JPS5824427Y2 - 可変コンデンサ - Google Patents
可変コンデンサInfo
- Publication number
- JPS5824427Y2 JPS5824427Y2 JP1977174802U JP17480277U JPS5824427Y2 JP S5824427 Y2 JPS5824427 Y2 JP S5824427Y2 JP 1977174802 U JP1977174802 U JP 1977174802U JP 17480277 U JP17480277 U JP 17480277U JP S5824427 Y2 JPS5824427 Y2 JP S5824427Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- stator
- terminal
- electrode
- assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は可変コンデンサに関するもので、特に、小型
でありながら大静電容量を得ることができる新規な構造
の可変コンテ゛ンサに関する。
でありながら大静電容量を得ることができる新規な構造
の可変コンテ゛ンサに関する。
従来、可変コンデンサとしてロータ電極としての内部電
極をもつ円板形積層セラミックロータが用いられていた
。
極をもつ円板形積層セラミックロータが用いられていた
。
しかしながら、このような可変コンデンサの小型化に対
する要望に応える以上、その電極面積の大きさには限界
があり、充分な大静電容量を得ることができなかった。
する要望に応える以上、その電極面積の大きさには限界
があり、充分な大静電容量を得ることができなかった。
それゆえに、この考案の主たる目的は、小型でありなが
ら大静電容量を得ることができる可変コンテ゛ンサを提
供することである。
ら大静電容量を得ることができる可変コンテ゛ンサを提
供することである。
この考案のその他の目的と特徴は以下に図面を参照して
行なう詳細な説明から一層明らかとなろつ。
行なう詳細な説明から一層明らかとなろつ。
第1図はこの考案の一実施例の平面図であり、第2図は
同じく中央縦断面図であり、第3図は同じく底面図であ
る。
同じく中央縦断面図であり、第3図は同じく底面図であ
る。
第4図は第1図ないし第3図に示す可変コンデンサの分
解斜視図である。
解斜視図である。
第5図は第4図の樹脂ケースの裏側から見た斜視図であ
り、第6図は同じくステータアセンブリの裏側から見た
斜視図である。
り、第6図は同じくステータアセンブリの裏側から見た
斜視図である。
第7図はステータ端子を単独で示す斜視図である。
まず、ここに示す可変コンデンサを構成する各要素につ
いて、主に第4図ないし第7図を参照して述べる。
いて、主に第4図ないし第7図を参照して述べる。
樹脂ケース1は、たとえば耐熱、耐溶剤、耐衝撃性にす
ぐれたガラス繊維強化樹脂からなり、射出底型により底
型される。
ぐれたガラス繊維強化樹脂からなり、射出底型により底
型される。
樹脂ケース1の上面には貫通孔1aが設けられ、下面に
は堤状に突出する折曲げ係止片1bが設けられる。
は堤状に突出する折曲げ係止片1bが設けられる。
また、樹脂ケース1の内周壁には、相互に対向して、ロ
ータ端子案内溝1Cおよびステータ端子案内溝1dが設
けられる。
ータ端子案内溝1Cおよびステータ端子案内溝1dが設
けられる。
ロータアセンブリ2は、断面円形の金属棒状体から構成
され、その材質には、好ましくは熱膨張率の小さいニッ
ケル合金または銅合金が用いられる。
され、その材質には、好ましくは熱膨張率の小さいニッ
ケル合金または銅合金が用いられる。
ロータアセンブリ2には、フランジ2aを備え、このフ
ランジ2aの上方にある端面には、ドライバ挿入溝2b
が設けられる。
ランジ2aの上方にある端面には、ドライバ挿入溝2b
が設けられる。
フランジ2aの下方部には、切欠2Cが設けられ、この
切欠2Cによって残された部分の外周壁のロータ電極2
dとなる。
切欠2Cによって残された部分の外周壁のロータ電極2
dとなる。
ロータ端子3は、端子部3aとこの端子部3aから一体
に延びる波状の環体としてのスプリング部3bからなる
。
に延びる波状の環体としてのスプリング部3bからなる
。
このロータ端子3は適宜の弾性をもつ導電性材料からプ
レス一体成形される。
レス一体成形される。
ステータアセンブリ4は、たとえばセラミックからなる
円筒状の誘電体4aを含む。
円筒状の誘電体4aを含む。
この誘電体4aの内部には、半円筒状のステータ電極4
bが形成されていて、セラミック誘電体4aとステータ
電極4bとは一体成形される。
bが形成されていて、セラミック誘電体4aとステータ
電極4bとは一体成形される。
ステータ電極4bは、誘電体4aの下面において表出し
、ここにステータ端子4Cがはんだ付けなどの方法によ
り接合される。
、ここにステータ端子4Cがはんだ付けなどの方法によ
り接合される。
なお、誘電体4aの貫通孔4dを規定する内周壁は、ホ
ーニング等の加工方法により精密に仕上げられている。
ーニング等の加工方法により精密に仕上げられている。
次に、上述した各要素からなる可変コンテ゛ンサの組立
について、主に第1図ないし第3図を参照しながら述べ
る。
について、主に第1図ないし第3図を参照しながら述べ
る。
まず、樹脂ケース1に、ロータアセンブリ2を挿入する
。
。
このとき、貫通孔1aからドライバ挿入溝2bとを備え
る端部が突出し、フランジ2aが樹脂ケース1の上面壁
の裏側に当接する。
る端部が突出し、フランジ2aが樹脂ケース1の上面壁
の裏側に当接する。
次に、ロータ端子3を樹脂ケース1のロータ端子案内溝
1Cに沿って挿入する。
1Cに沿って挿入する。
このとき、スプリング部3bはロータアセンブリ2を囲
みながらフランジ2aに当接する。
みながらフランジ2aに当接する。
次は、ステータアセンブリ4を、ステータ端子案内溝1
dに沿って挿入する。
dに沿って挿入する。
このとき、貫通孔4dとロータアセンブリ2のロータ電
極2dとは密に嵌合する。
極2dとは密に嵌合する。
このような各要素の挿入が完了すれば、樹脂ケース1の
折曲げ係止片1bを超音波または熱加工により内側に折
り曲げ、ステータアセンブリ4の下面に当接させ、ステ
ータアセンフ゛す4を固定する。
折曲げ係止片1bを超音波または熱加工により内側に折
り曲げ、ステータアセンブリ4の下面に当接させ、ステ
ータアセンフ゛す4を固定する。
上述した組立工程を終えた状態が、第1図ないし第3図
に示されている。
に示されている。
ここにおいて、ロータ端子3はロータアセンブリ2のフ
ランジ2aに接触し、ロータ電極2dをロータ端子部3
aがら取り出し、ステータ電極4bはこれに接合された
ステータ端子4Cから取り出される。
ランジ2aに接触し、ロータ電極2dをロータ端子部3
aがら取り出し、ステータ電極4bはこれに接合された
ステータ端子4Cから取り出される。
また、ロータアセンブリ2は円形の貫通孔4dに回転自
在に保持されつつ、スプリング部3bによって適宜の回
転トルクが与えられている。
在に保持されつつ、スプリング部3bによって適宜の回
転トルクが与えられている。
上述の構成において、ロータアセンブリ2のドライバ挿
入溝2bにドライバ(図示せず)を挿入して回転させる
と、ロータ電極2dとステータ電極4bとの対向面積が
かえられる。
入溝2bにドライバ(図示せず)を挿入して回転させる
と、ロータ電極2dとステータ電極4bとの対向面積が
かえられる。
なお、第2図に示す状態は、可変容量範囲における最大
静電容量を実現したものである。
静電容量を実現したものである。
上述した実施例によれば、たとえばロータ電極2dの軸
径を3mmとしても300−400 pFノ最大静電容
量を実現することができる。
径を3mmとしても300−400 pFノ最大静電容
量を実現することができる。
また、樹脂ケース1の内部に部品が収納されるので、防
塵、防湿、耐衝撃性にすぐれ、安定した特性を得ること
ができる。
塵、防湿、耐衝撃性にすぐれ、安定した特性を得ること
ができる。
また、部品が絶縁ケース1により外部と絶縁されている
ので、他の部品と近接して配置することができ、部品取
付密度をあげることができる。
ので、他の部品と近接して配置することができ、部品取
付密度をあげることができる。
さらに、部品形状および構造が組立の省力化に適してお
り、安価に得ることができる。
り、安価に得ることができる。
以上のように、この考案によれば、半円筒状に電極が形
成されるので、電極面積を大きく構成することができ、
したがって小型でありながら大静電容量を得ることがで
きる可変コンデンサの実現を可能にする。
成されるので、電極面積を大きく構成することができ、
したがって小型でありながら大静電容量を得ることがで
きる可変コンデンサの実現を可能にする。
また、ロータアセンブリはステータアセンブリに、ロー
タ端子およびステータ端子は樹脂ケースに予め形成され
た溝に、そしてステータアセンブリおよびロータアセン
ブリは、ロータ端子のスプリング部によって押圧された
状態で樹脂ケースに、というように、各部品が互いに位
置決めされながら組立てられるので、組立て作業が簡単
になる。
タ端子およびステータ端子は樹脂ケースに予め形成され
た溝に、そしてステータアセンブリおよびロータアセン
ブリは、ロータ端子のスプリング部によって押圧された
状態で樹脂ケースに、というように、各部品が互いに位
置決めされながら組立てられるので、組立て作業が簡単
になる。
第1図はこの考案の一実施例の平面図であり、第2図は
同じく中央縦断面図であり、第3図は同じく底面図であ
る。 第4図は第1図ないし第3図に示す可変コンデンサの分
解斜視図である。 第5図は第4図の樹脂ケース1の裏側から見た斜視図で
あり、第6図は同じくステータアセンブリ4の裏側から
見た斜視図である。 第7図はステータ端子を単独で示す斜視図である。 図において、2dはロータ電極、4aは誘電体、4bは
ステータ電極、4dは貫通孔である。
同じく中央縦断面図であり、第3図は同じく底面図であ
る。 第4図は第1図ないし第3図に示す可変コンデンサの分
解斜視図である。 第5図は第4図の樹脂ケース1の裏側から見た斜視図で
あり、第6図は同じくステータアセンブリ4の裏側から
見た斜視図である。 第7図はステータ端子を単独で示す斜視図である。 図において、2dはロータ電極、4aは誘電体、4bは
ステータ電極、4dは貫通孔である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 金属から構成され、その上端面にドライバ挿入溝2bが
設けられた頭部を備え、この頭部の下側にフランジ2a
を備え、このフランジ2aの下側に円筒状外周壁の一部
2Cが切り欠かれた結果としての半円筒状外周面をもっ
て形成されたロータ電極2dを備える、ロータアセンブ
リ2と、前記ロータ電極2dを囲む円筒状の誘電体4a
を備え、この誘電体4aの内部には半円筒状のステータ
電極4bが形成され、このステータ電極4bは誘電体4
aの下方端面においてのみ表出し、ここにステータ端子
4Cが接続された、ステータアセンブリ4と、 前記フランジ2aの下面と前記誘電体4aの上面との間
に配置されるスプリング部3bを有するロータ端子3と
、 前記スプリング部3bを前記フランジ2aと前記誘電体
4aとの間に挾み、かつ前記ロータ電極2dを前記誘電
体4aで囲んだ状態で、前記ロータアセンブリ2、前記
ステータアセンブリ4および前記ロータ端子3を収納し
、前記スプリング部3bが前記ロータアセンブリ2に対
して所望の回転トルクを与えながら、電気的接続を達成
し、かつ前記ステータ端子4Cと前記ロータ端子3とを
それぞれ溝IC,ldに沿って位置決めしながら導出す
る樹脂ケース1とを備える、可変コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977174802U JPS5824427Y2 (ja) | 1977-12-24 | 1977-12-24 | 可変コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977174802U JPS5824427Y2 (ja) | 1977-12-24 | 1977-12-24 | 可変コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5498553U JPS5498553U (ja) | 1979-07-12 |
JPS5824427Y2 true JPS5824427Y2 (ja) | 1983-05-25 |
Family
ID=29181761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977174802U Expired JPS5824427Y2 (ja) | 1977-12-24 | 1977-12-24 | 可変コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824427Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-24 JP JP1977174802U patent/JPS5824427Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5498553U (ja) | 1979-07-12 |
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