JPH051987Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH051987Y2
JPH051987Y2 JP5230684U JP5230684U JPH051987Y2 JP H051987 Y2 JPH051987 Y2 JP H051987Y2 JP 5230684 U JP5230684 U JP 5230684U JP 5230684 U JP5230684 U JP 5230684U JP H051987 Y2 JPH051987 Y2 JP H051987Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
iron core
magnetic pole
pole pieces
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5230684U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60166274U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5230684U priority Critical patent/JPS60166274U/ja
Publication of JPS60166274U publication Critical patent/JPS60166274U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH051987Y2 publication Critical patent/JPH051987Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は自転車等に取り付ける小型の発電機に
関する。
(ロ) 従来技術 この種発電機は実開昭57−165062号公報にて公
知である。この文献の発電機における発電コイル
の一端接続構造は第6図に示す如くであつて、鉄
芯8′の凹状基部7′に挿嵌した樹脂製絶縁筒1
3′に発電コイル9′の一端9a′を貫通し、この筒
13′に給電用パーカー鋲15′を打ち込むことに
より、発電コイルの一端9a′を鋲15′に電気的
に接続している。
この構造に依れば、鋲15′の打ち込み時にコ
イル9a′が切れ易いと共に絶縁筒13′を別個に
必要とするので部品点数が多くなりコストアツプ
となる欠点があつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は上記欠点に鑑み発電コイルの接続時に
おけるコイル切断を防止すると共に部品点数を消
滅しコストダウンの達成を目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案の構成は、ロータとステータとよりなる
発電機構を内装したケースと、端子金具を備える
と共に前記ケースの開口を覆つて結合される蓋を
有した発電機において、前記ステータは複数の第
1磁極片と凹状基部とを有する上側鉄芯と、発電
コイルを巻回した樹脂製コイル枠と、複数の第2
磁極片を有する下側鉄芯とからなり、前記樹脂製
コイル枠は前記上側鉄芯の凹状基部に嵌装され、
かつ前記第1磁極片と第2磁極片は前記ロータの
周囲に交互に配置されると共に、前記下側鉄芯の
基部を前記凹状基部に嵌装して前記樹脂製コイル
枠を上側鉄芯と下側鉄芯とで挟持固定し、前記樹
脂製コイル枠には屈曲自在のヒンジ部で連結され
たコイル処理プレートが一体形成されており、該
コイル処理プレートの先端部には前記凹状基部底
面に穿設された係合穴に係合する突起が形成さ
れ、かつ発電コイルは前記コイル処理プレートに
給電部端を形成する固定金具でかしめ固定され、
前記給電部端は前記端子金具に電気的接続されて
なることを特徴とするものである。
斯る構成により発電コイルの一端はリベツトと
コイル処理プレートの一面側にて添装してリベツ
トのかしめにより固定されるので、コイルに作用
する切断力が従来例に比較して少ないと共にコイ
ル処理プレートがコイル枠と一体形成されている
ので部品点数が減少する。
(ホ) 実施例 本考案の一実施例を図面に従い説明する。第1
〜第5図において、1は金属製上ケースで、この
上ケース1の内部にはタイヤ圧接輪2の回転によ
り回動する磁石製ロータ3と、ステータ4とより
なる発電機構5が内装してある。そしてこのステ
ータ4は、第1磁極片6,6…及び凹状基部7を
有する上側鉄芯8と、発電コイル9を巻回装備し
た樹脂製コイル枠10と、第2磁極片11,11
…を有する下側鉄芯12とよりなり、発電コイル
9を巻回装備した樹脂製コイル枠10は前記凹状
基部7の外側に嵌め込まれると共に、前記第1磁
極片6,6と第2磁極片11,11…は磁石製ロ
ータ3の周囲に交互に位置するように配置され、
かつ前記樹脂製コイル枠10を上側鉄芯8と下側
鉄芯12とで挟持するように下側鉄芯12の基部
が前記凹状基部7の外側に嵌め込まれている。
13はコイル枠10の鉄芯12の切欠12aに
対応した部分から延出しコイル枠10の下面板1
0aと一体成形されたコイル処理プレートで、一
端に設けた屈曲自在のヒンジ部13aを介して下
面板10aに連設され常時は第3図に図示の如く
下面板10aから離間し水平外方に延び、力を作
用させることでヒンジ部13aを支点にして折り
返し下面板10aと重合可能に形成されている。
13bはプレート13の他端に設けた係止部とし
ての突起で、前記凹状基部7底面に穿設した係合
部としての係合穴7aに係脱自在に形成される。
10bはコイル枠10の下面板10aの前記切欠
12aから露出する部分に突設される突起、13
cはプレート13の折り返し時突起10bと対向
する位置に設けた固定孔である。
15はこの固定孔13cにおいて発電コイル9
の一端9aを自らと導電接触するように固定孔1
3cを貫通することなくコイル処理プレート13
の一面側(頭15a側)において巻きつけること
で添装して、かしめにより固定される固定金具と
して中空リベツトで、このかしめ作業は第3図の
如くプレート13の水平延在状態で作業性良く行
なつた後、コル枠10を上側鉄芯8の基部7に嵌
装し、更に下側鉄芯12を第4図の如く穴12b
に基部7を圧入することで結合した後、処理プレ
ート13を折り返し突起13bを固定孔7aに嵌
着して第5図のステータ4が完成される。
尚、前記発電コイル9の他方端(図示しない)
は前記第2磁極片11と前記上ケース1との間に
挟装することによつて前記上ケース1にアースし
てある。
18は前記上ケース1の下方開口17を閉塞す
る樹脂製下蓋で、底部外面には押圧型給電端子用
突出部19を有し、底部内面からこの突出部19
にむかつて断面長方形状の挿通孔20を貫通して
ある。さらに21はこの突出部19に横方向に穿
設したリード線挿入孔である。14は下蓋18の
内底面に固着されるバネ性を有する導電板で、反
固定側端部がリベツト15の頭部15aに圧接さ
れ、中央部を蓋の内底面側に切り起して舌片14
aを形成している。
22は、頭部23が下蓋18の底部内面部に位
置した状態で前記挿通孔20に遊挿され、前記押
圧型給電端子用突出部19から突出した操作部2
4を有する略T字型の端子金具で、この頭部23
の両側には前記挿通孔20の口縁に係止して端子
金具22のそれ以上の突出を防止する係止リブ
(図示しない)を突設しており、さらにこの操作
部24を手指で押圧して押圧型給電端子用突出部
19内に収納したときに前記リード線挿入孔21
と連通するリード線貫通孔25を穿設してある。
そしてこの端子金具22を前記下蓋18の挿通孔
20に遊挿し、前記導電板14の舌片14aの先
端部で該金具22の頭部23を押圧した状態でこ
の下蓋18を前記上ケース1の下方開口17に挿
入し、この下方開口17縁を内方にカシメること
によつて固定するもので、この状態において前記
導電板14の舌片14aにより前記端子金具22
の頭部23を常時押圧して該端子金具22の操作
部24を常時突出方向に押圧付勢するものであ
る。
前記導電板14の付勢力によつて、プレート1
3が長期の使用によつて変形し(所謂へたり現
像)固定金具15が下側鉄芯12に接触する虞れ
があるが、前記突起10bの存在によつてこの接
触が防止される。
尚、導電板14は端子金具22と一体形成した
ものでもよい。
(ヘ) 考案の効果 上記の如く構成される本考案に依れば発電コイ
ルと固定金具との接続時の断線を防止できると共
にコイル処理プレートがコイル枠と一体形成され
ていることで部品点数が削減できコストダウンを
実現できる等効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は何れも本案発電機の実施例に
関し、第1図は正面図、第2図は要部拡大断面
図、第3図は要部の組み立て状態を示す分解斜視
図、第4図は同異なる組み立て状態を示す斜視
図、第5図は同完成状態を示す斜視図、第6図は
従来例を示す切欠断面図である。 1……ケース、3……ロータ、4……ステー
タ、5……発電機構、7a……係合穴(係合部)、
9……発電コイル、10……コイル枠、13……
コイル処理プレート、13b……係止突起(係止
部)、13c……固定孔、14……導電板、15
……固定金具、18……蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロータとステータとよりなる発電機構を内装し
    たケースと、端子金具を備えると共に前記ケース
    の開口を覆つて結合される蓋を有した発電機にお
    いて、前記ステータは複数の第1磁極片と凹状基
    部とを有する上側鉄芯と、発電コイルを巻回した
    樹脂製コイル枠と、複数の第2磁極片を有する下
    側鉄芯とからなり、前記樹脂製コイル枠は前記上
    側鉄芯の凹状基部に嵌装され、かつ前記第1磁極
    片と第2磁極片は前記ロータの周囲に交互に配置
    されると共に、前記下側鉄芯の基部を前記凹状基
    部に嵌装して前記樹脂製コイル枠を上側鉄芯と下
    側鉄芯とで挟持固定し、前記樹脂製コイル枠には
    屈曲自在のヒンジ部で連結されたコイル処理プレ
    ートが一体形成されており、該コイル処理プレー
    トの先端部には前記凹状基部底面に穿設された係
    合穴に係合する突起が形成され、かつ発電コイル
    は前記コイル処理プレートに給電部端を形成する
    固定金具でかしめ固定され、前記給電部端は前記
    端子金具に電気的接続されてなることを特徴とす
    る発電機。
JP5230684U 1984-04-10 1984-04-10 発電機 Granted JPS60166274U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5230684U JPS60166274U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 発電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5230684U JPS60166274U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 発電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60166274U JPS60166274U (ja) 1985-11-05
JPH051987Y2 true JPH051987Y2 (ja) 1993-01-19

Family

ID=30572138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5230684U Granted JPS60166274U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 発電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60166274U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003156447A (ja) 2001-11-19 2003-05-30 Yamamoto Co Ltd 色彩選別機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60166274U (ja) 1985-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3051222B2 (ja) 小型モータ
JPH02110974U (ja)
JP2575612Y2 (ja) 接続端子
JPH051987Y2 (ja)
JPH0122379Y2 (ja)
JPS608540Y2 (ja) 車輌用小型発電機
JP3448468B2 (ja) レゾルバのコイル保護カバー構造
JPS6037023Y2 (ja) 小型発電機
JP2537268Y2 (ja) 電池ボックスの接触端子構造
JPS622919Y2 (ja)
JPS622918Y2 (ja)
JP3365299B2 (ja) 電子部品の端子固定構造
JPS6145723Y2 (ja)
JP4272296B2 (ja) 小型モータ及びその製造方法
JP3179816B2 (ja) スイッチ
JPH0235574Y2 (ja)
JPS626843Y2 (ja)
JPH08182263A (ja) 小型モータ
JP2955744B2 (ja) 自転車用ダイナモ
JPH0227365Y2 (ja)
JPH0453175Y2 (ja)
JPH0539024Y2 (ja)
JPH1186712A (ja) 電磁継電器におけるヒンジばねと継鉄との結合構造
JPH0212663Y2 (ja)
JPH0235575Y2 (ja)