JPH085527Y2 - トリマポテンショメータ - Google Patents

トリマポテンショメータ

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Publication number
JPH085527Y2
JPH085527Y2 JP1992043139U JP4313992U JPH085527Y2 JP H085527 Y2 JPH085527 Y2 JP H085527Y2 JP 1992043139 U JP1992043139 U JP 1992043139U JP 4313992 U JP4313992 U JP 4313992U JP H085527 Y2 JPH085527 Y2 JP H085527Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
housing
welding
potentiometer
wiper
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992043139U
Other languages
English (en)
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JPH0623207U (ja
Inventor
厚士 岡崎
恒夫 堀江
Original Assignee
コパル電子株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by コパル電子株式会社 filed Critical コパル電子株式会社
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Publication of JPH0623207U publication Critical patent/JPH0623207U/ja
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  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はトリマポテンショメータ
のハウジングの構成に関するもので、更に詳しくいえば
ハウジングとベースとを係合固定する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されているトリマポテンシ
ョメータ、特にハウジングに合成樹脂等を採用し、ハウ
ジングとベースとで形成する空洞内にスライダブロック
とこれに螺合するシャフトとを内蔵し、シャフトを回動
せしめてスライダブロックの多接点ワイパをベース上に
配設した抵抗体と電極体上を摺動させることにより、所
望の抵抗値の設定を可能とした摺動可変型が存在してい
た。以下添付図面により詳説する。図3において、ハウ
ジング2とベース4とで形成された空洞内に、ハウジン
グ2に回動自在に架設され、外周にねじ部8を設けたシ
ャフト6とこのシャフトねじ部8に螺合9するスライダ
ブロック10とを収容する。ベース4の上面には帯状の
抵抗体12と電極体14とが互いに平行するように配設
され、更に抵抗体12の両端部には電極体15,15が
接続配置される。スライダブロック10のシャフト6と
の螺合部9の相対する下面に設けたくぼみ16に、抵抗
体12と電極体14に接触するコイルワイパ18とこの
ワイパを弾圧する弾性部材20を収容する。符号22,
24,26はベース4を貫通して、それぞれ電極体1
4,15に接続されたピンターミナルである。シャフト
6を回動させるとこのねじ部8に螺合しているスライダ
ブロック10がベース4の抵抗体12、電極体14,1
5上をシャフトの回動方向に応じて前方又は後方に摺動
し、所望の抵抗値が得られる。
【0003】
【考案の解決しようとする課題】上述のハウジング2と
ベース4との組立て構造について述べれば、ハウジング
2の下端内側に段付きくぼみ(図示せず)を設け、この
くぼみに下方よりベース4を押しこんで段付き部に到達
した状態のままベース4の全面に接着剤等を流し込ん
で、ハウジング2とベース4とを接着固定していた。然
るにくぼみ内に下方よりベース4を押しこんだ際、スラ
イダブロック10の下部に設けたくぼみ16内に収容し
ている弾性部材20とコイルワイパ等の多接点ワイパの
弾性反発力により、ベース4を所望の段付き部に位置決
めすることは困難であり、コイルワイパ18がベース上
面の抵抗体12、電極体14,15と適宜な接触度を保
持するためにはハウジング2に設けた段付きくぼみの深
さを正確に構成するように工夫せねばならない等の問題
点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段並びに作用】そこで本考案
においては、図4に図示のようにベース4の両側にスリ
ット溝28を設け、更にこれらの溝28に係合する形状
を具えた突片30をハウジングに突設し、ベース4をハ
ウジング2のくぼみ(図示せず)に押し込んだ際ベース
4のスリット溝28にハウジング2の突片30を係合さ
せて位置決めして後、この突片30を溶着かしめ32
し、その後ベース4底面全体に接着剤を充満塗布したト
リマポテンショメータにおいて、ハウジング2の突片3
0がベース4の溝28に係合する面にテーパ部31を
成し、突片30をベース4への係合溶着かしめの際、突
片30をベース4の溝28へ係合せしめて、突片の位置
決めを容易となし、溶着かしめ作業の能率向上を図ると
共に、ベース4は動かないようにハウジング2に固定さ
れる。
【0005】
【実施例】以下図面に基づいて本考案に係る実施例を説
明する。図1乃至図4は従来例の技術について説明した
ワイパの摺動可変型トリマポテンショメータに関するも
のである。図4はベース4の両側に設けたスリット溝2
8を示す底面図である。図2はハウジング2の段付きく
ぼみ内にベース4を係合させた平面図で、図1はハウジ
ングの突片30を溶着かしめ32してハウジング2とベ
ース4とを動かないように組立てた底面図である。前記
突片30のベース4と対面係合する面に図7に図示のよ
うにテーパ部31を形成しておけば、ハウジングの突片
30をベース4へ溶着かしめる際、突片30をベース4
の溝28へ係合せしめて、突片の位置決めを容易とな
し、ベース4は動かないようにハウジング2に固定され
る。図5、図6はコイルワイパがベース上面の抵抗体、
電極体上面を回動する回動可変型トリマポテンショメー
タに関するものである。図5においてハウジング34の
下方より挿入したベース36をハウジング34の4隅に
設けた突片を溶着かしめ40することにより両部材を組
み立てた底面図である。又図6においては、ハウジング
42に設けた複数の突片を溶着かしめ44,46するこ
とによりベース48をハウジング42に組み立てた底面
図である。尚図5、図6に図示の回動可変型トリマポテ
ンショメータのハウジング34,42の内側面には、ベ
ース36,48の位置ぎめ用溝を穿設しておくことによ
り、ベースの溶着かしめ前における位置ぎめを容易とす
る。
【0006】
【効果】本考案においては突片と溝とが容易に係合して
溶着かしめを実施できるからハウジングとベースとは正
確な所定位置に容易に固定され、ワイパはベース上に設
けた抵抗体、電極体上に均等接触をなして摺動するか
ら、トリマポテンショメータの性能向上役立つと共にベ
ースとハウジングの組立てを、溶着かしめ装置を用いて
自動的に実施できるから多量生産によるコスト削減を図
ることができる。特にハウジング突片外周縁に形成した
テーパ部は突片の位置決めを容易となして、溶着かしめ
作業の能率向上に役立つ等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる一実施例の摺動可変型トリマポ
テンショメータの組立て後の底面図。
【図2】図1の組立て前の底面図。
【図3】摺動可変型ポテンショメータの内部構造を示す
断面斜視図。
【図4】図1のポテンショメータのベースの平面図。
【図5】本考案のもう一つの実施例である回動可変型ポ
テンショメータの組立て底面図。
【図6】別の実施例の回動可変型ポテンショメータの組
立て底面図。
【図7】図2のハウジングの縦断面を底面より見たハウ
ジング突片のテーパ部を示す断面図。
【符号の説明】
2 ハウジング 4 ベース 10 スライダブロック 12 抵抗体 14 電極体 15 電極体 28 溝 30 突片 31 テーパ部 32 溶着かしめ 34 ハウジング 36 ベース 38 突片 40 溶着かしめ 42 ハウジング 44 溶着かしめ 46 溶着かしめ 48 ベース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に多接点ワイパとその支持部材とを
    収容してなるハウジングの開口部を閉鎖するために、ハ
    ウジング底面の対向する端部にそれぞれ突片を形成し、
    前記突片がそれぞれ係合可能な溝をベースに形成したト
    リマポテンショメータにおいて、前記ハウジングとベー
    スとの係合部において、ハウジングの突片外周縁にテー
    パ部を形成し、ベースの溝を前記ハウジングの突片のテ
    ーパ部へ係合溶着かしめたことを特徴とするトリマポテ
    ンショメータ
JP1992043139U 1992-05-29 1992-05-29 トリマポテンショメータ Expired - Lifetime JPH085527Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992043139U JPH085527Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 トリマポテンショメータ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992043139U JPH085527Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 トリマポテンショメータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0623207U JPH0623207U (ja) 1994-03-25
JPH085527Y2 true JPH085527Y2 (ja) 1996-02-14

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ID=12655512

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992043139U Expired - Lifetime JPH085527Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 トリマポテンショメータ

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033410U (ja) * 1983-08-12 1985-03-07 株式会社村田製作所 電子部品の気密構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0623207U (ja) 1994-03-25

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980616