JPS6223078Y2 - - Google Patents

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JPS6223078Y2
JPS6223078Y2 JP1561781U JP1561781U JPS6223078Y2 JP S6223078 Y2 JPS6223078 Y2 JP S6223078Y2 JP 1561781 U JP1561781 U JP 1561781U JP 1561781 U JP1561781 U JP 1561781U JP S6223078 Y2 JPS6223078 Y2 JP S6223078Y2
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plate
plates
stator
capacitance
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可変コンデンサに係り、特にギヤツプ
可変形可変コンデンサに適用して好適なロータ構
造に関する。
ギヤツプ可変形可変コンデンサは、互いに電気
的に絶縁され、且つ、所定の間隔をおいて平行に
配設された第1のステータ極板と第2のステータ
極板との間に、板厚の大きいロータ極板を出入り
自在とし、第1と第2のステータ極板の間隔を両
者間に介挿したロータ極板によつてせばめ、実質
的に第1と第2のステータ電極間に生じる静電容
量を可変とするものである。
第1図はかゝる従来のギヤツプ可変形可変コン
デンサの断正面図、第2図は同要部拡大図であ
る。尚、第2図においては第1図と異なりロータ
極板を2枚のみ示している。
図において、1,2は金属製の前側板および後
側板で、平行に配設され、1端を前側板1に強嵌
合した金属製の支柱3(図示では1個のみを示し
てあるが、間隔をおいて複数個設置される)およ
び該支柱3に後側板2を介して螺合したネジ体4
によつて、両者1,2は結合されている。5,6
は前側板1および後側板2の中心孔に各々取付け
た金属製の軸受で、両者5,6間に金属製のロー
タ軸7(支持棒)が回転自在に保持されている。
7aは、前側板1から突出したロータ軸7の駆動
部、8は前記軸受5と当接したワツシヤ、9はロ
ータ軸7に固着されたストツパ用のカム体で、前
側板1等に設けた突起(図示せず)と協働して、
ロータ軸7の回転量を規制する。
10は、前側板1と後側板2との間に位置する
ロータ軸7の細径部7bに嵌挿されたセラミツク
製の筒体で、該筒体上にセラミツク製のワツシヤ
11……を介して板厚の大きい金属製のロータ極
板12……が順次挿通・積層されている。そし
て、上記ロータ極板12……並びにワツシヤ11
……は、金属製の円板13を介してロータ軸7に
螺合されたナツト14によつて密着して押え付け
られており、ロータ軸7に電気的に絶縁して取付
けた該ロータ極板12は、ロータ軸7の回動に伴
つて一体に回動するようになつている。15は1
端を円板13に電気的に接続・固着したアースバ
ネで、他端を後側板2に同じく電気的に接続・固
着してあり、ロータ軸7を後側板2に確実に導通
させている。
16は、前側板1および後側板2間に金属製ブ
ツシユ17,17を介して取付けた金属製の支柱
(支持棒)で、該支柱16にはセラミツク製の筒
体10が嵌合されている。該筒体10上には、金
属製のワツシヤ18,18を介して互いに電気的
に接続された金属製の第1のステータ極板19…
…が回動不能に保持されており、支柱16の段部
と下段のステータ電極19との間、および上段の
ステータ電極19と支柱16に螺合されるナツト
20との間にセラミツク製のワツシヤ11をそれ
ぞれ介在させてあり、上記ナツト20によつて第
1のステータ極板19……はワツシヤ11,18
を介して互いに等間隔且つ平行に支柱16上に取
付けられている。
即ち、第1のステータ極板19群は支柱16上
に該支柱と電気的に絶縁した状態で保持してあ
り、図示していないが、2本の支柱16,16に
よつて保持される構造となつており、該第1のス
テータ極板19……間には、前記ロータ極板12
……が2枚づつ位置するようになつている。
21,21は金属板よりなる第2のステータ極
板で、互いに電気的に導通され、前記第1のステ
ータ極板19群と同様の構造で2本の支柱(図示
せず)にセラミツク製の筒体10、ワツシヤ11
を介して絶縁された状態で取付けられていると共
に、該第2のステータ極板21は、前記第1のス
テータ極板19とも電気的に絶縁されている。そ
して、第2のステータ極板21は、前記第1のス
テータ極板19,19間に位置した2枚のロータ
極板12,12間に位置しており、換言するなら
互いに電気的に絶縁された第1と第2のステータ
極板19,21は、その間にロータ極板12を1
枚づつ介挿した状態で積層されている。
22はセラミツク製のプリント基板で、前記各
支柱16の先端部で保持されており、必要に応じ
各支柱16と基板22のアースパターンとが接
続・固着される。又、該基板22にはたとえば
CR発振器を構成する回路素子が組込まれてお
り、前記第1と第2のステータ極板19,21か
らのリード片(図示せず)が基板22上の所定パ
ターンと接続・固着されている。23は、上述し
た可変コンデンサ本体並びにプリント基板22を
収納した金属製のケースで、前記前側板1にネジ
24止めされており、その開放面に金属製のカバ
ー25が嵌着されている。なお、図において、2
6はプリント基板22に1端を接続・固着した外
部接続用の端子、27はケース23に取付けた端
子保持体、28はオイル含浸フエルトよりなるプ
ツシユである。
上記構成の可変コンデンサは、原理的には相対
向した第1のステータ極板19と第2のステータ
極板21との間に、板厚の大きいロータ極板12
が出入りし、ロータ極板12が両ステータ極板1
9,21に介挿された箇所においてはロータ極板
12と第1、第2のステータ極板19,21との
間に静電容量を生じ、即ち、第1と第2のステー
タ極板19,21間の距離が実質的にせばまり、
第1と第2のステータ電極19,21間に実質的
に静電容量が生じることを利用した所謂ギヤツプ
可変形可変コンデンサーの1種となつている。そ
して、かゝるギヤツプ可変形可変コンデンサにお
いてはステータ極板19,21とロータ極板12
の板厚によつて容量を形成しているため、縦方向
のガタについては非常に強い構造になつている。
ところで、ギヤツプ可変形可変コンデンサにおい
ては、容量はロータ極板12の板厚に依存するか
ら、該容量を大きくとりたい場合にはステータ極
板19,21間に板厚の厚いロータ極板12を入
れる必要がある。しかし、ロータ極板12の板厚
が厚くなると板厚公差が大きくなり容量精度に悪
影響を及ぼす。特に、ギヤツプ可変形可変コンデ
ンサを検出装置に適用する場合、たとえばロータ
軸7の回転変位を周波数変化として取出して各種
機器の回転角度を検出する検出装置などに可変コ
ンデンサを適用する場合には、容量精度の低下は
回転角の検出精度に悪影響をもたらす。
又、従来のギヤツプ可変形可変コンデンサにお
いてはステータ極板19,21がそれぞれ固定さ
れているため、容量調整が非常に困難であつた。
従つて、本考案は容量精度を向上できると共
に、容量調整が比較的容易で、しかも容量精度を
維持したまゝ最大容量と最小容量の比を大きくす
ることができる可変コンデンサを提供することを
目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に従つて詳細に説
明する。
第3図は本考案にかゝるギヤツプ可変形可変コ
ンデンサの断正面図、第4図は同要部拡大図であ
る。尚、第1図、第2図に示した従来のギヤツプ
可変形可変コンデンサと同一部分には同一符号を
付しその詳細な説明は省略する。又、第4図では
第3図と異なりロータ極を2組のみ示している。
図中、101,102は板厚の小さい互いに対
向して設けられた金属製のロータプレート、10
3は金属製ワツシヤであり、これらロータプレー
ト101,102及び金属製ワツシヤ103によ
りロータ極板が形成されている。即ち、ロータ軸
7に嵌挿されたセラミツク製の筒体10に、セラ
ミツク製ワツシヤ11、ロータプレート102、
金属製ワツシヤ103、ロータプレート101が
順次挿通、積層されて4つのロータ極板が形成さ
れている。(尚、第4図では2つのロータ極板の
み示す)そして、各ロータ極板間は互いに絶縁さ
れているがロータプレート101,102間は金
属製ワツシヤ103を介して電気的に導通してい
る。尚、各ロータ極板はロータ軸7とは筒体10
により絶縁されている。
以上から、本考案に係るギヤツプ可変形可変コ
ンデンサは、互いに平行に対向配設されたステー
タ極板19,21間に出入自在に、2枚のロータ
プレート101,102と金属製ワツシヤ103
とからなるロータ極板を設け、該ロータ極板を適
宜ステータ極板間に出入させて該ステータ極板1
9,21間の実質的距離並びに対向面積を変えて
容量を可変とするものである。そして、上述の通
り2枚のロータプレート101,102間は金属
製ワツシヤ103により電気的に接続されている
から、該2枚のロータプレート間では容量を形成
せず、あたかもロータプレート101,102の
空間を金属により埋め尽したものと同等の効果を
発揮する。即ち、本考案においてはロータプレー
ト101,102間の間隔l0(第4図)を従来の
ロータ極板12の板厚l1(第2図)に等しくする
ことにより同等のギヤツプ可変形可変コンデンサ
を提供することができる。
以上、本考案によれば板厚が厚いロータ極板を
使用する必要がなく、換言すれば公差の大きいロ
ータ極板を使用する必要がなく、従つて容量値を
大きくする場合であつても容量精度が低下するこ
とはない。又、従来板厚精度と容量精度の兼ね合
いからロータ極板の板厚が決定され、従つて所定
値以上の容量値を有するギヤツプ可変形可変コン
デンサを提供できなかつたが、本考案によれば板
厚精度を考慮する必要がなく、単に金属製ワツシ
ヤ103の板厚を変化させるだけで高精度で、
種々の容量値を有するギヤツプ可変形可変コンデ
ンサを提供できる。
又、金属製ワツシヤの厚みを変えるだけでステ
ータ極板間のギヤツプを変化させることができる
から容量調整が容易である。
更に、互いに絶縁されたステータ極板間をロー
タ極板で遮ることにより静電容量を変化させるた
め、ロータ極板、ステータ極板間の間隔のバラツ
キあるいはロータ極板の傾き等による容量の変
化、バラツキが少ないという本願考案の効果も有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のギヤツプ可変形可変コンデンサ
の断正面図、第2図は同要部拡大図、第3図は本
考案に係るギヤツプ可変形可変コンデンサの断正
面図、第4図は同要部拡大図である。 7……ロータ軸、12……ロータ極板、19…
…第1のステータ極板、21……第2のステータ
極板、22……プリント基板、101,102…
…ロータプレート、103……金属製ワツシヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに絶縁された2つのステータ極板間にロー
    タ極板を出入自在に配設し、該ロータ極板をステ
    ータ極板間に出入してステータ極板間の実質的な
    間隔を変えて静電容量を変化させる可変コンデン
    サにおいて、前記ロータ極板を2枚のロータプレ
    ートと、該ロータプレート間を電気的に接続する
    導電性の金属ワツシヤで形成すると共に、該ロー
    タ極板をロータシヤフトに絶縁して固定してなる
    ことを特徴とする可変コンデンサ。
JP1561781U 1981-02-06 1981-02-06 Expired JPS6223078Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1561781U JPS6223078Y2 (ja) 1981-02-06 1981-02-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1561781U JPS6223078Y2 (ja) 1981-02-06 1981-02-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57130425U JPS57130425U (ja) 1982-08-14
JPS6223078Y2 true JPS6223078Y2 (ja) 1987-06-12

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ID=29813611

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JP1561781U Expired JPS6223078Y2 (ja) 1981-02-06 1981-02-06

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