JPH073631Y2 - 可変コンデンサ - Google Patents

可変コンデンサ

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JPH073631Y2
JPH073631Y2 JP8781189U JP8781189U JPH073631Y2 JP H073631 Y2 JPH073631 Y2 JP H073631Y2 JP 8781189 U JP8781189 U JP 8781189U JP 8781189 U JP8781189 U JP 8781189U JP H073631 Y2 JPH073631 Y2 JP H073631Y2
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trimmer
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locking
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JP8781189U
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隆裕 佐々木
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、民生用受信機等の同調回路に用いられる可変
コンデンサに係り、トリマ端子を簡単且つ確実に係止で
きるようにした可変コンデンサに関するものである。
〔従来の技術〕
この種の可変コンデンサとしては、比較的小型形状のポ
リバリコン(登録商標)等が知られる。
当該可変コンデンサの従来例を第5図及び第6図で説明
する。第5図は一従来例で、(a)は斜視図、(b)は
全体を覆うカバーの装着状態を示す側面図、第6図は他
の従来例を示す側面図である。
図中35は絶縁性の基板で、略中央部を貫通して押板36間
に回動自在に軸支した回動軸37を有し、基板35と押板36
間に、複数のロータ板とステータ板とを噛合且つ対向さ
せて容量を可変形成するようにした第1乃至第4の可変
容量部38a、38b、38c、38dを設けると共にこれとは別に
押板36上にトリマロータ板とトリマステータ板とを噛合
且つ対向させて前記第1乃至第4の可変容量部の容量を
調整するようにしたトリマコンデンサ39a、39b、39c及
び39dを設け、これ等全体をケース40で被覆し可変コン
デンサが構成される。
ここで、トリマステータ板のトリマ端子41は第5図
(b)に示すように、ケース40に設けた膨出部46aと押
板36の一側縁に突設した肉厚部36a間に挿通し、膨出部4
0aの内面に案内されながら肉厚部36aとの当接により覆
われ、その端部はプリント基板の孔に挿通ハンダ付固定
されるものである。
このトリマ端子は、第6図の他の従来例を示すように、
基板42の一側面に設けた係止部42aにトリマ端子43の端
部近傍に形成した係止突片43aを引掛けて係止すること
も従来例に於いては採られていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
然しながら、上記の可変コンデンサによると、先ず、第
1の従来例である第5図(a)、(b)の場合は押板36
の一側縁に突設した肉厚部36aとケース40に設けた膨出
部46a間にトリマ端子41を挿通するようにするため、そ
の位置合わせに困難であると共に、機械的処理に一工程
加わることとなり位置合わせの困難さと相俟って組立に
難しいという欠点があった。
又、第2の従来例の場合には第6図に示すように、基板
42の一側面に設けた係止部42aにトリマ端子43の係止突
片43を係止するに当たり、先ず下方を若干引張るように
して係止しなければならない。これがため、時によって
は数回繰り返す係止動作の結果トリマ端子43が引き千切
られる欠点を有していた。
本考案は係る点に鑑みてなされ、トリマコンデンサから
突出されたトリマ端子を基板に容易に係止でき、且つト
リマ端子が基板より離脱することなく、さらに係止強度
が充分に得られる可変コンデンサを提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る可変コンデンサは、基板、回動軸、ロータ
群、ステータ群、トリマコンデンサを備えた可変コンデ
ンサにおいて、基板の外側面に突出し、且つ端部に立設
部が形成される突設部と、当該突設部に貫通孔が挿通さ
れると共に、前記立設部に係止される係止片が形成され
たトリマコンデンサ端子とを備えて構成される。
〔作用〕
以上のように構成される可変コンデンサにおいては、ト
リマ端子の貫通孔が基板の突起部に容易に挿通されると
共に、係止片が突起部と容易且つ確実に係止する。さら
にトリマ端子が本体部より離脱することがない。
〔実施例〕
以下、本考案に係る可変コンデンサの実施例を添付図面
を参照して詳細に説明する。
第1図は実施例の全体構成図を示し、第2図はトリマコ
ンデンサ部を拡散分解して詳細に示す。さらに、第3図
(a)、(b)及び(c)にトリマ端子と突起部の係止
状態を示し、第4図は第1図のA−A線断面図を示す。
当該実施例は、受信機のAM/FM回路等のANT/OSC等の同調
回路に供される可変容量部Vと、各可変容量部と並列接
続され、微調整に供されるトリマコンデンサ部Tで概略
構成されている。
先ず、可変容量部V(第1図参照)を説明する。図中、
符号2は絶縁性の基板であり、当該基板2には回動自在
に取着される回動軸3と、金属支柱4a、4b、4c、4dとが
配設されている。尚、符号5a、5b(図示せず)、5c、5d
は前記金属支柱4a乃至4dと連接され、回路基板等に接続
される半田付用端子である。
次いで、金属板と絶縁部材のポリエステルフイルムが積
層されるステータ群6a、6b、6c、6dが金属支柱4a乃至4d
に圧入され、さらにステータ群6a乃至6dの夫々に嵌合し
て回動するロータ群7a、7b、7c、7dが回動軸3に固着さ
れている。斯かるロータ群7a/7cはAM用のANT/OSC回路に
供され最大容量140/80PFに、またロータ群7b/7dはFM用
のANT/OSC回路に供され最大容量20PFに変化する。ここ
で前記ステータ群6a乃至6dの一部が図示されるように絶
縁支柱8a、8b、8c、8dに係止されてその配設の安定状態
が保持される。尚、符号10および11は、ロータ群7a乃至
7dを回動軸3に固着せしめるためのナットおよび補強板
である。
次に、トリマコンデンサ部Tは、押板13とトリマカバー
14との間にトリマコンデンサ15、16、17、18が形成され
ている。尚符号20はアース板、21、22はトリマステータ
端子、23a、23b、23c,23dは金属支柱4a乃至4dと螺合す
るナットであり、基板2とトリマカバー14間を締結す
る。
次いで、第2図を用いてトリマコンデンサ部Tを詳細に
説明する。
押板13の突起部13c、13d、13e、13f、13g、13h、13i、1
3jがステータ板14a、14b、14c、14dの貫通孔が嵌合して
載置される。続いて、絶縁部材であるポリエステルフイ
ルム25が配設さる。この場合、トリマステータ板14a、1
4b、14c、14dを覆うと共に、その周囲端が押板13に予め
設けられた突起13c、13d、13g、13h、に内接して配設さ
れる。
次に、トリマロータ板26、27、28、29の回動軸26a、27
a、28a、29aが押板13の挿通孔に嵌合して装着され、さ
らにアース板20が載置される。この場合、可変容量部の
回動軸3の頂部がアース板20の貫通孔20dに軸支される
と共に、さらにアース板20の貫通孔20dに回動軸26a、27
a、28a、29aの肩座が着座して係止し、トリマロータ板2
6b、27b、28b、29bがアース板20と当接することなく回
動する。この後、トリマカバー14が嵌装され、ナット23
a、23b、23c、23dで螺着されて、前記トリマコンデンサ
15、16、17、18が形成される。そして、アース板20がト
リマカバー14に押圧され、前記回動軸3および回動軸26
a、27a、28a、29aを圧接すべく配設されている。
ここでトリマ端子21、22と一体のトリマステータ板14
d、14cの嵌装状態は、第4図に示すようにナット23dの
螺合状態をもって示されるように、先ず、金属支柱4dが
押板13を押通して突出されている。そして、押板13上に
金属支柱4dより大径の挿通孔14mが金属支柱4dと接触す
ることなくトリマステータ板14dが載置され、これは突
起13j、13cにトリマステータ板の係止孔14n、14pが挿通
されて位置決めされることにより、より確実に絶縁状態
を保持できる。次いで、ポリエステルフイルム25がトリ
マステータ板14d上に載置され、続いてトリマカバー14
が載置され、ここでトリマカバー14の挿通孔14hに金属
支柱4dが挿通される。この場合、押板13とトリマカバー
14は挿通孔14hあるいは他の部分の位置決め嵌合部位に
より、適合位置が強制されて、所定の位置に配置され
る。ここでナット23dはトリマカバー14の凹状部30内に
配設される。この場合、図示されるように凹状部30はナ
ット23dの外形より大なる径に形成されており、適合す
る締結用の、例えば、ビットの外周部が案内されて挿通
され、その作業性が向上する。
また、アース板20に係る符号20a、20bはリード線接続用
の舌片である。
ここで可変容量部Vとトリマコンデンデンサ部Tが嵌合
せしめられた際には、第1図鎖線で示されるように塵芥
等の進入を阻止すべく基板2および押板13の周囲の間で
段差部に粘着テープPtが自動機により捲回される。
この後、第3図(a)(b)(c)に示されるように、
アース板20は基板2の方向に湾曲せしめられると共に、
孔部20cが基板2に形成された係止突起2cに係止され
る。また、トリマ端子21、22も同様に基板2の方向に湾
曲せしめられ、下端近傍に設けた係止片21a、22aが、基
板2と平行して突出し端部に立設部2f、2gが形成された
係止突起2d、2eに係止される。ここで、トリマ端子21、
22は、基板2の方向に湾曲せしめると、先ず係止片21
a、22aの先端が係止突起2d(2e)が頂面Aに当接し、更
にトリマ端子21、22を湾曲すると係止片21a、22aが弾性
変形しながら凹部Bの内部に入り、その後係止片21a、2
2bが元の状態に復帰して、その先端部が立設部2f(2g)
に当接して係止される。この場合トリマ端子21、22の貫
通孔21b、22bが係止突起2d、2eのR部2h、2iの周面に案
内されて容易に挿通されると共に、係止突起2d、2eの立
設部2f、2gに係止片21a、22aが確実に係止して離脱する
ことなく、さらに、係止強度が充分に得られる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案に係る可変コンデンサにおいては、
基板、回動軸、ロータ群、ステータ群、トリマコンデン
サを備えた可変コンデンサにおいて、基板の外側面に突
出し、且つ端部に立設部が形成される突設部と、当該突
設部に貫通孔が挿通されると共に、前記立設部に係止さ
れる係止片が形成されたトリマ端子とで構成され、それ
によりトリマコンデンサから突出されたトリマ端子は基
板に容易に係止され、且つ端子が基板より離脱すること
なく、さらに係止強度が充分に得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の可変コンデンサに係る実施例の全体構
成図、第2図は第1図の実施例におけるトリマコンデン
サ部を詳細に示す拡散分解図、第3図(a)(b)
(c)はトリマ端子が固定部に係止される状態を示す斜
視および断面図、第4図はステータ板の装着状態を示す
A−A線における一部断面図、第5図(a)、(b)及
び第6図は従来の技術に係る端子の取付状態を示す側面
図である。 2……基板、2d、2e……係止突起、2f、2g……立設部、
3……回動軸、6a、6b、6c、6d……ステータ群、7a、7
b、7c、7d……ロータ群、15、16、17、18……トリマコ
ンデンサ、21、22……トリマ端子、21a、22a……係止
片、21b、22b……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板、回動軸、ロータ群、ステータ群、ト
    リマコンデンサを備えた可変コンデンサにおいて、 該基板の外側面に突出し、且つ端部に立設部が形成され
    る突設部と、 当該突設部に貫通孔が挿通されると共に、前記立設部に
    係止される係止片が形成されたトリマ端子と、 を備えることを特徴とする可変コンデンサ。
JP8781189U 1989-07-26 1989-07-26 可変コンデンサ Expired - Lifetime JPH073631Y2 (ja)

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