支柱(1
1)(11)(11)(11)へ樹脂製の押板(22)の四隅を
挿通させる。該押板(22)の上面にはトリマーロータ軸
(23)(23)(23)(23)を螺着してトリマーロータ板
(24)(24)(24)(24)を夫々回動自在に取付けると
共に、之等トリマーロータ板(24)(24)(24)(24)
に重合するように、前記金属支柱(11)(11)(11)
(11)へトリマーステータ板(25)(25)(25)(25)
を嵌入してトリマー部(26)(26)(26)(26)を形成
する。更に、之等トリマー部(26)を保護するために、
樹脂製のトリマーカバー(27)を蓋装し、四隅に突出し
た金属支柱(11)(11)(11)(11)の螺子部(13)
(13)(13)(13)へナツト(28)(28)(28)(28)
を緊締する。尚、図中符号(29)(30)はアース端子で
ある。
而して、本実施例に於ては、前記金属支柱(11)は、ス
テータ板(16)(16)…及び金属ワッシャ(14)(14)
……を嵌合支持する部位に突条(12)を設けたことによ
り、金属ワツシヤ(14)との電気的導通が良好となつ
て、当該可変コンデンサの特性を向上させることができ
る。而も、該突条(12)は螺旋状に刻設してあるので、
前記金属ワツシヤ(14)の孔(15)へ喰い込んで密嵌す
る。又、従来型のように金属ワツシヤへ舌片の切起しが
不要となつてコストダウンとなり、且つ、切起しがない
ため多数の金属ワツシヤ(14)(14)…を積み重ねても
スペースをとらず、自動化に際してのハンドリングも良
好となる。尚、本実施例ではステータ板(16)(16)…
の最下部に前記金属ワツシヤ(14)を設けて金属支柱
(11)の突条(12)へ嵌着してあるが、特に之に限定せ
られるべきではなく、例えば最下部のステータ板(16)
の孔を小径にして突条(12)へ嵌着してもよい。又、樹
脂製の基板(10)内に金属支柱(11)が埋設され、前記
突条(12)が金属支柱(11)の抜け止めの効果も具備し
ている。
尚、この考案の実施例は叙述せる如き構成を有するもの
であるが、この考案の精神を逸脱しない範囲に於て、種
々の改変を為すことができ、そして、この考案がそれに
及ぶことは当然である。
[考案の効果] この考案は、上記一実施例に詳述したように、金属支柱
は、ステータ板及び金属ワッシャを嵌合支持する部位に
突条が設けてある。更に、該突条部位に嵌合せらる前記
ステータ板或いは金属ワッシャには前記金属支柱の外径
よりやや小径の孔を開穿されている。依って、この突条
部位の所定位置に金属ワツシヤ或はステータ板を嵌着す
れば、前記金属支柱と之等金属ワツシヤ等とが強固に密
嵌される。斯くして、双方の電気的導通が極めて良好と
なり、当該可変コンデンサの特性を向上させることがで
きる。又、金属ワツシヤ或はステータ板への切起し等の
加工が不要であることから、工数を低減してコストダウ
ンに寄与できると共に、自動化に於ける作業性も向上で
きる等正に実用的価値ある考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示したものであ
り、第1図は可変コンデンサの一部切欠平面図、第2図
は第1図のAB-CD-EF線の一部切欠縦断面図、第3図及び
第4図は金属支柱の側面図、第5図は金属ワツシヤの斜
面図である。第6図及び第7図は従来例を示したもので
あり、第6図は金属支柱及びステータ板の要部縦断面
図、第7図はワツシヤの斜面図である。 (10)……基板、(11)……金属支柱 (12)……突条、(14)……金属ワツシヤ (16)……ステータ板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータ板と金属ワッシャとを嵌合支持す
    る金属支柱を樹脂製基板の隅部に立設された可変コンデ
    ンサに於て、前記金属支柱の外周面であって、且つ、前
    記ステータ板及び金属ワッシャを嵌合支持する部位に多
    数の突条を設けると共に、ステータ板或いは金属ワッシ
    ャに前記金属支柱の外径よりやや小径の孔を開穿して、
    該ステータ板及び金属ワッシャを該金属支柱の前記突条
    部位に圧入嵌着し、該金属支柱とステータ板、或いは、
    金属ワッシャとの電気的導通を得るように構成したこと
    を特徴とする可変コンデンサ。
JP1988067824U 1988-05-23 1988-05-23 可変コンデンサ Expired - Lifetime JPH0717141Y2 (ja)

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JPH01171023U JPH01171023U (ja) 1989-12-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6023959U (ja) * 1983-07-22 1985-02-19 株式会社日立製作所 可撓性デイスク積層体用アクセスヘツド支持ア−ム
JPH043487Y2 (ja) * 1985-12-19 1992-02-04

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