JP2597543Y2 - 小形スイッチ - Google Patents

小形スイッチ

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JP2597543Y2
JP2597543Y2 JP1993075546U JP7554693U JP2597543Y2 JP 2597543 Y2 JP2597543 Y2 JP 2597543Y2 JP 1993075546 U JP1993075546 U JP 1993075546U JP 7554693 U JP7554693 U JP 7554693U JP 2597543 Y2 JP2597543 Y2 JP 2597543Y2
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JP
Japan
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contact piece
housing
switch
substrate
fixed contact
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JP1993075546U
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JPH0741923U (ja
Inventor
禎介 額田
Original Assignee
日本開閉器工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、小形スイッチに係り、
特に固定接片と共通接片を固設した基板を、枠状に形成
したハウジングに凹凸嵌合するとともに前記固定接片と
前記共通接片間及び複数極の極間に位置する枠状に形成
した前記ハウジングの内側面間にリブを設けた小形スイ
ッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の小形スイッチは、一般的
に枠状のハウジング1に固定接片5及び共通接片4を加
締め等により固設した基板3を凹凸嵌合させるものであ
った。また、他の技術としては、箱形のハウジングの内
底面に固定接片と共通接片をインサート成形により植設
したり、箱形のハウジングの内底面に複数の孔を設けて
固定接片及び共通接片を加締め等により固設するもので
あり、このようなハウジングは、一般的に樹脂成形によ
り形成するため、絶縁リブを一体的に成形していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のスイッチの前者においては、絶縁リブが無いた
め、短絡や寿命が短い等の性能上の問題から、固定接片
5と共通接片4間の距離を大きく取ることになり、ま
た、多極スイッチの極間についても同様のことが言えス
イッチ全体が大きくなってしまう欠点があった。また、
後者については、配線作業におけるはんだ熱でハウジン
グがおかされて端子にガタが生じたりする欠点があっ
た。本考案は上記問題点を除去し、絶縁性が良好で、ソ
リがなく寸法の安定したハウジングが得られ、絶縁性能
を向上させた小形スイッチを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、スイッチ本体
内に固定接片と共通接片を設け、該共通接片上に可動接
片を傾動自在に載置し、前記固定接片と接離して電路の
開閉を行う小形スイッチにおいて、前記スイッチ本体を
枠状に形成した内側面間にリブを設けたハウジングと前
記固定接片と前記共通接片を固設した基板を凹凸嵌合さ
せて形成するとともに前記固定接片と前記共通接片間の
前記基板の上面に前記リブを当接させて構成したもので
ある。また、前記基板に前記固定接片と前記共通接片を
複数列配設し、前記ハウジング内に設けた前記リブと直
角方向の極間にもリブを設けてもよい。更に前記リブの
下面に段部を形成して略中央部に凸部を形成し、該凸部
に対応する前記基板に孔を設けて凹凸係合させる構成と
してもよい。
【0005】
【作用】本考案によれば、ハウジング19の下方に対向
する内側面間にリブ23を設けて共通接片14及び固定
接片12を固設した基板17を凹凸係合させることによ
り、リブ23の下面と基板17の上面が当接して、接片
間の絶縁リブを形成する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本考案の小形スイッチの分解斜
視図、図2は本考案の小形スイッチの正面断面図、図3
は本考案のハウジングの平面図、図4は本考案の小形ス
イッチの組立を説明する正面断面図である。
【0007】これらの図において、角形の枠体の上面に
鍔部20を設けるとともに側面の外側に、くの字状でし
かも外側の表面に凹凸部22を形成した取付バネ21を
設けてハウジング19が形成される。また、このハウジ
ング19の内面の角部には、立上げ段部24が形成さ
れ、後述する操作子28の動作範囲を規制するストッパ
となる。更に、ハウジング19の内側面の下方には、2
つのリブ23が形成される。また、ハウジング19の対
向側面には後述する操作子28の軸31が軸支する孔2
5と基板17の凸起18が凹凸嵌合する角孔26が設け
られる。17は基板であり、板状に形成され、しかもそ
の上面の中央には、上方に凹所15を設けた共通接片1
4とその左右にL字状に形成した固定接片12が加締め
られて基板17の下面に突出して端子16を形成する。
この基板17の側面には一対の凸起18が設けられ、ハ
ウジング19の側面の角孔26に嵌合してスイッチ本体
11を形成するが、共通接片14と固定接片12間の基
板17の上面に、ハウジング19のリブ23の下面が当
接した状態で組合わされる。共通接片14の凹所15に
は、凹凸係合して左右に傾動自在をなす可動接片27が
載置される。
【0008】そして、下面の略中央部に穴30を設けた
突出部29と側面に一対の軸31を設けた操作子28が
形成され、この突出部29の穴30にはコイルバネ32
を介して滑動子33が挿入され、この滑動子33が操作
子28の傾動により可動接片27の上面を摺動するよう
操作子28の軸31とハウジング19に設けた孔25が
凹凸係合され、小形スイッチが構成される。そして、こ
の操作子28を傾動すると、滑動子33が可動接片27
上を摺動し、この可動接片27が傾動して固定接片12
と接離して電路の開閉を行う。図4は本考案の小形スイ
ッチの組立を説明する正面断面図である。この図におい
て、ハウジング19内のリブ23上に可動接片27を載
置させ、この下面の略中央部に穴30を設けた突出部2
9と側面に一対の軸31を設けた操作子28に、コイル
バネ32を介して滑動子33を挿入する。そして、ハウ
ジング19内のリブ23上に可動接片27を載置させ、
しかもこの可動接片27上に滑動子33を当接させて、
操作子28の軸31をハウジング19の孔25に凹凸関
係により軸支させる。このようにしてスイッチ本体11
内を組立後、上方に凹所15を設けた共通接片14とそ
の左右にL字状に形成した固定接片12が加締められて
下面に端子16を突出し、しかも側面には一対の凸起1
8を設け、板状に形成した基板17を、ハウジング19
の側面の角孔26に嵌合し、共通接片14と固定接片1
2間の基板7の上面にハウジング19のリブ23の下面
が当接した状態で組合わされる。このように、本考案の
小形スイッチは半製品状態にできるので、組立時の移動
が容易であり、自動組立を行う場合においても、極めて
容易に対応できる。尚、可動接片は平面状に形成するの
ではなく、両端が上方に沿った曲面とすることにより可
動接片を一定位置に設定することができる。
【0009】図5は本考案の他の実施例を示す要部斜視
図、図6はそのハウジングの平面図、図7はそのハウジ
ングの側面断面図である。基板49の略中央部に共通接
片を、その左右に固定接片を配設し、それを一列として
2列配設し、その列の間の極間と端子52,53間に連
なる孔51を基板49に設ける。また、基板49の側面
には凸起50を形成する。ハウジング40は枠状に形成
し、その対向する内側面間に、上記基板49の孔51に
対応し、しかも端子間に位置する段部44を設けた二つ
のリブ43と段部46を設けた極間のリブ45を形成す
る。このように形成したハウジング40と基板49を凹
凸嵌合すると基板49の孔51とリブ43,45が係合
して端子間及び極間の絶縁壁となる。この基板49とリ
ブ43,45の係合部に接着剤等でシールすると隙間に
接着剤等が充填され絶縁性能が向上するとともに基板4
9とハウジング40の嵌合強度がアップされる。42は
操作子の動作範囲を規制するストッパーとなる立上げ段
部である。ハウジング40のリブ43,45は、必要に
応じて縦、横に複数本設けることもできるので、複数極
の小形スイッチにも対応できる。なお、本考案は上記の
実施例に限定されるものではなく本考案の趣旨に基づい
て種々の変形が可能であり、それらを本考案の範囲から
排除するものではない。
【0010】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)固定接片と共通接片を基板に固設し、この基板を
枠状に形成したハウジングに凹凸嵌合させてスイッチ本
体を形成するとともにハウジング内の対向面に固定接片
と共通接片間に位置し、しかも基板に当接するリブを設
けたので、絶縁性能が向上し、絶縁劣化の問題も解消さ
れ、長寿命で耐久性の優れた小形スイッチを提供でき
る。 (2)ハウジング内の対向面にリブを設けたので、この
リブが成形時におけるソリを防止するため、寸法の安定
したハウジングが得られる。 (3)ハウジング内の対向面にリブを設けたので、この
リブに可動接片を載置して滑動棒、コイルバネを配備し
た操作部を半製品で仮組立できるため、自動組立が容易
となり生産性の向上に貢献する。 (4)リブの下面の略中央部に段部を形成して凸部を形
成し、この凸部に対応する基板に孔を設けて凹凸係合さ
せたので、空間部がなくなるため極めて絶縁性能が向上
するとともに、ハウジングのリブと基板が凹凸係合する
ので、ハウジングと基板の組立わせを行う際の位置決め
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の小形スイッチの分解斜視図である。
【図2】本考案の小形スイッチの正面断面図である。
【図3】本考案の小形スイッチのハウジングの平面図で
ある。
【図4】本考案の小形スイッチの組立を説明する正面断
面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す要部斜視図である。
【図6】本考案の他の実施例のハウジングの平面図であ
る。
【図7】本考案の他の実施例のハウジングの側面断面図
である。
【図8】従来の小形スイッチの正面断面図である。
【符号の説明】
11 スイッチ本体 12 固定接片 13,16,52,53 端子 14 共通接片 15 凹所 17,49 基板 18,50 凸起 19,40 ハウジング 20,41 鍔部 21 取付用バネ部 22 凹凸部 23,43,45 リブ 24,42 立ち上げ段部 25,48 孔 26,47 角孔 27 可動接片 28 操作子 29 突出部 30 穴 31 軸 44,46 段部 51 孔

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体内の固定接片と共通接片を
    設け、該共通接片上に可動接片を傾動自在に載置し、前
    記固定接片と接離して電路の開閉を行う小形スイッチに
    おいて、前記スイッチ本体を枠状に形成した内側面間に
    リブを設けたハウジングと前記固定接片と前記共通接片
    を固設した基板を凹凸嵌合させて形成するとともに前記
    基板の上面の前記固定接片と前記共通接片間に前記リブ
    を当接させたことを特徴とする小形スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記基板に前記固定接片と前記共通接片
    を複数列配設し、前記ハウジング内に設けた前記リブと
    直角方向の極間にもリブを設けたことを特徴とする請求
    項1記載の小形スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記リブの下面に段部を設けて略中央部
    に凸部を形成し、該凸部に対応する前記基板に孔を設け
    て凹凸係合させたことを特徴とする請求項1記載の小形
    スイッチ。
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JPH0741923U JPH0741923U (ja) 1995-07-21
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