JPS6233308Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6233308Y2 JPS6233308Y2 JP1981058846U JP5884681U JPS6233308Y2 JP S6233308 Y2 JPS6233308 Y2 JP S6233308Y2 JP 1981058846 U JP1981058846 U JP 1981058846U JP 5884681 U JP5884681 U JP 5884681U JP S6233308 Y2 JPS6233308 Y2 JP S6233308Y2
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- JP
- Japan
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- rotor
- case
- electrode
- trimmer capacitor
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は小形で高品質の防塵タイプのトリマコ
ンデンサに関するものである。
ンデンサに関するものである。
一般にこの種のトリマコンデンサは第１図に示
すように下面に段差からなる半円状の電極部を設
けた金属ロータ１、絶縁材料よりなる筒状のケー
ス２、導電性金属よりなりロータ端子を有するス
プリング３、セヤミツク誘電体よりなるステータ
４、このステータ４の裏面に設けた半円状の電極
５、先端に圧接部を設けたステータ端子６で構成
され、このステータ端子６は前述のケース２に一
部を残しインサート成形で固着されている。また
組立に際しては、ケース２内にステータ４、ロー
タ１、を積重ねて組込み、前記ロータ端子を有す
るスプリング３で抜け留めとし、ケース２の上端
部７を折曲してスプリング３を押圧して固着し、
金属ロータ１を回転することによつて、金属ロー
ター１とステータ電極５との対向面積を変化させ
静電容量を可変できるように構成されていた。こ
のような構造のトリマコンデンサにおいては特に
絶縁ケース２の上端部７を折曲して組立てを完了
している。すなわち合成樹脂材料を用いた極めて
不安定な固定方法となつているため機械的強度に
欠け温度の変化による膨張、収縮を行ないトルク
のバラツキや静電容量等の電気特性を劣化させる
などの欠点を有していた。
すように下面に段差からなる半円状の電極部を設
けた金属ロータ１、絶縁材料よりなる筒状のケー
ス２、導電性金属よりなりロータ端子を有するス
プリング３、セヤミツク誘電体よりなるステータ
４、このステータ４の裏面に設けた半円状の電極
５、先端に圧接部を設けたステータ端子６で構成
され、このステータ端子６は前述のケース２に一
部を残しインサート成形で固着されている。また
組立に際しては、ケース２内にステータ４、ロー
タ１、を積重ねて組込み、前記ロータ端子を有す
るスプリング３で抜け留めとし、ケース２の上端
部７を折曲してスプリング３を押圧して固着し、
金属ロータ１を回転することによつて、金属ロー
ター１とステータ電極５との対向面積を変化させ
静電容量を可変できるように構成されていた。こ
のような構造のトリマコンデンサにおいては特に
絶縁ケース２の上端部７を折曲して組立てを完了
している。すなわち合成樹脂材料を用いた極めて
不安定な固定方法となつているため機械的強度に
欠け温度の変化による膨張、収縮を行ないトルク
のバラツキや静電容量等の電気特性を劣化させる
などの欠点を有していた。
本考案はこのような従来の欠点を除去するもの
であり、小形でしかも静電容量が大きく量産性に
富み安価で高い品質のトリマコンデンサを提供し
ようとするものである。
であり、小形でしかも静電容量が大きく量産性に
富み安価で高い品質のトリマコンデンサを提供し
ようとするものである。
以下本考案の一実施例を第２図〜第４図により
説明する。８は合成樹脂材料からなる円筒状のケ
ースであり、その構成は導電性金属板を用いたス
テータ側端子９と同材質のロータ側端子１０とが
間隔をもつて位置した状態で合成樹脂で一体成形
して両極端子９，１０を内底部に固定してベース
８は構成されている。また上記ロータ側端子１０
は一部を切欠した輪状をなしその周縁には上方に
伸びケース８の周壁内を通つて上面に突出する複
数個の係合爪１１が具備されている。また、ケー
ス８の内面には一部に直線部が設けられている。
次にスプリング１２はりん青銅板等のバネ性に優
れた導体で形成され、その中央には透孔１３が設
けられており、それぞれの脚部は適度の圧接性を
もつように下方に彎曲されている。次に金属ロー
タ１４は黄銅等の導電体をコールドホビング法、
コイニング法、等の塑性加工により略半円形状の
凹部１５を下面に形成するとともに下面に半円状
のステータ電極１６′を被着した誘電体板１６と
回転可能に密接する部分は半円形状の突出面から
なるロータ電極１７を構成している。また、反対
側の上面には十字状の調整用ドライバー溝１８が
設けられている。
説明する。８は合成樹脂材料からなる円筒状のケ
ースであり、その構成は導電性金属板を用いたス
テータ側端子９と同材質のロータ側端子１０とが
間隔をもつて位置した状態で合成樹脂で一体成形
して両極端子９，１０を内底部に固定してベース
８は構成されている。また上記ロータ側端子１０
は一部を切欠した輪状をなしその周縁には上方に
伸びケース８の周壁内を通つて上面に突出する複
数個の係合爪１１が具備されている。また、ケー
ス８の内面には一部に直線部が設けられている。
次にスプリング１２はりん青銅板等のバネ性に優
れた導体で形成され、その中央には透孔１３が設
けられており、それぞれの脚部は適度の圧接性を
もつように下方に彎曲されている。次に金属ロー
タ１４は黄銅等の導電体をコールドホビング法、
コイニング法、等の塑性加工により略半円形状の
凹部１５を下面に形成するとともに下面に半円状
のステータ電極１６′を被着した誘電体板１６と
回転可能に密接する部分は半円形状の突出面から
なるロータ電極１７を構成している。また、反対
側の上面には十字状の調整用ドライバー溝１８が
設けられている。
次にこれらの組立構成について説明すると合成
樹脂からなるケース８の上部開口よりステータ電
極１６′を被着した誘電体板１６、金属ロータ１
４、スプリング１２を順次積重し、ケース８の上
面に突出した係合爪１１を内方に折曲して係合爪
１１とケース８に一体成形したステータ端子基部
の一部を延長してなる円板部１９で上記３つの構
成部品を一定の圧力で挟持する。その後、防塵効
果を持たせるため合成樹脂からなるキヤツプ２０
をベース８の上面に結合する。このキヤツプ２０
には中央孔２１とその周辺は大きく面取り加工を
行つて調整用ドライバーの誘いとしているととも
にこのキヤツプ２０の上面の一部に切欠き２２を
設けてユーザーにおける自動供給に便宜を図つて
いる。またこのキヤツプ２０の取付けに際しては
ケース８と超音波溶着、接着剤による接合、スナ
ツプフイツト（図示せず）等の方法で接合する。
このような構成でキヤツプ２０の中央孔２１に調
整用ドライバーの先端をはめ込んで回動すること
により金属ロータ１４に設けた十字状の調整用ド
ライバー溝１８に合致し金属ロータ１４が回動し
てロータ電極１７と誘電体板１６に設けたステー
タ電極１６′の対向面積を変えて静電容量の調整
が行なえる。
樹脂からなるケース８の上部開口よりステータ電
極１６′を被着した誘電体板１６、金属ロータ１
４、スプリング１２を順次積重し、ケース８の上
面に突出した係合爪１１を内方に折曲して係合爪
１１とケース８に一体成形したステータ端子基部
の一部を延長してなる円板部１９で上記３つの構
成部品を一定の圧力で挟持する。その後、防塵効
果を持たせるため合成樹脂からなるキヤツプ２０
をベース８の上面に結合する。このキヤツプ２０
には中央孔２１とその周辺は大きく面取り加工を
行つて調整用ドライバーの誘いとしているととも
にこのキヤツプ２０の上面の一部に切欠き２２を
設けてユーザーにおける自動供給に便宜を図つて
いる。またこのキヤツプ２０の取付けに際しては
ケース８と超音波溶着、接着剤による接合、スナ
ツプフイツト（図示せず）等の方法で接合する。
このような構成でキヤツプ２０の中央孔２１に調
整用ドライバーの先端をはめ込んで回動すること
により金属ロータ１４に設けた十字状の調整用ド
ライバー溝１８に合致し金属ロータ１４が回動し
てロータ電極１７と誘電体板１６に設けたステー
タ電極１６′の対向面積を変えて静電容量の調整
が行なえる。
以上のように本考案のトリマコンデンサは構成
されるためケースの開口を合成樹脂等のキヤツプ
で被覆し大気中の塵埃や基板に半田付けの際のフ
ラツクスや半田上昇防止に効果を発揮し、また絶
縁ケース内に収納されているため外界の電気的影
響を受けにくくまた組立構成においても金属材か
らなる係合爪を設けているため機械的強度のきわ
めて安定な温度の変化による膨張、収縮によるト
ルクのばらつきや電気特性のばらつきの少ない構
成とすることができる。また組立てが容易で量産
に適しており工程数も少なく安価で高品質のトリ
マコンデンサを提供できるなど実用的価値の大な
るものである。
されるためケースの開口を合成樹脂等のキヤツプ
で被覆し大気中の塵埃や基板に半田付けの際のフ
ラツクスや半田上昇防止に効果を発揮し、また絶
縁ケース内に収納されているため外界の電気的影
響を受けにくくまた組立構成においても金属材か
らなる係合爪を設けているため機械的強度のきわ
めて安定な温度の変化による膨張、収縮によるト
ルクのばらつきや電気特性のばらつきの少ない構
成とすることができる。また組立てが容易で量産
に適しており工程数も少なく安価で高品質のトリ
マコンデンサを提供できるなど実用的価値の大な
るものである。
第１図は従来のトリマコンデンサの断面図、第
２図は本考案のトリマコンデンサの一実施例を示
す断面図、第３図は同分解斜視図、第４図は同ト
リマコンデンサの斜視図である。 ８……ケース、９……ステータ側端子、１０…
…ロータ側端子、１１……係合爪、１２……スプ
リング、１４……金属ロータ、１６……誘電体
板、１７……ロータ電極、１９……円板部（金属
露出部）、２０……キヤツプ。
２図は本考案のトリマコンデンサの一実施例を示
す断面図、第３図は同分解斜視図、第４図は同ト
リマコンデンサの斜視図である。 ８……ケース、９……ステータ側端子、１０…
…ロータ側端子、１１……係合爪、１２……スプ
リング、１４……金属ロータ、１６……誘電体
板、１７……ロータ電極、１９……円板部（金属
露出部）、２０……キヤツプ。
Claims (1)
- 筒状の絶縁体よりなるケース内に下面に半円状
のステータ電極を有する誘電体を回転しないよう
に組込み、この誘電体上に底面に半円状の凹部を
有し、残りの半面がロータ電極となる金属ロータ
を回転可能に組込み、この金属ロータのロータ電
極と誘電体が密接するスプリングを組込んで構成
されるトリマコンデンサにおいて、上記ケースの
底部にステータ側端子とロータ側端子を一定の間
隔をもつてインサートされ、このロータ側端子に
上方に伸びケースの周壁内を通つてケースの上端
に突出し内方に折曲されてケース内に収納した構
成部品の上端を係止する複数本の係合爪を設け、
上記ケースの上部に中心孔を有するキヤツプを結
合してなるトリマコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981058846U JPS6233308Y2 (ja) | 1981-04-22 | 1981-04-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981058846U JPS6233308Y2 (ja) | 1981-04-22 | 1981-04-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57170542U JPS57170542U (ja) | 1982-10-27 |
| JPS6233308Y2 true JPS6233308Y2 (ja) | 1987-08-26 |
Family
ID=29855238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981058846U Expired JPS6233308Y2 (ja) | 1981-04-22 | 1981-04-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6233308Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5585018A (en) * | 1978-08-17 | 1980-06-26 | Johanson Mfg | Sealed variable capacitor |
-
1981
- 1981-04-22 JP JP1981058846U patent/JPS6233308Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5585018A (en) * | 1978-08-17 | 1980-06-26 | Johanson Mfg | Sealed variable capacitor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57170542U (ja) | 1982-10-27 |
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