JPS62295597A - スピ−カ装置 - Google Patents
スピ−カ装置Info
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- JPS62295597A JPS62295597A JP13968186A JP13968186A JPS62295597A JP S62295597 A JPS62295597 A JP S62295597A JP 13968186 A JP13968186 A JP 13968186A JP 13968186 A JP13968186 A JP 13968186A JP S62295597 A JPS62295597 A JP S62295597A
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- 230000005520 electrodynamics Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000013598 vector Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〈産業上の利用分野〉
本発明は、例えば電気音響機器における再生音質を調節
するトーンコントロールを増幅器で行なわずに受動的な
スピーカの側で行なうことを可能にした調節回路を接続
したスピーカ装置に閃するものである。
するトーンコントロールを増幅器で行なわずに受動的な
スピーカの側で行なうことを可能にした調節回路を接続
したスピーカ装置に閃するものである。
〈従来の技術〉
スピーカとか、増幅器等からなる電気音響再生装置にお
いて、再生音質を調節するトーンコントロールは大別し
て2種類の方法が衆知であり、そのうち、第8図に示す
ように、スピーカ(21)に音声電流を供給する電力増
幅器(22)の入力側にトーンコントロール回路(23
)を接続し、スピーカ(21)への入力電流の周波数特
性を電気的に変化させて行なう方法と、もう一つは、第
9図に示すように、それぞれ専用帯域を再生するための
複数個のスピーカを組合せたマルチウェイスピーカシス
テムの場合、特に、スコーカ(25)とツイータ(26
)とにそれぞれレベルコントローラ(27)、(28)
を接続し、各レベルコントローラを操作して、ウーハ(
24)に対するスコーカ(25)と、ツイータ(26)
との再生レベルを調節することによりスピーカの側で再
生音質を変化する方法が行なわれでいる。
いて、再生音質を調節するトーンコントロールは大別し
て2種類の方法が衆知であり、そのうち、第8図に示す
ように、スピーカ(21)に音声電流を供給する電力増
幅器(22)の入力側にトーンコントロール回路(23
)を接続し、スピーカ(21)への入力電流の周波数特
性を電気的に変化させて行なう方法と、もう一つは、第
9図に示すように、それぞれ専用帯域を再生するための
複数個のスピーカを組合せたマルチウェイスピーカシス
テムの場合、特に、スコーカ(25)とツイータ(26
)とにそれぞれレベルコントローラ(27)、(28)
を接続し、各レベルコントローラを操作して、ウーハ(
24)に対するスコーカ(25)と、ツイータ(26)
との再生レベルを調節することによりスピーカの側で再
生音質を変化する方法が行なわれでいる。
〈発明が解決しようとする問題点〉
一方、前記の2種類の従来例は、ある程度の水準を備え
たステレオ再生装置に用いられる技術であって、簡易な
再生装置では増幅器にはトーンコントロール回路が省略
されているのが通例であるが、このような場合には再生
音質を自由に調節することは不可能である。
たステレオ再生装置に用いられる技術であって、簡易な
再生装置では増幅器にはトーンコントロール回路が省略
されているのが通例であるが、このような場合には再生
音質を自由に調節することは不可能である。
また、同様な簡易HMにおいては、スピーカも全帯域型
のスピーカユニットを1個だけ使用したものが通常であ
って、この場合にも、前記した再生音質の調節はできな
い問題があった。
のスピーカユニットを1個だけ使用したものが通常であ
って、この場合にも、前記した再生音質の調節はできな
い問題があった。
そこで、本発明は前記従来の欠7αを除くために、単体
の全帯域型スピーカユニットのボイスフィルボビンに複
数の各別個のボイスフィルを巻回し、個々のコイルに流
れる音声電流の帯域と位相を変化させて入力して、スピ
ーカユニットから放出される再生音の音質を任意に調節
し得るようにするとともに、その上うな機能を持たせな
がら、簡易型として要求される構造、製造価格等も併せ
満足するよ)にしたスピーカ装置を得ることを目的とす
る。
の全帯域型スピーカユニットのボイスフィルボビンに複
数の各別個のボイスフィルを巻回し、個々のコイルに流
れる音声電流の帯域と位相を変化させて入力して、スピ
ーカユニットから放出される再生音の音質を任意に調節
し得るようにするとともに、その上うな機能を持たせな
がら、簡易型として要求される構造、製造価格等も併せ
満足するよ)にしたスピーカ装置を得ることを目的とす
る。
〈問題点を解決するための手段〉
上記目的を達成するための本発明の構成を実施例に対応
する第1〜4図を用b1で説明すると、本発明は単一の
振動板(3)を有する動電型スピーカのボイスコイルボ
ビン(9)に1個の主ボイスコイル(1)と1個以上の
則ポイスコイル(2)とが巻回されて、ともに共通の若
しくは別個の磁気空隙中に保持されており、主ボイスコ
イル(1)は直接にスピーカ入力端子(4)に接続され
るとともに、副ボイスコイル(2)はそれぞれ別個に位
相切換手段と(5)と、当該位相切換手段(5)の正相
側出力端子及び逆相側出力端子に個々番こ接続されたレ
ベルコントローラ())、(8)及び固有の周波数特性
を有するフィルタ(6)とを介して入力端子(4)に接
続されて(1て、前記主ボイスコイル(1)には全帯域
の音声電流が入力し、副=4− ボイスコイル(2)には前記主ボイスコイル(1)音声
電流に対してそれぞれ固有の帯域を有するレベル調節さ
れた同位相若しくは逆位相の音声電流が入力するごとく
に構成されたスピーカ装置である。
する第1〜4図を用b1で説明すると、本発明は単一の
振動板(3)を有する動電型スピーカのボイスコイルボ
ビン(9)に1個の主ボイスコイル(1)と1個以上の
則ポイスコイル(2)とが巻回されて、ともに共通の若
しくは別個の磁気空隙中に保持されており、主ボイスコ
イル(1)は直接にスピーカ入力端子(4)に接続され
るとともに、副ボイスコイル(2)はそれぞれ別個に位
相切換手段と(5)と、当該位相切換手段(5)の正相
側出力端子及び逆相側出力端子に個々番こ接続されたレ
ベルコントローラ())、(8)及び固有の周波数特性
を有するフィルタ(6)とを介して入力端子(4)に接
続されて(1て、前記主ボイスコイル(1)には全帯域
の音声電流が入力し、副=4− ボイスコイル(2)には前記主ボイスコイル(1)音声
電流に対してそれぞれ固有の帯域を有するレベル調節さ
れた同位相若しくは逆位相の音声電流が入力するごとく
に構成されたスピーカ装置である。
〈作 用〉
そして本発明は前記の手段により、主ボイスコイル(1
)と副ボイスコイル(2)はともに1個の振動板(3)
に結合されているので、振動板(3)に作用する駆動力
は、各ボイスコイルに発生する個々の駆動力のベクトル
和となり、スピーカユニットは当該ベクトルの和に相当
する音圧を放射することとなる。
)と副ボイスコイル(2)はともに1個の振動板(3)
に結合されているので、振動板(3)に作用する駆動力
は、各ボイスコイルに発生する個々の駆動力のベクトル
和となり、スピーカユニットは当該ベクトルの和に相当
する音圧を放射することとなる。
従って、第1図に示した実施例の如くボイスコイルが主
ボイスコイル(1)と1個の副ボイスコイル(2)とか
らなり、主ボイスコイル(1)には全帯域の音声電流が
入力し、副ボイスコイル(2)には正、逆位相切換手段
(5)と、各位相におけるレベルコントローラ(7)、
(8)を介して、ノzイパスフィルタ(6)を通過した
高域音声電流が入力するが、このとき、位相切換手段(
5)を正相側■に切換えた場合には、主ボイスコイル(
1)に流れる音声電流と副ボイスコイルに入力する音声
電流は同相となり、副ボイスコイル(2)に接続された
ハイパスフィルタ(6)の帯域において、再生音は、こ
れら両ボイスコイルに入力した音声電流の和となり、こ
の帯域のレベルが増強されることとなる。
ボイスコイル(1)と1個の副ボイスコイル(2)とか
らなり、主ボイスコイル(1)には全帯域の音声電流が
入力し、副ボイスコイル(2)には正、逆位相切換手段
(5)と、各位相におけるレベルコントローラ(7)、
(8)を介して、ノzイパスフィルタ(6)を通過した
高域音声電流が入力するが、このとき、位相切換手段(
5)を正相側■に切換えた場合には、主ボイスコイル(
1)に流れる音声電流と副ボイスコイルに入力する音声
電流は同相となり、副ボイスコイル(2)に接続された
ハイパスフィルタ(6)の帯域において、再生音は、こ
れら両ボイスコイルに入力した音声電流の和となり、こ
の帯域のレベルが増強されることとなる。
次いで、位相切換手段(5)を遮断位置■に切換えると
、主ボイスコイルのみに全帯域の音声電流が流れ、再生
音は平坦な周波数特性となる(第5図)。
、主ボイスコイルのみに全帯域の音声電流が流れ、再生
音は平坦な周波数特性となる(第5図)。
また、位相切換手段(5)を逆相側■に切換えると副ボ
イスコイル(2)に入力する高域の音声電流は、主ボイ
スコイル(1)に入力する音声電流とは逆位相となり、
再生音は両ボイスコイル(1)、(2)に流入した音声
電流の差となって、この帯域のレベルが低下した周波数
特性となる(第7図)。
イスコイル(2)に入力する高域の音声電流は、主ボイ
スコイル(1)に入力する音声電流とは逆位相となり、
再生音は両ボイスコイル(1)、(2)に流入した音声
電流の差となって、この帯域のレベルが低下した周波数
特性となる(第7図)。
尚、上記した帯域の増強、或いは低下するレベルはそれ
ぞれのレベルコントローラ(7)若しくは(8)を操作
することにより、その度合を調節することができ、結果
として位相切換手段(5)と2個のレベルコントローラ
(7)、(8)の操作ニより、1個のスピーカユニット
でありながら、従来のトーンコントロール回路を操作し
たと同様の効果を得ることが可能である。
ぞれのレベルコントローラ(7)若しくは(8)を操作
することにより、その度合を調節することができ、結果
として位相切換手段(5)と2個のレベルコントローラ
(7)、(8)の操作ニより、1個のスピーカユニット
でありながら、従来のトーンコントロール回路を操作し
たと同様の効果を得ることが可能である。
〈実施例〉
以下図面について本発明の詳細な説明すると、tItJ
1図は主ボイスコイル(1)と1個の副ボイスコイル(
2)とを使用した実施例1のスピーカユニットを説明す
る回路図であって、(3)は振動板、(4)は入力端子
、(5)は極性切換、(6)はコンデンサCからなる6
dB10ctの遮断特性を有するハイパスフィルタであ
る。
1図は主ボイスコイル(1)と1個の副ボイスコイル(
2)とを使用した実施例1のスピーカユニットを説明す
る回路図であって、(3)は振動板、(4)は入力端子
、(5)は極性切換、(6)はコンデンサCからなる6
dB10ctの遮断特性を有するハイパスフィルタであ
る。
主ボイスコイル(1)と副ボイスコイル(2)及び振動
板(3)等からなるスピーカ部の具体的m遺は第2図に
その断面を示すごとく主ボイスコイル(1)と副ボイス
コイル(2)とは共通のボビン(9)に巻回されて振動
板(3)に固着され、共通の磁−ツー 気空隙(10)の中に保持される。その他の基本的構造
は一般の動電型スピーカと同一である。
板(3)等からなるスピーカ部の具体的m遺は第2図に
その断面を示すごとく主ボイスコイル(1)と副ボイス
コイル(2)とは共通のボビン(9)に巻回されて振動
板(3)に固着され、共通の磁−ツー 気空隙(10)の中に保持される。その他の基本的構造
は一般の動電型スピーカと同一である。
本実施例の極性切換手段(5)は、通常の2回路3接点
スイッチでありて、■〜■までの動作位置があり、■は
正相側の位置であり、この動作位置では副ボイスコイル
(2)に流れる高域音声電流は、主ボイスコイル(1)
に流れる全帯域音声電流と同位相となる。
スイッチでありて、■〜■までの動作位置があり、■は
正相側の位置であり、この動作位置では副ボイスコイル
(2)に流れる高域音声電流は、主ボイスコイル(1)
に流れる全帯域音声電流と同位相となる。
■は遮断位置でこの動作位置では副ボイスコイル(2)
は入力を遮断されて電流は流れない。
は入力を遮断されて電流は流れない。
■は逆相側の位置であって、この動作位置では主ボイス
コイル(1)の音声電流と副ボイスコイル(2)の高域
音声電流とは逆位相となる。
コイル(1)の音声電流と副ボイスコイル(2)の高域
音声電流とは逆位相となる。
(7)、(8)は通常の定抵抗型レベルコントローラで
あって副ボイスコイル(2)に流入する正相分、若しく
は逆相分の高域音声電流を減衰させ正相側にMlされた
レベルコントローラ(7)は高域の増強する度合を変化
させ、また逆相側に接続されたレベルコントローラ(8
)は高域を低下させる度合を変化させる作用をする。
あって副ボイスコイル(2)に流入する正相分、若しく
は逆相分の高域音声電流を減衰させ正相側にMlされた
レベルコントローラ(7)は高域の増強する度合を変化
させ、また逆相側に接続されたレベルコントローラ(8
)は高域を低下させる度合を変化させる作用をする。
−8−。
第3図は実施例2の回路図であって、MII造を簡単に
するため正相側のレベルコントローラ(7)を省略し、
逆相側のレベルコントローラ(8)を固定抵抗(R8)
としたものである。
するため正相側のレベルコントローラ(7)を省略し、
逆相側のレベルコントローラ(8)を固定抵抗(R8)
としたものである。
位相切換手段(5)のスイッチを■、■、■と切換える
ことにより、周波数特性の高域レベルを3段階に切換え
ることが可能である。
ことにより、周波数特性の高域レベルを3段階に切換え
ることが可能である。
この固定抵抗(R8)を省略すれば、主ボイスコイル(
1)による駆動力と別ボイスコイル(2)による逆位相
駆動力が等しくなって、当該帯域のレベル低下量が大き
くなりすぎることがあるので、低下量が正相のときの増
強量とほぼ等しくなる程度に挿入することが望ましい。
1)による駆動力と別ボイスコイル(2)による逆位相
駆動力が等しくなって、当該帯域のレベル低下量が大き
くなりすぎることがあるので、低下量が正相のときの増
強量とほぼ等しくなる程度に挿入することが望ましい。
第4図は実施例3の回路図であって、主ボイスコイル(
1)の他に2個の副ボイスコイル(2a)。
1)の他に2個の副ボイスコイル(2a)。
(2b)を同一ボビンに巻回し、これらの副ボイスコイ
ル(2a)=(2b)にそれぞれ、位相切換手段(5a
)、(5b)とレベルコントローラ(7a)、(7b)
:(8a)。
ル(2a)=(2b)にそれぞれ、位相切換手段(5a
)、(5b)とレベルコントローラ(7a)、(7b)
:(8a)。
(8b)を接続するとともに、副ボイスコイル(2a)
にはバンドパスフィルタ(6a)を、副ボイスコイル(
2b)にはハイパスフィルタ(613>をそれぞれ接続
したものである。
にはバンドパスフィルタ(6a)を、副ボイスコイル(
2b)にはハイパスフィルタ(613>をそれぞれ接続
したものである。
本実施例では周波数特性上の中域及び高域を独立してコ
ントロール可能であり、従来における3ウエイスピーカ
システムと同等の機能を有するスピーカ装置となる。
ントロール可能であり、従来における3ウエイスピーカ
システムと同等の機能を有するスピーカ装置となる。
以上本発明の代表的と思われる実施例についで説明した
が、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではなく、本発明にいう枯成要件を備えかつ、
本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範
囲内において適宜改変して実施することができるもので
ある。
が、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではなく、本発明にいう枯成要件を備えかつ、
本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範
囲内において適宜改変して実施することができるもので
ある。
例えば、上記実施例においてフィルタを12dB10c
tの遮断特性を有するものにすること、副ボイスコイル
の数を更に増加すること、主ボイスコイル(1)と副ボ
イスコイル(2)とを別々のボビンに巻回しで、1個の
振動板に固定し別個の磁気空間内に保持すること、等の
構造変更はすべて、本発明の技術範囲に含まれるもので
ある。
tの遮断特性を有するものにすること、副ボイスコイル
の数を更に増加すること、主ボイスコイル(1)と副ボ
イスコイル(2)とを別々のボビンに巻回しで、1個の
振動板に固定し別個の磁気空間内に保持すること、等の
構造変更はすべて、本発明の技術範囲に含まれるもので
ある。
〈発明の効果〉
本発明は上記の構成であるから実施例1について効果を
述べると見掛」二重−のスピーカユニットに接続された
位相切換手段(5)のスイッチを操作するだけで、従来
例における増幅器(22)のトーンコントロール回路(
23)とか、多数のスピーカユニットを具備したマルチ
ウェイスピーカシステムのレベルコントローラを操作す
るのと同様の機能を有し、しかも、非常にコンパクトで
構造簡単である利点を有する。
述べると見掛」二重−のスピーカユニットに接続された
位相切換手段(5)のスイッチを操作するだけで、従来
例における増幅器(22)のトーンコントロール回路(
23)とか、多数のスピーカユニットを具備したマルチ
ウェイスピーカシステムのレベルコントローラを操作す
るのと同様の機能を有し、しかも、非常にコンパクトで
構造簡単である利点を有する。
実施例1の音響的効果の測定結果を第5〜7図に示す。
第5図は位相切換手段を■の位置として主ボイスコイル
(1)にのみ全帯域の音声電流が流入したと鰺のスピー
カからの放射音の周波数特性であって、全音域にわたっ
て平坦な特性となっている。
(1)にのみ全帯域の音声電流が流入したと鰺のスピー
カからの放射音の周波数特性であって、全音域にわたっ
て平坦な特性となっている。
第6図は位相の切換手段を■の位置として副ボイスコイ
ル(2)にも高域の音声電流を同位相で入力した場合で
、当該帯域において、副ボイスコイル(2)に生じた駆
動力が主ボイスコイル(1)に発生した駆動力に加果さ
れ、この帯域で再生音のレベルが上昇している。同図に
おいて点線で示した特性は副ボイスコイル(2)のみに
高域音声電流を流したときの再生音の周波数特性であっ
て、第5図に比して、高域が増強される。
ル(2)にも高域の音声電流を同位相で入力した場合で
、当該帯域において、副ボイスコイル(2)に生じた駆
動力が主ボイスコイル(1)に発生した駆動力に加果さ
れ、この帯域で再生音のレベルが上昇している。同図に
おいて点線で示した特性は副ボイスコイル(2)のみに
高域音声電流を流したときの再生音の周波数特性であっ
て、第5図に比して、高域が増強される。
第7図は位相切換手段(5)を■の位置として副ボイス
コイル(2)にも高域で逆相の音声電流を入力した場合
の周波数特性である。当該帯域で正・副各ボイスコイル
(1)、(2)の駆動力が減殺され、同帯域の再生音の
レベルが低下している。
コイル(2)にも高域で逆相の音声電流を入力した場合
の周波数特性である。当該帯域で正・副各ボイスコイル
(1)、(2)の駆動力が減殺され、同帯域の再生音の
レベルが低下している。
点線は同じく副ボイスコイル(2)のみによる、逆相の
再生音の周波数特性である。
再生音の周波数特性である。
本発明によるスピーカ装置は、増幅器にトーンコントロ
ール回路を必要としないので、再生システムの総合的な
価格を低くすることが容易であり、簡易型の再生システ
ムとして性能的、価格的に市場性の優れた製品を得るこ
とができる効果を有するものである。
ール回路を必要としないので、再生システムの総合的な
価格を低くすることが容易であり、簡易型の再生システ
ムとして性能的、価格的に市場性の優れた製品を得るこ
とができる効果を有するものである。
第1図は本発明に係るスピーカ装置の原理を説明する回
路図、第2図は実施例1の断面図、第3図は実施例2の
回路図、第4図は実施例3の回路図、第5図、第6図、
!#7図はそれぞれ本発明の実施例1の3段階各々の状
態での再生音の周波数特性図、第8図は従来のトーンコ
ントロール方法のブロック接続図、第9図は従来のマル
チウェイスピーカシステムの接続図を示す。 図中、(1)は主ボイスコイル、(2)は副ボイスコイ
ル、(3)は振動板、(4)は入力端子、(5)は位相
切換手段、(6)はフィルタ、(7)、(8)はレベル
コントローラ、(9)はボビンである。
路図、第2図は実施例1の断面図、第3図は実施例2の
回路図、第4図は実施例3の回路図、第5図、第6図、
!#7図はそれぞれ本発明の実施例1の3段階各々の状
態での再生音の周波数特性図、第8図は従来のトーンコ
ントロール方法のブロック接続図、第9図は従来のマル
チウェイスピーカシステムの接続図を示す。 図中、(1)は主ボイスコイル、(2)は副ボイスコイ
ル、(3)は振動板、(4)は入力端子、(5)は位相
切換手段、(6)はフィルタ、(7)、(8)はレベル
コントローラ、(9)はボビンである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1]単一の振動板(3)を有する動電型スピーカのボ
イスコイルボビン(9)に1個の主ボイスコイル(1)
と1個以上の副ボイスコイル(2)とが巻回されて、と
もに共通の若しくは別個の磁気空隙中に保持されており
、主ボイスコイル(1)は直接にスピーカ入力端子(4
)に接続されるとともに、副ボイスコイル(2)はそれ
ぞれ別個に位相切換手段と(5)と、当該位相切換手段
(5)の正相側出力端子及び逆相側出力端子に個々に接
続されたレベルコントローラ(7)、(8)及び固有の
周波数特性を有するフィルタ(6)とを介して入力端子
(4)に接続されていて、前記主ボイスコイル(1)に
は全帯域の音声電流が入力し、副ボイスコイル(2)に
は前記主ボイスコイル(1)音声電流に対してそれぞれ
固有の帯域を有するレベル調節された同位相若しくは逆
位相の音声電流が入力するごとくに構成されたスピーカ
装置。 [2]前記レベルコントローラ(8)が、位相切換手段
(5)の逆相側出力端子のみに接続されていることを特
徴とする特許請求の範囲第[1]項に記載のスピーカ装
置。 [3]前記副ボイスコイル(2)が1個であり、当該副
ボイスコイル(2)に接続されたフィルタ(6)がハイ
パスフィルタであることを特徴とする特許請求の範囲第
[1]項に記載のスピーカ装置。 [4]前記主ボイスコイル(1)と副ボイスコイル(2
)とが同一のボビン(9)に巻回されて1個の振動板に
結合されていることを特徴とする特許請求の範囲第[1
]項に記載のスピーカ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13968186A JPS62295597A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | スピ−カ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13968186A JPS62295597A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | スピ−カ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62295597A true JPS62295597A (ja) | 1987-12-22 |
Family
ID=15250948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13968186A Pending JPS62295597A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | スピ−カ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62295597A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0546197U (ja) * | 1991-11-13 | 1993-06-18 | 山水電気株式会社 | スピーカ装置 |
JP2009010854A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Kenwood Corp | ダブルコイルスピーカ |
JP2009010856A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Kenwood Corp | ダブルコイルスピーカ |
-
1986
- 1986-06-16 JP JP13968186A patent/JPS62295597A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0546197U (ja) * | 1991-11-13 | 1993-06-18 | 山水電気株式会社 | スピーカ装置 |
JP2009010854A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Kenwood Corp | ダブルコイルスピーカ |
JP2009010856A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Kenwood Corp | ダブルコイルスピーカ |
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