JP2712348B2 - 増幅装置 - Google Patents

増幅装置

Info

Publication number
JP2712348B2
JP2712348B2 JP63215403A JP21540388A JP2712348B2 JP 2712348 B2 JP2712348 B2 JP 2712348B2 JP 63215403 A JP63215403 A JP 63215403A JP 21540388 A JP21540388 A JP 21540388A JP 2712348 B2 JP2712348 B2 JP 2712348B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
amplifier
output
speaker
signal source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63215403A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0263307A (ja
Inventor
正行 矢口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63215403A priority Critical patent/JP2712348B2/ja
Publication of JPH0263307A publication Critical patent/JPH0263307A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2712348B2 publication Critical patent/JP2712348B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ラジオ受信機,テレビジョン受像機等の音
響商品のスピーカを駆動するための増幅装置に関するも
のである。
従来の技術 従来から、カーラジオ等の低電源電圧における大スピ
ーカ出力を得るためにBTLアンプを使用していることは
周知の事実である。この場合の使用方法としてはBTLア
ンプ1ケ当り1ケの入力信号に対して1ケのスピーカ出
力を得るのが一般的であり、ステレオアンプとして使用
する場合には2ケのBTLアンプを必要とする。
発明が解決しようとする課題 ところが、従来装置では1ケのBTLアンプに対して2
系統の入力信号を取扱うことができず、しかもそれぞれ
の入力信号に対して対応した別々のスピーカを鳴らすこ
とができないため、BTLアンプの利用価値を高めること
ができないという欠点を有していた。
本発明はこのような従来の欠点を解決するものであ
り、1ケのBTLアンプに対して2系統の入力信号を取扱
うことができ、BTLアンプの利用度を高めることができ
る増幅装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の増幅装置は、BTL
アンプの逆相パワーアンプと同相パワーアンプの負帰還
入力端子より同一レベル,同一位相の入力信号を加え、
その出力を前記同相パワーアンプの出力及び逆相パワ
ーアンプの出力との中点電圧とアース間に接続された
スピーカより取出すようにしたことを特徴とするもので
ある。
また、本発明の増幅装置は、同相パワーアンプの出
力及び逆相パワーアンプの出力との間に接続された値
の等しい抵抗の中点から出力を取出すことを特徴とする
ものである。
また、本発明の増幅装置は、同相パワーアンプの出
力及び逆相パワーアンプの出力との間に接続された巻
数及び巻方向の等しいトランスのセンタータップより出
力を取出すことを特徴とするものである。
また、本発明の増幅装置は、1つの信号源の信号をBT
Lアンプの入力に加えたり、同相,逆相パワーアンプの
負帰還入力端子に加えたりするためのスイッチを付加し
たことを特徴とするものである。
また、本発明の増幅装置は、BTLアンプの入力信号と
同相,逆相パワーアンプの負帰還入力端子の入力信号を
相互に連続的に可変できるボリュームを付加したことを
特徴とするものである。
また、本発明の増幅装置は、BTLアンプへの入力信号
又は同相,逆相パワーアンプの負帰還アンプへの入力信
号レベルを検出し反対側の入力信号レベルを減衰させる
ためのレベルコンパレータとアッテネータを付加したこ
とを特徴とするものである。
また、本発明の増幅装置は、BTLアンプの同相,逆相
信号を発生させるバッファアンプの信号を同相パワー
アンプ入力へ信号を逆相パワーアンプへ入力する場合
と又は信号のいずれかの信号を同相,逆相パワーア
ンプへ入力する場合とを切換えるためのスイッチを備え
たことを特徴とするものである。
作用 本発明は上記した構成により次のような作用を有す
る。請求項1の増幅装置は1ケのBTLアンプにて異なる
2つの信号を独立して取扱うことが可能となる。
請求項2の増幅装置はスピーカのセンタータップより
出力を取出すことによりパワーロスなく第2のスピーカ
を駆動できる。
請求項3の増幅装置はスピーカよりセンタータップが
出せない場合でも簡易的に第2のスピーカを駆動でき
る。
請求項4の増幅装置はスピーカよりセンタータップが
出せない場合でもトランスを使用することによりパワー
ロスなく第2のスピーカが駆動できる。
請求項5,8の増幅装置はスピーカの接続を切換えるこ
となく2つのスピーカをスイッチで切換えることが可能
となる。
請求項6の増幅装置は2つのスピーカに供給されるパ
ワーを連続的に相互に可変することができる。
請求項7の増幅装置は入力信号レベルを相互に一定に
保ち出力のクリップ(サチリ)を防止することができ
る。
実施例 以下、本発明の実施例について図面に基づき説明す
る。
第1図は本発明の増幅装置の構成図である。第1図に
おいて、1はBTLアンプ用IC、2,19は信号源、4は入力
信号の同相,逆相信号を取出すためのバッファアンプ、
5は同相パワーアンプ、6は逆相パワーアンプ、7a,7b,
9a,9bは帰還抵抗、8a,8b,17はカップリングコンデン
サ、18a,18bは入力結合抵抗、10は出力端子、11は
出力端子、12,17はスピーカ、15は中点出力端子であ
る。
今、仮に信号源2が1KHzで有信号とすると、信号は増
幅され、出力端子11及び出力端子10には1KHzの信号
が出力される。この場合、中点出力端子15には出力,
出力がスピーカ12のボイスコイルにより加算されるた
め、出力は出ない。状態が変化し信号源19が500Hz有信
号とすると、信号は増幅され、出力端子11,出力端
子10には同位相、同一レベルの信号が出力される。その
結果、スピーカ12は駆動されない。一方、中点出力端子
15にはスピーカ12のボイスコイルを通して電圧が供給さ
れるため、電圧が変化してスピーカ16は駆動される。次
に信号源で19が共に有信号すると、信号は増幅され、
出力端子11は第8図、出力端子10は第9図のような信
号が出力される。その結果、スピーカ12の両端には第10
図の電圧が発生し、スピーカ16の両端には第11図のよう
な電圧が発生する。すなわちスピーカ12には信号源2の
信号が出力され、スピーカ16には信号源19の信号が出力
されることになり、2つの信号源の信号を独立して増幅
することが可能となる。
次に第2の実施例について説明する。第2図がその構
成例であり、加算抵抗13,14以外は第1図に同じであ
る。第1図と異なるのは中点出力を加算抵抗13,14の中
点より取出したことである。この場合、信号源2の信号
は加算抵抗13,14により加算されるため中点出力は出な
い。一方信号源19の信号に対しては加算抵抗13,14を介
してスピーカ16に電圧が印加される。この回路の欠点は
加算抵抗13,14によるパワーロスが生ずることである。
次に第3の実施例について説明する。第3図がその構
成例である。中点出力トランス22以外は第1図に同じで
ある。第1図と異なるのは中点電圧を取出すのに中点出
力トランス22を用いたことである。信号源2の信号によ
って生ずる出力,出力に対しては巻方向,巻数が同
一であるため高インピーダンスを示すと同時に中点出力
には電圧は発生しない。一方信号源19の信号によって生
ずる出力に対しては巻方向が反対となり磁界が打消され
るためインダクタンスは低下し直流抵抗成分のみとな
り、パワーロスなくスピーカ16を駆動できる。
次に第4の実施例について説明する。第4図がその構
成例である、25は信号切換スイッチ、26,27はその接点
である。信号源2の信号をスイッチ25を通して切換える
ことによりスピーカ12又は16を駆動することができる。
又これと同様の効果が第5図の構成例によっても得るこ
とができる。第5図において、51は信号切換スイッチで
ある。同相パワーアンプ5,逆相パワーアンプ6のそれぞ
れの入力に同相信号を加えるか、一方の入力に同相信
号、他方に逆相信号を加えるかをスイッチ51により選択
することによりスピーカ12又は16を駆動することが可能
となる。
次に第5の実施例について説明する。第6図がその構
成例であり、52はバランサーボリュームである。ボリュ
ーム52を回転させることによりスピーカ12,16への供給
電力を連続的に可変させることができる。
次に第6の実施例について説明する。第7図がその構
成例である。66は信号源19の信号レベル検出器、63はベ
ース抵抗、64は接地抵抗、65はスイッチング用トランジ
スタ、61,62は信号減衰レベル設定用抵抗である。以下
簡単にその動作について説明する。今かりに信号源2が
有信号、信号源19が無信号であったとすると、信号源の
信号は増幅され、スピーカ12を鳴らしている。一方スピ
ーカ16には何も出力は出ていない。状態が変化し信号源
19より一定レベル以上の信号が入力されたとすると、レ
ベル検出器66が動作し、スイッチングトランジスタ65が
ONとなり、信号源2の信号は抵抗61,62により一定レベ
ルまで減衰することになる。このような構成とすること
により、信号源19の信号も電源電圧に対して直線性を有
する部分での増幅が可能となり、まったく異質の信号を
歪みなく増幅することが可能となる。
発明の効果 本発明は、BTLアンプの従来方法の使い方に加えて、B
TLアンプの2つの負帰還入力端子より他の信号を同一レ
ベル,同一位相で印加し、その出力を両出力の中点
電圧より取出すことにより異なる2つの信号を独立して
取扱うことが可能となり、BTLアンプの利用価値を高め
ることが可能となる。
又、従来方法による入力信号と本発明により新たに追
加された入力信号のレベルをON,OFF又は相互に可変でき
るようにしたことにより2つのスピーカに供給される電
力を自由に制御することが可能となる。
又、BTLアンプの同相パワーアンプ,逆相パワーアン
プの入力のそれぞれに同相の信号を加えるか、又は一方
に同相信号、他方の逆相信号を加えるかをスイッチで選
択することによって2つのスピーカの接続を変えること
なく電力の供給を切換えることが可能となる。又、一方
の入力信号に接続されたレベルコンパレータにより一定
入力以上の信号が印加された場合に他方の信号の入力レ
ベルを低下させることにより電源電圧を有効に利用し必
要な信号を歪みなく効率良く増幅することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の増幅装置の第1の実施例における回路
ブロック図、第2図は本発明の増幅装置の第2の実施例
における回路ブロック図、第3図は本発明の増幅装置の
第3の実施例における回路ブロック図、第4図,第5図
は本発明の増幅装置の第4の実施例における回路ブロッ
ク図、第6図は本発明の増幅装置の第5の実施例におけ
る回路ブロック図、第7図は本発明の増幅装置の第6の
実施例における回路ブロック図、第8図,第9図,第10
図,第11図は同装置の要部の信号波形図である。 1……TBLアンプ用IC、2,19……信号源、3……入力接
地抵抗、4……バッファアンプ、5……同相パワーアン
プ、6……逆相パワーアンプ、7a,7b,9a,9b……利得決
定用帰還抵抗、8a,8b,17……カップリングコンデンサ、
10……出力端子、11……出力端子、16,12……スピ
ーカ、15……中点電圧出力端子、18a,18b……入力結合
抵抗、20,21……負帰還入力端子、13,14……加算抵抗、
22……中点出力トランス、25,51……信号切換スイッ
チ、52……パランサーボリューム、66……レベル検出
器、63……ベース抵抗、64……接地抵抗、65……スイッ
チング用トランジスタ、61,62……信号減衰レベル設定
用抵抗。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の信号源の信号を増幅するBTLアンプ
    の両出力端子間に第1のスピーカを接続すると共
    に、そのBTLアンプの2つの負帰還入力端子より第2の
    信号源の信号を同一のレベル、同一位相で印加し、その
    出力をBTLアンプの両出力の中点電圧とアース間に
    接続した第2のスピーカより取出すことを特徴とする増
    幅装置。
  2. 【請求項2】BTLアンプの両出力の中点電圧を第1
    のスピーカのボイスコイルのセンタータップより取出し
    たことを特徴とする請求項1記載の増幅装置。
  3. 【請求項3】BTLアンプの両出力の中点電圧を
    両出力間に接続された抵抗の中点より取出すことを特徴
    とする請求項1記載の増幅装置。
  4. 【請求項4】BTLアンプの両出力間に巻数と巻方向
    の等しい一次二次巻線を有するトランスを接続し、その
    一次二次巻線の接続点より中点電圧を取出すようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の増幅装置。
  5. 【請求項5】第1の信号源と第2の信号源を同一信号源
    とし、その供給点をスイッチにより切換えるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の増幅装置。
  6. 【請求項6】第1の信号源と第2の信号源を同一信号源
    とし、BTLアンプ入力と2つの負帰還入力端子に加える
    信号のレベルをボリュームにより相互に連続的に可変す
    ることを特徴とする請求項1記載の増幅装置。
  7. 【請求項7】第1又は第2の信号源とそれに接続された
    レベル比較器により一定レベル以上の信号が入力される
    と第1又は第2の信号源からの信号入力レベルを減衰さ
    せることを特徴とする請求項1記載の増幅装置。
  8. 【請求項8】入力信号を180゜位相の異なった信号
    として出力するためのバッファアンプと、その信号
    を電力増幅するための同相パワーアンプおよび逆相パワ
    ーアンプと、それらのパワーアンプの出力間に接続され
    た第1のスピーカと、前記パワーアンプの出力間の中点
    電圧とアース間に接続された第2のスピーカと、前記バ
    ッファアンプの出力をそれぞれのパワーアンプで増
    幅しその出力を第1のスピーカから取出す場合とバッフ
    ァアンプの又は出力のどちらか一方の信号を2つの
    パワーアンプで増幅しその出力を第2のスピーカから取
    出す場合とを切換えるようにバッファアンプと2つのパ
    ワーアンプ間に接続したスイッチとを備えたことを特徴
    とする増幅装置。
JP63215403A 1988-08-30 1988-08-30 増幅装置 Expired - Lifetime JP2712348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63215403A JP2712348B2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30 増幅装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63215403A JP2712348B2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30 増幅装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0263307A JPH0263307A (ja) 1990-03-02
JP2712348B2 true JP2712348B2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=16671748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63215403A Expired - Lifetime JP2712348B2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30 増幅装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2712348B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0263307A (ja) 1990-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3849600A (en) Stereophonic signal reproducing apparatus
US4394536A (en) Sound reproduction device
US4694498A (en) Automatic sound field correcting system
US4191852A (en) Stereophonic sense enhancing apparatus
US3571514A (en) Hearing aid tone control
US6763113B2 (en) Speaker driving circuit
JPWO2008062748A1 (ja) 信号処理装置及び信号処理方法
JPH05267944A (ja) トランス駆動回路
US10938363B2 (en) Audio circuit
JP2712348B2 (ja) 増幅装置
US3026378A (en) Stereophonic audio-frequency signal amplifier systems
JPH02312370A (ja) テレビジョン受像機
JPH05347661A (ja) 電話装置
KR0178677B1 (ko) 하이 엔드 오디오 기기의 밸런스 입력레벨 자동 조절회로
KR940002356Y1 (ko) 휴대용 카세트의 서라운드 시스템
KR900010615Y1 (ko) 저음 전용 증폭회로
JP2623766B2 (ja) Fmラジオ付音響装置
JP3292733B2 (ja) 増幅回路
KR870000715Y1 (ko) 오디오/비디오 제어기기의 저음음향확대 증폭회로
JP2554561Y2 (ja) ギターアンプ
KR940002933Y1 (ko) 음성모드 제어회로
JPH04137903A (ja) 音声信号増幅回路
JPH067674Y2 (ja) 拡声装置
RU2098923C1 (ru) Звуковоспроизводящий агрегат
JPS62295597A (ja) スピ−カ装置