JPH0418268Y2 - - Google Patents

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JPH0418268Y2
JPH0418268Y2 JP1986002208U JP220886U JPH0418268Y2 JP H0418268 Y2 JPH0418268 Y2 JP H0418268Y2 JP 1986002208 U JP1986002208 U JP 1986002208U JP 220886 U JP220886 U JP 220886U JP H0418268 Y2 JPH0418268 Y2 JP H0418268Y2
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signal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、オーデイオ信号で搬送波を変調し
て伝送するワイヤレス伝送装置に関する。
〔考案の技術的背景及び問題点〕
第5図は従来のワイヤレス伝送システムのブロ
ツク図である。この第5図において、信号入力端
子1に加えられたオーデイオ信号は送信機2に送
られる。この送信機2はオーデイオ信号で搬送波
を変調(たとえば、周波数変調)し、増幅するも
のである。
送信機2で得られた高周波信号は送信アンテナ
3から空中に電波として放射され、この電波は受
信アンテナ4で受信して、受信機5に入力する。
この受信機5は受信アンテナ4で受信された高周
波信号を復調し、オーデイオ信号を再生する。
第5図のワイヤレス伝送システムは以上のよう
に構成されているので、電波の届く範囲であれ
ば、任意の場所でオーデイオ信号を再生できる
が、サラウンド装置として使用できない。
一方、第6図は従来のサラウンド用フロントス
ピーカおよびリアスピーカの配列関係を示したも
ので、リアスピーカの配線は2個のスピーカSP
1,SP2の(−)側同志を接続し、(+)側はそ
れぞれのフロントスピーカSP3,SP4に接続す
ることによつて、L側のリアスピーカSP1から
は(L−R)、R側のリアスピーカSP2からは
(R−L)の音を出し、簡易サラウンド効果を出
している。
しかし、リアスピーカSP1,SP2の配線があ
り、じゃまになるばかりか、スピーカ用配線が部
屋によつては、かなり長くなり、音質上悪化す
る。
〔考案の目的〕
この考案は、上記従来の欠点を除去するために
なされたもので、任意の場所への信号伝送がで
き、かつサラウンド装置として使用できるととも
に、位相反転回路をスピーカシステムの外側から
操作できるワイヤレス伝送装置を提供することを
目的とする。
〔考案の概要〕 この考案のワイヤレス伝送装置は、第1の信号
と第2の信号を加算手段で加算し、第1の信号と
第2の信号を減算手段で減算し、加算手段の出力
信号と減算手段の出力信号とを切換スイツチで選
択して送信機で変調した後電波として送信し、受
信機で受信した電波を復調してスピーカを駆動
し、このスピーカに加わる位相を位相反転回路を
操作して反転させるようにしたものである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案のワイヤレス伝送装置の実施例
について図面に基づき説明する。第1図はその一
実施例の構成を示すブロツク図である。この第1
図において、第5図と同一部分には同一符号を付
して説明する。
第1の信号入力端子6には、第1の信号が入力
されるようになつている。この第1の信号は加算
器8と減算器9の第1の入力端子に導入されるよ
うになつている。
同様にして、第2の入力端子7には、第2の信
号が導入されるようになつている。この第2の信
号は加算器8と減算器9の第2の入力端子に導入
されるようになつている。
加算器8は第1の信号と第2の信号を加算して
出力を切換スイツチ10の固定端子aに印加する
ようになつている。
また、減算器9は第1の信号と第2の信号との
減算を行つて、その減算結果を切換スイツチ10
の固定端子bに印加するようになつている。
切換スイツチ10の可動端子cは送信機2に接
続されている。切換スイツチ10は加算器8の出
力と減算器9の出力とを選択して送信機2に加え
るためのものである。
送信機2、送信アンテナ3、受信アンテナ4、
受信機5は第5図と同様に構成されている。
第2図は本考案の一実施例による送信側装置の
構成を示すブロツク図である。
この第2図において、第1図に示した加算器
8、減算器9、切換スイツチ10は加減算回路1
1として示してある。この第2図では、L側を第
1図の第1の信号に対応させ、R側を第2の信号
に対応させているものとする。
L側のアンプ14、R側のアンプ15の出力は
それぞれL側のスピーカ12とR側のスピーカ1
3の(+)側に接続されるとともに、上記回路1
1にも加えられるようになつている。
なお、このスピーカ12,13の(−)側はそ
れぞれアースされている。
第3図は本考案の一実施例による受信側装置の
構成を示すブロツク図である。受信機5は受信復
調器16、増幅器17、位相反転器18およびス
ピーカ19よりなる。
第4図は第3図における位相反転器の例を示す
図である。すなわち、アンプ17とスピーカ19
との間にスイツチS1,S2を配置し、スイツチ
S1,S2の可動端子c1,c2をそれぞれスピ
ーカ19に接続し、この可動端子c1,c2は連
動するようにしている。
スイツチS1の固定端子a1とスイツチS2の
固定端子b2をアンプ17の出力端に接続し、ス
イツチS1の固定端子b1とスイツチS2の固定
端子a2とをアースしている。
次に、この考案の動作について説明する。
第1図において、第1の入力端子6に第1の信
号として、ステレオのLチヤンネル信号が入力さ
れ、第2の入力端子7に第2の信号としてRチヤ
ンネル信号が入力される。
このとき、加算器8の出力端には、(L+R)
信号が現われ、減算器9の出力端には、(L−R)
信号が得られる。したがつて、切換スイツチ10
の可動端子cを固定端子a側に切り換えると、
(L+R)信号が送信機2に送られ、そこで変調
された後、送信アンテナ3から空中に電波として
放射される。
切換スイツチ10の可動端子cを固定端子b側
に切り換えると、(L−R)信号が送信機2に入
力され、上記と同様にして、送信アンテナ3から
電波として放射される。
上記(L+R)信号の電波は受信アンテナ4で
受信され、受信機5で再生される。再生信号は、
第3図のアンプ17a,17bで増幅された後、
スピーカ19a,19bを駆動する。かくして、
電波の届く範囲内であれば、任意の場所で音楽な
どの信号を通常に聴くことができる。
また、切換スイツチ10の可動端子cを固定端
子b側に切り換えることにより、(L−R)信号
が受信アンテナ4で受信され、受信機5で再生さ
れ、通常のステレオ聴取の状態で受信機5を聴取
位置の後方に設置することにより、サラウンド装
置として使用することができる。
ところで、上記受信機5の出力を第3図および
第4図に示すアンプ17で増幅した後、第4図に
示す位相反転回路18のスイツチS1,S2の可
動端子c1,c2を図示のごとくに切り換えれ
ば、正相の信号がスピーカ19に加えられ、スイ
ツチS1,S2を図示とは逆に切り換えれば、ア
ンプ17の出力は位相を反転して、スピーカ19
に加えられる。
なお、第3図に示すように、リアスピーカシス
テムに応用すれば、受信アンテナ4a,4bで受
信した電波を受信機5a,5bで再生してアンプ
17a,17bで増幅した後、位相反転回路18
a,18bで位相反転すると、スピーカ19a,
19bからそれぞれ(L−R)号、(R−L)信
号が再生され、簡易サウンド効果を出すことがで
きる。
このように、右側の信号と左側の信号を位相反
転回路18a,18bを挿入することにより、同
一のコンポーネントとすることができる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案のワイヤレス伝送装置
によれば、第1、第2の信号の和および差を切り
換えて送信できるように構成したので、任意の場
所への信号伝送を行うだけでなく、サラウンド装
置として使用することができる。
また、受信装置の出力で駆動するスピーカシス
テムをL側用とR側用とを共用するようにし、ス
ピーカに加わる信号の位相を位相反転回路で反転
させるようにしているので、位相反転回路をスピ
ーカシステムの外側から操作でき、しかも、音質
的にも優れ、配置も自由に選べる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のワイヤレス伝送装置の一実
施例の構成を示すブロツク図、第2図は同上ワイ
ヤレス伝送装置の送信側装置の構成を示すブロツ
ク図、第3図は同上ワイヤレス伝送装置の受信側
装置の構成を示すブロツク図、第4図は同上ワイ
ヤレス伝送装置に適用される位相反転回路の回路
図、第5図は従来のワイヤレス伝送システムのブ
ロツク図、第6図は従来のサラウンド用フロント
スピーカおよびリアスピーカの配列関係を示す図
である。 2……送信機、3……送信アンテナ、4……受
信アンテナ、5,5a,5b……受信機、6……
第1の入力端子、7……第2の入力端子、8……
加算器、9……減算器、10……切換スイツチ、
12,13,19a,19b……スピーカ、1
8,18a,18b……位相反転回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の信号と第2の信号を加算する加算器と、
    上記第1の信号と第2の信号を減算する減算器
    と、上記加算手段の出力と減算手段の出力を切換
    選択する切換スイツチと、この切換スイツチで選
    択された出力を変調して送信する送信手段と、こ
    の送信手段から送信した信号を受信して再生する
    受信手段と、この受信手段の出力で駆動されるス
    ピーカシステムと、このスピーカシステムに加わ
    る信号の位相を反転させる位相反転回路とよりな
    るワイヤレス伝送装置。
JP1986002208U 1986-01-11 1986-01-11 Expired JPH0418268Y2 (ja)

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JPS62114545U JPS62114545U (ja) 1987-07-21
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