JPH0138962Y2 - - Google Patents

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JPH0138962Y2
JPH0138962Y2 JP1983080148U JP8014883U JPH0138962Y2 JP H0138962 Y2 JPH0138962 Y2 JP H0138962Y2 JP 1983080148 U JP1983080148 U JP 1983080148U JP 8014883 U JP8014883 U JP 8014883U JP H0138962 Y2 JPH0138962 Y2 JP H0138962Y2
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JP
Japan
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dielectric
capacitor electrode
strip
resonator
capacitor
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JP1983080148U
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JPS59187202U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、誘電体同軸共振器の容量結合構造
に関する。
従来の構造を第1図に示す。図において、1,
2,3は誘電体を内・外導体間に存在させた誘電
体同軸共振器で、その軸が平行になるよう並べて
ある。4は誘電体基板で、その一面のみコンデン
サ電極5〜9が設けてある。コンデンサ電極5〜
7は、各共振器1〜3の内導体に導通固定された
ターミナルに接続される。コンデンサ電極8,9
は外部回路に接続される。共振器1〜3、基板4
共ケースに収めてあり、コンデンサ電極5〜9が
上述のように単なる角形のものだとストレー容量
が大きくかつストレー容量にばらつきを与える要
因が数多くあり好ましくなかつた。
そこで、この考案は、誘電体同軸共振器の容量
結合構造において、ストレー容量を小さくし、か
つストレー容量のばらつきも小さくすることを目
的としてなされたものである。
しかして、この考案の誘電体同軸共振器の容量
結合構造は、一以上の誘電体同軸共振器と、誘電
体基板とを備え、誘電体基板の一方表面上に二以
上のコンデンサ電極を有し、誘電体共振器と外部
回路あるいは誘電体共振器間がコンデンサ電極間
に生じる静電容量で結合されるようにしたものに
おいて、前記コンデンサ電極がそれぞれ隣接する
コンデンサ電極と対向するストリツプ状部分と誘
電体共振器に導通するストリツプ状部分とからな
り、前記両ストリツプ状部分がほぼ同一幅に構成
されていることを特徴としている。
上記のように、本考案にあつては、各コンデン
サ電極を隣接するコンデンサ電極と対向するスト
リツプ状部分と誘電体共振器に導通するストリツ
プ状部分とから構成したから、コンデンサ電極の
面積を必要最小限のものとすることができ、コン
デンサ電極のストレー容量を小さくできる。しか
も、誘電体基板の誘電率、各部の研磨寸法、電極
パターン及びケースへの組込み精度がストレー容
量に与えるばらつきの絶対量を小さくすることが
できる。
また、両ストリツプ状部分がほぼ同一幅に形成
されているので、コンデンサ電極の全体がほぼ均
一な幅となつており、このためコンデンサ電極の
一部(幅狭部)に電流が集中することがなく、電
流の集中に伴うインダクタンスの増大を原因とす
るQの低下を防止することができる。
以下にこの考案の実施例について説明する。
第2図は、第1の実施例に関するコンデンサ電
極パターンである。誘電体基板11の一面上に
は、コ字形のコンデンサ電極12,13,14と
L字形のコンデンサ電極15,16が設けてあ
る。電極12,13,14,15,16はそれぞ
れ従来のコンデンサ電極5,6,7,8,9に対
応する。各コンデンサ電極は、隣接して静電容量
を発生させるストリツプ状部分と、共振器のター
ミナルと接続されるストリツプ状部分との必要最
小限の形状となつている。つまり、ストレー容量
が大きくなりにくくかつばらつきにくい電極形状
になつている。
また、第2図に示すように、各コンデンサ電極
の隣接するコンデンサ電極と対向するストリツプ
状部分の幅と、共振器のターミナルと接続される
ストリツプ状部分の幅とは、ほぼ同一幅となつて
いる。このためコンデンサ電極の一部で電流の集
中が起きることがなく、Qの低下を防止できる構
造となつている。
第3図は、第2の実施例に関するコンデンサ電
極パターンである。誘電体基板17の一面上に
は、第2図におけるコ字状のコンデンサ電極1
2,13,14に変えてロ字状のコンデンサ電極
18,19,20が設けてある。
第4図は、第3の実施例に関するコンデンサ電
極パターンである。誘電体基板21の一面上に
は、第3図におけるロ字状のコンデンサ電極1
8,19,20に代えて、L字状のコンデンサ電
極21、T字状のコンデンサ電極22、L字状の
コンデンサ電極23が設けてある。
以上、いずれの例も、ストレー容量を小さくか
つばらつかないようにするために、コンデンサ電
極面積を小さくしたので、結合容量が従来程得ら
れないのではないかと危惧されるかも知れない
が、隣接コンデンサ電極間距離を調整することに
より結合容量はストレー容量と独立して変化させ
得るので、本考案のように電極パターンを変更し
ても結合容量を従来例と同じにすることが可能で
ある。
以上の実施例からもあきらかなように、この考
案では、コンデンサ電極の面積を必要最小限のも
のとすることができ、コンデンサ電極のストレー
容量を小さくできる。しかも、ストレー容量のば
らつきの絶対値も小さくすることができる。よつ
て、安定したフイルタが無調整で量産可能とな
る。
また、コンデンサ電極の一部(幅狭部)に電流
が集中しないので、電流の集中に伴うインダクタ
ンスの増大を原因とするQの低下を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の平面図、第2図〜第4図は本
考案の各実施例平面図。 1〜3は誘電体同軸共振器、11,17,21
は誘電体基板、12〜16,18〜20,21〜
23はコンデンサ電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一以上の誘電体同軸共振器と、誘電体基板とを
    備え、誘電体基板の一方表面上に二以上のコンデ
    ンサ電極を有し、誘電体共振器と外部回路あるい
    は誘導体共振器間がコンデンサ電極間に生じる静
    電容量で結合されるようにしたものにおいて、前
    記コンデンサ電極がそれぞれ隣接するコンデンサ
    電極と対向するストリツプ状部分と誘電体共振器
    に導通するストリツプ状部分とからなり、前記両
    ストリツプ状部分がほぼ同一幅に構成されている
    ことを特徴とする誘電体同軸共振器の容量結合構
    造。
JP8014883U 1983-05-26 1983-05-26 誘電体同軸共振器の容量結合構造 Granted JPS59187202U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8014883U JPS59187202U (ja) 1983-05-26 1983-05-26 誘電体同軸共振器の容量結合構造

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JP8014883U JPS59187202U (ja) 1983-05-26 1983-05-26 誘電体同軸共振器の容量結合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59187202U JPS59187202U (ja) 1984-12-12
JPH0138962Y2 true JPH0138962Y2 (ja) 1989-11-21

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ID=30210140

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8014883U Granted JPS59187202U (ja) 1983-05-26 1983-05-26 誘電体同軸共振器の容量結合構造

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JP (1) JPS59187202U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58178701U (ja) * 1982-05-25 1983-11-30 ティーディーケイ株式会社 誘電体フイルタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59187202U (ja) 1984-12-12

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