JPH0631714Y2 - 可変コンデンサ - Google Patents

可変コンデンサ

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JPH0631714Y2
JPH0631714Y2 JP2325389U JP2325389U JPH0631714Y2 JP H0631714 Y2 JPH0631714 Y2 JP H0631714Y2 JP 2325389 U JP2325389 U JP 2325389U JP 2325389 U JP2325389 U JP 2325389U JP H0631714 Y2 JPH0631714 Y2 JP H0631714Y2
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JP
Japan
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plate
press
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capacitor
semi
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JP2325389U
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JPH02114925U (ja
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昭彦 古川
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、民生用機器、例えば、AM、FM受信機の同
調回路等に用いられる可変コンデンサに関し、特に、押
板に配設される半固定コンデンサにおいて、押板に直交
する支柱と螺合する例えば、逆凸状の螺子部材がステー
タ板に圧入され、半固定コンデンサのステータ板の圧入
孔の周縁部と螺子部材の外表部とが導通するように構成
し、これにより、ステータ板と支柱との導通を安定に
し、可変コンデンサの薄形化を可能とした可変コンデン
サに関する。
〔従来の技術〕
従来、民生用のFM−AM受信機等のRF、OSC回路
等の同調回路に供される可変コンデンサは、例えば、ポ
リバリコン(登録商標)と呼称される小型の可変コンデ
ンサが採用される。
斯かる一例の可変コンデンサを第4図(a)、(b)に示す。
第4図(a)は側面であり、第4図(b)は枠部分Pの要部
拡大断面図、第4図(c)は枠部分Pの要部拡大断面図
である。この例においては、プラスチック材で成形され
た側面枠部材1と、当該側面枠部材1と一体的に形成さ
れる押板1aと、ロータ軸3とを有している。さらに側
面枠部材1とロータ軸3とには夫々ステータ板群及び絶
縁フィルムとロータ板群が噛合して固着されて、第1、
第2、第3、第4の静電容量可変部4、5、6および7
を形成する。
また、ロータ軸3の端部と押板1a間にはナット8が取
着されている。これらの部分は第4図(b)及び(c)からも
容易に理解されるように、押板1aに形成された貫通孔
1bにロータ軸3の上方端部3aが挿通されている。符
号9および10は、外部端子となる支柱15、16の端
部を螺合取着するナットであり、押板1aを締結する。
支柱15、16はナット9、10を介して半固定コンデ
ンサ11、12、13および14のステータ部11c、
12c、13、14c(11c、12c、13cは図省
略。)と導通接合している。
半固定コンデンサ14はドライバー等の治具の先端を係
合回動する回転部材14a、ロータ14b、ステータ1
4c、絶縁フィルム14dとが押板1aの裏面に固定さ
れ、回転部材14a、ロータ14bは回動可能に構成さ
れている。これらの全体は更に防塵等に供されるケース
17で外装されている。尚、18、19はロータ軸3、
回転部材14aと導通するアース舌片である。
〔考案が解決しようとする課題〕
然しながら、前記の従来例においては、押板1aの、図
にあっては、可変コンデンサの構成部品、例えば押板1
aがクリープ変形した場合、ステータ板14cとナット
9の底面との接触が解かれて、ステータ板14cとナッ
ト9との導通が不安定になるという課題を有していた。
〔実施例〕
本考案の可変コンデンサの一実施例を添付図面を参照し
て、以下詳細に説明する。
第1図は本実施例になる内部構造を示し第3図のA−A
線に沿った断面図、第2図(a)、(b)は第1図の枠Mの部
分の要部を拡大した一部分解斜視図と、一部拡大断面
図、また第3図は全体の外観構成を示した斜視図であ
る。
この例においては、基板20と、ロータ軸22に固着さ
れるロータ板群23、24、25および26とを有して
いる。さらにロータ板群23、24、25および26と
図示しない絶縁フィルム等を挟持して、夫々に噛合する
ステータ板群27、28、29および30とを備えてい
る。
さらに、32は前記基板20と対向する押板で、当該押
板32の中心部の貫通孔34には、ロータ軸22の先端
部22bが挿通されている。尚、符号22aはロータ板
群の締着を行うナットである。
押板32に配設される半固定コンデンサ35、43、4
4および45を有し、これ等同一構成の半固定コンデン
サ35は、回転部材36、当該回転部材36と協動する
ロータ板37a、37bと図示しない絶縁フィルムが被
着されると共に一部を示したロータ板37a、37bと
噛合するステータ板39とを備え、さらに弾性を有した
金属製のアース板38とで構成されている。尚、36a
は回転部材36の軸心下方位置で外方に膨出させた外周
縁部で、押板32の凹嵌部32bに回動自在に嵌合して
構成されている。又、アース板38の中心にはロータ軸
22の先端部22bを貫通する貫通孔38aを有し、こ
の貫通孔38aに先端部22bを貫通されると共にナッ
ト22a上にアース板38が載置されるように構成され
ている。このように構成されることにより、回転部材3
6はアース板8で直交する方向に付勢されるも、押板3
2の一部と肩座と接合しており、押板32より離脱する
ことなく回動が可能となる。尚、ロータ板37a、37
bアース板38およびロータ軸22は導通状態にある。
更に又、半固定コンデンサ43、44および45も前記
と同様に構成されている。
次に、ステータ板群27、28、29および30と、半
固定コンデンサ35、43、44および45の各ステー
タ板と導通するための支柱40(40a、40b、40
c、40d)を説明する。
ここでは、支柱40aを取り上げて説明する。当該支柱
40aはその下端を基板20に係止し、且つステータ板
群30が導通され、さらに押板(半固定コンデンサカバ
ー)32とスリ割ナット41aと嵌合せしめられてい
る。この場合、第2図(a)、(b)に拡大して示されるよう
に、スリ割ナット41aは逆凸形状に形成され、押板3
2に形成される挿通孔32aに嵌合するように構成さ
れ、スリ割ナット41aを支柱40aに螺合することに
より、基板20と押板32間に全体を締着するように構
成している。この際、スリ割ナット41aの鍔41bの
下面が押板32の凹部底面32cを圧接し、又スリ割ナ
ット41aの筒状部Kは、直径で形成されると共に、
ステータ板39の直径より小なる値の直径mで形成さ
れる圧入孔39aに接合点Gで示すように圧入される。
このようにして、押板32とステータ板39及び絶縁部
材39cはステータ板39の圧入孔39aと筒状部Kが
強力に接合されることになる。また、支柱40b、40
c、40dも同様に構成される。このように構成される
ことにより押板32の表面からは支柱40aを除き、突
出する部位を有せず、薄形に構成し得る。またステータ
部39の接合がスリ割ナット41aの外表部と接合して
いることにより、押板32が図面上方にクリープ変形し
てもスリ割ナット41aとステータ板39との導通が保
たれる。
〔考案の効果〕
上述の如く、本考案になる可変コンデンサは、対向する
コンデンサ基板及び押板を有し、該基板及び該押板間に
直交すると共に一方が基板から突出して配設されるロー
タ軸と、該ロータ軸に固定されたロータ板群と噛合する
ステータ板群とからなる少なくとも1以上の可変容量部
とを備え、前記押板には半固定コンデンサを備え、該半
固定コンデンサのステータ板には圧入孔を設け、前記ス
テータ板群と接続状態を有し支柱に螺合するスリ割ナッ
トが前記圧入孔に圧入され、圧入孔の内周縁と前記スリ
割ナットの外表部とが導通接触されるように構成したこ
とにより、ステータ板と導通用端子との導通状態を確保
して導通不良を起こすことなく、経時的変化にも充分耐
えられ長期使用できる等の種々効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案になる可変コンデンサの一実施例を示
す第3図A−A線断面図図、第2図(a)及び(b)は要部を
拡大した一部分解斜視図と、一部断面図、第3図は外観
斜視図、第4図(a)、(b)、(c)は従来の技術に係る可変
コンデンサの側面図、P部分の拡大断面図及びP
分の拡大断面図である。 20……基板、22……ロータ軸、 23、24、25、26……ロータ板群、 27、28、29、30……ステータ板群、 32……押板(半固定コンデンサカバー)、 34……貫通孔、 35、43、44、45……半固定コンデンサ、 38……アース板、39……ステータ板、 39a……圧入孔、 40、40a、40b、40c、40d……支柱、 41a……スリ割ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向するコンデンサ基板及び押板を有し、
    該基板及び該押板間に直交すると共に一方が基板から突
    出して配設されるロータ軸と、該ロータ軸に固定された
    ロータ板群と噛合するステータ板群とからなる少なくと
    も1以上の可変容量部とを備え、前記押板には半固定コ
    ンデンサを備え、該半固定コンデンサのステータ板には
    圧入孔を設け、前記ステータ板群と接続状態を有した支
    柱に螺合するナットが前記圧入孔に圧入され、圧入孔の
    内周縁と前記ナットの外表部とが導通接触されてなるこ
    とを特徴とする可変コンデンサ。
JP2325389U 1989-02-28 1989-02-28 可変コンデンサ Expired - Lifetime JPH0631714Y2 (ja)

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JP2325389U JPH0631714Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 可変コンデンサ

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JP2325389U JPH0631714Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 可変コンデンサ

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JPH02114925U JPH02114925U (ja) 1990-09-14
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