JPH0744368B2 - フイルタ装置 - Google Patents
フイルタ装置Info
- Publication number
- JPH0744368B2 JPH0744368B2 JP61085365A JP8536586A JPH0744368B2 JP H0744368 B2 JPH0744368 B2 JP H0744368B2 JP 61085365 A JP61085365 A JP 61085365A JP 8536586 A JP8536586 A JP 8536586A JP H0744368 B2 JPH0744368 B2 JP H0744368B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric substrate
- dielectric
- filter device
- coaxial resonator
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高周波通信機器に用いることができるフィル
タ装置に関するものである。
タ装置に関するものである。
従来の技術 従来の誘電体同軸共振器を用いたフィルタ装置は、第3
図に示すように誘電体同軸共振器10,11,12を入出力端子
14を備えた誘電体基板15に接続端子16を用いて取付け、
これら全体にシールドケース13を被せて構成されてい
た。
図に示すように誘電体同軸共振器10,11,12を入出力端子
14を備えた誘電体基板15に接続端子16を用いて取付け、
これら全体にシールドケース13を被せて構成されてい
た。
このような構成で誘電体同軸共振器10〜12の長さを変え
ることによって、誘電体同軸共振器10〜12の共振周波数
を変え、フィルタ装置の通過波形や、周波数を変えるこ
とがよく行われていた。
ることによって、誘電体同軸共振器10〜12の共振周波数
を変え、フィルタ装置の通過波形や、周波数を変えるこ
とがよく行われていた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来のフィルタ装置では、多段のフィルタ装
置を構成する場合に、共振周波数の異なる誘電体同軸共
振器10〜12が複数種類必要となり、量産性が悪かった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、一種類の
誘電体同軸共振器で構成された多段のフィルタ装置を提
供することを目的とするものである。
置を構成する場合に、共振周波数の異なる誘電体同軸共
振器10〜12が複数種類必要となり、量産性が悪かった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、一種類の
誘電体同軸共振器で構成された多段のフィルタ装置を提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、誘電体同軸共振
器と、前記誘電体同軸共振器を設置した誘電体基板とを
備え、前記誘電体基板の表面上には導体を厚膜印刷した
電極によって形成された入出力コンデンサを有し、前記
誘電体基板の裏面上には導体を厚膜印刷し、前記誘電体
同軸共振器に対応する結合コンデンサ用の電極を形成す
るとともに、前記誘電体基板の表面上に、前記誘電体基
板を介して前記結合コンデンサ用の電極の一部と対向
し、かつ容量結合する共振周波数調整用の厚膜印刷した
電極を形成した構成としたものである。
器と、前記誘電体同軸共振器を設置した誘電体基板とを
備え、前記誘電体基板の表面上には導体を厚膜印刷した
電極によって形成された入出力コンデンサを有し、前記
誘電体基板の裏面上には導体を厚膜印刷し、前記誘電体
同軸共振器に対応する結合コンデンサ用の電極を形成す
るとともに、前記誘電体基板の表面上に、前記誘電体基
板を介して前記結合コンデンサ用の電極の一部と対向
し、かつ容量結合する共振周波数調整用の厚膜印刷した
電極を形成した構成としたものである。
作用 本発明は上記した構成により、誘電体同軸共振器の共振
周波数を、誘電体基板上に構成したコンデンサの容量に
よって調整することができ、多段のフィルタ装置を、一
種類の誘電体同軸共振器で構成することができる。
周波数を、誘電体基板上に構成したコンデンサの容量に
よって調整することができ、多段のフィルタ装置を、一
種類の誘電体同軸共振器で構成することができる。
実施例 第1図は、本発明のフィルタ装置の一実施例を示す一部
切欠斜視図である。第1図において、1は誘電体同軸共
振器、2はシールドケース、3は接続端子、4は入出力
端子、5は誘電体基板である。また第2図a,bは、第1
図の誘電体基板5の表面図と裏面図である。第2図a,b
において、6,7,8,9の電極は、導体の厚膜印刷によって
形成されコンデンサを構成している。誘電体同軸共振器
1は、誘電体基板5上に形成された電極を介して、互い
に容量結合しており、全体としてフィルタ装置を形成し
ている。さらに、電極7は接地されており、電極7と電
極8,9との間に形成された容量は、誘電体同軸共振器1
の付加容量として働いており、この容量を変化させるこ
とによって、フィルタ装置の特性を簡単に変えることが
できる。
切欠斜視図である。第1図において、1は誘電体同軸共
振器、2はシールドケース、3は接続端子、4は入出力
端子、5は誘電体基板である。また第2図a,bは、第1
図の誘電体基板5の表面図と裏面図である。第2図a,b
において、6,7,8,9の電極は、導体の厚膜印刷によって
形成されコンデンサを構成している。誘電体同軸共振器
1は、誘電体基板5上に形成された電極を介して、互い
に容量結合しており、全体としてフィルタ装置を形成し
ている。さらに、電極7は接地されており、電極7と電
極8,9との間に形成された容量は、誘電体同軸共振器1
の付加容量として働いており、この容量を変化させるこ
とによって、フィルタ装置の特性を簡単に変えることが
できる。
さらに、周波数調整用の厚膜印刷した電極7は誘電体基
板5の表面上に、誘電体基板5の裏面上に設けた結合コ
ンデンサである電極8,9と対向するように設けたので、
大容量の容量結合を容易に得ることができる。
板5の表面上に、誘電体基板5の裏面上に設けた結合コ
ンデンサである電極8,9と対向するように設けたので、
大容量の容量結合を容易に得ることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、きわめて簡単にフィルタ
装置の特性を変化させることができ、実用的にきわめて
有用である。さらに、大容量の容量結合を容易に得るこ
とができ、共振周波数調整の可能な周波数域も広がると
ともに、きわめて容易に周波数調整ができる。
装置の特性を変化させることができ、実用的にきわめて
有用である。さらに、大容量の容量結合を容易に得るこ
とができ、共振周波数調整の可能な周波数域も広がると
ともに、きわめて容易に周波数調整ができる。
第1図は本発明の一実施例におけるフィルタ装置の一部
切欠斜視図、第2図a,bは誘電体基板の表面図及び裏面
図、第3図は従来のフィルタ装置の一部切欠斜視図であ
る。 1……誘電体同軸共振器、2……シールドケース、3…
…接続端子、4……入出力端子、5……誘電体基板、6,
7,8,9……電極。
切欠斜視図、第2図a,bは誘電体基板の表面図及び裏面
図、第3図は従来のフィルタ装置の一部切欠斜視図であ
る。 1……誘電体同軸共振器、2……シールドケース、3…
…接続端子、4……入出力端子、5……誘電体基板、6,
7,8,9……電極。
Claims (1)
- 【請求項1】誘電体同軸共振器と、前記誘電体同軸共振
器を設置した誘電体基板とを備え、前記誘電体基板の表
面上には導体を厚膜印刷した電極によって形成された入
出力コンデンサを有し、前記誘電体基板の裏面上には導
体を厚膜印刷し、前記誘電体同軸共振器に対応する結合
コンデンサ用の電極を形成するとともに、前記誘電体基
板の表面上に、前記誘電体基板を介して前記結合コンデ
ンサ用の電極の一部と対向し、かつ容量結合する共振周
波数調整用の厚膜印刷した電極を形成したフィルタ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61085365A JPH0744368B2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | フイルタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61085365A JPH0744368B2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | フイルタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62241402A JPS62241402A (ja) | 1987-10-22 |
JPH0744368B2 true JPH0744368B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=13856687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61085365A Expired - Lifetime JPH0744368B2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | フイルタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744368B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01209801A (ja) * | 1988-02-17 | 1989-08-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘電体フィルタ |
JPH0213102A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 誘電体同軸共振器及びこれを使用したバンドパスフィルタの周波数調整方法 |
US5379012A (en) * | 1992-04-30 | 1995-01-03 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Dielectric filter device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6150401A (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘電体フイルタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56163302U (ja) * | 1980-04-30 | 1981-12-04 |
-
1986
- 1986-04-14 JP JP61085365A patent/JPH0744368B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6150401A (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘電体フイルタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62241402A (ja) | 1987-10-22 |
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