JPH021987Y2 - - Google Patents
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- JPH021987Y2 JPH021987Y2 JP1984172019U JP17201984U JPH021987Y2 JP H021987 Y2 JPH021987 Y2 JP H021987Y2 JP 1984172019 U JP1984172019 U JP 1984172019U JP 17201984 U JP17201984 U JP 17201984U JP H021987 Y2 JPH021987 Y2 JP H021987Y2
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- JP
- Japan
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- signal
- stereo
- circuit
- audio
- switch
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- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 28
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 21
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 5
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
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- Television Receiver Circuits (AREA)
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、FMステレオ信号とテレビ音声多重
信号とを受信し得る受信装置に関するもので、特
に1個の手動切換スイツチと4個のスイツチ回路
とを用いて、テレビ音声多重信号の放送内容に応
じた受信を行い得る様にした受信装置に関する。
信号とを受信し得る受信装置に関するもので、特
に1個の手動切換スイツチと4個のスイツチ回路
とを用いて、テレビ音声多重信号の放送内容に応
じた受信を行い得る様にした受信装置に関する。
(ロ) 従来の技術
現在、FMステレオ放送とテレビ音声多重放送
とを受信することが出来る受信装置が公知であ
る。
とを受信することが出来る受信装置が公知であ
る。
前記FMステレオ放送に用いられるFMステレ
オ信号は、ステレオ和信号(L+R)から成る主
チヤンネル信号と、38KHzの副搬送波をステレオ
差信号(L−R)によりAM変調して成る副チヤ
ンネル信号と、19KHzステレオパイロツト信号と
によつて主搬送波をFM変調することにより作成
される。また前記テレビ音声多重放送に用いられ
るテレビ音声多重信号は、ステレオ和信号(L+
R)もしくは第1音声信号(日本語)から成る主
チヤンネル信号と、31.5KHzの副搬送波をステレ
オ差信号(L−R)もしくは第2音声信号(外国
語)によりFM変調して成る副チヤンネル信号
と、55.125KHzの制御副搬送波を982.5Hzの第1識
別信号もしくは922.5Hzの第2識別信号により
AM変調して成る制御チヤンネル信号とによつて
主搬送波をFM変調することにより作成される。
しかして、前記FMステレオ信号とテレビ音声多
重信号とは、上述の如くその変調方式が異る為、
同一の復調回路を用いて復調することが出来ず、
互いに独立した復調回路を受信装置内に配置しな
ければならなかつた。
オ信号は、ステレオ和信号(L+R)から成る主
チヤンネル信号と、38KHzの副搬送波をステレオ
差信号(L−R)によりAM変調して成る副チヤ
ンネル信号と、19KHzステレオパイロツト信号と
によつて主搬送波をFM変調することにより作成
される。また前記テレビ音声多重放送に用いられ
るテレビ音声多重信号は、ステレオ和信号(L+
R)もしくは第1音声信号(日本語)から成る主
チヤンネル信号と、31.5KHzの副搬送波をステレ
オ差信号(L−R)もしくは第2音声信号(外国
語)によりFM変調して成る副チヤンネル信号
と、55.125KHzの制御副搬送波を982.5Hzの第1識
別信号もしくは922.5Hzの第2識別信号により
AM変調して成る制御チヤンネル信号とによつて
主搬送波をFM変調することにより作成される。
しかして、前記FMステレオ信号とテレビ音声多
重信号とは、上述の如くその変調方式が異る為、
同一の復調回路を用いて復調することが出来ず、
互いに独立した復調回路を受信装置内に配置しな
ければならなかつた。
一方、FMステレオ放送とテレビ音声多重放送
とを比較した場合、主チヤンネル信号の構成が同
一であることに着目し、前記主チヤンネル信号を
分離する為の回路としてFMステレオ復調回路を
利用する技術が特開昭58−38084号公報に開示さ
れている。前記公報第3図に記載された受信装置
は、第2図に示す如く、ステレオマルチプレツク
ス回路1を含むステレオ復調部2と、テレビ音声
多重信号の副チヤンネル信号をFM検波するFM
検波回路3を含む副チヤンネル信号復調部4と、
制御チヤンネル信号をAM検波するAM検波回路
5及びAM検波された制御チヤンネル信号中に含
まれる識別信号の種類を判別する識別回路6を含
む制御チヤンネル信号復調部7と、テレビ音声多
重信号のステレオ信号(以下テレビステレオ信号
と称す)の受信時に、ステレオ復調部2から得ら
れるステレオ和信号(L+R)及び副チヤンネル
信号復調部4から得られるステレオ差信号L−R
をマトリクスするマトリクス回路8とを備えてい
る。
とを比較した場合、主チヤンネル信号の構成が同
一であることに着目し、前記主チヤンネル信号を
分離する為の回路としてFMステレオ復調回路を
利用する技術が特開昭58−38084号公報に開示さ
れている。前記公報第3図に記載された受信装置
は、第2図に示す如く、ステレオマルチプレツク
ス回路1を含むステレオ復調部2と、テレビ音声
多重信号の副チヤンネル信号をFM検波するFM
検波回路3を含む副チヤンネル信号復調部4と、
制御チヤンネル信号をAM検波するAM検波回路
5及びAM検波された制御チヤンネル信号中に含
まれる識別信号の種類を判別する識別回路6を含
む制御チヤンネル信号復調部7と、テレビ音声多
重信号のステレオ信号(以下テレビステレオ信号
と称す)の受信時に、ステレオ復調部2から得ら
れるステレオ和信号(L+R)及び副チヤンネル
信号復調部4から得られるステレオ差信号L−R
をマトリクスするマトリクス回路8とを備えてい
る。
いま、FMステレオ信号を受信したとすれば、
入力端子9にFMステレオコンポジツト信号が印
加され、該信号がステレオマルチプレツクス回路
1で左右ステレオ信号L及びRに分離される。そ
して、左ステレオ信号Lは、デイエンフアシス回
路10及びローパスフイルタ11を介して左出力
端子12に導出され、右ステレオ信号Rは、デイ
エンフアシス回路13及びローパスフイルタ14
を介して右出力端子15に導出される。その時、
FMステレオ信号中には識別信号が存在しないの
で、制御チヤンネル復調部7のスイツチ回路16
の出力は第1の状態(例えば「H」)になり、第
1及び第2スイツチ17及び18は図示の状態に
なつている。
入力端子9にFMステレオコンポジツト信号が印
加され、該信号がステレオマルチプレツクス回路
1で左右ステレオ信号L及びRに分離される。そ
して、左ステレオ信号Lは、デイエンフアシス回
路10及びローパスフイルタ11を介して左出力
端子12に導出され、右ステレオ信号Rは、デイ
エンフアシス回路13及びローパスフイルタ14
を介して右出力端子15に導出される。その時、
FMステレオ信号中には識別信号が存在しないの
で、制御チヤンネル復調部7のスイツチ回路16
の出力は第1の状態(例えば「H」)になり、第
1及び第2スイツチ17及び18は図示の状態に
なつている。
次に、テレビステレオ信号を受信したとすれ
ば、入力端子9にテレビステレオコンポジツト信
号が印加され、それがステレオマルチプレツクス
回路1に印加される。同時に、前記テレビステレ
オコンポジツト信号中の副チヤンネル信号が15〜
47KHzの帯域を有するバンドパスフイルタ19を
介してFM検波回路3に印加されるとともに、制
御チヤンネル信号が55.125KHzの中心周波数を有
するバンドパスフイルタ20を介してAM検波回
路5に印加される。しかして、前記AM検波回路
5に印加された制御チヤンネル信号は、AM検波
された後識別回路6で識別され、テレビステレオ
信号であることを示す982.5Hzの第1識別信号が
スイツチ回路16に印加される。その場合、前記
スイツチ回路16の出力は第1の状態を保ち、第
1及び第2スイツチ17及び18も第1の状態を
保つ。また、FM検波回路3に印加された副チヤ
ンネル信号は、FM検波された後デイエンフアシ
ス回路21及びローパスフイルタ22を介してマ
トリクス回路8に印加される。更に、ステレオマ
ルチプレクツクス回路1に印加されたテレビステ
レオコンポジツト信号は、19KHzステレオパイロ
ツト信号が存在しない為、前記ステレオマルチプ
レツクス回路1が単なるバツフア増幅回路として
動作するので、前記ステレオマルチプレツクス回
路1をそのまま通過し、その後デイエンフアシス
回路10,13及びローパスフイルタ11,14
を通過して、それぞれステレオ和信号(L+R)
となる。そして、該ステレオ和信号と副チヤンネ
ル信号復調部4からのステレオ差信号(L−R)
とがマトリクス回路8でマトリクスされ、左出力
端子12に左ステレオ信号Lが、右出力端子15
に右ステレオ信号Rがそれぞれ発生する。
ば、入力端子9にテレビステレオコンポジツト信
号が印加され、それがステレオマルチプレツクス
回路1に印加される。同時に、前記テレビステレ
オコンポジツト信号中の副チヤンネル信号が15〜
47KHzの帯域を有するバンドパスフイルタ19を
介してFM検波回路3に印加されるとともに、制
御チヤンネル信号が55.125KHzの中心周波数を有
するバンドパスフイルタ20を介してAM検波回
路5に印加される。しかして、前記AM検波回路
5に印加された制御チヤンネル信号は、AM検波
された後識別回路6で識別され、テレビステレオ
信号であることを示す982.5Hzの第1識別信号が
スイツチ回路16に印加される。その場合、前記
スイツチ回路16の出力は第1の状態を保ち、第
1及び第2スイツチ17及び18も第1の状態を
保つ。また、FM検波回路3に印加された副チヤ
ンネル信号は、FM検波された後デイエンフアシ
ス回路21及びローパスフイルタ22を介してマ
トリクス回路8に印加される。更に、ステレオマ
ルチプレクツクス回路1に印加されたテレビステ
レオコンポジツト信号は、19KHzステレオパイロ
ツト信号が存在しない為、前記ステレオマルチプ
レツクス回路1が単なるバツフア増幅回路として
動作するので、前記ステレオマルチプレツクス回
路1をそのまま通過し、その後デイエンフアシス
回路10,13及びローパスフイルタ11,14
を通過して、それぞれステレオ和信号(L+R)
となる。そして、該ステレオ和信号と副チヤンネ
ル信号復調部4からのステレオ差信号(L−R)
とがマトリクス回路8でマトリクスされ、左出力
端子12に左ステレオ信号Lが、右出力端子15
に右ステレオ信号Rがそれぞれ発生する。
更に、テレビ音声多重信号の2音声信号を受信
したとすれば、入力端子9に2音声信号が印加さ
れ、それがステレオマルチプレツクス回路1に印
加されるとともに、前記2音声信号中の副チヤン
ネル信号がバンドパスフイルタ19を介してFM
検波回路3に、制御チヤンネル信号がバンドパス
フイルタ20を介してAM検波回路5に印加され
る。その為、識別回路6から922.5Hzの第2識別
信号が発生し、スイツチ回路16の出力が第2の
状態(例えば「L」)になり、第1及び第2スイ
ツチ17及び18が図示と逆の状態になる。前記
第1スイツチ17が図示と逆の状態に切換わる
と、副チヤンネル信号復調部4の出力信号が前記
第1スイツチ17を介して右出力端子15に発生
する。また、前記第2スイツチ18が図示と逆の
状態に切換わると、マトリクス回路8の入力端が
接地されるので、前記マトリクス回路8が動作を
停止する。従つて、ステレオマルチプレツクス回
路1に印加された2音声信号は、バツフア増幅回
路として動作する前記ステレオマルチプレツクス
回路1を通過し、デイエンフアシス回路10及び
ローパスフイルタ11を介して在出力端子12に
発生し、バンドパスフイルタ19を介してFM検
波回路3に印加された副チヤンネル信号は、FM
検波された後デイエンフアシス回路21、ローパ
スフイルタ22及び第1スイツチ17を介して右
出力端子15に発生する。それ故、左出力端子1
2に得られる信号は、第1音声信号(日本語)と
なり、右出力端子15に得られる信号は第2音声
信号(外国語)となる。
したとすれば、入力端子9に2音声信号が印加さ
れ、それがステレオマルチプレツクス回路1に印
加されるとともに、前記2音声信号中の副チヤン
ネル信号がバンドパスフイルタ19を介してFM
検波回路3に、制御チヤンネル信号がバンドパス
フイルタ20を介してAM検波回路5に印加され
る。その為、識別回路6から922.5Hzの第2識別
信号が発生し、スイツチ回路16の出力が第2の
状態(例えば「L」)になり、第1及び第2スイ
ツチ17及び18が図示と逆の状態になる。前記
第1スイツチ17が図示と逆の状態に切換わる
と、副チヤンネル信号復調部4の出力信号が前記
第1スイツチ17を介して右出力端子15に発生
する。また、前記第2スイツチ18が図示と逆の
状態に切換わると、マトリクス回路8の入力端が
接地されるので、前記マトリクス回路8が動作を
停止する。従つて、ステレオマルチプレツクス回
路1に印加された2音声信号は、バツフア増幅回
路として動作する前記ステレオマルチプレツクス
回路1を通過し、デイエンフアシス回路10及び
ローパスフイルタ11を介して在出力端子12に
発生し、バンドパスフイルタ19を介してFM検
波回路3に印加された副チヤンネル信号は、FM
検波された後デイエンフアシス回路21、ローパ
スフイルタ22及び第1スイツチ17を介して右
出力端子15に発生する。それ故、左出力端子1
2に得られる信号は、第1音声信号(日本語)と
なり、右出力端子15に得られる信号は第2音声
信号(外国語)となる。
上述の如く、第2図の回路を用いれば、FMス
テレオ信号及びテレビ音声多重信号を正しく復調
することが出来、しかもFMステレオ復調部1を
テレビ音声多重信号の主チヤンネル信号を再生す
る為の回路に共用しているので、回路構成が簡単
になる。
テレオ信号及びテレビ音声多重信号を正しく復調
することが出来、しかもFMステレオ復調部1を
テレビ音声多重信号の主チヤンネル信号を再生す
る為の回路に共用しているので、回路構成が簡単
になる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかしながら、第2図の回路は、回路の切換
を、テレビ音声多重信号中に含まれる識別信号を
検出することにより行つており、制御チヤンネル
信号による主搬送波の変調度が2KHzと低いこと、
前記制御チヤンネル信号の周波数が55KHzと比較
的高いこと、第1及び第2識別信号の周波数
982.5Hz及び922.5Hzが互いに近接していること等
により、前記識別信号を検出する為の制御チヤン
ネル信号復調部が非常に複雑になり、かつ高価に
なるという欠点があつた。
を、テレビ音声多重信号中に含まれる識別信号を
検出することにより行つており、制御チヤンネル
信号による主搬送波の変調度が2KHzと低いこと、
前記制御チヤンネル信号の周波数が55KHzと比較
的高いこと、第1及び第2識別信号の周波数
982.5Hz及び922.5Hzが互いに近接していること等
により、前記識別信号を検出する為の制御チヤン
ネル信号復調部が非常に複雑になり、かつ高価に
なるという欠点があつた。
また、第2図の回路の場合、テレビ音声多重信
号の2音声信号を受信したとき、左出力端子12
に第1音声信号が、右出力端子15に第2音声信
号が発生するので、左右増幅回路及び左右スピー
カをそれぞれ前記左右出力端子12及び15に接
続すると、第1音声信号もしくは第2音声信号の
みを聴取することが出来ず、別途にスイツチ回路
を設けて、第1音声信号もしくは第2音声信号の
選択を行なわなければならないという欠点があつ
た。特に、前記別途のスイツチ回路は、ステレオ
分離等の信号処理を行なう回路の後段に配置され
るので、接点数の増加や構成の増加を招き好まし
くなかつた。
号の2音声信号を受信したとき、左出力端子12
に第1音声信号が、右出力端子15に第2音声信
号が発生するので、左右増幅回路及び左右スピー
カをそれぞれ前記左右出力端子12及び15に接
続すると、第1音声信号もしくは第2音声信号の
みを聴取することが出来ず、別途にスイツチ回路
を設けて、第1音声信号もしくは第2音声信号の
選択を行なわなければならないという欠点があつ
た。特に、前記別途のスイツチ回路は、ステレオ
分離等の信号処理を行なう回路の後段に配置され
るので、接点数の増加や構成の増加を招き好まし
くなかつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、ス
テレオ復調部と、副チヤンネル信号復調部と、第
1及び第2演算回路と、入力信号を前記ステレオ
復調部に供給する第1スイツチ回路と、前記副チ
ヤンネル信号復調部の反転出力信号を前記第1演
算回路に供給する第2スイツチ回路と、非反転出
力信号を前記第1演算回路に供給する第3スイツ
チ回路と、前記ステレオ復調部の出力を前記第2
演算回路に供給する第4スイツチ回路と、前記第
1乃至第4スイツチ回路を制御する手動切換スイ
ツチを有する点を特徴とする。
テレオ復調部と、副チヤンネル信号復調部と、第
1及び第2演算回路と、入力信号を前記ステレオ
復調部に供給する第1スイツチ回路と、前記副チ
ヤンネル信号復調部の反転出力信号を前記第1演
算回路に供給する第2スイツチ回路と、非反転出
力信号を前記第1演算回路に供給する第3スイツ
チ回路と、前記ステレオ復調部の出力を前記第2
演算回路に供給する第4スイツチ回路と、前記第
1乃至第4スイツチ回路を制御する手動切換スイ
ツチを有する点を特徴とする。
(ホ) 作用
本考案に依れば、手動切換スイツチを操作し、
第1乃至第4スイツチ回路の状態を制御するだけ
で、放送内容に応じた適切な受信を行い得るとと
もに、特にテレビ音声多重信号の2音声信号の受
信時に、第1及び第2音声信号のうち、聴取を希
望する音声信号の正しい受信を行い得る。
第1乃至第4スイツチ回路の状態を制御するだけ
で、放送内容に応じた適切な受信を行い得るとと
もに、特にテレビ音声多重信号の2音声信号の受
信時に、第1及び第2音声信号のうち、聴取を希
望する音声信号の正しい受信を行い得る。
(ヘ) 実施例
第1図は本考案の一実施例を示す回路図で、2
3はFM検波されたFMステレオ信号及びテレビ
音声多重信号が印加される入力端子、24は前記
FMステレオ信号を左右ステレオ信号に分離する
為のステレオマルチプレツクス回路、25は前記
入力端子23と前記ステレオマルチプレツクス回
路24の入力端との間に挿入された第1スイツチ
回路、26は15〜47KHzの帯域幅を有するバンド
パスフイルタ、27はテレビ音声多重信号の副搬
送波をFM検波するPLL方式のFM検波回路、2
8はバツフアトランジスタ、29はエミツタに
FM検波された副チヤンネル信号を、コレクタに
該副チヤンネル信号の反転信号を発生する極性反
転トランジスタ、30は第1減算回路、31は第
2減算回路、32は前記極性反転トランジスタ2
9のコレクタと前記第1減算回路30との間に挿
入された第2スイツチ回路、33は前記極性反転
トランジスタ、29のエミツタと前記第1減算ト
ランジスタ30の入力端との間に挿入さた第3ス
イツチ回路、34は前記ステレオマルチプレツク
ス回路24の右出力端と前記第2減算回路31の
入力端との間に挿入された第4スイツチ回路、3
5はFMステレオ信号の受信時に「L」、それ以
外の信号の受信時に「H」になるステレオインジ
ケータ36の点灯信号が印加される第1入力と、
副搬送波の存在時にコンデンサ37の一端に発生
する「H」信号が印加される第2入力と、PLL
方式のFM検波回路27がロツクしたことを知ら
せるロツク信号発生端子に接続される第3入力と
を有するアンドゲート、及び38は該アンドゲー
ト35の出力信号に応じてテレビ音声多重インジ
ケータ39を駆動する駆動トランジスタである。
尚、第1乃至第4スイツチ回路25乃至34は、
制御端子に「H」信号が印加されたとき導通状態
となる様に構成されている。
3はFM検波されたFMステレオ信号及びテレビ
音声多重信号が印加される入力端子、24は前記
FMステレオ信号を左右ステレオ信号に分離する
為のステレオマルチプレツクス回路、25は前記
入力端子23と前記ステレオマルチプレツクス回
路24の入力端との間に挿入された第1スイツチ
回路、26は15〜47KHzの帯域幅を有するバンド
パスフイルタ、27はテレビ音声多重信号の副搬
送波をFM検波するPLL方式のFM検波回路、2
8はバツフアトランジスタ、29はエミツタに
FM検波された副チヤンネル信号を、コレクタに
該副チヤンネル信号の反転信号を発生する極性反
転トランジスタ、30は第1減算回路、31は第
2減算回路、32は前記極性反転トランジスタ2
9のコレクタと前記第1減算回路30との間に挿
入された第2スイツチ回路、33は前記極性反転
トランジスタ、29のエミツタと前記第1減算ト
ランジスタ30の入力端との間に挿入さた第3ス
イツチ回路、34は前記ステレオマルチプレツク
ス回路24の右出力端と前記第2減算回路31の
入力端との間に挿入された第4スイツチ回路、3
5はFMステレオ信号の受信時に「L」、それ以
外の信号の受信時に「H」になるステレオインジ
ケータ36の点灯信号が印加される第1入力と、
副搬送波の存在時にコンデンサ37の一端に発生
する「H」信号が印加される第2入力と、PLL
方式のFM検波回路27がロツクしたことを知ら
せるロツク信号発生端子に接続される第3入力と
を有するアンドゲート、及び38は該アンドゲー
ト35の出力信号に応じてテレビ音声多重インジ
ケータ39を駆動する駆動トランジスタである。
尚、第1乃至第4スイツチ回路25乃至34は、
制御端子に「H」信号が印加されたとき導通状態
となる様に構成されている。
いま、入力端子23にFMステレオ信号が印加
されたとすれば、該FMステレオ信号は第1スイ
ツチ回路25を介してステレオマルチプレツクス
回路24に印加され、従来と同様左右ステレオ信
号L及びRに分離される。その時、前記FMステ
レオ信号が19KHzステレオパイロツト信号を含む
為、ステレオインジケータ36のカソードが
「L」になり、前記ステレオインジケータ36が
点灯してFMステレオ受信であることを表示す
る。同時に、前記「L」信号は、アンドゲード3
5の第1入力に印加されるので、該アンドゲード
35の出力が「L」になり、バツフアトランジス
タ28及び極性反転トランジスタ29のバイアス
が遮断される。従つて、第1及び第2スイツチ4
0及び41の状態に関わらず、前記極性反転トラ
ンジスタ29のコレクタ及びエミツタに信号が発
生しない。それ故、ステレオマルチプレツクス回
路24の出力端に発生する左ステレオ信号Lがデ
イエンフアシス回路42及びローパスフイルタ4
3を介して第1減算回路30に印加される。ま
た、ステレオマルチプレツクス回路24の出力端
に発生する右ステレオ信号Rがデイエンフアシス
回路44、ローパスフイルタ45及び第4スイツ
チ回路34を介して第2減算回路31に印加され
る。そして、極性反転トランジスタ29のコレク
タ及びエミツタに得られる信号が零故、前記左右
ステレオ信号L及びRはそのまま左右出力端子4
6及び47に出力され、FMステレオ受信が達成
される。尚、FMステレオ信号の受信時には、ア
ンドゲート35の出力が「L」になるので、第1
スイツチ40は動作に無関係になる。
されたとすれば、該FMステレオ信号は第1スイ
ツチ回路25を介してステレオマルチプレツクス
回路24に印加され、従来と同様左右ステレオ信
号L及びRに分離される。その時、前記FMステ
レオ信号が19KHzステレオパイロツト信号を含む
為、ステレオインジケータ36のカソードが
「L」になり、前記ステレオインジケータ36が
点灯してFMステレオ受信であることを表示す
る。同時に、前記「L」信号は、アンドゲード3
5の第1入力に印加されるので、該アンドゲード
35の出力が「L」になり、バツフアトランジス
タ28及び極性反転トランジスタ29のバイアス
が遮断される。従つて、第1及び第2スイツチ4
0及び41の状態に関わらず、前記極性反転トラ
ンジスタ29のコレクタ及びエミツタに信号が発
生しない。それ故、ステレオマルチプレツクス回
路24の出力端に発生する左ステレオ信号Lがデ
イエンフアシス回路42及びローパスフイルタ4
3を介して第1減算回路30に印加される。ま
た、ステレオマルチプレツクス回路24の出力端
に発生する右ステレオ信号Rがデイエンフアシス
回路44、ローパスフイルタ45及び第4スイツ
チ回路34を介して第2減算回路31に印加され
る。そして、極性反転トランジスタ29のコレク
タ及びエミツタに得られる信号が零故、前記左右
ステレオ信号L及びRはそのまま左右出力端子4
6及び47に出力され、FMステレオ受信が達成
される。尚、FMステレオ信号の受信時には、ア
ンドゲート35の出力が「L」になるので、第1
スイツチ40は動作に無関係になる。
次に、FMモノラル信号もしくテレビモノラル
信号(以下モノラル信号と称す)が入力端子23
に印加されたとすると、該モノラル信号が第1ス
イツチ回路25を介してステレオマルチプレツク
ス回路24に印加される。その時、19KHzステレ
オパイロツト信号が存在しない為、前記ステレオ
マルチプレツクス回路24は単なるバツフア増幅
回路として動作し、両出力端に等しくモノラル信
号が発生する。そして、前記モノラル信号は、そ
れぞれ、デイエンフアシス回路42,44、ロー
パスフイルタ43,45、第1、第2減算回路3
0,31を介して左右出力端子46,47に導出
されるので、モノラル受信が達成される。その場
合、19KHzステレオパイロツト信号が存在しない
為、ステレオインジケータ36が消灯し、アンド
ゲート35の第1入力に「H」信号が印加され
る。一方、モノラル信号は、15KHz以上の成分を
含まない為、バンドパスフイルタ26を通過する
信号が存在しない。その為、コンデンサ37が充
電されず、アンドゲート35の第2入力が「L」
になる。また、前記15KHz以上の成分を含まない
為、PLL方式のFM検波回路27がロツクせず、
アンドゲート35の第3入力も「L」になる。そ
の為、FMステレオ信号の受信時と同様、アンド
ゲート35の出力が「L」になり、バツフアトラ
ンジスタ28及び極性反転トランジスタ29がオ
フし、該極性反転トランジスタ29のコレクタ及
びエミツタの信号が零になる。
信号(以下モノラル信号と称す)が入力端子23
に印加されたとすると、該モノラル信号が第1ス
イツチ回路25を介してステレオマルチプレツク
ス回路24に印加される。その時、19KHzステレ
オパイロツト信号が存在しない為、前記ステレオ
マルチプレツクス回路24は単なるバツフア増幅
回路として動作し、両出力端に等しくモノラル信
号が発生する。そして、前記モノラル信号は、そ
れぞれ、デイエンフアシス回路42,44、ロー
パスフイルタ43,45、第1、第2減算回路3
0,31を介して左右出力端子46,47に導出
されるので、モノラル受信が達成される。その場
合、19KHzステレオパイロツト信号が存在しない
為、ステレオインジケータ36が消灯し、アンド
ゲート35の第1入力に「H」信号が印加され
る。一方、モノラル信号は、15KHz以上の成分を
含まない為、バンドパスフイルタ26を通過する
信号が存在しない。その為、コンデンサ37が充
電されず、アンドゲート35の第2入力が「L」
になる。また、前記15KHz以上の成分を含まない
為、PLL方式のFM検波回路27がロツクせず、
アンドゲート35の第3入力も「L」になる。そ
の為、FMステレオ信号の受信時と同様、アンド
ゲート35の出力が「L」になり、バツフアトラ
ンジスタ28及び極性反転トランジスタ29がオ
フし、該極性反転トランジスタ29のコレクタ及
びエミツタの信号が零になる。
更に、入力端子23にテレビ音声多重信号が印
加されると、該テレビ音声多重信号が第1スイツ
チ回路25を介してステレオマルチプレツクス回
路24に印加されるとともに、前記テレビ音声多
重信号の副チヤンネル信号がバンドパスフイルタ
26及び増幅回路48を介してPLL方式のFM検
波回路27に印加される。前記ステレオマルチプ
レツクス回路24は、この場合もモノラル信号の
受信時と同様単なるバツフア増幅回路として動作
するので、第1及び第2減算回路30及び31の
正入力端には、主チヤンネル信号が印加される。
また、FM検波回路27に印加された副チヤンネ
ル信号は、FM検波された後バツフアトランジス
タ28のベースに印加される。しかして、テレビ
音声多重信号の受信時には、19KHzステレオパイ
ロツト信号が存在せず、副搬送波が存在し、
PLL方式のFM検波回路27がロツク状態になる
ので、アンドゲート35のすべての入力が「H」
になり、該アンドゲート35の出力が「H」にな
る。その為、バツフアトランジスタ28及び極性
反転トランジスタ29にバイアスがかかり、前記
FM検波回路27の出力がバツフアトランジスタ
28、デイエンフアシス回路49、ローパスフイ
ルタ50を介して極性反転トランジスタ29のベ
ースに印加される。また前記アンドゲート35の
出力「H」は、第1スイツチ40に動作電源とし
て供給されるので、第1乃至第4スイツチ回路2
5乃至34は、前記第1スイツチ40の状態に応
じて切換可能になる。
加されると、該テレビ音声多重信号が第1スイツ
チ回路25を介してステレオマルチプレツクス回
路24に印加されるとともに、前記テレビ音声多
重信号の副チヤンネル信号がバンドパスフイルタ
26及び増幅回路48を介してPLL方式のFM検
波回路27に印加される。前記ステレオマルチプ
レツクス回路24は、この場合もモノラル信号の
受信時と同様単なるバツフア増幅回路として動作
するので、第1及び第2減算回路30及び31の
正入力端には、主チヤンネル信号が印加される。
また、FM検波回路27に印加された副チヤンネ
ル信号は、FM検波された後バツフアトランジス
タ28のベースに印加される。しかして、テレビ
音声多重信号の受信時には、19KHzステレオパイ
ロツト信号が存在せず、副搬送波が存在し、
PLL方式のFM検波回路27がロツク状態になる
ので、アンドゲート35のすべての入力が「H」
になり、該アンドゲート35の出力が「H」にな
る。その為、バツフアトランジスタ28及び極性
反転トランジスタ29にバイアスがかかり、前記
FM検波回路27の出力がバツフアトランジスタ
28、デイエンフアシス回路49、ローパスフイ
ルタ50を介して極性反転トランジスタ29のベ
ースに印加される。また前記アンドゲート35の
出力「H」は、第1スイツチ40に動作電源とし
て供給されるので、第1乃至第4スイツチ回路2
5乃至34は、前記第1スイツチ40の状態に応
じて切換可能になる。
ここで、受信されたテレビ音声多重信号がテレ
ビステレオ信号であるとすれば、第1スイツチ4
0を手動でステレオ位置bに切換える。すると、
第2スイツチ回路32が導通し、極性反転トラン
ジスタ29のコレクタに得られる反転ステレオ差
信号−(L−R)が前記第2スイツチ回路32を
介して第1減算回路30に印加され、ローパスフ
イルタ43から前記第1減算回路30に印加され
るステレオ和信号(L+R)と減算され、左出力
端子46にステレオ信号Lが発生する。また、極
性反転トランジスタ29のエミツタに得られるス
テレオ差信号(L−R)が直接第2減算回路31
に印加され、第4スイツチ回路34から前記第2
減算回路31に印加されるステレオ和信号(L+
R)と減算され、右出力端子47に右ステレオ信
号Rが発生する。
ビステレオ信号であるとすれば、第1スイツチ4
0を手動でステレオ位置bに切換える。すると、
第2スイツチ回路32が導通し、極性反転トラン
ジスタ29のコレクタに得られる反転ステレオ差
信号−(L−R)が前記第2スイツチ回路32を
介して第1減算回路30に印加され、ローパスフ
イルタ43から前記第1減算回路30に印加され
るステレオ和信号(L+R)と減算され、左出力
端子46にステレオ信号Lが発生する。また、極
性反転トランジスタ29のエミツタに得られるス
テレオ差信号(L−R)が直接第2減算回路31
に印加され、第4スイツチ回路34から前記第2
減算回路31に印加されるステレオ和信号(L+
R)と減算され、右出力端子47に右ステレオ信
号Rが発生する。
次に受信されたテレビ音声多重信号が2音声信
号であるとし、第1スイツチ40を図示の主チヤ
ンネル位置aに切換えたとすれば、連動する第2
スイツチ41も図示の主チヤンネル位置aに切換
わり、バツフアトランジスタ28のベースが接地
される。その為、副チヤンネル信号の発生が停止
し、ステレオマルチプレツクス回路24からデイ
エンフアシス回路42、ローパスフイルタ43、
第1減算回路30を介して左出力端子46に第1
音声信号が導出され、同様に、デイエンフアシス
回路44、ローパスフイルタ45、第4スイツチ
回路34、第2減算回路31を介して右出力端子
47にも第1音声信号が導出される。また、第1
スイツチ40を副チヤンネル位置dに切換える
と、第1スイツチ回路25が遮断され、主チヤン
ネル信号がステレオマルチプレツクス回路24に
印加されなくなり、かつ第3スイツチ回路33が
導通状態になるので、極性反転トランジスタ29
のエミツタに得られる第2音声信号が前記第3ス
イツチ回路33を介して第1減算回路30に印加
されるとともに、直接第2減算回路31に印加さ
れ、、左右出力端子46及び47に等しく第2音
声信号が発生する。更に、第1スイツチ40を主
チヤンネル信号と副チヤンネル信号との混合位置
cに切換えると、第4スイツチ回路34が遮断さ
れ、第1減算回路30には、ローパスフイルタ4
3から第1音声信号が、第2減算回路31には、
極性反転トランジスタ29から第2音声信号がそ
れぞれ印加されるので、左出力端子46に第1音
声信号が、右出力端子47に第2音声信号がそれ
ぞれ発生する。尚、アンドゲート35の出力が
「H」になると駆動トランジスタ38がオンする
ので、音声多重インジケータ39が点灯し、テレ
ビ音声多重信号を受信していることを表示する。
号であるとし、第1スイツチ40を図示の主チヤ
ンネル位置aに切換えたとすれば、連動する第2
スイツチ41も図示の主チヤンネル位置aに切換
わり、バツフアトランジスタ28のベースが接地
される。その為、副チヤンネル信号の発生が停止
し、ステレオマルチプレツクス回路24からデイ
エンフアシス回路42、ローパスフイルタ43、
第1減算回路30を介して左出力端子46に第1
音声信号が導出され、同様に、デイエンフアシス
回路44、ローパスフイルタ45、第4スイツチ
回路34、第2減算回路31を介して右出力端子
47にも第1音声信号が導出される。また、第1
スイツチ40を副チヤンネル位置dに切換える
と、第1スイツチ回路25が遮断され、主チヤン
ネル信号がステレオマルチプレツクス回路24に
印加されなくなり、かつ第3スイツチ回路33が
導通状態になるので、極性反転トランジスタ29
のエミツタに得られる第2音声信号が前記第3ス
イツチ回路33を介して第1減算回路30に印加
されるとともに、直接第2減算回路31に印加さ
れ、、左右出力端子46及び47に等しく第2音
声信号が発生する。更に、第1スイツチ40を主
チヤンネル信号と副チヤンネル信号との混合位置
cに切換えると、第4スイツチ回路34が遮断さ
れ、第1減算回路30には、ローパスフイルタ4
3から第1音声信号が、第2減算回路31には、
極性反転トランジスタ29から第2音声信号がそ
れぞれ印加されるので、左出力端子46に第1音
声信号が、右出力端子47に第2音声信号がそれ
ぞれ発生する。尚、アンドゲート35の出力が
「H」になると駆動トランジスタ38がオンする
ので、音声多重インジケータ39が点灯し、テレ
ビ音声多重信号を受信していることを表示する。
(ト) 考案の効果
以上述べた如く、本考案に依れば、FMステレ
オ信号とテレビ音声多重信号とを正しく受信する
受信装置を提供出来る。また本考案に依れば、手
動切換スイツチを操作することにより4つのスイ
ツチ回路を制御し、テレビ音声多重信号の適切な
受信を行い得るので、構成簡単な受信装置を提供
出来る。
オ信号とテレビ音声多重信号とを正しく受信する
受信装置を提供出来る。また本考案に依れば、手
動切換スイツチを操作することにより4つのスイ
ツチ回路を制御し、テレビ音声多重信号の適切な
受信を行い得るので、構成簡単な受信装置を提供
出来る。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図及び第
2図は従来の受信装置を示す回路図である。 主な図番の説明、24……ステレオマルチプレ
ツクス回路、25,32,33,34……スイツ
チ回路、27……FM検波回路、30,31……
減算回路。
2図は従来の受信装置を示す回路図である。 主な図番の説明、24……ステレオマルチプレ
ツクス回路、25,32,33,34……スイツ
チ回路、27……FM検波回路、30,31……
減算回路。
Claims (1)
- FMステレオ信号とテレビ音声多重信号とを受
信し得る受信装置において、FMステレオ信号か
ら左右ステレオ信号を分離するとともに、テレビ
音声多重信号の主チヤンネル信号を通過させるス
テレオ復調部と、前記テレビ音声多重信号の副チ
ヤンネル信号を復調する副チヤンネル信号復調部
と、前記ステレオ復調部の第1出力端子に接続さ
れる第1演算回路と、前記ステレオ復調部の第2
出力端子に接続される第2演算回路と、前記ステ
レオ復調部の入力端子に接続される第1スイツチ
回路と、前記副チヤンネル信号復調部の反転出力
端子と前記第1演算回路との間に接続される第2
スイツチ回路と、前記副チヤンネル信号復調部の
出力端子と前記第2演算回路との間に接続される
第3スイツチ回路と、前記ステレオ復調部の第2
出力端子と前記第2演算回路との間に接続される
第4スイツチ回路と、前記第1乃至第4スイツチ
回路を制御する手動切換スイツチとを備え、前記
手動切換スイツチを切換えることにより前記第1
乃至第4スイツチ回路を選択的に導通させ、ステ
レオ位置、主チヤンネル位置、副チヤンネル位置
及び混合チヤンネル位置で、左右出力端子からそ
れぞれ左右ステレオ信号、第1音声信号のみ、第
2音声信号のみ及び第1、第2音声信号を発生さ
せる様にしたことを特徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984172019U JPH021987Y2 (ja) | 1984-11-13 | 1984-11-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984172019U JPH021987Y2 (ja) | 1984-11-13 | 1984-11-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6188381U JPS6188381U (ja) | 1986-06-09 |
JPH021987Y2 true JPH021987Y2 (ja) | 1990-01-18 |
Family
ID=30729692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984172019U Expired JPH021987Y2 (ja) | 1984-11-13 | 1984-11-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH021987Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-13 JP JP1984172019U patent/JPH021987Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6188381U (ja) | 1986-06-09 |
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