JPH0419863Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0419863Y2 JPH0419863Y2 JP1986179770U JP17977086U JPH0419863Y2 JP H0419863 Y2 JPH0419863 Y2 JP H0419863Y2 JP 1986179770 U JP1986179770 U JP 1986179770U JP 17977086 U JP17977086 U JP 17977086U JP H0419863 Y2 JPH0419863 Y2 JP H0419863Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- level
- audible signal
- stereo
- fmx
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 2
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000010561 standard procedure Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、FMステレオ放送受信のS/N比を
改善する為の新しい放送方式であるFMXステレ
オ放送の受信機に関する。
改善する為の新しい放送方式であるFMXステレ
オ放送の受信機に関する。
(従来技術)
最近FMXステレオ放送受信のS/N比を改善
する為の新しい放送方式としてFMXステレオ放
送方式が提案されている。
する為の新しい放送方式としてFMXステレオ放
送方式が提案されている。
従来のFMステレオ標準方式のステレオコンポ
ジツト信号は、メインチヤンネル信号(以下M信
号とする)としてステレオ左信号Lと右信号Rの
和信号L+Rを用い、サブチヤンネルとして差信
号L−R(以下S信号とする)により38KHzのサ
ブキヤリアを抑圧キヤリア変調方式で変調したも
のを用いる。
ジツト信号は、メインチヤンネル信号(以下M信
号とする)としてステレオ左信号Lと右信号Rの
和信号L+Rを用い、サブチヤンネルとして差信
号L−R(以下S信号とする)により38KHzのサ
ブキヤリアを抑圧キヤリア変調方式で変調したも
のを用いる。
これに対してFMXステレオ放送方式コンポジ
ツト信号のサブチャンネルは、上述のS信号の他
に、以下に述べるS′信号を用いる。即ち、この
S′信号は、上述のS信号の低レベル域では直線的
にこのS信号のレベルを20dB増幅した大きさで
あり、中レベル域ではこの増幅度を次第に低く
し、高レベル域ではこのS信号をレベルの増大と
共に減衰度を増大させた大きさとなる様な圧縮特
性を持つ差信号(L−R)′である。このS′信号
と上述のS信号とによりサブキヤリアを抑圧キヤ
リア変調方式で直交変調してサブチヤンネルとす
る。
ツト信号のサブチャンネルは、上述のS信号の他
に、以下に述べるS′信号を用いる。即ち、この
S′信号は、上述のS信号の低レベル域では直線的
にこのS信号のレベルを20dB増幅した大きさで
あり、中レベル域ではこの増幅度を次第に低く
し、高レベル域ではこのS信号をレベルの増大と
共に減衰度を増大させた大きさとなる様な圧縮特
性を持つ差信号(L−R)′である。このS′信号
と上述のS信号とによりサブキヤリアを抑圧キヤ
リア変調方式で直交変調してサブチヤンネルとす
る。
この様なFMXステレオ放送を受信するには、
まずサブチヤンネルを復調して上述のS信号と
S′信号とを得、これらの和S+S′信号を作り、こ
の信号から伸長回路を用いてS信号を再生する。
こうして再生されたS信号は従来の放送方式の場
合と同じくM信号と共にマトリクス回路に加えら
れて、ステレオ左右信号LRが再生される。
まずサブチヤンネルを復調して上述のS信号と
S′信号とを得、これらの和S+S′信号を作り、こ
の信号から伸長回路を用いてS信号を再生する。
こうして再生されたS信号は従来の放送方式の場
合と同じくM信号と共にマトリクス回路に加えら
れて、ステレオ左右信号LRが再生される。
なお、従来のFM方式の受信装置でFMX方式
の放送信号を受信してもサブチヤンネルについて
はS信号のみが受信されるので、支障なくステレ
オ左右信号を再生出来、両立性が保たれる。
の放送信号を受信してもサブチヤンネルについて
はS信号のみが受信されるので、支障なくステレ
オ左右信号を再生出来、両立性が保たれる。
この様なFMX方式では、S信号のS/Nが悪
い低レベル域では比較的S/Nの良いS′信号を主
として用い、S信号のS/Nの良い高いレベル域
では主としてS信号を用いることになるので、全
体的にS/Nの良い信号が得られる。従つて電界
強度が弱い地域でも、S/Nの劣化が比較的少
く、サービスエリアが拡大する特徴がある。
い低レベル域では比較的S/Nの良いS′信号を主
として用い、S信号のS/Nの良い高いレベル域
では主としてS信号を用いることになるので、全
体的にS/Nの良い信号が得られる。従つて電界
強度が弱い地域でも、S/Nの劣化が比較的少
く、サービスエリアが拡大する特徴がある。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、この様なFMX方式の受信機で
は、上述の様にS′信号については伸長処理を行つ
てS信号を復調するので、ステレオ分離度及び歪
特性等については従来のFMステレオ標準方式よ
りも劣る欠点があつた。
は、上述の様にS′信号については伸長処理を行つ
てS信号を復調するので、ステレオ分離度及び歪
特性等については従来のFMステレオ標準方式よ
りも劣る欠点があつた。
(問題点を解決する為の手段)
この為本考案においては、電界強度が高い場合
はFMステレオ標準方式により受信し、電界強度
が低くなるとFM方式により受信する様にした。
はFMステレオ標準方式により受信し、電界強度
が低くなるとFM方式により受信する様にした。
(作用)
従つて、比較的電界強度の高い地域では従来同
様の良好な歪率特性が得られ、電界強度の低い地
域では比較的S/Nの劣化が少ない。
様の良好な歪率特性が得られ、電界強度の低い地
域では比較的S/Nの劣化が少ない。
(実施例)
図は本考案の一実施例である。図において、チ
ユーナ1で復調されたステレオコンポジツト信号
は和信号再生回路2,S信号再生回路3及びS′信
号再生回路8に加えられ、これら各回路の出力は
それぞれマトリツクス4の一方の入力端子、スイ
ツチ7の一方の固定接点及び加算回路9の一方の
入力端子に加えられる。S′信号再生回路8の出力
はFMX識別信号分離回路10にも加えられて、
その出力はスイツチ11を介してスイツチ7の制
御端子に加えられる。加算回路9の出力は伸長回
路13を経てスイツチ7の他方の固定接点に加え
られ、スイツチ7の可動接点はマトリツクス4の
他方の入力端子に加えられる。S信号再生回路3
の出力は加算回路9のもう一方の入力端子にも加
えられる。チユーナ1のIF出力はレベル検出回
路12に加えられ、その出力はスイツチ11の制
御端子に加えられる。マトリツクス4からはステ
レオ左右信号5,6が得られる。
ユーナ1で復調されたステレオコンポジツト信号
は和信号再生回路2,S信号再生回路3及びS′信
号再生回路8に加えられ、これら各回路の出力は
それぞれマトリツクス4の一方の入力端子、スイ
ツチ7の一方の固定接点及び加算回路9の一方の
入力端子に加えられる。S′信号再生回路8の出力
はFMX識別信号分離回路10にも加えられて、
その出力はスイツチ11を介してスイツチ7の制
御端子に加えられる。加算回路9の出力は伸長回
路13を経てスイツチ7の他方の固定接点に加え
られ、スイツチ7の可動接点はマトリツクス4の
他方の入力端子に加えられる。S信号再生回路3
の出力は加算回路9のもう一方の入力端子にも加
えられる。チユーナ1のIF出力はレベル検出回
路12に加えられ、その出力はスイツチ11の制
御端子に加えられる。マトリツクス4からはステ
レオ左右信号5,6が得られる。
以上の構成による動作を説明するに、電界強度
が高い場合は、レベル検出回路12の出力が高レ
ベルとなり、スイツチ11をオフにする。この為
スイツチ7の制御端子は低レベルとなり、スイツ
チ7はS信号再生回路3の側を選択する。従つて
この場合はFMステレオ標準方式の受信回路とな
り、従来同様に歪み特性の良好なステレオ左右信
号を得ることが出来る。
が高い場合は、レベル検出回路12の出力が高レ
ベルとなり、スイツチ11をオフにする。この為
スイツチ7の制御端子は低レベルとなり、スイツ
チ7はS信号再生回路3の側を選択する。従つて
この場合はFMステレオ標準方式の受信回路とな
り、従来同様に歪み特性の良好なステレオ左右信
号を得ることが出来る。
次に、電界強度が低い場合は、レベル検出回路
12の出力が低レベルとなり、スイツチ11をオ
ンにする。ここでFMX方式による放送が行われ
ている場合及びいない場合に対応してFMX識別
信号分離回路10の出力はそれぞれ高レベル及び
低レベルとなる様になされている。従つて、
FMX方式による放送が行われていない場合は、
スイツチ7の制御端子は低レベルとなつて、従来
同様のFMステレオ標準方式の受信回路となる。
12の出力が低レベルとなり、スイツチ11をオ
ンにする。ここでFMX方式による放送が行われ
ている場合及びいない場合に対応してFMX識別
信号分離回路10の出力はそれぞれ高レベル及び
低レベルとなる様になされている。従つて、
FMX方式による放送が行われていない場合は、
スイツチ7の制御端子は低レベルとなつて、従来
同様のFMステレオ標準方式の受信回路となる。
又、FMX方式による放送が行われている場合、
スイツチ7の制御端子は高レベルとなつて、スイ
ツチ7は伸長回路13の出力を選択し、FMXス
テレオ受信回路となる。従つてこの場合は、歪み
特性は若干低下するものの、比較的SNの良好な
ステレオ左右信号を得ることが出来る。
スイツチ7の制御端子は高レベルとなつて、スイ
ツチ7は伸長回路13の出力を選択し、FMXス
テレオ受信回路となる。従つてこの場合は、歪み
特性は若干低下するものの、比較的SNの良好な
ステレオ左右信号を得ることが出来る。
(効果)
以上の様に本考案によれば、FMX方式の放送
信号を受信している場合に、電界強度の大きな地
域では通常のFMステレオ標準方式により受信さ
れ、電界強度の弱い地域ではFMX方式により比
較的良好なSN状態で受信されるので、比較的広
範囲の地域で同一のFM放送を良好に受信出来
る。
信号を受信している場合に、電界強度の大きな地
域では通常のFMステレオ標準方式により受信さ
れ、電界強度の弱い地域ではFMX方式により比
較的良好なSN状態で受信されるので、比較的広
範囲の地域で同一のFM放送を良好に受信出来
る。
図は本考案の一実施例を示すブロツク図であ
る。 3……S信号受信回路、8……S′信号受信回
路、12……レベル検出回路。
る。 3……S信号受信回路、8……S′信号受信回
路、12……レベル検出回路。
Claims (1)
- ステレオ左右信号の差に応じた大きさを有する
第1の可聴信号と、該第1の可聴信号の低レベル
域では該第1の可聴信号を所定倍率で拡大し、中
高レベル域では上記第1の可聴信号のレベルの増
大に従つて上記倍率を低下させてレベル圧縮した
大きさを有する第2の可聴信号とに応じてサブキ
ヤリアを直交変調してなるサブチヤンネルと、上
記ステレオ左右信号の和に応じた大きさを有する
第3の可聴信号からなるメインチヤンネルとを有
するFMXステレオ放送を受信して、上記第1、
第2及び第3の可聴信号を復調する手段と、上記
第1の可聴信号と第2の可聴信号との和の信号を
得る手段と、該和の信号をレベル伸長させて上記
第1の可聴信号と略相似のレベル伸長信号を得る
手段と、上記第3の可聴信号と上記レベル伸長信
号から上記ステレオ左右信号を再生するステレオ
再生手段とを有するFMXステレオ放送受信機に
おいて、上記FMXステレオ放送の受信レベルが
所定のレベル範囲以下であると検出信号を発生す
るレベル検出手段と、該検出信号に応じて上記レ
ベル伸長信号のかわりに上記第1の可聴信号を上
記ステレオ再生手段に加えて上記ステレオ左右信
号を再生することを特徴とするFMXステレオ放
送受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986179770U JPH0419863Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986179770U JPH0419863Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6385935U JPS6385935U (ja) | 1988-06-04 |
JPH0419863Y2 true JPH0419863Y2 (ja) | 1992-05-07 |
Family
ID=31123127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986179770U Expired JPH0419863Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419863Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-25 JP JP1986179770U patent/JPH0419863Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6385935U (ja) | 1988-06-04 |
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