JPH021986Y2 - - Google Patents

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JPH021986Y2
JPH021986Y2 JP1984172018U JP17201884U JPH021986Y2 JP H021986 Y2 JPH021986 Y2 JP H021986Y2 JP 1984172018 U JP1984172018 U JP 1984172018U JP 17201884 U JP17201884 U JP 17201884U JP H021986 Y2 JPH021986 Y2 JP H021986Y2
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stereo
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audio
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、FMステレオ信号とテレビ音声多重
信号とを受信し得る受信装置に関するもので、特
にテレビ音声多重信号の主チヤンネル信号もしく
は副チヤンネル信号を選択する為の手動選択スイ
ツチが、テレビ音声多重信号の受信時のみ作動す
る様にした受信装置に関する。
(ロ) 従来の技術 現在、FMステレオ放送とテレビ音声多重放送
とを受信することが出来る受信装置が公知であ
る。
前記FMステレオ放送に用いられるFMステレ
オ信号は、ステレオ和信号(L+R)から成る主
チヤンネル信号と、38KHzの副搬送波をステレオ
差信号(L−R)によりAM変調して成る副チヤ
ンネル信号と、19KHzステレオパイロツト信号と
によつて主搬送波をFM変調することにより作成
される。また前記テレビ音声多重放送に用いられ
るテレビ音声多重信号は、ステレオ和信号(L+
R)もしくは第1音声信号(日本語)から成る主
チヤンネル信号と、31.5KHzの副搬送波をステレ
オ差信号(L−R)もしくは第2音声信号(外国
語)によりFM変調して成る副チヤンネル信号
と、55.125KHzの制御副搬送波を982.5Hzの第1識
別信号もしくは922.5Hzの第2識別信号により
AM変調して成る制御チヤンネル信号とによつて
主搬送波をFM変調することにより作成される。
しかして、前記FMステレオ信号とテレビ音声多
重信号とは、上述の如くその変調方式が異る為、
同一の復調回路を用いて復調することが出来ず、
互いに独立した復調回路を受信装置内に配置しな
ければならなかつた。
一方、FMステレオ放送とテレビ音声多重放送
とを比較した場合、主チヤンネル信号の構成が同
一であることに着目し、前記主チヤンネル信号を
分離する為の回路としてFMステレオ復調回路を
利用する技術が特開昭58−38084号公報に開示さ
れている。前記公報第3図に記載された受信装置
は、第2図に示す如く、ステレオマルチプレツク
ス回路1を含むステレオ復調部2と、テレビ音声
多重信号の副チヤンネル信号をFM検波するFM
検波回路3を含む副チヤンネル信号復調部4と、
制御チヤンネル信号をAM検波するAM検波回路
5及びAM検波された制御チヤンネル信号中に含
まれる識別信号の種類を判別する識別回路6を含
む制御チヤンネル信号復調部7と、テレビ音声多
重信号のステレオ信号(以下テレビステレオ信号
と称す)の受信時に、ステレオ復調部2から得ら
れるステレオ和信号(L+R)及び副チヤンネル
信号復調部4から得られるステレオ差信号L−R
をマトリクスするマトリクス回路8とを備えてい
る。
いま、FMステレオ信号を受信したとすれば、
入力端子9にFMステレオコンポジツト信号が印
加され、該信号がステレオマルチプレツクス回路
1で左右ステレオ信号L及びRに分離される。そ
して、左ステレオ信号Lは、デイエンフアシス回
路10及びローパスフイルタ11を介して左出力
端子12に導出され、右ステレオ信号Rは、デイ
エンフアシス回路13及びローパスフイルタ14
を介して右出力端子15に導出される。その時、
FMステレオ信号中には識別信号が存在しないの
で、制御チヤンネル復調部7のスイツチ回路16
の出力は第1の状態(例えば「H」)になり、第
1及び第2スイツチ17及び18は図示の状態に
なつている。
次に、テレビステレオ信号を受信したとすれ
ば、入力端子9にテレビステレオコンポジツト信
号が印加され、それがステレオマルチプレツクス
回路1に印加される。同時に、前記テレビステレ
オコンポジツト信号中の副チヤンネル信号が15〜
47KHzの帯域を有するバンドパスフイルタ19を
介してFM検波回路3に印加されるとともに、制
御チヤンネル信号が55.125KHzの中心周波数を有
するバンドパスフイルタ20を介してAM検波回
路5に印加される。しかして、前記AM検波回路
5に印加された制御チヤンネル信号は、AM検波
された後識別回路6で識別され、テレビステレオ
信号であることを示す982.5Hzの第1識別信号が
スイツチ回路16に印加される。その場合、前記
スイツチ回路16の出力は第1の状態を保ち、第
1及び第2スイツチ17及び18も第1の状態を
保つ。また、FM検波回路3に印加された副チヤ
ンネル信号は、FM検波された後デイエンフアシ
ス回路21及びローパスフイルタ22を介してマ
トリクス回路8に印加される。更に、ステレオマ
ルチプレクツクス回路1に印加されたテレビステ
レオコンポジツト信号は、19KHzステレオパイロ
ツト信号が存在しない為、前記ステレオマルチプ
レツクス回路1が単なるバツフア増幅回路として
動作するので、前記ステレオマルチプレツクス回
路1をそのまま通過し、その後デイエンフアシス
回路10,13及びローパスフイルタ11,14
を通過して、それぞれステレオ和信号(L+R)
となる。そして、該ステレオ和信号と副チヤンネ
ル信号復調部4からのステレオ差信号L−Rとが
マトリクス回路8でマトリクスされ、左出力端子
12に左ステレオ信号Lが、右出力端子15に右
ステレオ信号Rがそれぞれ発生する。
更に、テレビ音声多重信号の2音声信号を受信
したとすれば、入力端子9に2音声信号が印加さ
れ、それがステレオマルチプレツクス回路1に印
加されるとともに、前記2音声信号中の副チヤン
ネル信号がバンドパスフイルタ19を介してFM
検波回路3に、制御チヤンネル信号がバンドパス
フイルタ20を介してAM検波回路5に印加され
る。その為、識別回路6から922.5Hzの第2識別
信号が発生し、スイツチ回路16の出力が第2の
状態(例えば「L」)になり、第1及び第2スイ
ツチ17及び18が図示と逆の状態になる。前記
第1スイツチ17が図示と逆の状態に切換わる
と、副チヤンネル信号復調部4の出力信号が前記
第1スイツチ17を介して右出力端子15に発生
する。また、前記第2スイツチ18が図示と逆の
状態に切換わると、マトリクス回路8の入力端が
接地されるので、前記マトリクス回路8が動作を
停止する。従つて、ステレオマルチプレツクス回
路1に印加された2音声信号は、バツフア増幅回
路として動作する前記ステレオマルチプレツクス
回路1を通過し、デイエンフアシス回路10及び
ローパスフイルタ11を介して在出力端子12に
発生し、バンドパスフイルタ19を介してFM検
波回路3に印加された副チヤンネル信号は、FM
検波された後デイエンフアシス回路21、ローパ
スフイルタ22及び第1スイツチ17を介して右
出力端子15に発生する。それ故、左出力端子1
2に得られる信号は、第1音声信号(日本語)と
なり、右出力端子15に得られる信号は、第2音
声信号(外国語)となる。
上述の如く、第2図の回路を用いれば、FMス
テレオ信号及びテレビ音声多重信号を正しく復調
することが出来、しかもFMステレオ復調部1を
テレビ音声多重信号の主チヤンネル信号を再生す
る為の回路に共用しているので、回路構成が簡単
になる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、第2図の回路は、回路の切換
を、テレビ音声多重信号中に含まれる識別信号を
検出することにより行つており、制御チヤンネル
信号による主搬送波の変調度が2KHzと低いこと、
前記制御チヤンネル信号の周波数が55KHzと比較
的高いこと、第1及び第2識別信号の周波数
982.5Hz及び922.5Hzが互いに近接していること等
により、前記識別信号を検出する為の制御チヤン
ネル信号復調部が非常に複雑になり、かつ高価に
なるという欠点があつた。
また、第2図の回路の場合、テレビ音声多重信
号の2音声信号を受信したとき、左出力端子12
に第1音声信号が、右出力端子15に第2音声信
号が発生するので、左右増幅回路及び左右スピー
カをそれぞれ前記左右出力端子12及び15に接
続すると、第1音声信号もしくは第2音声信号の
みを聴取することが出来ず、別途にスイツチ回路
を設けて、第1音声信号もしくは第2音声信号の
選択を行なわなければならないという欠点があつ
た。そして、前記スイツチ回路を設ける場合、単
にスイツチ回路を挿入するだけでは、切換が不要
なFMステレオ信号の受信時に、前記スイツチ回
路を操作しなければならず、かつ前記FMステレ
オ信号の受信時に、例えば前記スイツチ回路が副
チヤンネル位置に切換えられていると、正常なス
テレオ受信を行い得ないという欠点があつた。だ
からといつて制御チヤンネル信号復調部の出力信
号を用い、前記スイツチ回路の状態を切換えると
いう方法では、回路構成が複雑になりコストが上
昇するという欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上述の点に鑑み成されたもので、テレ
ビ音声多重信号の受信時に所定の電圧を発生する
検知手段と、該検知手段から得られる前記所定の
電圧を動作電圧として、テレビ音声多重信号の2
音声信号受信時に主チヤンネル信号もしくは副チ
ヤンネル信号の選択を行う手動切換スイツチとを
備える点を特徴とする。
(ホ) 作用 本考案に依れば、手動切換スイツチが音声多重
信号の受信時のみ作動するので、FMステレオ信
号の受信時に、前記手動切換スイツチがどの位置
に切換えられていても正しくステレオ受信を行う
ことが出来る。
(ヘ) 実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、
23はFM検波されたFMステレオ信号及びテレ
ビ音声多重信号が印加される入力端子、24は前
記FMステレオ信号を左右ステレオ信号に分離す
る為のステレオマルチプレツクス回路、25は前
記入力端子23と前記ステレオマルチプレツクス
回路24の入力端との間に挿入された第1スイツ
チ回路、26は15〜47KHzの帯域幅を有するバン
ドパスタフイルタ、27はテレビ音声多重信号の
副搬送波をFM検波するPLL方式のFM検波回路、
28はバツフアトランジスタ、29はエミツタに
FM検波された副チヤンネル信号をコレクタに該
副チヤンネル信号の反転信号を発生する極性反転
トランジスタ、30は第1減算回路、31は第2
減算回路、32は前記極性反転トランジスタ29
のコレクタと前記第1減算回路30との間に挿入
された第2スイツチ回路、33は前記極性反転ト
ランジスタ29のエミツタと前記第1減算トラン
ジスタ30の入力端との間に挿入さた第3スイツ
チ回路、34は前記ステレオマルチプレツクス回
路24の右出力端と前記第2減算回路31の入力
端との間に挿入された第4スイツチ回路、35は
FMステレオ信号の受信時に「L」、それ以外の
信号の受信時に「H」になるステレオインジケー
タ36の点灯信号が印加される第1入力と、副搬
送波の存在時にコンデンサ37の一端に発生する
「H」信号が印加される第2入力と、PLL方式の
FM検波回路27がロツクしたことを知らせるロ
ツク信号発生端子に接続される第3入力とを有す
るアンドゲート、及び38は該アンドゲート35
の出力信号に応じてテレビ音声多重インジケータ
39を駆動する駆動トランジスタである。尚、第
1乃至第4スイツチ回路25乃至34は、制御端
子「H」信号が印加されたとき導通状態となる様
に構成されている。
いま、入力端子23にFMステレオ信号が印加
されたとすれば、該FMステレオ信号は第1スイ
ツチ回路25を介してステレオマルチプレツクス
回路24に印加され、従来と同様左右ステレオ信
号L及びRに分離される。その時、前記FMステ
レオ信号が19KHzステレオパイロツト信号を含む
為、ステレオインジケータ36のカソードが
「L」になり、前記ステレオインジケータ36が
点灯してFMステレオ受信であることを表示す
る。同時に、前記「L」信号は、アンドゲート3
5の第1入力に印加されるので、該アンドゲード
35の出力が「L」になり、バツフアトランジス
タ28及び極性反転トランジススタ29のバイア
スが遮断される。従つて、第1及び第2スイツチ
40及び41の状態に関わらず、前記極性反転ト
ランジスタ29のコレクタ及びエミツタに信号が
発生しない。それ故、ステレオマルチプレツクス
回路24の出力端に発生する左ステレオ信号Lが
デイエンフアシス回路42及びローパスフイルタ
43を介して第1減算回路30に印加される。ま
た、ステレオマルチプレツクス回路24の出力端
に発生する右ステレオ信号Rがデイエンフアシス
回路44、ローパスフイルタ45及び第4スイツ
チ回路34を介して第2減算回路31に印加され
る。そして、極性反転トランジスタ29のコレク
タ及びエミツタに得られる信号が零故、前記左右
ステレオ信号L及びRはそのまま左右出力端子4
6及び47に出力され、FMステレオ受信が達成
される。尚、FMステレオ信号の受信時には、ア
ンドゲート35の出力が「L」になるので、第1
スイツチ40は動作に無関係になる。
次に、FMモノラル信号もしくはテレビモノラ
ル信号(以下モノラル信号と称す)が入力端子2
3に印加されたとすると、該モノラル信号が第1
スイツチ回路25を介してステレオマルチプレツ
クス回路24に印加される。その時、19KHzステ
レオパイロツト信号が存在しない為、前記ステレ
オマルチプレツクス回路24は単なるバツフア増
幅回路として動作し、両出力端に等しくモノラル
信号が発生する。そして、前記モノラル信号は、
それぞれ、デイエンフアシス回路42,44、ロ
ーパスフイルタ43,45、第1、第2減算回路
30,31を介して左右出力端子46,47に導
出されるので、モノラル受信が達成される。その
場合、19KHzステレオパイロツト信号が存在しな
い為、ステレオインジケータ36が消灯し、アン
ドゲート35の第1入力に「H」信号が印加され
る。一方、モノラル信号は、15KHz以上の成分を
含まない為、バンドパスフイルタ26を通過する
信号が存在しない。その為、コンデンサ37が充
電されず、アンドゲート35の第2入力が「L」
になる。また、前記15KHz以上の成分を含まない
為、PLL方式のFM検波回路27がロツクせず、
アンドゲート35の第3入力も「L」になる。そ
の為、FMステレオ信号の受信時と同様、アンド
ゲート35の出力が「L」になり、バツフアトラ
ンジスタ28及び極性反転トランジスタ29がオ
フし、該極性反転トランジスタ29のコレクタ及
びエミツタの信号が零になる。
更に、入力端子23にテレビ音声多重信号が印
加されると、該テレビ音声多重信号が第1スイツ
チ回路25を介してステレオマルチプレツクス回
路24に印加されるとともに、前記テレビ音声多
重信号の副チヤンネル信号がバンドパスフイルタ
26及び増幅回路48を介してPLL方式のFM検
波回路27に印加される。前記ステレオマルチプ
レツクス回路24は、この場合もモノラル信号の
受信時と同様単なるバツフア増幅回路として動作
するので、第1及び第2減算回路30及び31の
正入力端には、主チヤンネル信号が印加される。
また、FM検波回路27に印加された副チヤンネ
ル信号は、FM検波された後バツフアトランジス
タ28のベースに印加される。しかして、テレビ
音声多重信号の受信時には、19KHzステレオパイ
ロツト信号が存在せず、副搬送波が存在し、
PLL方式のFM検波回路27がロツク状態になる
ので、アンドゲート35のすべての入力が「H」
になり、該アンドゲート35の出力が「H」にな
る。その為、バツフアトランジスタ28及び極性
反転トランジスタ29にバイアスがかかり、前記
FM検波回路27の出力がバツフアトランジスタ
28、デイエンフアシス回路49、ローパスフイ
ルタ50を介して極性反転トランジスタ29のベ
ースに印加される。また前記アンドゲート35の
出力「H」は、第1スイツチ40に動作電源とし
て供給されるので、第1乃至第4スイツチ回路2
5乃至34は、前記第1スイツチ40の状態に応
じて切換可能になる。
ここで、受信されたテレビ音声多重信号がテレ
ビステレオ信号であるとすれば、第1スイツチ4
0を手動でステレオ位置bに切換える。すると、
第2スイツチ回路32が導通し、極性反転トラン
ジスタ29のコレクタに得られる反転ステレオ差
信号−(L−R)が前記第2スイツチ回路32を
介して第1減算回路30に印加され、ローパスフ
イルタ43から前記第1減算回路30に印加され
るステレオ和信号(L+R)と減算され、左出力
端子46に左ステレオ信号Lが発生する。また、
極性反転トランジスタ29のエミツタに得られる
ステレオ差信号(L−R)が直接第2減算回路3
1に印加され、第4スイツチ回路34から前記第
2減算回路31に印加されるステレオ和信号(L
+R)と減算され、右出力端子47に右ステレオ
信号Rが発生する。
次に受信されたテレビ音声多重信号が2音声信
号であるとし、第1スイツチ40を図示の主チヤ
ンネル位置aに切換えたとすれば、連動する第2
スイツチ41も図示の主チヤンネル位置aに切換
わり、バツフアトランジスタ28のベースが接地
される。その為、副チヤンネル信号の発生が停止
し、ステレオマルチプレツクス回路24からデイ
エンフアシス回路42、ローパスフイルタ43、
第1減算回路30を介して左出力端子46に第1
音声信号が導出され、同様に、デイエンフアシス
回路44、ローパスフイルタ45、第4スイツチ
回路34、第2減算回路31を介して右出力端子
47にも第1音声信号が導出される。また、第1
スイツチ40を副チヤンネル位置dに切換える
と、第1スイツチ回路25が遮断され、主チヤン
ネル信号がステレオマルチプレツクス回路24に
印加されなくなり、かつ第3スイツチ回路33が
導通状態になるので、極性反転トランジスタ29
のエミツタに得られる第2音声信号が前記第3ス
イツチ回路33を介して第1減算回路30に印加
されるとともに、直接第2減算回路31に印加さ
れ、左右出力端子46及び47に等しく第2音声
信号が発生する。更に、第1スイツチ40を主チ
ヤンネル信号と副チヤンネル信号との混合位置c
に切換えると、第4スイツチ回路34が遮断さ
れ、第1減算回路30には、ローパスフイルタ4
3から第1音声信号が、第2減算回路31には、
極性反転トランジスタ29から第2音声信号がそ
れぞれ印加されるので、左出力端子46に第1音
声信号が、右出力端子47に第2音声信号がそれ
ぞれ発生する。尚、アンドゲート35の出力が
「H」になると駆動トランジスタ38がオンする
ので、音声多重インジケータ39が点灯し、テレ
ビ音声多重信号を受信していることを表示する。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、テレビ音声
多重信号の受信時には、手動切換スイツチの切換
に応じて左出力端子に、左ステレオ信号、主チヤ
ンネル信号、副チヤンネル信号をそれぞれ発生さ
せ、右出力端子に、右ステレオ信号、主チヤンネ
ル信号、副チヤンネル信号をそれぞれ発生させる
ことが出来るとともに、FMステレオ信号の受信
時には、手動切換スイツチの切換位置に関わら
ず、左出力端子に左ステレオ信号を、右出力端子
に右ステレオ信号をそれぞれ発生させることが出
来るので、信号内容に応じた正しい受信を行い得
る受信装置を提供出来る。また、実施例の如く、
19KHzステレオパイロツト信号が無いこと、副搬
送波が存在すること、及びPLL方式のFM検波回
路がロツクしていることを検出して手動切換スイ
ツチの動作電圧とすれば、回路構成の大巾な簡略
化が計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図及び
第2図は従来の受信装置を示す回路図である。 主な図番の説明、24……ステレオマルチプレ
ツクス回路、25,32,33,34……スイツ
チ回路、26……バンドパスフイルタ、27……
FM検波回路、30,31……減算回路、35…
…アンドゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. FMステレオ信号とテレビ音声多重信号とを受
    信し得る受信装置において、テレビ音声多重信号
    を受信したときに所定の電圧を発生する検知手段
    と、テレビ音声多重信号の2音声信号の受信時に
    主チヤンネル信号もしくは副チヤンネル信号の選
    択を行う手動選択スイツチとを備え、前記検知手
    段から得られる所定の電圧を前記手動選択スイツ
    チの動作電圧として用いることにより、少なくと
    も前記FMステレオ信号の受信時に前記手動選択
    スイツチが作動しない様にしたことを特徴とする
    受信装置。
JP1984172018U 1984-11-13 1984-11-13 Expired JPH021986Y2 (ja)

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