JPH0227562Y2 - - Google Patents

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JPH0227562Y2
JPH0227562Y2 JP13262084U JP13262084U JPH0227562Y2 JP H0227562 Y2 JPH0227562 Y2 JP H0227562Y2 JP 13262084 U JP13262084 U JP 13262084U JP 13262084 U JP13262084 U JP 13262084U JP H0227562 Y2 JPH0227562 Y2 JP H0227562Y2
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JP
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JP13262084U
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JPS6146724U (ja
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電子部品のリード線が挿通する透
孔のない、いわゆるフエイスボンデイング基板に
搭載する電解コンデンサに関する。
従来、電子機器の小型軽量化および製造工程の
簡略迅速化の要請により、いわゆるフエイスボン
デイング基板に搭載する、リードレス型の電解コ
ンデンサが要求されるようになつた。
〔従来の技術〕
従来のリードレス型電解コンデンサは、第3図
に示すように、電解液が含浸されたコンデンサ素
子1を、外装樹脂10等でモールドするととも
に、端子11とリードフレーム12とを電気的に
接続し、該リードフレーム12を外装樹脂10の
沿面に折曲して、リード部を形成していた。
〔解決しようとしている問題点〕
この構造にかかるリードレス型の電解コンデン
サの場合、従来の電解コンデンサの構造を大幅に
変更することを余儀なくされ、製造工程も煩雑で
あつた。また、モールド加工時の熱が、コンデン
サ素子の電気的特性に著しい悪影響を及ぼしてい
た。
更に、リードフレームと合成樹脂との接合が困
難であるため、内部の電解液が外部に漏洩する虞
もあつた。
この考案の目的は、従来の電解コンデンサの構
造を変更することなく、リードレス型の電解コン
デンサを提供することである。
〔問題点を解決する手段〕
この考案は、コンデンサ素子を収納した外装ケ
ース開口部に、端面に突起部を有する封口部材が
装着されているとともに、該封口部材の突起部の
周縁にポリエーテルスルホン、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリエーテルエーテルケトン、芳香
族ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、
テトラフルオロエチレン等の合成樹脂からなる耐
熱絶縁性の枠部が環着され、コンデンサ素子から
導出されているとともに、封口部材を貫通して外
部に突出したリード線が、封口部材の端面および
枠部端面に沿つて曲折されていることを特徴とし
ている。
〔作用〕
この考案により完成したリードレス型電解コン
デンサは、端面に封口部材および該封口部材の周
縁に環着された枠部によつて形成された略平面に
より、スルーホールのないフエイスボンデイング
基板に自立させることができる。また、封口部材
および枠部の端面に沿つて折曲されたリード線
が、フエイスボンデイング基板のプリント配線部
分と当接し、リフロー処理等の半田付け加工によ
り、電気的に接続されることとなる。
なお、この枠部の外観形状は、フエイスボンデ
イング基板のプリント配線に合わせて、円形、方
形、矩形等いずれの形状に形成してもよい。
〔実施例〕
以下この考案の実施例を、図面にしたがい説明
する。
第1図は、この考案の実施例によるリードレス
型電解コンデンサの完成状態を示した断面図であ
る。
コンデンサ素子1は、電極箔3と電解紙4とが
巻回され、電解液が含浸されている。このコンデ
ンサ素子1は、アルミニウム等からなる外装ケー
ス2に収納される。該外装ケース2の開口部は、
弾性ゴム、合成樹脂等の封口部材5によつて、封
止されている。該封口部材5は、端部に突起部7
を有しているとともに、コンデンサ素子1から導
出されるリード線6が貫通する挿通孔、および該
リード線6が嵌着する溝部13を有している。こ
の封口部材5は、前記突起部7がコンデンサ本体
から突出するように外装ケース2に装着される。
この封口部材5の突起部7の周縁には、枠部8
が環着される。該枠部8は、ポリエーテルスルホ
ン、ポリブチレンテレフタレート、ポリエーテル
エーテルケトン、芳香族ポリエステル、ポリエチ
レンテレフタレート、テトラフルオロエチレン等
の耐熱絶縁性の合成樹脂からなり、その内径は、
前記封口部材5の突起部7の外周とほぼ同一であ
る。また、端面には、第2図に示すように、リー
ド線6が嵌着する溝部9が形成されている。
該枠部8は、封口部材5の突起部7に環着さ
れ、コンデンサ本体の端部を形成する。外装ケー
ス2の側面部および上端部は、加締加工を施さ
れ、外装ケース2は密封される。
前記封口部材5を貫通して、コンデンサ本体か
ら導出されたリード線6の先端部は偏平状にプレ
スされ、封口部材5の端面に沿つて折曲される。
折曲されたリード線6の先端部は、該端面に設け
られた溝部13および前記枠部8の端面に設けら
れた溝部9に嵌着され、コンデンサ本体の端面を
略平面に形成する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は、コンデンサ素子を
収納した外装ケース開口部に、端面に突起部を有
する封口部材が装着されているとともに、該封口
部材の突起部の周縁にポリエーテルスルホン、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリエーテルエーテ
ルケトン、芳香族ポリエステル、ポリエチレンテ
レフタレート、テトラフルオロエチレン等の合成
樹脂からなる耐熱絶縁性の枠部が環着され、コン
デンサ素子から導出されているとともに、封口部
材を貫通して外部に突出したリード線が、封口部
材の端面および枠部端面に沿つて曲折されている
ので、従来の電解コンデンサの構造自体は、何等
変更することなく、フエイスボンデイング基板に
搭載することのできるリードレス型電解コンデン
サを容易に実現させることができる。
また、コンデンサ本体の端部には、封口部材の
突起部に環着された枠部が配置されているので、
この考案によるリードレス型電解コンデンサをフ
エイスボンデイング基板に搭載した場合、安定し
た自立状態を実現することが可能となる。
更には、枠部を耐熱性の合成樹脂で形成するこ
とにより、半田リフロー処理による溶融半田の熱
にも耐えることができる。
以上のように、この考案は、従来の電解コンデ
ンサの構造を変更することなく、リードレス型電
解コンデンサを実現する有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案によるリードレス型電解コ
ンデンサの構造を示す断面図、第2図は、この考
案を構成する枠部を説明する斜視図、第3図は、
従来のリードレス型電解コンデンサの構造を示す
断面図である。 1……コンデンサ素子、2……外装ケース、3
……電極箔、4……電解紙、5……封口部材、
6,11……リード線(端子)、7……突起部、
8……枠部、9……溝部、10……外装樹脂、1
2……リードフレーム、13……封口部材溝部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンデンサ素子を収納した外装ケース開口部
    に、端面に突起部を有する封口部材が装着され
    ているとともに、該封口部材の突起部の周縁に
    耐熱絶縁性の枠部が環着され、コンデンサ素子
    から導出されているとともに、封口部材を貫通
    して外部に突出したリード線が、封口部材の端
    面および枠部端面に沿つて曲折されていること
    を特徴とするリードレス型電解コンデンサ。 (2) 前記耐熱絶縁性の枠部は、ポリエーテルスル
    ホン、ポリブチレンテレフタレート、ポリエー
    テルエーテルケトン、芳香族ポリエステル、ポ
    リエチレンテレフタレート、テトラフルオロエ
    チレンのいずれかの合成樹脂であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のリ
    ードレス型電解コンデンサ。
JP13262084U 1984-08-31 1984-08-31 リ−ドレス型電解コンデンサ Granted JPS6146724U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13262084U JPS6146724U (ja) 1984-08-31 1984-08-31 リ−ドレス型電解コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13262084U JPS6146724U (ja) 1984-08-31 1984-08-31 リ−ドレス型電解コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6146724U JPS6146724U (ja) 1986-03-28
JPH0227562Y2 true JPH0227562Y2 (ja) 1990-07-25

Family

ID=30691182

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13262084U Granted JPS6146724U (ja) 1984-08-31 1984-08-31 リ−ドレス型電解コンデンサ

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JPS6146724U (ja) 1986-03-28

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