JPH0433126B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0433126B2
JPH0433126B2 JP60081625A JP8162585A JPH0433126B2 JP H0433126 B2 JPH0433126 B2 JP H0433126B2 JP 60081625 A JP60081625 A JP 60081625A JP 8162585 A JP8162585 A JP 8162585A JP H0433126 B2 JPH0433126 B2 JP H0433126B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
spring
case
stator
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60081625A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61240623A (ja
Inventor
Koji Fukuda
Hideo Maruoka
Katsuji Shimomura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP60081625A priority Critical patent/JPS61240623A/ja
Publication of JPS61240623A publication Critical patent/JPS61240623A/ja
Publication of JPH0433126B2 publication Critical patent/JPH0433126B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種電子機器に利用される小形で高品
質の防塵タイプの可変磁器コンデンサに関するも
のである。
従来の技術 一般にこの種の可変磁器コンデンサは第6図に
示すように、先端に接触部1′を有するステータ
端子1を底辺にインサートモールドし、有底筒状
に形成された合成樹脂製のケース2を備え、この
ケース2の内部に、上部の開口から順次に半円形
状のステータ電極3を下面に有するセラミツク誘
電体よりなるステータ4を回転不可能に嵌合する
と共に、下面に半円形状の電極5′を設けた金属
ロータ5を回転自在に嵌合して積重ね、上記上部
の開口にロータ端子6を有し、接触部にばね性を
有するスプリング7を積重ね、ケース2の上端部
8を加熱等により折曲して固着し、スプリング7
を抜脱不可能に結合して構成されており、金属ロ
ータ5の電極5′とステータ電極3との対向面積
を変化させ静電容量を可変できるように構成され
ていた。
発明が解決しようとする問題点 このような構造の可変磁器コンデンサにおいて
は下記のような問題があつた。
(1) 金属ロータ5の上面にはスプリング7が位置
しており、スプリング7の一定の圧力で金属ロ
ータ5と接触しており、金属ロータ5の回転に
より金属ロータ5の上面およびスプリング7の
上面およびスプリング7の接触部が摩耗する。
一般に金属ロータ5は亜鉛や黄銅材よりな
り、りん青銅等のバネ材よりなるスプリング7
より表面が軟らかい。このため金属ロータ5の
上面のスプリング7との接触部には金属ロータ
5の回転により、金属ロータ5の上面およびス
プリング7の接触部が摩耗する。
(2) ケース2の上端部8を加熱等により軟化さ
せ、折曲して固着させて構成されており、スプ
リング7の押圧力が十分でなく、極めて不安定
な固定方法となつている。
このため回転トルク等の機械的性能が不安定
である。
(3) ロータ端子6はケース2の上面から外部に引
出されケース2の外周にそつて下方に曲げられ
ている。
このためロータ端子6をプリント基板にはん
だ付の際にフラツクスがロータ端子6を伝わつ
て、ケース2の上面からケース2内部に侵入し
て特性劣化を起す等の問題があつた。
本発明は以上のような従来の欠点を除去するも
のであり、品質が安定し安価な可変磁器コンデン
サを提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の可変磁器
コンデンサは、一端開口の絶縁体よりなるケース
と、このケースの底部にインサートモールドされ
たステータ端子、およびロータ端子と、このロー
タ端子とは一体成形され、前記ケースの内部に突
出された貫通孔付の軸と、前記ケースの内部にお
いてその底部側から順に前記軸を貫通して装着し
たステータ電極を形成したステータ、金属板より
なり下面にロータ電極を上面にくぼみを形成した
金属ロータおよびドライバ溝を形成した金属板を
結合した金属板からなるスプリングとを備え、上
記スプリングは下方に曲げた爪部を有し、この爪
部を上記ロータのくぼみに係合させるとともに、
前記貫通孔付の軸の上端を広げてスプリングの上
面を金属ロータ側に押圧したものである。
作 用 本発明は上記の構成とすることにより、金属ロ
ータはスプリングと一体のドライバ溝を有する金
属板を回転することにより同時に回転し、金属ロ
ータの回転によりスプリングの接触部が摩耗する
ことはない。
又軸を備えたロータ端子とステータ端子は有底
筒状の絶縁体よりなるケースにインサートモール
ドされており、フラツクスが端子を伝つてケース
内に侵入することがない。このケース内にステー
タ、金属ロータおよびスプリグを配設した後軸の
上端をめている。このため回転トルク等の機械
的性能が安定することになる。
実施例 以下本発明を一実施例の図面第1図〜第5図に
より説明する。
第1図a,bにおいて9は第2図a,bに示す
ような合成樹脂からなる有底筒状に形成されたケ
ースで、上面が開口となつており、その底部の構
成は金属板からなるステータ端子10とロータ端
子11とが一定の間隔を持つて位置した状態で底
辺にインサートモールドされている。
ステータ端子10の先端部の筒状のケース9の
底面部には曲げ加工による接触片12が設けられ
ている。
又前記ロータ端子11の他端部にはり加工に
より、ロータ端子11と一体の軸13がケース9
の中央部に突出するように設けられている。この
軸13は貫通孔14を有している。
次にステータ15はセラミツク誘電体16の中
央に透孔17を有し下面に半円状のステータ電極
18を形成している。
又、金属ロータ19は黄銅材等の金属板にプレ
ス加工を施し、第3図a,bに示すように下面に
半円形状のロータ電極20とダミー電極21を設
けたもので中央に透孔22を有しており、上面に
は後述のスプリング23の瓜24を位置決めする
ためのくぼみ25が数個設けられている。
又スプリング23は板ばねからなり、下方に曲
げ加工の4本の瓜24と上方に折曲げ加工した4
本の折曲げ片29を有している。下方に折曲げた
4本の瓜24はスプリングの機能を有し、上方に
折曲げ加工した4本の折曲げ片29は後述のドラ
イバープレート26を支持するために設けたもの
である。
次にドライバープレート26は金属板よりなり
第4図a〜cに示すように透孔27とドライバー
溝28を有している。ドライバー溝28の形状は
各種ドライバーに対応ができるようにプラス溝
(第4図a)、マイナス溝(第4図b)、六角形状
(第4図c)を有しており、必要に応じて選択が
できるようになつている。
ドライバープレート26は前述のスプリング2
3の4本の上方折曲げ片29上に第1図に示すよ
うに溶接加工により結合されている。
次にこれらの組立てについて説明すると、第5
図に示す如くケース9の上部開口からステータ1
5を接触片12がステータ電極18と接触できる
よう、ステータ電極18を下側にして回転しない
ようにケース9に嵌合し、その上に金属ロータ1
9を回転自在に嵌合して積重ね、さらにドライバ
ープレート26を結合したスプリング23を下方
に曲げ加工した4本の瓜24を金属ロータ19の
くぼみ25内に係合するような状態で積重ねる。
そして、ステータ15、金属ロータ19およびド
ライバープレート26のそれぞれの中央透孔1
7,22,27には軸13が貫通されている。
次に軸13の上端を広げてスプリング23の上
面を押圧して金属ロータ19およびステータ15
をスプリング23の圧力で挾持する。
次に軸13の中空孔14内に接着剤等のシール
剤30を塗布した後熱等により硬化して軸13の
中空孔14を塞いでいる。
以上の構成において、ドライバープレート26
の調整溝28内にドライバーをはめこんでスプリ
ング23を介して金属ロータ19を回転してロー
タ電極20とステータ電極18の対向面積を変え
静電容量の調整を行う。
発明の効果 以上のように本発明の可変磁器コンデンサによ
れば、 (1) プレス加工よりなる金属ロータの上面くぼみ
内にドライバープレートと一体のスプリングの
瓜部が嵌合されており、ドライバープレートを
回転した場合金属ロータはスプリングと同時に
回転する。このため金属ロータとスプリングの
接触部が摩耗して焼付が発生し回転トルクが変
化する等の問題がない。
又金属板のプレス加工により金属ロータが形
成されるためクープ状での加工が可能で従来の
亜鉛ダイカスト鋳造に比較して生産性に優れコ
ストダウンをはかることが可能である。
又ドライバ溝形状はドライバープレートの溝
形状を変えることによりプラス溝やマイナス溝
等ユーザのドライバに合つた対応が可能であ
る。
(2) ロータ端子端部に絞りハトメよりなる軸を備
えこの軸の中心に貫通孔を有するため軸先端外
周部を下方に広げスプリング上面を押圧する
めが可能である。このためめが容易でめ量
が安定し回転トルク等の機械的性能が安定す
る。
(3) ケースはロータ端子およびステータ端子のは
んた付部分のみを外部に引出した状態で端子を
一体成形してケース側面および下面からのフラ
ツクスの侵入を防止している。このためロータ
端子、ステータ端子をプリント基板はんだ付の
際フラツクス上がり等の問題がない等の効果が
得られる。
(4) また本発明においてはスプリングの上面を金
属ロータ側に押圧する軸は貫通孔付としたの
で、貫通孔を有さない軸に比較してその軸の先
端の加工は容易で、しかも加工時に変形したり
せず、この結果としてスプリングの押圧力は安
定し、操作性が良く、容易可変特性も安定した
ものとなる。
さらにスプリングにはドライバ溝を形成した
別体の金属板を結合しているので、ドライバ溝
はスプリングとは関係なく自由な形状のものが
選択出来ることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明の可変磁器コンデンサの
一実施例を示す上面図と断面図、第2図a,bは
同コンデンサのケースの上面図と断面図、第3図
a,bは金属ロータの上面図と断面図、第4図
a,b,cは同コンデンサの各種ドライバープレ
ートの平面図、第5図は同コンデンサのドライバ
プレート、スプリング、金属ロータ、ステータお
よびケースの斜視図、第6図は従来の可変磁器コ
ンデンサの断面図である。 9……ケース、10……ステータ端子、11…
…ロータ端子、12……接触片、13……軸、1
5……ステータ、18……ステータ電極、19…
…金属ロータ、20……ロータ電極、23……ス
プリング、24……スプリング瓜部、25……く
ぼみ、26……ドライバプレート、28……ドラ
イバ溝、29……折曲げ片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一端開口の絶縁体よりなるケースと、このケ
    ースの底部にインサートモールドされたステータ
    端子、およびロータ端子と、このロータ端子とは
    一体成形され、前記ケースの内部に突出された貫
    通孔付の軸と、前記ケースの内部においてその底
    部側から順に前記軸を貫通して装着したステータ
    電極を形成したステータ、金属板よりなり下面に
    ロータ電極を上面にくぼみを形成した金属ロータ
    およびドライバ溝を形成した金属板を結合した金
    属板からなるスプリングとを備え、上記スプリン
    グは下方に曲げた爪部を有し、この爪部を上記ロ
    ータのくぼみに係合させるとともに、前記貫通孔
    付の軸の上端を広げてスプリングの上面を金属ロ
    ータ側に押圧した可変磁器コンデンサ。
JP60081625A 1985-04-17 1985-04-17 可変磁器コンデンサ Granted JPS61240623A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60081625A JPS61240623A (ja) 1985-04-17 1985-04-17 可変磁器コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60081625A JPS61240623A (ja) 1985-04-17 1985-04-17 可変磁器コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61240623A JPS61240623A (ja) 1986-10-25
JPH0433126B2 true JPH0433126B2 (ja) 1992-06-02

Family

ID=13751509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60081625A Granted JPS61240623A (ja) 1985-04-17 1985-04-17 可変磁器コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61240623A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5946017A (ja) * 1982-09-08 1984-03-15 株式会社村田製作所 電子機構部品
JPS5955010A (ja) * 1982-09-22 1984-03-29 株式会社村田製作所 電子機構部品

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5946017A (ja) * 1982-09-08 1984-03-15 株式会社村田製作所 電子機構部品
JPS5955010A (ja) * 1982-09-22 1984-03-29 株式会社村田製作所 電子機構部品

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61240623A (ja) 1986-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0433126B2 (ja)
JPS638115Y2 (ja)
JPS6223079Y2 (ja)
JPH039318Y2 (ja)
JPS6133633Y2 (ja)
JP2602758Y2 (ja) トリマーコンデンサ
JPH0432745Y2 (ja)
JPS6127170Y2 (ja)
JPS6328592Y2 (ja)
JPS60195907A (ja) 小型可変抵抗器
JPS60178613A (ja) 可変磁器コンデンサ
JPS5934991Y2 (ja) 可変磁器コンデンサ
JPH0452982Y2 (ja)
JPS5934990Y2 (ja) 可変磁器コンデンサ
JPS61119025A (ja) 可変磁器コンデンサ
JPS6031246Y2 (ja) トリマ−コンデンサ
JP3106380B2 (ja) 可変コンデンサ
JPS6133630Y2 (ja)
JPH04338622A (ja) 可変磁器コンデンサ
JPS5938039Y2 (ja) 可変磁器コンデンサ
JPS638117Y2 (ja)
JPH0231762Y2 (ja)
JPH0142334Y2 (ja)
JPS595968Y2 (ja) 可変磁器コンデンサ
JPS6311712Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term