JPH01236721A - セラミック共振子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、圧電素子の振動を利用したセラミック共振子
に関するものである。

従来の技術 従来、この種のセラミック共振子、特にその中でも２つ
の静電容量を同時に収納した数ＭＨ２帯の共振子は第４
図に示すような構成であった。第４図において、１は絶
縁基板、２はその上に設けられた電極、３は塗布焼付さ
れた厚膜容量材料、４はさらにその上から塗布焼付され
た電極、６は両端が焼付電極に接続固定された圧電素子
、６はキャップである。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、絶縁基板１の上に直接、厚
膜容量材料３や電極４を塗布、焼付するため、作業性が
悪くコスト高になる。さらに塗布精度も悪く、容量のバ
ラツキも大きいため特性のバラツキも大であるという欠
点を有したものであった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、部品点数
の削減および容量のバラツキをおさえ、安定な電気特性
が得られるセラミック共振子を提供すること？目的とす
るものである。

課題を解決するための手段 この問題点を解決するだめに本発明は絶縁基板の片面に
設けられた第１．第２の電極と、この絶縁基板の他面に
設けられ、それぞれこの絶縁基板側面の電極を介して接
続された第３．第４の電極と、前記第１．第３のそれぞ
れの電極間に適度な静電容量を持たせるための第５の電
極と、前記第１、第２の電極間に接続された圧電素子と
、この圧電素子を収納し開口部が絶縁基板上に接着固定
されたキャップとから成る構成としたものである。

作用 この第１〜第６の電極を有する絶縁基板を用いる構成に
より、低コスト、特性安定のセラミック共振子を提供す
るものである。

実施例 第１図、第２図において、１はチタン酸バリウム、チタ
ン酸鉛等の高誘電体よりなる絶縁基板である。２ａ、２
ｂ、２ｃ、２ａ、２ａはそれぞれ絶縁基板１上に設けら
れた電極であり、電極２ａ。

２０間、及び２ｂ、２ａ間は絶縁基板１側面の電極を介
して接続されている。そして、電極２ａ。

２６間及び２ｂ　、２ａ間でそれぞれ静電容量を有して
いる。３は共振特性を得るための圧電素子であり、その
両端と電極２２Ｌ、２ｂがそれぞれ、はんだ、導電性接
着剤４等により接続固定されている。５は圧電素子３を
収納するキャップであり、開口部は直接絶縁基板１に接
着固定されている。

発明の効果 以上のように本発明によれば、絶縁基板で容量基板を兼
ねており、部品点数が少ない、また、容量基板そのもの
は静電容量の精度を上げることは可能であり、特性のバ
ラツキを小さくできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるセラミック共振子を示
す上面図、第２図は同側断面図、第３図は同等価回路図
、第４図は従来例を示す側断面図である。 １・・・・・・容量基板、３・・・・・・圧電素子。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名憎梱 口 駅用 り へ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｃ憾　　　
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Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）絶縁基板の片面に設けられた第１，第２の電極と
   、この絶縁基板の他面に設けられ、それぞれこの絶縁基
   板側面の電極を介して接続された第３，第４の電極と、
   前記第１，第３のそれぞれの電極間に適度な静電容量を
   持たせるための第５の電極と、前記第１，第２の電極間
   に接続された圧電素子と、この圧電素子を収納し開口部
   が絶縁基板上に接着固定されたキャップとから成るセラ
   ミック共振子。
2. （２）絶縁基板がチタン酸バリウム，チタン酸鉛等の高
   誘電体よりなる特許請求の範囲第１項記載のセラミック
   共振子。