JPS638124Y2 - - Google Patents
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- JPS638124Y2 JPS638124Y2 JP19732681U JP19732681U JPS638124Y2 JP S638124 Y2 JPS638124 Y2 JP S638124Y2 JP 19732681 U JP19732681 U JP 19732681U JP 19732681 U JP19732681 U JP 19732681U JP S638124 Y2 JPS638124 Y2 JP S638124Y2
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- Japan
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- shaft
- rotating shaft
- rotor
- concave
- adjustment
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Adjustable Resistors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は両面からのドライバー等による調整が
可能なトリマコンデンサーの構造に関するもので
ある。
可能なトリマコンデンサーの構造に関するもので
ある。
最近、カーラジオにおいてはセツト組立時のト
リマコンデンサーの容量調整を基板の上方側から
行い、セツトを車に取りつけた後に、今度はアン
テナ同調回路の容量微調整を必要とするものがあ
る。この際にトリマコンデンサーを配置した基板
の取りつけ位置が必ずしも上方側から容量微調整
ができる位置になるとは限らないため、基板の下
方側からも容量微調整できるようにトリマコンデ
ンサーの両面にドライバー溝を形成したものが増
加する傾向にある。しかし、両面から容量微調整
ができるトリマコンデンサーは、価格的に高いた
めに安価なものの出現が望まれている状況にあ
る。
リマコンデンサーの容量調整を基板の上方側から
行い、セツトを車に取りつけた後に、今度はアン
テナ同調回路の容量微調整を必要とするものがあ
る。この際にトリマコンデンサーを配置した基板
の取りつけ位置が必ずしも上方側から容量微調整
ができる位置になるとは限らないため、基板の下
方側からも容量微調整できるようにトリマコンデ
ンサーの両面にドライバー溝を形成したものが増
加する傾向にある。しかし、両面から容量微調整
ができるトリマコンデンサーは、価格的に高いた
めに安価なものの出現が望まれている状況にあ
る。
従来例のトリマコンデンサーの構造を第1図、
第2図により説明すると、1は銀ペーストを略半
円形にスクリーン印刷し焼成した電極、2は酸化
チタン、チタン酸カルシウム等を略円形状に形成
した磁器からなるローターで、このローター2上
に設けた電極1に対向する固定電極3を埋設した
絶縁基板4がある。5は金属板から成るアースリ
ード、6はドライバー溝6aを設けた凹形調整軸
である。7は頭部にドライバー溝7aを形成した
回転軸で、この回転軸7をローター2、絶縁基板
4、アースリード5、凹形調整軸6に挿通し、そ
の先端を凹形調整軸6の凹部6b内にかしめるこ
とにより回転軸7と凹形調整軸6とを結合する。
それから回転軸7の頭部外周壁7bとローター2
の電極1をハンダ8により電気的導通及び機械的
に結合している構造であつた。このような構造で
は、凹形調整軸6と回転軸7との結合を強固に結
合しないと、下方側から凹形調整軸6をドライバ
ー等により回転させた場合、回転軸7と凹形調整
軸6がスリツプし回転軸7及び容量を可変させる
ためのローター2が回転せず、電極1と固定電極
3の対向面積が変わらず、トリマコンデンサーと
して致命的不良の容量無変化現象が発生すること
がある。そのために凹形調整軸6の内周壁に係止
用突起6cを設け、この係止用突起6cに回転軸
7をくい込ませる等の対策が講じられている。回
転軸7の軸径の寸法バラツキ、凹形調整軸6の係
止用突起6cの寸法のバラツキがあり、係止用突
起6cの回転軸7のくい込み量が一定せず、くい
込み量が小さいと回転軸7と凹形調整軸6を機械
的に強固に結合することができず、逆にくい込み
量が大きいと回転軸7を凹形調整6の係止用突起
6cにくい込ませる時に、回転軸7と凹形調整軸
6間に高い圧縮力が加わり、回転軸7と凹形調整
軸6の間にある機械的強度の弱い磁器からなるロ
ーター2に過負荷の圧縮力が加わり、ローター2
が破壊される等の欠点を有している。従つて、係
止用突起6cに回転軸7をくい込ませる量を一定
にすることが必要不可欠であり、そのため回転軸
7の軸径、凹形調整軸6の係止用突起6cの寸法
には高度の部品精度が必要とされ、部品価格が高
いものとなり、更に部品精度を維持させるための
管理等が必要で、結果的に価格の高いトリマコン
デンサーとなつている。
第2図により説明すると、1は銀ペーストを略半
円形にスクリーン印刷し焼成した電極、2は酸化
チタン、チタン酸カルシウム等を略円形状に形成
した磁器からなるローターで、このローター2上
に設けた電極1に対向する固定電極3を埋設した
絶縁基板4がある。5は金属板から成るアースリ
ード、6はドライバー溝6aを設けた凹形調整軸
である。7は頭部にドライバー溝7aを形成した
回転軸で、この回転軸7をローター2、絶縁基板
4、アースリード5、凹形調整軸6に挿通し、そ
の先端を凹形調整軸6の凹部6b内にかしめるこ
とにより回転軸7と凹形調整軸6とを結合する。
それから回転軸7の頭部外周壁7bとローター2
の電極1をハンダ8により電気的導通及び機械的
に結合している構造であつた。このような構造で
は、凹形調整軸6と回転軸7との結合を強固に結
合しないと、下方側から凹形調整軸6をドライバ
ー等により回転させた場合、回転軸7と凹形調整
軸6がスリツプし回転軸7及び容量を可変させる
ためのローター2が回転せず、電極1と固定電極
3の対向面積が変わらず、トリマコンデンサーと
して致命的不良の容量無変化現象が発生すること
がある。そのために凹形調整軸6の内周壁に係止
用突起6cを設け、この係止用突起6cに回転軸
7をくい込ませる等の対策が講じられている。回
転軸7の軸径の寸法バラツキ、凹形調整軸6の係
止用突起6cの寸法のバラツキがあり、係止用突
起6cの回転軸7のくい込み量が一定せず、くい
込み量が小さいと回転軸7と凹形調整軸6を機械
的に強固に結合することができず、逆にくい込み
量が大きいと回転軸7を凹形調整6の係止用突起
6cにくい込ませる時に、回転軸7と凹形調整軸
6間に高い圧縮力が加わり、回転軸7と凹形調整
軸6の間にある機械的強度の弱い磁器からなるロ
ーター2に過負荷の圧縮力が加わり、ローター2
が破壊される等の欠点を有している。従つて、係
止用突起6cに回転軸7をくい込ませる量を一定
にすることが必要不可欠であり、そのため回転軸
7の軸径、凹形調整軸6の係止用突起6cの寸法
には高度の部品精度が必要とされ、部品価格が高
いものとなり、更に部品精度を維持させるための
管理等が必要で、結果的に価格の高いトリマコン
デンサーとなつている。
本考案は、上述した欠点を除去し、安価なトリ
マコンデンサーを提供することを目的とするもの
である。
マコンデンサーを提供することを目的とするもの
である。
本考案は、従来例で説明した凹形調整軸6に相
当する部分と回転軸7とを機械的に確実に結合
し、しかも高度の部品精度を必要としなくても容
量無変化現象が生じないトリマコンデンサーを提
供するものである。
当する部分と回転軸7とを機械的に確実に結合
し、しかも高度の部品精度を必要としなくても容
量無変化現象が生じないトリマコンデンサーを提
供するものである。
以下、本考案の1実施例を図面により説明する
が、従来と同一の構造には同一符号を付すと共
に、その説明も省略します。ローター2と絶縁基
板4とアースリード5とはその構造が従来と同じ
である。9は金属から成る調整軸で、この調整軸
9にはドライバー溝9aと側壁9bとを形成して
ある。
が、従来と同一の構造には同一符号を付すと共
に、その説明も省略します。ローター2と絶縁基
板4とアースリード5とはその構造が従来と同じ
である。9は金属から成る調整軸で、この調整軸
9にはドライバー溝9aと側壁9bとを形成して
ある。
次に、本考案のトリマコンデンサーの組立てを
説明すると、先ず回転軸7にローター2と絶縁基
板4とアースリード5とを順次挿通してから、最
後に調整軸9を装着する。次に回転軸7の先端
(調整軸側)をかしめ治具によりかしめ、一対の
折曲片7c,7cを調整軸9のドライバー溝9a
に位置させることで全部品が一体となる。そし
て、回転軸7の頭部外周壁7bとローター2上の
電極1とをハンダ8により結合することにより組
立ては終る。
説明すると、先ず回転軸7にローター2と絶縁基
板4とアースリード5とを順次挿通してから、最
後に調整軸9を装着する。次に回転軸7の先端
(調整軸側)をかしめ治具によりかしめ、一対の
折曲片7c,7cを調整軸9のドライバー溝9a
に位置させることで全部品が一体となる。そし
て、回転軸7の頭部外周壁7bとローター2上の
電極1とをハンダ8により結合することにより組
立ては終る。
本考案の上述した実施例によると、調整軸9を
回転すると調整軸9のドライバー溝9aの側壁9
bが回転軸7の折曲片7cに回転を伝達させ、回
転軸7及びローター2は調整軸9に確実に追従し
て、回転させることができる。このために容量無
変化現象を防止でき、また、かしめて止めるだけ
の圧縮力しか機械的強度の弱い磁器からなるロー
ター2に加わらずローター2を破壊することが防
止できると共に、調整軸9と回転軸7は調整軸9
に回転軸7を挿入するだけでよいので高度の部品
精度が必要とされない。
回転すると調整軸9のドライバー溝9aの側壁9
bが回転軸7の折曲片7cに回転を伝達させ、回
転軸7及びローター2は調整軸9に確実に追従し
て、回転させることができる。このために容量無
変化現象を防止でき、また、かしめて止めるだけ
の圧縮力しか機械的強度の弱い磁器からなるロー
ター2に加わらずローター2を破壊することが防
止できると共に、調整軸9と回転軸7は調整軸9
に回転軸7を挿入するだけでよいので高度の部品
精度が必要とされない。
叙上の通り、本考案のトリマコンデンサーは高
度な部品精度が必要とされないため部品価格が安
く、しかも調整軸のドライバー溝内に回転軸の折
曲片を位置させたものであるから、調整軸の回転
が確実に回転軸に伝達するため容量無変化現象の
防止管理も必要とされず、おのずと価格の低減が
計れ、安価なトリマコンデンサーを提供できると
いう実用上顕著な作用効果を奏するものである。
度な部品精度が必要とされないため部品価格が安
く、しかも調整軸のドライバー溝内に回転軸の折
曲片を位置させたものであるから、調整軸の回転
が確実に回転軸に伝達するため容量無変化現象の
防止管理も必要とされず、おのずと価格の低減が
計れ、安価なトリマコンデンサーを提供できると
いう実用上顕著な作用効果を奏するものである。
なお、第6図、第7図は本考案の他の実施例を
示し、第6図は前記実施例の回転軸7と調整軸9
を逆に位置させたもので他の構成は同一であるか
らその説明は省略する。第7図は第6図に示した
実施例に対して調整軸9と電極2及びハンダ8に
相当する部分を、亜鉛ダイカスト等で形成したロ
ーター10としたもので、他の構成については同
一であるからその説明は省略する。
示し、第6図は前記実施例の回転軸7と調整軸9
を逆に位置させたもので他の構成は同一であるか
らその説明は省略する。第7図は第6図に示した
実施例に対して調整軸9と電極2及びハンダ8に
相当する部分を、亜鉛ダイカスト等で形成したロ
ーター10としたもので、他の構成については同
一であるからその説明は省略する。
第1図、第2図は従来のトリマコンデンサーを
示し、第1図は要部断面図、第2図は分解斜視
図、第3図から第7図までは本考案を示し、第3
図は要部断面図、第4図は同要部底面図、第5図
は同要部斜視図、第6図、第7図は本考案の他の
実施例を示す要部断面図である。 1……電極、2……ローター、3……固定電
極、4……絶縁基板、5……アースリード、7…
…回転軸、7a……ドライバー溝、7b……外周
壁、7c……折曲片、8……ハンダ、9……調整
軸。
示し、第1図は要部断面図、第2図は分解斜視
図、第3図から第7図までは本考案を示し、第3
図は要部断面図、第4図は同要部底面図、第5図
は同要部斜視図、第6図、第7図は本考案の他の
実施例を示す要部断面図である。 1……電極、2……ローター、3……固定電
極、4……絶縁基板、5……アースリード、7…
…回転軸、7a……ドライバー溝、7b……外周
壁、7c……折曲片、8……ハンダ、9……調整
軸。
Claims (1)
- 両面にドライバー溝を有し、両面より調整でき
るトリマコンデンサーの構造において、調整軸に
回転軸を挿入し、回転軸の先端の一部をかしめる
ことにより、調整軸のドライバー溝内に折曲片を
位置させたことを特徴とするトリマコンデンサ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19732681U JPS5899830U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | トリマコンデンサ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19732681U JPS5899830U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | トリマコンデンサ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5899830U JPS5899830U (ja) | 1983-07-07 |
JPS638124Y2 true JPS638124Y2 (ja) | 1988-03-10 |
Family
ID=30110540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19732681U Granted JPS5899830U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | トリマコンデンサ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5899830U (ja) |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP19732681U patent/JPS5899830U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5899830U (ja) | 1983-07-07 |
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