JP2623766B2 - Fmラジオ付音響装置 - Google Patents
Fmラジオ付音響装置Info
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- JP2623766B2 JP2623766B2 JP63229136A JP22913688A JP2623766B2 JP 2623766 B2 JP2623766 B2 JP 2623766B2 JP 63229136 A JP63229136 A JP 63229136A JP 22913688 A JP22913688 A JP 22913688A JP 2623766 B2 JP2623766 B2 JP 2623766B2
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- bass
- stereo
- switch
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、重低音及びモノラル/ステレオ切換機能を
備えたFMラジオ付音響装置に関するものである。
備えたFMラジオ付音響装置に関するものである。
従来の技術 近年、カセットプレーヤ,コンパクトディスクプレー
ヤ,ラジオ受信機等の音響製品においては、音質として
重低音を強調した製品の需要が高まってきており、どの
音響製品においても重低音モードの切換スイッチは不可
欠となってきている。また、FM放送に限っては、多局化
に伴い、どの地域でも良い電波状況での受信が可能にな
ってきている。
ヤ,ラジオ受信機等の音響製品においては、音質として
重低音を強調した製品の需要が高まってきており、どの
音響製品においても重低音モードの切換スイッチは不可
欠となってきている。また、FM放送に限っては、多局化
に伴い、どの地域でも良い電波状況での受信が可能にな
ってきている。
発明が解決しようとする課題 ところが、従来のFMラジオ付音響装置では、FMラジオ
以外のモードでも重低音切換が必要なため、FMのモノラ
ル/ステレオの切換スイッチと重低音モードのON/OFF切
換スイッチが2つ必要であり、コストが高くなり、また
特に小型の音響商品においては、スイッチの数が増える
ため、操作しづらい位置にスイッチを設けねばならず、
操作性を悪くしている。
以外のモードでも重低音切換が必要なため、FMのモノラ
ル/ステレオの切換スイッチと重低音モードのON/OFF切
換スイッチが2つ必要であり、コストが高くなり、また
特に小型の音響商品においては、スイッチの数が増える
ため、操作しづらい位置にスイッチを設けねばならず、
操作性を悪くしている。
本発明はこのような従来の問題点を解決するものであ
り、重低音モード及びFMモノラル/ステレオ切換という
機能付加に対してコストアップを最小限に押え、また省
スペース化が計れることから、小型の音響製品において
も操作性を向上することができる優れたFMラジオ付音響
装置を提供するものである。
り、重低音モード及びFMモノラル/ステレオ切換という
機能付加に対してコストアップを最小限に押え、また省
スペース化が計れることから、小型の音響製品において
も操作性を向上することができる優れたFMラジオ付音響
装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明のFMラジオ付音響装置は、重低音モード切換と
FMモノラル/ステレオ切換えとに3接点スイッチを用い
たことを特徴とするものである。
FMモノラル/ステレオ切換えとに3接点スイッチを用い
たことを特徴とするものである。
作用 本発明のFMラジオ付音響装置は、重低音モード切換ス
イッチとFMモノラル/ステレオ切換スイッチを同一化す
ることにより、コストダウン,省スペース化及び操作性
の向上を可能にし、さらにFMラジオ及びそれ以外のモー
ドでも重低音がオン,オフできる。
イッチとFMモノラル/ステレオ切換スイッチを同一化す
ることにより、コストダウン,省スペース化及び操作性
の向上を可能にし、さらにFMラジオ及びそれ以外のモー
ドでも重低音がオン,オフできる。
実 施 例 以下本発明の一実施例のFMラジオ付音響装置を図面を
参照にして説明する。
参照にして説明する。
第1図において、1はFMラジオの音声信号入力端子で
あり、FMラジオ信号はマルチプレクサ2によってステレ
オ信号に変換され、各チャンネル毎のアンプ3,4と接続
されている。また、ラジオ以外の入力は入力端子5,6か
ら入力され、FMラジオと同様にアンプ3,4に接続されて
いる。そして、アンプ3,4からの出力信号は重低音アン
プ7を通してスピーカ8,9に接続されている。
あり、FMラジオ信号はマルチプレクサ2によってステレ
オ信号に変換され、各チャンネル毎のアンプ3,4と接続
されている。また、ラジオ以外の入力は入力端子5,6か
ら入力され、FMラジオと同様にアンプ3,4に接続されて
いる。そして、アンプ3,4からの出力信号は重低音アン
プ7を通してスピーカ8,9に接続されている。
また、マルチプレクサ2の制御は端子2aにより行なわ
れ、端子2aが「H」の時はモノラル出力となり、それ以
外はステレオ出力となる。同様に重低音アンプ7の制御
は端子7aにより行なわれ、端子7aが「H」のときは重低
音がアンプされた信号が出力され、それ以外はフラット
の周波数特性をもつアンプとなる。重低音アンプの一例
を第2図に示す。
れ、端子2aが「H」の時はモノラル出力となり、それ以
外はステレオ出力となる。同様に重低音アンプ7の制御
は端子7aにより行なわれ、端子7aが「H」のときは重低
音がアンプされた信号が出力され、それ以外はフラット
の周波数特性をもつアンプとなる。重低音アンプの一例
を第2図に示す。
重低音アンプ7のRチャンネル7Rについては入力端子
7bより入力された信号はトランジスタT1aにより増幅さ
れ、カップリングコンデンサC3aを通して出力端子7dに
至る。重低音オン−オフ切換信号7aが「L」のときは、
トランジスタT2a,T3aがオフしているため、トランジス
タT1aで増幅された信号はそのままカップリングコンデ
ンサC3aに至る。この時の周波数特性が第3図の曲線1
であり、利得G1は抵抗R1aとR2aの比によって決まる。
7bより入力された信号はトランジスタT1aにより増幅さ
れ、カップリングコンデンサC3aを通して出力端子7dに
至る。重低音オン−オフ切換信号7aが「L」のときは、
トランジスタT2a,T3aがオフしているため、トランジス
タT1aで増幅された信号はそのままカップリングコンデ
ンサC3aに至る。この時の周波数特性が第3図の曲線1
であり、利得G1は抵抗R1aとR2aの比によって決まる。
重低音オン・オフ切換端子7aが「H」のときは、トラ
ンジスタT2aがオンしているため、トランジスタT2aのコ
レクタは「L」となり、トランジスタT1aのエミッタに
は等価的に抵抗R2a,R3a、コンデンサC1aが並列接続して
いることになる。また、トランジスタT3aもオンしてい
るため、トランジスタT3aのコレクタが「L」となり、
カップリングコンデンサC3aに至る信号ラインにコンデ
ンサC2a,抵抗R4aが等価的に対アースに接続されること
になり、高域遮断回路となっている。この時の周波数特
性が第3図の曲線2であり、利得G2は抵抗R2a,R3a,コン
デンサC1aによって決まり、周波数1はコンデンサ
C2a,抵抗R4aによって決まり、また周波数2はコンデ
ンサC1aにより決まる。
ンジスタT2aがオンしているため、トランジスタT2aのコ
レクタは「L」となり、トランジスタT1aのエミッタに
は等価的に抵抗R2a,R3a、コンデンサC1aが並列接続して
いることになる。また、トランジスタT3aもオンしてい
るため、トランジスタT3aのコレクタが「L」となり、
カップリングコンデンサC3aに至る信号ラインにコンデ
ンサC2a,抵抗R4aが等価的に対アースに接続されること
になり、高域遮断回路となっている。この時の周波数特
性が第3図の曲線2であり、利得G2は抵抗R2a,R3a,コン
デンサC1aによって決まり、周波数1はコンデンサ
C2a,抵抗R4aによって決まり、また周波数2はコンデ
ンサC1aにより決まる。
実際には、1を40Hz程度にし、G2をG1より8dB程度
高くすることにより、重低音を強調し、さらに低音での
音のこもりを解消するために2を5KHz付近とし、音質
を向上させている。
高くすることにより、重低音を強調し、さらに低音での
音のこもりを解消するために2を5KHz付近とし、音質
を向上させている。
10は重低音オン・オフスイッチとFMモノラル/ステレ
オ切換スイッチを兼ねるスイッチであり、3接点スイッ
チで構成されている。このスイッチ10は、10a,10b,10c
の各スイッチ位置が各々重低音オフFMモノラル,重低音
オフFMステレオ,重低音オンFMステレオに対応してい
る。このスイッチ10の各モードを表にしたものが第4図
である。第4図,第5図で明らかなように、FMラジオ時
はスイッチ10はモノラル−ステレオ−ステレオ重低音と
なり、ラジオ以外は重低音オフ−重低音オフ−重低音オ
ンと切換わることになる。
オ切換スイッチを兼ねるスイッチであり、3接点スイッ
チで構成されている。このスイッチ10は、10a,10b,10c
の各スイッチ位置が各々重低音オフFMモノラル,重低音
オフFMステレオ,重低音オンFMステレオに対応してい
る。このスイッチ10の各モードを表にしたものが第4図
である。第4図,第5図で明らかなように、FMラジオ時
はスイッチ10はモノラル−ステレオ−ステレオ重低音と
なり、ラジオ以外は重低音オフ−重低音オフ−重低音オ
ンと切換わることになる。
発明の効果 以上のように本発明のFMラジオ付音響装置は、重低音
機能切換とFMモノラル/ステレオ切換を同一スイッチで
行なうことができるため、コストダウン,省スペース化
及び操作性が向上するものでありかつ、FM及びそれ以外
のモードでも重低音の切換が可能であるという極めて優
れたものである。
機能切換とFMモノラル/ステレオ切換を同一スイッチで
行なうことができるため、コストダウン,省スペース化
及び操作性が向上するものでありかつ、FM及びそれ以外
のモードでも重低音の切換が可能であるという極めて優
れたものである。
第1図は本発明の音響装置の一実施例を示すブロック
図、第2図は同装置に使用される重低音アンプの回路
図、第3図は第2図の周波数特性図、第4図は切換スイ
ッチ動作説明図、第5図は切換スイッチの実際の表示例
を示す図である。 1……ラジオ信号、2……マルチプレクサ、3,4……ア
ンプ、5,6……ラジオ以外の入力信号、7……重低音ア
ンプ、8,9……スピーカ、10……切換スイッチ。
図、第2図は同装置に使用される重低音アンプの回路
図、第3図は第2図の周波数特性図、第4図は切換スイ
ッチ動作説明図、第5図は切換スイッチの実際の表示例
を示す図である。 1……ラジオ信号、2……マルチプレクサ、3,4……ア
ンプ、5,6……ラジオ以外の入力信号、7……重低音ア
ンプ、8,9……スピーカ、10……切換スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】重低音オフとFMラジオモノラルを選択する
第1のポジションと、重低音オフとFMラジオステレオを
選択する第2のポジションと、重低音オンとFMラジオス
テレオを選択する第3のポジションを有する切換スイッ
チを備え、第1のポジションの接点はラジオのマルチプ
レクサの強制モノラル端子に接続し、第3のポジション
は重低音増幅器のオン回路もしくはオン−オフ切換回路
に接続したことを特徴とするFMラジオ付音響装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63229136A JP2623766B2 (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | Fmラジオ付音響装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63229136A JP2623766B2 (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | Fmラジオ付音響装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0276500A JPH0276500A (ja) | 1990-03-15 |
JP2623766B2 true JP2623766B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=16887324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63229136A Expired - Fee Related JP2623766B2 (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | Fmラジオ付音響装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2623766B2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-13 JP JP63229136A patent/JP2623766B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0276500A (ja) | 1990-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |