JPH084782Y2 - 音声多重放送の共用受信装置 - Google Patents
音声多重放送の共用受信装置Info
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- JPH084782Y2 JPH084782Y2 JP1991061581U JP6158191U JPH084782Y2 JP H084782 Y2 JPH084782 Y2 JP H084782Y2 JP 1991061581 U JP1991061581 U JP 1991061581U JP 6158191 U JP6158191 U JP 6158191U JP H084782 Y2 JPH084782 Y2 JP H084782Y2
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- output
- unit
- buffer
- broadcasting
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/60—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H20/00—Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
- H04H20/86—Arrangements characterised by the broadcast information itself
- H04H20/88—Stereophonic broadcast systems
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は音声多重放送の共用受信
装置に係り、特に韓国音声多重のワンキャリヤ成分L+
Rとアメリカ音声多重放送の主チャンネル信号L+R処
理回路を共用して両音声多重放送を選択的に受信できる
音声多重放送の共用受信装置に関する。
装置に係り、特に韓国音声多重のワンキャリヤ成分L+
Rとアメリカ音声多重放送の主チャンネル信号L+R処
理回路を共用して両音声多重放送を選択的に受信できる
音声多重放送の共用受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、韓国音声多重放送は既存の第1
音声チャンネルに主チャンネル信号L+Rを載せ、音声
多重放送用で付加される第2音声チャンネルには2カ国
語信号(バイリンガル;以下BIL信号とする)及びス
テレオ放送又は2カ国語放送を区分する判別信号である
パイロット信号を載せて伝送する二キャリヤ方式を採択
している。
音声チャンネルに主チャンネル信号L+Rを載せ、音声
多重放送用で付加される第2音声チャンネルには2カ国
語信号(バイリンガル;以下BIL信号とする)及びス
テレオ放送又は2カ国語放送を区分する判別信号である
パイロット信号を載せて伝送する二キャリヤ方式を採択
している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、アメリカ音声
多重放送は一チャンネルに主チャンネル信号L+R,ス
テレオ信号L−R,二カ国語放送の為のSAP(セカン
ド オーディオ プログラム)信号及び遠隔測定のため
のテレメトリ信号が載せられる。
多重放送は一チャンネルに主チャンネル信号L+R,ス
テレオ信号L−R,二カ国語放送の為のSAP(セカン
ド オーディオ プログラム)信号及び遠隔測定のため
のテレメトリ信号が載せられる。
【0004】従って、本考案の目的は韓国音声多重放送
のワンキャリヤ成分L+Rとアメリカ音声多重放送の主
チャンネル信号L+R処理回路を共用することによっ
て、両音声多重放送を選択的に受信できる共用受信装置
を提供することである。
のワンキャリヤ成分L+Rとアメリカ音声多重放送の主
チャンネル信号L+R処理回路を共用することによっ
て、両音声多重放送を選択的に受信できる共用受信装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本考案による音声多重放送の共用受信装置は音
声信号を入力して4.5 MHzの周波数帯域を持たせるよ
うに濾波する4.5 MHz帯域フィルタと、前記音声信号
を入力して4.72MHzの周波数帯域を持たせるように濾
波する4.72MHz帯域フィルタと、前記4.5 MHz帯域
フィルタで濾波された信号を入力して主チャンネル信号
である左チャンネル信号と右チャンネル信号の和信号L
+Rを検出するL+R信号検出部と、前記4.5 MHz帯
域フィルタで濾波された信号を入力してステレオ放送の
ための左チャンネル信号と右チャンネル信号の差信号L
−R及び二カ国語放送のためのSAP信号を検出するL
−R及びSAP信号検出部と、前記4.72MHz帯域フィ
ルタで濾波された信号を入力してステレオ放送又は二カ
国語放送のための左チャンネル信号と右チャンネル信号
の差信号L−R及びステレオ放送又は二カ国語放送を区
分する判別信号であるパイロット信号を検出するL−R
及びパイロット信号検出部と、前記L+R信号検出部、
前記L−R及びSAP信号検出部、前記L−R及びパイ
ロット信号検出部の出力をバッファ駆動部の制御下で選
択的に出力されるように動作させるバッファ部と、前記
バッファ部を駆動させるためのバッファ駆動部と、前記
バッファ駆動部から出力される信号により信号伝達をス
イッチングするためのアナログスイッチ部と、前記アナ
ログスイッチ部から出力される制御信号により前記バッ
ファ部の出力信号をマトリックス演算して左チャンネル
信号L及び右チャンネル信号Rを出力するマトリックス
部とを含むことを特徴とする。
ために、本考案による音声多重放送の共用受信装置は音
声信号を入力して4.5 MHzの周波数帯域を持たせるよ
うに濾波する4.5 MHz帯域フィルタと、前記音声信号
を入力して4.72MHzの周波数帯域を持たせるように濾
波する4.72MHz帯域フィルタと、前記4.5 MHz帯域
フィルタで濾波された信号を入力して主チャンネル信号
である左チャンネル信号と右チャンネル信号の和信号L
+Rを検出するL+R信号検出部と、前記4.5 MHz帯
域フィルタで濾波された信号を入力してステレオ放送の
ための左チャンネル信号と右チャンネル信号の差信号L
−R及び二カ国語放送のためのSAP信号を検出するL
−R及びSAP信号検出部と、前記4.72MHz帯域フィ
ルタで濾波された信号を入力してステレオ放送又は二カ
国語放送のための左チャンネル信号と右チャンネル信号
の差信号L−R及びステレオ放送又は二カ国語放送を区
分する判別信号であるパイロット信号を検出するL−R
及びパイロット信号検出部と、前記L+R信号検出部、
前記L−R及びSAP信号検出部、前記L−R及びパイ
ロット信号検出部の出力をバッファ駆動部の制御下で選
択的に出力されるように動作させるバッファ部と、前記
バッファ部を駆動させるためのバッファ駆動部と、前記
バッファ駆動部から出力される信号により信号伝達をス
イッチングするためのアナログスイッチ部と、前記アナ
ログスイッチ部から出力される制御信号により前記バッ
ファ部の出力信号をマトリックス演算して左チャンネル
信号L及び右チャンネル信号Rを出力するマトリックス
部とを含むことを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案は韓国音声多重放送のワンキャリヤ成分
とアメリカ音声多重放送の主チャンネル信号を共用する
ことによって、両音声多重放送を選択的に受信できる。
とアメリカ音声多重放送の主チャンネル信号を共用する
ことによって、両音声多重放送を選択的に受信できる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本考案による音声
多重放送の共用受信装置の好適な一実施例を説明する。
多重放送の共用受信装置の好適な一実施例を説明する。
【0008】図1によれば、本考案による音声多重放送
の共用受信装置は4.5 MHz帯域フィルタ10, 4.72M
Hz帯域フィルタ20,L+R信号検出部30,L−R
及びSAP信号検出部40,L−R及びパイロット信号
検出部50,バッファ駆動部60,バッファ部70,ア
ナログスイッチ部80及びマトリックス部90より構成
されている。
の共用受信装置は4.5 MHz帯域フィルタ10, 4.72M
Hz帯域フィルタ20,L+R信号検出部30,L−R
及びSAP信号検出部40,L−R及びパイロット信号
検出部50,バッファ駆動部60,バッファ部70,ア
ナログスイッチ部80及びマトリックス部90より構成
されている。
【0009】この時、バッファ駆動部60は、L−R及
びパイロット信号検出部50で供給される直流電圧の相
対関係を検出する2個の比較器COMP1,COMP2
より構成されている比較部61と、この2個の比較器C
OMP1,COMP2の出力信号を入力して論理組合値
を出力するORゲートG2,このORゲートG2の出力
値と第1比較器COMP1の出力信号を入力して論理組
合値を出力するANDゲートG3,このORゲートG2
の出力値と第2比較器COMP2の出力値を入力して論
理組合値を出力するANDゲートG4及び前記ORゲー
トG2の出力値を反転するインバータG1より構成され
ている論理演算62を含めている。
びパイロット信号検出部50で供給される直流電圧の相
対関係を検出する2個の比較器COMP1,COMP2
より構成されている比較部61と、この2個の比較器C
OMP1,COMP2の出力信号を入力して論理組合値
を出力するORゲートG2,このORゲートG2の出力
値と第1比較器COMP1の出力信号を入力して論理組
合値を出力するANDゲートG3,このORゲートG2
の出力値と第2比較器COMP2の出力値を入力して論
理組合値を出力するANDゲートG4及び前記ORゲー
トG2の出力値を反転するインバータG1より構成され
ている論理演算62を含めている。
【0010】また、バッファ部70は、L−R及びSA
P信号検出部40から出力される信号の位相がシフトさ
れるのをマッチングさせるための時間遅延部71と、論
理演算部62で出力される信号によりオン/オフされる
バッファトランジスタQ1と、論理演算部62で出力さ
れる信号によりL−R及びパイロット信号検出部50の
出力信号をオン/オフさせるバッファトランジスタQ2
と、トランジスタQ1のオン状態でのみ動作してL−R
及びSAP信号検出部40の出力信号を時間遅延部71
に出力するバッファトランジスタQ3と、L+R信号検
出部30の出力信号を出力するバッファトランジスタQ
4と、この2個のトランジスタQ3,Q4が同時に動作
しないように制御するインバータG5を含めている。
P信号検出部40から出力される信号の位相がシフトさ
れるのをマッチングさせるための時間遅延部71と、論
理演算部62で出力される信号によりオン/オフされる
バッファトランジスタQ1と、論理演算部62で出力さ
れる信号によりL−R及びパイロット信号検出部50の
出力信号をオン/オフさせるバッファトランジスタQ2
と、トランジスタQ1のオン状態でのみ動作してL−R
及びSAP信号検出部40の出力信号を時間遅延部71
に出力するバッファトランジスタQ3と、L+R信号検
出部30の出力信号を出力するバッファトランジスタQ
4と、この2個のトランジスタQ3,Q4が同時に動作
しないように制御するインバータG5を含めている。
【0011】前述した通りに構成された本考案による音
声多重放送の共用受信装置の動作を以下に詳細に説明す
る。
声多重放送の共用受信装置の動作を以下に詳細に説明す
る。
【0012】図2は図1による音声多重放送の共用受信
装置の詳細回路図である。
装置の詳細回路図である。
【0013】図2によれば、図示していない送信側で伝
送された音声信号が4.5 MHz帯域フィルタ10及び4.
72MHz帯域フィルタ20に入力されれば、この4.5 M
Hz帯域フィルタ10を通じて濾波された後、振幅制限
器31,2H帯域フィルタ41,1H帯域フィルタ42
及び5H帯域フィルタ43にそれぞれ出力される。
送された音声信号が4.5 MHz帯域フィルタ10及び4.
72MHz帯域フィルタ20に入力されれば、この4.5 M
Hz帯域フィルタ10を通じて濾波された後、振幅制限
器31,2H帯域フィルタ41,1H帯域フィルタ42
及び5H帯域フィルタ43にそれぞれ出力される。
【0014】この振幅制限器31では4.5 MHz帯域フ
ィルタ10の出力信号を所定レベル内に制限してFM検
波部32に出力する。
ィルタ10の出力信号を所定レベル内に制限してFM検
波部32に出力する。
【0015】このFM検波部32では振幅制限器31を
経て出力された信号の周波数変化を電圧の変化をもって
音声信号を再現した後、ディエンファシス部33に出力
する。
経て出力された信号の周波数変化を電圧の変化をもって
音声信号を再現した後、ディエンファシス部33に出力
する。
【0016】このディエンファシス部33では信号対雑
音比(SN比)を改善するために図示していない送信側
のプリエンファシス部で強調された高域周波数を本来の
周波数に回復されるように減殺させて2個のトランジス
タQ3,Q4のベース端子に出力する。このトランジス
タQ3のコレクタ端子はインバータG5の入力端子に接
続されており、インバータG5の出力端子はトランジス
タQ4のコレクタ端子に接続されている。時間遅延部7
1はトランジスタQ3のエミッタ抵抗R3と接続されて
おり、この時間遅延部71の出力信号はマトリックス部
90に入力される。
音比(SN比)を改善するために図示していない送信側
のプリエンファシス部で強調された高域周波数を本来の
周波数に回復されるように減殺させて2個のトランジス
タQ3,Q4のベース端子に出力する。このトランジス
タQ3のコレクタ端子はインバータG5の入力端子に接
続されており、インバータG5の出力端子はトランジス
タQ4のコレクタ端子に接続されている。時間遅延部7
1はトランジスタQ3のエミッタ抵抗R3と接続されて
おり、この時間遅延部71の出力信号はマトリックス部
90に入力される。
【0017】一方、2H低域通過フィルタ41では4.5
MHz帯域フィルタ10で出力された信号を入力して水
平周波数の2倍に該当する周波数の帯域を有するように
濾波してL−R検出器45に出力する。1H帯域フィル
タ42で4.5 MHz帯域フィルタ10の出力信号を水平
周波数に該当する帯域を有するように濾波して2H位相
同期ループ部44で2倍の水平周波数の信号と位相が同
期される信号として出力される。
MHz帯域フィルタ10で出力された信号を入力して水
平周波数の2倍に該当する周波数の帯域を有するように
濾波してL−R検出器45に出力する。1H帯域フィル
タ42で4.5 MHz帯域フィルタ10の出力信号を水平
周波数に該当する帯域を有するように濾波して2H位相
同期ループ部44で2倍の水平周波数の信号と位相が同
期される信号として出力される。
【0018】L−R検出器45では2H帯域フィルタ4
1での出力信号を入力して2H位相同期ループ部44の
出力信号と同期される左チャンネル信号Lと右チャンネ
ル信号Rの差信号L−Rを検出する。L−R信号はアメ
リカ音声多重放送のステレオ信号である。
1での出力信号を入力して2H位相同期ループ部44の
出力信号と同期される左チャンネル信号Lと右チャンネ
ル信号Rの差信号L−Rを検出する。L−R信号はアメ
リカ音声多重放送のステレオ信号である。
【0019】一方、5H帯域フィルタ43では4.5 MH
z帯域フィルタ10を経て出力された信号が5倍の水平
周波数に該当する帯域を有するように濾波した後、SA
P復調部46で2カ国語信号であるSAP信号を検波し
てデコーダ部47に出力する。
z帯域フィルタ10を経て出力された信号が5倍の水平
周波数に該当する帯域を有するように濾波した後、SA
P復調部46で2カ国語信号であるSAP信号を検波し
てデコーダ部47に出力する。
【0020】デコーダ部47では信号の雑音を減らすた
めにL−R検出器45及びSAP復調部46の出力信号
を復号してバッファ部70のトランジスタQ1のベース
端子に出力する。
めにL−R検出器45及びSAP復調部46の出力信号
を復号してバッファ部70のトランジスタQ1のベース
端子に出力する。
【0021】一方、L−R及びパイロット信号検出部5
0の振幅制限器51は4.72MHz帯域内に信号を有する
ように濾波した音声信号を入力して所定レベルの越える
部分を除去して振幅変化を制限して出力する。
0の振幅制限器51は4.72MHz帯域内に信号を有する
ように濾波した音声信号を入力して所定レベルの越える
部分を除去して振幅変化を制限して出力する。
【0022】FM検波部52では振幅制限器51から出
力された信号の周波数変化を電圧の変化をもって音声を
再現してディエンファシス部53及び3.5 fH 帯域フィ
ルタ54に入力させる。
力された信号の周波数変化を電圧の変化をもって音声を
再現してディエンファシス部53及び3.5 fH 帯域フィ
ルタ54に入力させる。
【0023】高域周波数信号を減衰させたディエンファ
シス部53の出力信号は、バッファ部70のトランジス
タQ2のベース端子に入力される。3.5 fH 帯域フィル
タ54では、ステレオ放送又は二カ国語放送を区分する
判別信号であるパイロット信号が載せられた帯域を濾波
するようになり、このパイロット信号を検出して増幅器
55で増幅させる。AM検波部56では、増幅器55を
経て出力された信号を本来の変調信号である音声信号に
整流して位相比較部58に出力する。
シス部53の出力信号は、バッファ部70のトランジス
タQ2のベース端子に入力される。3.5 fH 帯域フィル
タ54では、ステレオ放送又は二カ国語放送を区分する
判別信号であるパイロット信号が載せられた帯域を濾波
するようになり、このパイロット信号を検出して増幅器
55で増幅させる。AM検波部56では、増幅器55を
経て出力された信号を本来の変調信号である音声信号に
整流して位相比較部58に出力する。
【0024】一方、電圧制御発振器57(VCO)で
は、パイロット信号に載せられている147kHzのス
テレオ信号及び276kHzのBIL信号の中心周波数
である210Hzで発振して、位相比較部58でAM検
波部56から送り出された信号と発振周波数との位相を
比較する。
は、パイロット信号に載せられている147kHzのス
テレオ信号及び276kHzのBIL信号の中心周波数
である210Hzで発振して、位相比較部58でAM検
波部56から送り出された信号と発振周波数との位相を
比較する。
【0025】直流電圧発生部59では、電圧制御発振器
57の210Hzの発振周波数に該当する直流電圧であ
る基準電圧をバッファ駆動部60に供給する。直流電圧
発生部59の出力信号は第1比較器COMP1及び第2
比較器COMP2の+端子に入力され、比較器の−端子
は接地されている。
57の210Hzの発振周波数に該当する直流電圧であ
る基準電圧をバッファ駆動部60に供給する。直流電圧
発生部59の出力信号は第1比較器COMP1及び第2
比較器COMP2の+端子に入力され、比較器の−端子
は接地されている。
【0026】第1比較器COMP1での出力信号は、O
RゲートG2及びANDゲートG3の一入力端子に入力
させ、第2比較器COMP2の出力信号はORゲートG
2の他入力端子及びANDゲートG4の一入力端子に入
力させる。
RゲートG2及びANDゲートG3の一入力端子に入力
させ、第2比較器COMP2の出力信号はORゲートG
2の他入力端子及びANDゲートG4の一入力端子に入
力させる。
【0027】ORゲートG2で出力される出力信号は、
インバータG1の入力端子、トランジスタQ2のコレク
タ端子、2個のANDゲートG3,G4の他入力端子に
それぞれ入力される。この2個のANDゲートG3,G
4の出力値はアナログスイッチ部80に入力され、イン
バータG1の出力値はトランジスタQ1のコレクタ端子
に入力される。
インバータG1の入力端子、トランジスタQ2のコレク
タ端子、2個のANDゲートG3,G4の他入力端子に
それぞれ入力される。この2個のANDゲートG3,G
4の出力値はアナログスイッチ部80に入力され、イン
バータG1の出力値はトランジスタQ1のコレクタ端子
に入力される。
【0028】一方、バッファ部70のトランジスタQ
1,Q2のエミッタ端子は連結されており、その出力は
マトリックス部90に入力される。
1,Q2のエミッタ端子は連結されており、その出力は
マトリックス部90に入力される。
【0029】ここで、韓国音声多重放送において、ステ
レオ又はBIL放送時には比較部61の二比較器COM
P1,COMP2のうち一つを動作させるようになる。
この時、ORゲートG2の出力はハイになり、インバー
タG1の出力はローになりトランジスタQ1はオフさ
れ、L−R及びSAP信号検出部40の出力信号はなく
なる。しかし、トランジスタQ2は、ORゲートG1の
出力信号である“ハイ”信号によりオンされ、L−R及
びパイロット信号検出部50の出力信号をマトリックス
部90に出力する。また、韓国のモノ放送時にはトラン
ジスタQ4がオンされ、L+R信号検出部30の出力信
号をマトリックス部90に出力する。
レオ又はBIL放送時には比較部61の二比較器COM
P1,COMP2のうち一つを動作させるようになる。
この時、ORゲートG2の出力はハイになり、インバー
タG1の出力はローになりトランジスタQ1はオフさ
れ、L−R及びSAP信号検出部40の出力信号はなく
なる。しかし、トランジスタQ2は、ORゲートG1の
出力信号である“ハイ”信号によりオンされ、L−R及
びパイロット信号検出部50の出力信号をマトリックス
部90に出力する。また、韓国のモノ放送時にはトラン
ジスタQ4がオンされ、L+R信号検出部30の出力信
号をマトリックス部90に出力する。
【0030】一方、アメリカ音声多重放送において、ス
テレオ及びSAP放送時には2個の比較器COMP1,
COMP2は動作しなくなる。この時、ORゲートG2
の出力はローになり、インバータG1の出力はハイにな
ってトランジスタQ1がオン状態になれば、トランジス
タQ3もオンされステレオ信号の左チャンネル信号と右
チャンネル信号の差信号L−R及びSAP信号を時間遅
延部71に送りマトリックス部90に出力する。この時
間遅延部71はデコーダ部47により位相がシフトされ
たのをマッチングするために用いられる。アメリカモノ
放送の場合は左チャンネル信号と右チャンネルの和信号
L+Rの主チャンネル信号L+RをトランジスタQ4の
エミッタ端子でマトリックス部90に出力する。
テレオ及びSAP放送時には2個の比較器COMP1,
COMP2は動作しなくなる。この時、ORゲートG2
の出力はローになり、インバータG1の出力はハイにな
ってトランジスタQ1がオン状態になれば、トランジス
タQ3もオンされステレオ信号の左チャンネル信号と右
チャンネル信号の差信号L−R及びSAP信号を時間遅
延部71に送りマトリックス部90に出力する。この時
間遅延部71はデコーダ部47により位相がシフトされ
たのをマッチングするために用いられる。アメリカモノ
放送の場合は左チャンネル信号と右チャンネルの和信号
L+Rの主チャンネル信号L+RをトランジスタQ4の
エミッタ端子でマトリックス部90に出力する。
【0031】このマトリックス部90では、信号伝達を
開閉するアナログスイッチ部80の制御下でバッファ部
70の出力信号をマトリックス演算して左チャンネル信
号L及び右チャンネル信号Rを聞き手に伝送する。
開閉するアナログスイッチ部80の制御下でバッファ部
70の出力信号をマトリックス演算して左チャンネル信
号L及び右チャンネル信号Rを聞き手に伝送する。
【0032】
【考案の効果】今まで述べて来たように、本考案による
音声多重放送の共用受信装置は、韓国音声多重のワンキ
ャリヤ成分L+R及びアメリカ音声多重放送の主チャン
ネル信号L+Rを共用して韓国音声多重放送及びアメリ
カ音声多重放送を共用に受信できる。
音声多重放送の共用受信装置は、韓国音声多重のワンキ
ャリヤ成分L+R及びアメリカ音声多重放送の主チャン
ネル信号L+Rを共用して韓国音声多重放送及びアメリ
カ音声多重放送を共用に受信できる。
【図1】本考案による音声多重放送の共用受信装置の全
体構成図である。
体構成図である。
【図2】図1に示した音声多重放送の共用受信装置の詳
細回路図である。
細回路図である。
10 4.5 MHz帯域フィルタ 20 4.72MHz帯域フィルタ 30 L+R信号検出部 31,51 振幅制限器 32,52 FM検波部 33,53 ディエンファシス 40 L−R及びSAP信号検出部 41 2H帯域フィルタ 42 1H帯域フィルタ 43 5H帯域フィルタ 44 2H位相同期ループ部 45 L−R検出器 46 SAP復調部 47 デコーダ部 50 L−R及びパイロット信号検出部 54 3.5 fH 帯域フィルタ 55 増幅器 56 AM検波部 57 電圧制御発振器 58 位相比較部 59 直流電圧発生部 60 バッファ駆動部 61 比較部 62 論理演算部 70 バッファ部 71 時間遅延部 80 アナログスイッチ部 90 マトリックス部 COMP1,COMP2 比較器 G1,G5 インバータ G2 ORゲート G3,G4 ANDゲート R1,R2,R3,R4 抵抗 Q1,Q2,Q3,Q4 バッファトランジスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 一音声多重放送の原キャリヤ成分及び他
音声多重放送の左チャンネル信号と右チャンネル信号の
和信号である主チャンネル信号を共用するための音声多
重放送の共用受信装置において、音声信号を入力して4.
5 MHz周波数帯域を有するように濾波する4.5 MHz
帯域フィルタと、前記音声信号を入力して4.72MHz周
波数帯域を有するように濾波する4.72MHz帯域フィル
タと、前記4.5 MHz帯域フィルタから出力された信号
を入力して主チャンネル信号である左チャンネル信号と
右チャンネル信号の和信号を検出するL+R信号検出部
と、前記4.5 MHz帯域フィルタから出力された信号を
入力してステレオ放送のための左チャンネル信号と右チ
ャンネル信号の差信号及び二カ国語放送のためのSAP
信号を検出するL−R及びSAP信号検出部と、前記4.
7 MHz帯域フィルタから出力された信号を入力してス
テレオ放送又は二カ国語放送のための左チャンネル信号
と右チャンネル信号の差信号及びステレオ放送又は2カ
国語放送を区分するパイロット信号を検出するL−R及
びパイロット信号検出部と、前記L+R信号検出部と前
記L−R及びSAP信号検出部及び前記L−R及びパイ
ロット信号検出部の出力が前記バッファ駆動部の制御下
で選択的に出力されるように動作させるバッファ部と、
バッファ部を駆動させるためのバッファ駆動部と、前記
バッファ駆動部から出力される信号により信号伝達を開
閉するアナログスイッチ部と、前記アナログスイッチ部
の制御信号により前記バッファ部の出力信号をマトリッ
クス演算して左チャンネル信号L及び右チャンネル信号
Rを出力するマトリックス部を含むことを特徴とする音
声多重放送の共用受信装置。 - 【請求項2】 前記バッファ駆動部は前記L−R及びパ
イロット信号検出部で供給される直流電圧の相対関係を
検出して作動される2個の比較器より構成されている比
較部と、前記比較部の出力信号を入力して論理組合値に
従い出力するORゲート、前記ORゲートの出力値と前
記第1比較器の出力信号を入力して論理組合値に従い出
力するANDゲート、前記ORゲートの出力値と第2比
較器の出力値を入力して論理組合値に従い出力するAN
Dゲート及び前記ORゲートの出力値を反転するインバ
ータより構成されている論理演算部を含んでいる請求項
第1項記載の音声多重放送の共用受信装置。 - 【請求項3】 バッファ部は前記ステレオ及びSAP信
号検出部のデコーダ部により位相のシフトされたことを
マッチングさせるための時間遅延部と、前記論理演算部
で出力される信号によりオン/オフさせるバッファトラ
ンジスタと、前記論理演算部で出力される信号により前
記L−R及びパイロット信号検出部の出力信号をオン/
オフさせるバッファトランジスタと、前記トランジスタ
のオン状態でのみ動作してL−R及びSAP信号検出部
の出力信号を時間遅延部に出力するバッファトランジス
タと、前記L+R信号検出部の出力信号を前記マトリッ
クス部に出力するバッファトランジスタと、前記2個の
トランジスタが同時に動作しないように制御するインバ
ータとを含む請求項第2項記載の音声多重放送の共用受
信装置。
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