JPS6031246Y2 - トリマ−コンデンサ - Google Patents

トリマ−コンデンサ

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JPS6031246Y2
JPS6031246Y2 JP2176281U JP2176281U JPS6031246Y2 JP S6031246 Y2 JPS6031246 Y2 JP S6031246Y2 JP 2176281 U JP2176281 U JP 2176281U JP 2176281 U JP2176281 U JP 2176281U JP S6031246 Y2 JPS6031246 Y2 JP S6031246Y2
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JP
Japan
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rotor shaft
rotor
trimmer capacitor
rotor member
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP2176281U
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JPS57135724U (ja
Inventor
享志 白川
Original Assignee
アルプス電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトリマーコンデンサに係り、特に新規な構成の
ロータシャフトを有するトリマーコンデンサに関する。
トリマーコンデンサは一般に、プラスチック等の絶縁フ
レーム(或いは絶縁基板)上にステータ電極と、誘電体
たとえばセラミック誘電体と、ロータ部材を積層すると
共に、ロータシャフトで抜は止め・保持されたロータ部
材を回動可能に絶縁フレームに取付け、ロータ部材を回
動することによりロータ部材のロータ電極部とステータ
電極との対向面積を変えて容量値を調整できるものであ
る。
か)るトリマーコンデンサとしては種々の構造のものが
実用化されている。
たとえば、絶縁基板上にステータ電極をスクリーン印刷
等で形成し、該ステータ電極上にセラミック誘電体又は
ガラス誘電体を積層固着又は被覆し、更にその上に円板
形の金属製ロータ部材を積層すると共に、該ロータ部材
を回動自在となるようにロータシャフトによって絶縁基
板上に取付け、該ロータシャフトの先端部をアースバネ
リードにカシメつけてなるトリマーコンデンサ、あるい
はステータ電極をスクリーン印刷等で誘電体に形成して
なるステータ電極付誘電体を絶縁フレームと円板形の金
属製ロータ部材の間に介在させ、該ロータ部材を回動自
在となるようにロータシャフトによって絶縁フレーム上
に抜は止め・保持し、該ロータシャフトの先端部をアー
スバネリードにカシメつけてなるトリマーコンデンサな
どが実用化されている。
第1図は後者のトリマーコンデンサの断面図である。
図中、11はプラスチックモールドにより形成された絶
縁基板、12は外部導出リードであり、後述するステー
タ電極に弾接する弾性接片12aと外部導出端子12b
を有している。
尚、外部導出リード12の絶縁フレーム11への取付け
はプラスチック金型内に該外部導出リードをセット後、
プラスチックをインサートモールドすることにより絶縁
フレーム11の形成と同時に行われる。
13はセラミック誘電体、14はセラミック誘電体13
上に導電性ペースト(銀ペースト等)をスクリーン印刷
で略半円形に塗布後焼成することにより形成されたステ
ータ電極、15は後述するロータシャフトによって絶縁
基板11上に抜は止め保持され且つ回動自在とされた円
板形で金属製のロータ部材、16はロータシャフトで、
第2図に詳細に示すように頭部16aと軸部16bとス
ピニングカシメ部(ハトメカシメ部でもよい)16c1
穴ぐり部16bを有しており、該軸部16bはロータ部
材15、セラミック誘電体13、絶縁基板11、後述す
るアースバネリードを貫通して、回動自在にスピニング
カシメ部16cによりカシメ付けられている。
17はアースバネリードであり、ロータシャフト16の
軸部16bが挿通せられ、該軸部を介してロータ部材1
5に電気的に接続されている。
そして、ロータ部材15のドライバー溝15aにドライ
バーを挿入してロータ部材を回動させることにより、容
量調整を行なうようになっている。
さて、上充の如き従来のトリマーコンデンサにおいてロ
ータシャフト16は第2図は示す如く断面が丸形であり
、その一端にはスピニングカシメのための穴グリ部16
d及び他端には頭部16aがそれぞれ形成されている。
このため、か)るロータシャフト16は切削加工、穴ぐ
り加工など複雑な加工法を用いて加工さざるを得す加工
が容易でなく、坤ちロータシャフト製作の工数が多くト
リマーコンデンサのコスト高を招来していた。
従ッて、本考案はロータシャフトをプレス加工などによ
り極めて容易に加工できると共に、ローコスト化が可能
であり、しかもカシメづけが簡単なトリマーコンデンサ
を提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に従って詳細に説明する。
第3図は本考案に係るロータシャフトの斜視図、第4図
は同正面図である。
図中、21は位牌状のロータシャフトであり、鉄、黄銅
等安価な金属材料よりなる板状部材を順送りプレス加工
でリブ出し後、外形を位牌状に打抜くことにより形成さ
れ、断面は従来のロータシャフトと異なり長方形になっ
ている。
21aはロータ部材の抜けを防止するツバ、21bはロ
ータ部材回動用の切欠きであり、前記ドライバー溝15
aと共にドライバ挿入穴を形成し、たとえば容量調整に
際してドライバを該切欠21b及び前記ドライバー溝1
5aに嵌合させて回動させれば、ロータシャフトと一体
回動するロータ部材がステータ電極に対して相対的に回
動する。
21cはリブ突出しであり、カシメ時に加わる圧縮荷重
に汰する強度を増大させるためにロータシャフト21の
中央部に順送りプレス加工によりリブ出されている。
21dは先端部で、該先端部はテーパ部21e、21e
を有するよに略台形に形成されている。
尚、このテーパ部21eはロータシャフト21を他部品
、たとえばロータ部材、誘電体、絶縁フレーム、アース
バネリードの孔に嵌合しやすくするために及びアースバ
ネリードへのカシメつけを容易にするために形成されて
いる。
又先端部21dの形状は必らずしも台形にする必要はな
く、略三角形、その他の形状であってもよく、要はテー
パ部、好ましくは対象形のテーパ部を有していればよい
か)るロータシャフト21の製作は、鉄、黄銅などの安
価な材料よりなる金属条を用意し、該金属状を順送りプ
レス加工でリブ出し後、外形を打ち抜くことにより形成
される。
尚、本考案によれば厚さt=0.5mm、幅W1=1.
27a1切欠21bの幅W2=0.4〜0.5m++、
切欠きの深さD=0.5順のロータシャフトが極めて容
易に製作できた。
さて、本考案に係るロータシャフト21は従来の断面丸
形のロータシャフト(第2図)に替えて使用できる。
即ち、本考案のロータシャフト21を第1図に示したロ
ータ部材15、セラミック誘電体13、絶縁基板11、
アースバネリード17にそれぞれ貫装すると共にロータ
シャフト21の先端に形成したテーパ部21e、21e
をアースバネリード17から突出させ、そのテーパ部2
1e、21eをカシメポンチの中央孔でガイドしながら
アースバネリード17にカシメつけることにより従来と
同等の機能を有するトリマーコンデンサを提供できる。
第5図はカシメつけを説明する説明図であり、17はア
ースバネリード、21はロータシャフト、31は中央孔
31aを有するカシメポンチである。
カシメつけに際しては、まずカシメポンチ31の中央孔
31aに沿ってロータシャフト21のテーパ部21e、
21eを案内してセンタを合せ、ついでカシメポンチ3
1をロータシャフト21のテーパ部21e、21eに喰
込ませば、該テーパ部21e、21eは第5図aの点線
に示す如く広がってゆき、最終的にアースバネリード1
7にカシメつけられる。
第6図に本考案に係るロータシャフトの別の実施例正面
図である。
図中、第3図乃至第4図に示した実施例と同一部分には
同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
さて、第6図の実施例において、第5図のそれと異なる
点は先端部21dを長さLだけ突出させた点である。
このように先端部21dを突出させておくと、ロータシ
ャフト21のテーパ部21e、21eをアースバネリー
ドにカシメつけた場合にも、該先端部21dがチャック
可能に外部に突き出るから、■個のトリマーコンデンサ
の静電容量を上、下から調整できる。
以上、本考案によれはプレス加工によってロータシャフ
トを容易に加工できトリマーコンデンサのローコスト化
が可能になった。
又、ロータシャフト先端にテーパ部を形成したから該ロ
ータシャフトの他部品への挿入及びカシメっけが簡単に
行なえ、しかもリブ突出しを中央に形成したからカシメ
時に加わる圧縮荷重にも十分耐えうるロータシャフトを
提供できた。
更に、ロータシャフトの先端部をテーパ部から更に突出
させて構成すれば、該突出式をチャックしてシャフトを
回転可能にできるから、トリマーコンデンサの静電容量
を上下より調整でき、ローコストでしかも機能向上が図
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はトリマーコンデンサの断面図、第2図は従来の
ロータシャフトの説明図、第3図及び第4図は本考案に
係るロータシャフト説明図で、第3図は同斜視図、第4
図は同正面図、第5図はカシメつけを説明する説明図、
第6図は本考案に係る別のロータシャフト正面図である
。 11・・・・・・絶縁基板、12・・・・・・外部導出
リード、13・・・・・・セラミック誘電体、14・・
・・・・ステータ電極、15・・・・・・ロータ部材、
16・・・・・山−タシャフト、17・・・・・・アー
スバネリード、21・・・・・山−タシャフト、21a
・・・・・・ツバ、21c・・・・・・リブ突出し、2
1d・・・・・・先端、21e・・・・・・テーパ部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)絶縁フレーム上にステータ電極と、誘電体と、ロ
    ータ部材を積層すると共に、ロータシャフトで抜は止め
    ・保持されたロータ部材を回動可能に設置してなるトリ
    マーコンデンサにおいて、前記ロータシャフトを板状の
    金属材料より形成すると共に、その一方端にロータ部材
    の抜けを防止するツバとロータ部材回動用の切欠を設け
    、又他端にテーパ部を設け、更に中央部にリブを設けて
    なることを特徴とするトリマーコンデンサ。
  2. (2)前記ロータシャフトの他端を略台形にしたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のト
    リマーコンデンサ。
  3. (3) 前記ロータシャフトの他端を略三角形にした
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲(1)項記載
    のトリマーコンデンサ。
  4. (4)前記ロータシャフトの他端に設けたテーパの先端
    部を突出させたことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第(1)項記載のトリマーコンデンサ。
JP2176281U 1981-02-18 1981-02-18 トリマ−コンデンサ Expired JPS6031246Y2 (ja)

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JPS57135724U JPS57135724U (ja) 1982-08-24
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