JPS6020918Y2 - アキシヤルリ−ド型コンデンサ - Google Patents

アキシヤルリ−ド型コンデンサ

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JPS6020918Y2
JPS6020918Y2 JP12457676U JP12457676U JPS6020918Y2 JP S6020918 Y2 JPS6020918 Y2 JP S6020918Y2 JP 12457676 U JP12457676 U JP 12457676U JP 12457676 U JP12457676 U JP 12457676U JP S6020918 Y2 JPS6020918 Y2 JP S6020918Y2
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JP
Japan
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lead wire
electrode
capacitor
dielectric
fixed
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Application number
JP12457676U
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JPS5341635U (ja
Inventor
喜久男 脇野
佳夫 荒川
光郎 羽室
Original Assignee
株式会社村田製作所
株式会社福井村田製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、コンデンサのリード線をコンデンサ本体か
らその軸方向に互いに反対向きに突出させたいわゆるア
キシャルリード型コンデンサに関する。
一般に、上記アキシャルリード型コンデンサは、リード
線がコンデンサ本体から放射状に突出する所謂ラジアル
リード型コンデンサと比べて、テーピング等により複数
個固着してプリント基板等へ容易に自動組込ができるた
め、従来、汎用されている。
この種のアキシャルリード型コンデンサとしては、従来
、第1図に示す如き構造のものが提供されているが、種
々の欠点があった。
即ち、該コンデンサは、その誘電体1を両端1a、lb
が開口した円筒状とし、その一端近傍の外周面1cおよ
び他端内周面1dに所定の帯状のスペース2a。
2bを残して電極塗料を付着し、該スペース2a、2b
で互いに分離された内面電極3aと外面電極3bを備え
たコンデンサ本体4を形成し、該コンデンサ本体4の両
端部にリード線5a、5bをそれぞれ固着したキャップ
状の端子6a、6bを冠着した構成としているが、上記
のごとく、電極塗料を付着する際にスペース2a、2b
を残す必要があるため、筆、ハケ等で塗布しており、量
産性が悪いとともに、電極膜の厚さを均一化することが
困難で、容量にバラツキが生じる欠点がある。
また、上記スペース2a、2bのため、電極3at3b
間の有効対向面積が小さくなり、容量を大きくするには
コンデンサを大型化しなければならない欠点がある。
さらに、誘電体の両端を開口しているので、両端部の強
度が弱くなり、プリント基板等への自動組込時に損傷が
生じやすい問題もある。
この考案は、上記した欠点を解消せんとするものであり
、誘電体を有底筒状とし、かつ、その開口端側の外周面
に局面に沿ったフランジ状の突起を設けるとともに、有
底側端部近傍の外周面に局面に沿って一定間隔をあけて
複数個の突起を設け、該形状の誘電体全体を電極塗料中
に浸漬する浸漬法あるいはメッキ法により誘電体の全表
面に電極膜を付着して後、突起の外面の電極膜を研磨等
によって除去し、開口端側のフランジ状突起の周面で互
いに分離された内面電極および外面電極を形成し、かつ
、一方のリード線を内面電極が形成された内孔に挿入し
て取り付ける構成としたことを特徴とするアキシャルリ
ード型コンデンサを提供するものである。
上記のごときコンデンサを提供することにより、本考案
は、電極の形成を筆、ハケによる塗布の方法にかえてメ
ッキ法あるいは浸漬法で可能として量産性の向上を図る
とともに、電極の除去スペースおよび電極膜の均一化に
より容量のバラツキを防ぎ、かつ、誘電体を有底として
該有底部にも電極を設けることにより電極の有効対向面
積を大きくシ、容量のアップを図って、コンデンサ本体
の小型化を可能とし、さらに、誘電体の両端部位に補強
用の突起を設けていることにより強度の向上を図ること
を主な目的とするものである。
以下、この考案を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。
第2図中、7は誘電体であり、セラミック、樹脂等で成
形し、図示の如く、内孔7aを有する円筒状で、一端に
開口部7bを設けるとともに他端に底部7cを設けた有
底状としている。
また、該誘電体7の外周面7dには、その開口部7b側
の端部に全周面に沿ってフランジ状の突起7eを設ける
一方、底部7c側の端部近傍に周面に沿って所定間隔を
あけて複数個の突起7fを設けている。
上記突起7eと7fの高さ11.12は同一としている
なお、上記誘電体7は円筒状としているが、有底筒状で
両端部位に上記突起7e、?fがあれば角筒等でもよい
該形状の誘電体7の全面には、第4図に示すごとく、無
電解メッキ等によってニッケル膜を、あるいは、銀塗料
中に全体を浸漬して銀膜を付着させ、はぼ均一な厚さの
電極膜8を設けている。
このように誘電体7の全表面に電極膜8を付着させた後
、突起7e、?fの外面に付着した電極膜8a、8bを
研磨によって除去する。
その場合、除去部分9a、9bが円環状に突出した周面
であるため、該周面を例えばセンタレス研磨機等によっ
て極めて簡単に研磨できる。
また、該研磨部分が誘電体7の左右両端部の2箇所であ
るため、該研磨作業が安定した状態で行なえ、電極膜8
a、8bの除去が均一に行なえる。
このように、突起7e、7fの外面の電極膜を除去する
ことにより、第2図に示すごとく、誘電体7の内孔7a
の全面、底部7cの内面および開口部4bの端面に内面
電極10が設けられる一方、突起7eと7fの外面を除
く全外周面7dおよび底部7cの外面に外面電極11を
設けている。
なお、外面電極11は、各突起7fが一定間隔をあけて
設けられており、電極膜が除去されない凹部7gがある
ため、突起7fの部位で分離されることはない。
上記のようにして、誘電体7の表面に内面電極10、外
面電極11を設けたコンデンサ本体12を形成する。
該形状のコンデンサ本体12に対して、内面電極10を
形成した内孔12aに、その開口側より一辺のリード線
13を挿入し、コンデンサ本体12の軸上に配置してい
る。
該リード線13は、その先端部近傍に円板部13aを直
交した状態に付設し、該先端部位に前もってハンダ14
を付着し、上記内孔12aに挿入した後、ハンダ14を
溶解させて固着し、内面電極10と導電させている。
なお、該リード線13の固着方法として、リード線の先
端部を内孔12aの径と略同径とし、該先端部を内孔1
2a内に圧入して固着するようにすればよい。
またそのリード線の形状は、リード線の先端にケース端
子を取着したものや、たんにリード線のみのもの等いか
なるものでもよい。
さらに、このリード線のみの場合には、たとえばより小
型のコンデンサに適用すれば、線径を若干変えることに
よってコンデンサの内孔に圧入できるから特に有用であ
る。
上記コンデンサ本体12の有底7C側の端部には、他方
のリード線15を固着したキャップ状の端子16を冠着
して外面電極11と導電させており、該端子16の周縁
部16aの内径d工をコンデンサ本体12の外径らと略
同長とし、かつ、その長さ13をコンデンサ本体12の
底部端面より突起7fの外端面までの長さ14と同一と
することにより、キャップ状端子16を押圧して外嵌す
るだけで簡単に固定している。
また、該端子16の周縁部16aの外径屯を突起7eと
7fの外径d、と略同径として、端子16を嵌合した状
態においても、コンデンサの左右の高さが一定となり安
定するようにしている。
上記端子16に固着するリード線15は、端子16の端
面部16bの中央に突設し、コンデンサ本体12に取り
付けると軸上に位置し、該リード線15と前記リード線
13と1まコンデンサ本体12の両端から軸上に互いに
逆方向にアキシャル状に突出させている。
なお、上記端子16は、単なる円形状、あるいは線状等
とじ、リード線15を固着した中央部を、コンデンサ本
体12の有底側外端面の中央と一致するようにハンダ等
により接着して取り付けてもよい。
−゛本案コンデンサは上記の如く
構成していることにより下記に列挙する利点を有する。
(1)誘電体表面への電極の付着を、メッキ法あるいは
浸漬法等の量産性のよい方法で行なえ、かつ、該方法に
より付着するため電極膜が均一化する (2) 電極を除去する部分が突起の外面であるため
、極めて簡単に除去が行なえるとともに、除去面積およ
び電極の有効対向面積が誘電体の成型時の形状のみによ
って決定されることにより、上記電極膜の均一化と伴っ
て各コンデンサの容量のバラツキは小さい。
(3) 誘電体を有底筒状に成型し、その一端開口側
に設けたフランジ部周面の電極を除去して2つの電極に
分離しているため、前記従来の単なる筒状に比べて底部
および周面部の電極の有効対向面積が増大し、コンデン
サの容量が増加することとなり、それだけコンデンサを
小型化できる。
(4)コンデンサ本体に対してリード線を取付ける時、
一方のリード線をコンデンサ本体の内孔に内嵌するだけ
で取付けが可能としているため、取付けが容易と共に、
キャップ端子を不要としているため、コストの底下を図
れる。
(5) 誘電体の両端部位に外方へ突出した突起を設
けて厚肉としているため、特に両端部の強度が補強され
、プリント基板等への自動組込時に損傷が生じる恐れが
なく容易に行なえる。
また上記周突起の外径及びキャップ状端子の外径を同径
としているため、コンデンサの高さが一定で安定した状
態に保持される。
上記の如く、本案に係るアキシャルリード型コンデンサ
は上記した従来の欠点を解消するとともに、更に新規な
効果を有し、かつ構造が極めて簡単で実用的価値の大な
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアキシャルリード型コンデンサの一例を
示す断面図、第2図はこの考案の一実施例を示すアキシ
ャルリード型コンデンサの一部分解断面図、第3図は第
2図のコンデンサの斜視図、第4図はコンデンサ本体の
成形工程を示す断面図である。 7・・・・・・誘電体(7a・・・・・・内孔、7b・
・・・・・開口部、7c・・・・・・底部、7e、?f
・・・・・・突起)、10・・・・・・内面電極、11
・・・・・・外面電極、12・・・・・・コンデンサ本
体、13.15・・・・・・リード線、16・・・・・
・端子。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)誘電体を内孔を有する有底筒状とするとともに、
    その一端開口部側の外周面端部に全周面に沿ったフラン
    ジ部の突起を設けるとともに、他端有底部側の近傍の外
    面に周面に沿って一定間隔をあけて複数個の突起を設け
    、該誘電体の上記各突起の外面を除く表面に電極膜を付
    着して開口端側のフランジ状突起の外面で互いに分離し
    た内面電極と外面電極とを形成し、上記内面電極の形成
    された上記誘電体の上記内孔に一方のリード線を軸方向
    に挿入して固着する一方、上記外面電極に他方のリード
    線を上記一方のリード線と同軸に固着してなることを特
    徴とするアキシャルリード型コンデンサ。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲(1)記載のコンデンサ
    において、上記外面電極に固着するリード線は該リード
    線を固着したキャップ状の端子を外面電極を形成した誘
    電体の有底部に冠着して取り付けることを特徴とするア
    キシャルリード型コンデンサ。
  3. (3)実用新案登録請求の範囲(1)記載のコンデンサ
    において、内面電極と固着するリード線は、該リード線
    を上記内孔に挿入しハンダを介して接着することを特徴
    とするアキシャルリード型コンデンサ。
  4. (4)実用新案登録請求の範囲(1)記載のコンデンサ
    において、上記リード線の径を上記内孔の径と略同径と
    して圧入して固定するようにしたことを特徴とするアキ
    シャルリード型コンデンサ。
JP12457676U 1976-09-14 1976-09-14 アキシヤルリ−ド型コンデンサ Expired JPS6020918Y2 (ja)

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