JPH064516Y2 - ロータリスイッチ - Google Patents

ロータリスイッチ

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JPH064516Y2
JPH064516Y2 JP7360289U JP7360289U JPH064516Y2 JP H064516 Y2 JPH064516 Y2 JP H064516Y2 JP 7360289 U JP7360289 U JP 7360289U JP 7360289 U JP7360289 U JP 7360289U JP H064516 Y2 JPH064516 Y2 JP H064516Y2
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JP
Japan
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contact piece
piece
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rotary switch
movable contact
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JP7360289U
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Inventor
幸久 田中
Original Assignee
日本開閉器工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ロータリスイッチに係り、特に接触が安定す
るとともに、小形で組立が容易なロータリスイッチに関
する。
(従来の技術) 従来のロータリスイッチの可動接片10は、第5図に示す
ように、連結部11の左右に2箇所の孔12を設け、該連結
部11より同方向に突出させた複数の常開接触片13と一端
に常閉接触片14が形成されており、また連結部11の略中
央部から上記同方向の突片15が形成され、その先端部に
は孔16が設けられている。そして、第6図に示すよう
に、前記連結部11の2箇所の孔12に対応するように、基
体1の上面に突起2を形成し、この突起2に前記孔12を
嵌合させ、これを加締めて可動接片10を固定するように
していた。また、基体1の下面からは端子3が突出する
ように構成されており、更に、基体1の中央には突片5
を形成し、その突片5に前記孔16を嵌合し、その左右に
常開接触片13と常閉接触片14が一列に突出するように構
成されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記した従来のロータリスイッチでは、
基体1の下面より端子3が突出しているため、突起2を
加締めて可動接片10を固定する作業に難があり、組立効
率が悪く、改善が望まれていた。
また、可動接片10の中央に突片15を形成し、その左右に
常開接触片13と常閉接触片14が一列に突出しているた
め、小形化を図る上で障害となっていた。
本考案は、上記問題点を除去し、接触が安定であり、か
つ小形で組立が容易なロータリスイッチを提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、基体(20)と、該
基体(20)の内底部に配設された複数の固定接片と、これ
ら固定接片に対応し、基端部(32)が連結部(31)によって
連結された複数の接触片(35,37)を一体的に設けるとと
もに、弾性材で形成した可動接片(30)と、前記基体(20)
に取着されるケース(70)と、該ケース(70)に対して回転
自在に設けられた操作子(50)と、該操作子(50)の裏面部
に形成され、前記可動接片(30)を駆動するカムとからな
るロータリスイッチにおいて、前記連結部(31)より同一
方向に突出した複数の常開接触片(37)を形成すると共
に、前記連結部(31)の略中央部より突片(34)を設け、該
突片(34)の略中央部に貫通孔(36)を設け、その先端部の
切り曲げにより、前記常開接触片(37)と向き合い、固定
接片に常時接触する常閉接触片(35)を一体とした可動接
片(30)を形成し、基体(20)上面に載置するとともに、更
にガイド板(40)を載置し、前記連結部(31)の上面に対応
するケース(70)の内面に突起(78)を設け、前記基体(20)
と前記突起(78)間に可動接片(30)を挟着固定するように
したものである。
(作用) 本考案によれば、第1図〜第4図に示すように、基体(2
0)に可動接片(30)とガイド板(40)を載置させると共に、
ケース(70)内に操作子(50)を配備し、前記基体(20)とケ
ース(70)を凹凸係合させることにより、該ケース(70)内
の突起(78)と基体(20)間に可動接片(30)とガイド板(40)
を挟着固定する。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本考案のロータリスイッチの要部断面図、第2
図はその分解斜視図、第3図は本考案のロータリスイッ
チの下半分を示す平面図、第4図は本考案のロータリス
イッチのケースの裏面図である。
これらの図において、20は基体であり、その隅部には突
起部21、その側面には凸部22、その下面から突出する端
子23を形成するとともに、その内底面には端子23と一体
に形成される固定接触子(図示なし)が設けられる。ま
た、その内底面の中央部には突起24が設けられ、その隅
部には上方に延びる突出フレーム25が形成される。28は
Oリングであり、基体20とケース(後述)との間に装着
される。
30は可動接片であり、その基端部32は連結部31により連
結されており、基端部32には欠所33が形成され、連結部
31の略中央部からは突片34が設けられ、その中央部には
前記突起24が嵌合する貫通孔36が設けられるとともに、
突片34の中央先端部は切り曲げられ、常閉接触片35が形
成される。その突片34の左右には中間に山形状部38が形
成された常開接触片37が設けられ、その先端部には切欠
部39が設けられ、2点接触が行えるようになっている。
上記可動接片30の上部にはガイド板40が設置され、その
隅部の2箇所には孔41、その中央部には前記突起24が嵌
合する貫通孔42、前記山形状部38が突出する長孔43、及
び切欠44が形成される。これらの孔41及び切欠44は、ガ
イド板40の位置決めのために用いられる。
ガイド板40上には操作子(ロータ)50が配置され、操作
子50の上面周縁部には割り出しカム50が形成されるとと
もに、その上面の中央には凹溝53を有する操作突起部52
が設けられる。また、その下面には常開接触片37を動作
させるカム(図示なし)が形成される。また、操作子50
の割り出しカム51に対応するように、板バネ60の割り出
し突起61が装着される。前記操作特記52とケース(後
述)間にはOリング65が装着される。
70は箱形のケースであり、その側面から垂下片71が延
び、垂下片71には前記凸部22に嵌合する角孔72が形成さ
れる。また、ケース70の上側面には凹所73、隅部に突起
74及び欠所75、凹所73の対向部に突起76、更に中央部に
貫通孔79が設けられている。また、ケース70の内面に
は、操作子50の周辺部を取り囲むように棚77が形成され
ており、その棚77の下面には、可動接片30の連結部31を
ガイド板40を介して押さえる突起78を設けるようにして
いる。
以下、ロータリスイッチの組立方法について説明する。
まず、連結部31より延びる基端部32に欠所33を設け、同
一方向に突出した複数の常開接触片37を形成するととも
に、前記連結部31の略中央部より突出する突片34と、該
突片34の略中央部に貫通孔36を設け、その先端部の切り
曲げにより、前記常開接触片37と向き合い固定接片に常
時接触する常開接触片35を形成し、これらの接触片35,3
7を一体とした可動接片30を形成する。また、常開接触
片37の略中央部に山形状部38を形成する。
ここで、これらの接触片35,37に対応する固定接片を基
体20上面に配備し、これらの固定接片と導通して基体20
の下面に突出した端子23を形成する。そして、基体20の
上面に可動接片30を載置し、山形状部38の一部が突出す
る長孔43を設け、略中央部に操作子50の軸となる貫通孔
42を形成したガイド板40を載置する。
ガイド板40及び可動接片30の略中央部に形成した貫通孔
36,42に対応するように、基体20の上面に突起24を設
け、ガイド板40、可動接片30、及び下面にカム(図示な
し)を形成し、中央部に穴を設け、円形の操作子50を突
起24を軸にして回転自在に配備する。この操作子50上面
の外周には凹凸状の割り出しカム51が形成されているの
で、これに対応する割り出し突起61を設けた板バネ60に
より、割り出し切換節度が得られる。また、操作子50の
中央部に操作突起部52を形成し、上面に矢印の凹溝53を
形成し、上面に貫通孔79を設け、対向する側面に一対の
角孔72を形成した箱形のケース70が、前記基体20と凹凸
係合してロータリスイッチを形成する。
このようにして、基体20とケース70を組み合わせること
により、ケース70の裏面に設けた突起78と基体20間に可
動接片30とガイド板40を挟着、固定することができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本考案の範囲から排除するものではない。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。
(1)可動接触片の連結部より延びる基端部に欠所を設
け、同一方向に突出した複数の常開接触片を形成すると
ともに、前記連結部の略中央部より突片を設け、該突片
の略中央部に操作子を貫通する貫通孔を設け、更に、そ
の先端部の切り曲げにより、前記常開接触片と向き合い
固定接片に常時接触する常閉接触片を一体とした可動接
片を設けるようにしたので、前記常開接触片と並列に前
記常閉接触片を設ける必要がないため、外観が大きくな
らず、小形のロータリスイッチを得ることができる。
(2)可動接片の常開接触片の根元に欠所を設けるととも
に、ケースの内面に突起を形成し、該突起と基体間に可
動接片を挟着固定するようにしたので、所定の接触片の
押圧の影響を受けて隣接する接触片が下降し、固定接片
と接触することがない。即ち、接触が安定し、誤接触の
ないロータリスイッチを得ることができる。
(3)ケースの内面に突起を設け、基体にケースを取着す
るだけで可動接片を固定することができるので、従来、
固定するために行っていた加締め等の工数が省略でき、
極めて組立作業性の良いロータリスイッチを得ることが
できる。
(4)前記常開接触片の先端に切欠部を設け、前記固定接
片と2点接触する構成としたことにより、接触の信頼性
の向上を図ることができる。
(5)複数の常開接触片を突出して設け、この常開接触片
と対応させて常閉接触片を設けるようにしたので、接触
面が略一列に形成されることになり、これらの可動接触
片を加工するフープ材は一本のメッキ層で形成できる。
したがって、メッキ層のロスがなく、経済的で材料加工
も極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のロータリスイッチの要部断面図、第2
図はその分解斜視図、第3図は本考案のロータリスイッ
チの下半分を示す平面図、第4図は本考案のロータリス
イッチのケースの裏面図、第5図は従来のロータリスイ
ッチの可動接片の斜視図、第6図は従来のロータリスイ
ッチの基体の斜視図である。 20…基体、21…突起部、22…凸部、23…端子、24…突
起、25…突出フレーム、28…Oリング、30…可動接片、
31…連結部、32…基端部、33…欠所、34…突片、35…常
閉接触片、36…貫通孔、37…常開接触片、38…山形状
部、39…切欠部、40…ガイド板、41…孔、42…貫通孔、
43…長孔、50…操作子(ロータ)、51…割り出しカム、
52…操作突起、53…凹溝、60…板バネ、61…割り出し突
起、65…Oリング、70…ケース、71…垂下片、72…角
孔、73…凹所、74…突起、75…欠所、76…突起、77…
棚、78…突起、79…貫通孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体と、該基体の内底部に配設された複数
    の固定接片と、これら固定接片に対応し、基端部が連結
    部によって連結された複数の接触片を一体的に設けると
    ともに、弾性材で形成した可動接片と、前記基体に取着
    されるケースと、該ケースに対して回転自在に設けられ
    た操作子と、この操作子の裏面部に形成され、前記可動
    接片を駆動するカムとからなるロータリスイッチにおい
    て、前記連結部より同一方向に突出した複数の常開接触
    片を形成するとともに、前記連結部の略中央部より突片
    を設け、該突片の略中央部に貫通孔を設け、その先端部
    の切り曲げにより、前記常開接触片と向き合い、固定接
    片に常時接触する常閉接触片を一体とした可動接片を形
    成して基体上面に載置するとともに、更にガイド板を載
    置し、前記連結部の上面に対応するケースの内面に突起
    を設け、前記基体と前記突起間に可動接片を挟着固定し
    たことを特徴とするロータリスイッチ。
  2. 【請求項2】前記常開接触片の先端に切欠部を設け、前
    記固定接片に2点接触することを特徴とした請求項1記
    載のロータリスイッチ。
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