JPH10261501A - 端子取付け構造 - Google Patents

端子取付け構造

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JPH10261501A
JPH10261501A JP9036465A JP3646597A JPH10261501A JP H10261501 A JPH10261501 A JP H10261501A JP 9036465 A JP9036465 A JP 9036465A JP 3646597 A JP3646597 A JP 3646597A JP H10261501 A JPH10261501 A JP H10261501A
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Kazuhiko Sasaki
和彦 佐々木
Seiji Aizawa
誠司 相沢
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数本の端子を基板へ一度に取付けられ、狭
ピッチ化にも対応可能な端子取付け構造を提供する。 【解決手段】 複数本の端子15を成形用金型に供給
し、型閉め時に各端子15のクリップ部を上型に設けら
れた溝内に収納させることにより、各端子15を保持体
18にアウトサート成形し、該保持体18に各端子15
の板面が互いに対向するよう垂直に並べた状態で一体的
に保持する。そして、各端子15の剛体片15aと弾性
片15bとの間に基板14を嵌め込み、保持体18の両
側に形成されたスナップ片を基板14に固定すると、剛
体片15aの切断面が基板14の裏面に当接すると共
に、弾性片15bが撓んで基板14の表面に弾接するた
め、各端子15は基板14の表面に形成された抵抗パタ
ーンと集電パターンの接続部に電気的に接続した状態で
基板14に取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変抵抗器等の電
気部品に備えられる基板への端子取付け構造に係り、特
に、クリップ状の端子を用いた端子取付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば可変抵抗器においては、基板の表
面に抵抗体と集電体が形成され、この基板上を摺動子が
移動することにより、抵抗体と集電体の端部から抵抗値
の変化が検出されるようになっており、基板には抵抗体
と集電体の端部に接続される複数の端子が取付けられて
いる。従来より、このような端子の取付け構造として、
端子を基板に鳩目かしめや半田付けしたものが知られて
いるが、これらは作業性に難点があり自動化に不向きで
ある。また、これらの鳩目かしめや半田付け作業を不要
にした端子取付け構造として、実開平2−118902
号公報に記載されているように、クリップ状の端子を用
いたものが知られている。
【0003】図9はかかるクリップ状端子を用いた従来
の端子取付け構造を示す分解斜視図、図10は該端子取
付け構造の断面図である。これらの図に示すように、基
板1の表面には抵抗パターン2と集電パターン3が同心
円状に形成されており、これら抵抗パターン2と集電パ
ターン3の端部にAg等の導電性材料からなる接続部2
a,3aが塗布されている。各接続部2a,3aにはそ
れぞれ端子4が接続されており、これら端子4は基板1
を挾持する弾性片4aと該弾性片4aから後方へ延びる
脚片4bとを有し、弾性片4aと脚片4bは金属板から
一体形成されている。弾性片4aは3つの部分に分岐さ
れ、中央の弾性片4aと両側2つの弾性片4aとは互い
に反対方向へ折曲げられており、全体的にクリップ状に
形成されている。そして、各端子4のクリップ状の弾性
片4aを基板1に嵌め込むと、両側2つの弾性片4aが
接続部2a(または3a)に弾接し、中央の弾性片4a
が基板1の裏面に弾接するため、各端子4は対応する接
続部2a(または3a)に電気的に接続した状態で基板
1に取付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基板1に取
付けられる端子4は接続部2a,3aの数分だけ必要で
あり、単品の端子4を基板1に1本ずつ取付けると作業
性が悪いため、必要とされる全ての端子4を予めアウト
サート成形にて保持体に一体化し、一度に全ての端子4
を基板1に取付けることが要望されている。
【0005】しかしながら、前述した従来の端子取付け
構造では、基板1を挾持する端子4のクリップ部が、脚
片4bの先端を互いに反対方向へ折曲げた3つの弾性片
4aで構成された複雑な形状をしているため、端子4を
成形用金型に供給して保持体をアウトサート成形するこ
とが困難であった。また、各弾性片4aの板面が基板1
の表面または裏面に弾接しているため、各弾性片4aの
幅寸法を小さくするのに限界があり、しかも、各弾性片
4aは互い違いに折曲げられてクリップ状に形成されて
いるため、端子4全体の幅寸法を小さくすることが困難
で、接続部2a,3aの狭ピッチ化に対応できないとい
う問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、端子を平板状
に形成してクリップ部と脚片とを同一平面内に位置さ
せ、このような端子をそれぞれの板面が互いに対向する
ように垂直に並べて保持体に保持させることとする。こ
のように構成すると、保持体をアウトサート成形する際
に、成形用金型の型閉めまたは型開き方向に対して端子
のクリップ部が邪魔にならず、必要とされる全ての端子
を予めアウトサート成形にて保持体に一体化させること
ができる。また、各端子を基板へ取付けた状態で、各端
子と基板の板面は略直交するため、接続部の狭ピッチ化
に対応することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の端子取付け構造では、導
電パターンが形成された基板と、前記導電パターンの接
続部に接続される金属板製の複数の端子と、これら端子
にアウトサート成形された合成樹脂製の保持体とを備
え、前記端子は前記基板を挾持するクリップ部と該クリ
ップ部から延びる脚片とを同一平面内に有し、これら端
子をその板面が互いに対向するように前記保持体に保持
した。このように構成すると、必要とされる全ての端子
を一度に基板へ取付けることができると共に、接続部の
狭ピッチ化に対応することができ、さらに、端子を金属
平板の打ち抜き加工によって簡単に形成することができ
る。
【0008】前記基板は可変抵抗器や各種スイッチ等の
回路基板として用いることができ、例えば可変抵抗器の
場合は抵抗基板であり、各種スイッチの場合はスイッチ
基板である。また、前記導電パターンの本数は必要に応
じて適宜増減することができ、例えば抵抗基板の場合
は、導電パターンである抵抗パターンと集電パターンの
組を、抵抗回路の連数に応じて適宜増減することができ
る。
【0009】前記クリップ部は脚片と同一平面内に形成
されていればどのような形状でも良いが、特に、クリッ
プ部を剛体片とこれに対向する弾性片とで構成すると、
端子と基板とが剛体片を基準に位置決めされるため、各
端子と基板との相対的な位置精度を高めることができ
る。
【0010】また、前記保持体に基板の表裏両面に対向
する複数の規制突起を設けると、基板と保持体との相対
的な位置ずれが規制突起によって防止されるため、端子
のクリップ部に無理な力が加わらず、良好な接触状態を
維持することができる。
【0011】また、前記保持体に各端子の両側に位置す
るスナップ片を設け、これらスナップ片を基板の両側縁
にそれぞれ係止すると、各端子の取付け作業が簡単にな
ると共に、保持体と端子および基板の相対位置が変わら
ないため、接触の信頼性を高めることができる。
【0012】また、前記基板を支持する枠体を備え、こ
の枠体に前記スナップ片の拡がりを防止する規制部を設
けると、外力によって保持体が基板から脱落することを
防止することができる。この規制部は専用のものでも良
いが、枠体をプリント基板上に自立させる自立脚を規制
部として利用すると、規制部の機械的強度を高めること
ができると共に、構造の複雑化を防止することができ
る。
【0013】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は実施例に係る可変抵抗器の断面図、図2は該可変
抵抗器の正面図、図3は該可変抵抗器に備えられる基板
と端子の取付け状態を示す正面図、図4は該端子の正面
図、図5は該端子のばね特性を示す説明図、図6は該端
子を一体化した保持体の平面図、図7は該保持体の正面
図、図8は該保持体の成形用金型を示す断面図である。
【0014】図1と図2に示すように、実施例に係る可
変抵抗器は、金属板製の枠体10と、枠体10に回転可
能に支承された合成樹脂製の操作体11と、操作体11
にクリック感触を付与するクリックばね12と、操作体
11に取付けられた摺動子板13と、枠体10に固定さ
れた基板14と、基板14に取付けられた複数本の端子
15と、これら端子15を保持する合成樹脂製の保持体
18とで主に構成されている。
【0015】枠体10の側面には内方へ突出するストッ
パ10aが形成されており、この側面を介して対向する
一面は開放し、その開放端から一対の自立脚10bが突
出している。また、枠体10の他面には円筒状の軸受部
10cが突出形成されると共に、内部にリング状のクリ
ックばね12が係止されている。操作体11には円柱状
の軸部11aと該軸部11aより大径の受部11bとが
一体成形されており、軸部11aは軸受部10cから枠
体10の外方へ突出している。受部11bの先端には小
径の突起11cが形成されており、突起11cは基板1
4に穿設された円孔14aに嵌合している。受部11b
に実施例では2枚の摺動子板13がかしめ等の手段で固
定されており、各摺動子板13にはそれぞれ2つの摺動
子片13aが形成されている。操作体11は枠体10の
軸受部10cと基板14の円孔14aをガイド部として
回転可能であるが、受部11bの周面に形成された図示
せぬ突起がストッパ10aに当接することにより、その
回転角度は360度以内に規制されている。また、操作
体11の回転操作時に、クリックばね12の凸部が受部
11bに形成された凹部(いずれも図示省略)と係脱す
ることにより、クリック感触が生起される。
【0016】図3に示すように、基板14の表面には抵
抗パターン16と集電パターン17が印刷されており、
実施例では2連用として2本の抵抗パターン16と2本
の集電パターン17が形成されている。これら抵抗パタ
ーン16と集電パターン17は円孔14aを中心として
同心円状に配置されており、外側2つの抵抗パターン1
6と集電パターン17上を一方の摺動子板13に形成さ
れた2つの摺動子片13aがそれぞれ摺動し、内側2つ
の抵抗パターン16と集電パターン17上を他方の摺動
子板13に形成された2つの摺動子片13aがそれぞれ
摺動する。各抵抗パターン16と集電パターン17は基
板14の縁部まで引き回されており、それらの端部にA
g等の導電性材料からなる接続部16a,17aが形成
されている。各接続部16a,17aにはそれぞれ端子
15が接続されており、後述するように各端子15は基
板14に取付けられている。各端子15はアウトサート
成形により合成樹脂製の保持体18に一体化されてお
り、この保持体18は両側のスナップ片18aを用いて
基板14に固定されている。なお、基板14は枠体10
の開放面にかしめ等の適宜手段で固定されるが、図2に
示すように、保持体18のスナップ片18aの外側に枠
体10の自立脚10bが位置しているため、スナップ片
18aが外側へ拡がることはなく、保持体18および各
端子15の基板14からの脱落が防止されている。
【0017】図4に示すように、前記端子15はリン青
銅等の弾性に富む金属平板をプレスで打ち抜き加工する
ことによって形成されており、クリップ部を構成するL
字状の剛体片15aおよび弾性片15bと、このクリッ
プ部から直線的に延びる脚片15cとを有している。な
お、プレス後の端子15には、切断面を含む全面に錫メ
ッキ等のメッキ処理が施され、接触の信頼性と良好な半
田付け性が確保されている。これら剛体片15aと弾性
片15bおよび脚片15cの各板面は同一平面内にあ
り、端子15の輪郭は全て切断面となっている。弾性片
15bは途中の反転部で方向転換され、その先端が所定
の間隔を存して剛体片15aと対向しており、この間隔
は基板14の厚さ寸法よりも小さく設定されている。し
たがって、この弾性片15bは全体的に小型でありなが
ら、その基端から先端までのばねスパンは十分に長く設
定されている。
【0018】図6と図7に示すように、複数の端子15
はそれぞれの板面が互いに対向するよう垂直に並べられ
た状態でアウトサート成形され、剛体片15aと弾性片
15bの接続部分が保持体18に埋設されることで、各
端子15は保持体18に一体的に保持されている。この
保持体18にはその両端に前記スナップ片18aが一体
成形されると共に、実施例では4本の規制用突起18b
が立設されており、また、各端子15の配列ピッチは各
接続部16a,17aの配列ピッチとほぼ同じに設定さ
れている。これら突起18bのうち、外側2つの突起1
8bと内側2つの突起18bとの間には基板14の板厚
と同程度、またはそれよりも若干広めのスペースが確保
されている。
【0019】図8に示すように、前記保持体18の成形
用金型は上型20と下型21を備えており、上型20に
はその型開き方向に沿って複数の溝20aが設けられ、
これら溝20aはパーティングラインPLに達してい
る。したがって、保持体18のアウトサート成形時に、
各端子15のクリップ部は溝20a内に収納され、上型
20の型閉めおよび型開き方向に対して邪魔にならない
ため、上型20と下型21を図6の一点鎖線で示すパー
ティングラインPLで突き合わせることにより、各端子
15を一体化した保持体18を成形することができる。
なお、実施例では上型20にのみ溝20aが設けられて
いるが、弾性片15bとの当接を回避するための溝を下
型21に設けても良い。
【0020】このように保持体18に一体化された各端
子15を基板14に取付けるのに際しては、各端子15
の剛体片15aと弾性片15bとの間に基板14を嵌め
込み、保持体18の両スナップ片18aを基板14に固
定する。これにより、剛体片15aの切断面が基板14
の裏面に当接すると共に、弾性片15bが撓んで基板1
4の表面に弾接するため、端子15は対応する接続部1
6a(または17a)に電気的に接続した状態で基板1
4に取付けられ、また、接続部16a,17a以外の部
位で基板14が保持体18の各突起18b間に嵌め込ま
れる。その際、基板14は弾性片15bの撓みに伴う反
力で剛体片15aの切断面に圧接され、この方向に対し
て剛体片15aは十分に大きな剛性を有して変形しない
ため、基板14と端子15の相対位置は剛体片15aを
基準に正確に位置決めされる。しかも、基板14の表裏
両面に各突起18bが対向しているため、基板14を変
形させるような外力が作用したとしても、その変形は各
突起18bによって防止されるため、各端子15のクリ
ップ部(剛体片15aと弾性片15)には無理な力が加
わらず、良好な接触状態を維持することができる。ま
た、端子15の各部は平坦状に形成され、その板厚方向
の切断面が接続部16a,17aの配列方向に沿って露
出するため、基板14と各端子15の板面は互いに略直
交した状態で取付けられ、接続部16a,17aの狭ピ
ッチ化に対応することができる。なお、このように弾性
片15bが撓むと、その曲げ応力は弾性片15bの反転
部に集中するため、端子15を打ち抜き加工する際に、
原材料である金属平板の圧延方向を図4の矢印A−A方
向に設定している。
【0021】図5は前記端子15の原材料として板厚が
0.3mmのリン青銅板を用いた場合のばね特性を示す
説明図であり、横軸は弾性片15bの撓み量、縦軸は弾
性片15bの圧力を示している。同図から明らかなよう
に、弾性片15bは使用高さである0.2mmの撓み量
で約150gの圧力を生じ、実用上問題とならない程度
の接点圧を得ることができる。
【0022】上記の如く構成された可変抵抗器は、図1
に示すように、一対の自立脚10bを用いてプリント基
板19上に実装され、各端子15の脚片15cはプリン
ト基板19の図示せぬランド部に半田付けされる。この
状態で操作体11を回転操作すると、両摺動子板13の
各摺動子片13aが対応する抵抗パターン16と集電パ
ターン17上を摺動し、その摺動位置に応じた抵抗値の
変化が各端子15を介して検出される。
【0023】なお、端子15のクリップ部の形状は上記
実施例に限定されず、種々の変形例を採用することが可
能であり、例えば、剛体片15aと弾性片15bを同様
の形状にし、基板14の表裏両面に端子15のクリップ
部を弾接させるようにしても良い。
【0024】また、上記実施例では、操作体11がプリ
ント基板19に対して水平なホリゾンタルタイプの可変
抵抗器を例示して説明したが、端子15の脚片15cを
直角に曲げれば、操作体11がプリント基板19に対し
て垂直なバーチカルタイプの可変抵抗器にも適用するこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0026】導電パターンが形成された基板と、前記導
電パターンの接続部に接続される金属板製の複数の端子
と、これら端子にアウトサート成形された合成樹脂製の
保持体とを備え、前記端子は前記基板を挾持するクリッ
プ部と該クリップ部から延びる脚片とを同一平面内に有
し、これら端子をその板面が互いに対向するように前記
保持体に保持すると、必要とされる全ての端子を保持体
に一体化できるため、各端子を基板へ取付ける作業が簡
単になると共に、接続部の狭ピッチ化に対応することが
でき、さらに、端子を金属平板の打ち抜き加工によって
簡単に形成することができる。
【0027】また、前記クリップ部を剛体片とこれに対
向する弾性片とで構成すると、端子と基板とが剛体片を
基準に位置決めされるため、各端子と基板との相対的な
位置精度を高めることができる。
【0028】また、前記保持体に基板の表裏両面に対向
する複数の規制突起を設けると、基板と保持体との相対
的な位置ずれが規制突起によって防止されるため、端子
のクリップ部に無理な力が加わらず、良好な接触状態を
維持することができる。
【0029】また、前記保持体に各端子の両側に位置す
るスナップ片を設け、これらスナップ片を基板の両側縁
にそれぞれ係止すると、各端子の取付け作業が簡単にな
ると共に、保持体と端子および基板の相対位置が変わら
ないため、接触の信頼性を高めることができる。
【0030】また、前記基板を支持する枠体を備え、こ
の枠体に前記スナップ片の拡がりを防止する規制部を設
けると、外力によって保持体が基板から脱落することを
防止することができる。この規制部は専用のものでも良
いが、枠体をプリント基板上に自立させる自立脚を規制
部として利用すると、規制部の機械的強度を高めること
ができると共に、構造の複雑化を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る可変抵抗器の断面図である。
【図2】該可変抵抗器の正面図である。
【図3】該可変抵抗器に備えられる基板と端子の取付け
状態を示す正面図である。
【図4】該端子の正面図である。
【図5】該端子のばね特性を示す説明図である。
【図6】該端子を一体化した保持体の平面図である。
【図7】該保持体の正面図である。
【図8】該保持体の成形用金型を示す断面図である。
【図9】従来の端子取付け構造を示す分解斜視図であ
る。
【図10】該端子取付け構造の断面図である。
【符号の説明】
10 枠体 10b 自立脚 14 基板 15,20 端子 15a,20a 剛体片 15b,20b 弾性片 15c,20c 脚片 16 抵抗パターン 17 集電パターン 16a,17a 接続部 18 保持体 18a スナップ片 18b 突起 19 プリント基板 20 上型 20a 溝 21 下型

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電パターンが形成された基板と、前記
    導電パターンの接続部に接続される金属板製の複数の端
    子と、これら端子にアウトサート成形された合成樹脂製
    の保持体とを備え、前記端子は前記基板を挾持するクリ
    ップ部と該クリップ部から延びる脚片とを同一平面内に
    有し、これら端子をその板面が互いに対向するように前
    記保持体に保持したことを特徴とする端子取付け構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記保持体に
    前記基板の表裏両面に対向する複数の規制突起を設けた
    ことを特徴とする端子取付け構造。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、前記保持体に
    前記各端子の両側に位置するスナップ片を設け、これら
    スナップ片を前記基板の両側縁にそれぞれ係止したこと
    を特徴とする端子取付け構造。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、前記基板を支
    持する枠体を備え、この枠体に前記スナップ片の拡がり
    を防止する規制部を設けたことを特徴とする端子取付け
    構造。
  5. 【請求項5】 請求項4の記載において、前記規制部が
    前記枠体をプリント基板上に自立させる自立脚であるこ
    とを特徴とする端子取付け構造。
  6. 【請求項6】 請求項1の記載において、前記クリップ
    部が前記基板の一面に当接する剛体片と前記基板の他面
    に弾接する弾性片とで構成されていることを特徴とする
    端子取付け構造。
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