JP2507669B2 - 音声多重受信回路 - Google Patents

音声多重受信回路

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えばテレビジョン受像機の音声多重受信
回路に関するものである。
従来の技術 従来、西独で使用されるテレビジョン受像機の音声多
重受信回路は第2図に示す如く構成されており、(1)
は西独におけるIGR音声多重方式の音声中間周波信号
(以下、「SIF信号」という)が入力される信号入力端
子、(2)は5.5MHzのSIF信号を取り出す5.5MHz用の第
1セラミックフィルターで、該第1セラミックフィルタ
ー(2)で取り出されたSIF信号は音声多重デコーダ用I
C(集積回路)(3)の第1入力端(3a)に入力され
る。(4)は第1入力端(3a)からのSIF信号を一旦増
幅し振幅制限した後FM検波して主チャンネル音声信号を
取り出す第1リミッター回路で、該第1リミッター回路
(4)で取り出された主チャンネル音声信号はディエン
ファシス回路(5)を介して後述するマトリックス回路
に入力される。尚、(6)は第1リミッター回路(4)
でのFM検波の際に、主チャンネル信号でFM(周波数変
調)された第1音声搬送波のキャリアフィルター用とし
ての5.5MHzのタンクコイル(検波コイル)である。そし
て、(7)は5.74MHzのSIF信号を取り出す5.74MHz用の
第2セラミックフィルターで、該第2セラミックフィル
ター(7)で取り出されたSIF信号は音声多重デコーダ
用IC(3)の第2入力端(3b)に入力される。(8)は
第2入力端(3b)からのSIF信号を一旦増幅し振幅制限
した後FM検波して音声多重信号(副チャンネル音声信号
と、3.5fH(fHは水平走査周波数)のパイロット信号用
の副搬送波をステレオ放送の場合は117.5Hz、2カ国語
(バイリンガル)放送の場合は274.1Hzのパイロット信
号でAM(振幅変調)した搬送パイロット信号とが多重)
を取り出す第2リミッター回路で、該第2リミッター回
路(8)でローパスフィルター等を介して音声多重信号
より取り出された副チャンネル音声信号はディエンンフ
ァシス回路(9)を介して後述するマトリックス回路に
入力される。尚、(10)は第2リミッター回路(8)で
のFM検波の際に、音声多重信号でFMされた第2音声搬送
波のキャリアフィルター用としての5.74MHzのタンクコ
イル(検波コイル)である。そして、(11)は音声多重
信号より搬送パイロット信号のみを取り出す3.5fH用の
バンドパスフィルター、(12)はバンドパスフィルター
(11)の通過周波数調整用のボリューム、(13)はバン
ドパスフィルター(11)からの搬送パイロット信号をAM
検波して274.1Hz或いは117.5Hzのパイロット信号を取り
出すAM検波回路、(14)はAM検波回路(13)からの274.
1Hzのパイロット信号を通過させる274.1Hzのバイドパス
フィルター、(15)はAM検波回路(13)からの117.5Hz
のパイロット信号を通過させる117.5Hzのバンドパスフ
ィルター、(16)はバンドパスフィルター(14)(15)
から加算器(17)を介して送られて来るパイロット信号
と所定の周波数で発振している電圧制御発振回路(18)
からの発振出力とを位相比較する位相検波回路、(19)
は位相検波回路(16)からの出力(誤差電圧)に基づい
て受信信号がステレオ放送か、2カ国語放送か或いはモ
ノラル放送かの判定を行なう判定回路、(20)は判定回
路(19)の判定結果に基づいて自動的にモードが切り換
え制御されるマトリックス回路で、該マトリックス回路
(20)はステレオモードの場合左右の音声信号の和(L
+R)信号である主チャンネル音声信号と左右の音声信
号の差(L−R)信号である副チャンネル音声信号とを
加減算して取り出した左側音声信号を第1出力端(3c)
に、右側音声信号を第2出力端(3d)に夫々出力し、2
カ国語モードの場合には自国語に訳された主音声信号で
ある主チャンネル音声信号を第1出力端(3c)に、原語
状態の副音声信号である副チャンネル音声信号を第2出
力端(3d)に夫々出力するようになっている。また、モ
ノラルモードの場合には第1リミッター回路(4)側か
らの主チャンネル音声信号を第1,第2出力端(3c)(3
d)にモノラル音声として夫々出力するようになってい
る、尚、マトリックス回路(20)は使用者による指示に
より、マイコンよりモード切換信号が出力されること
で、モード切り換えが行なわれるようにもなっており、
例えば2カ国語モードの場合に主音声信号或いは副音声
信号のみを第1,第2出力端(3c)(3d)に夫々出力させ
るように指示することも出来る。
発明が解決しようとする課題 ところが、斯る従来構成の音声多重受信回路では弱電
界やゴーストの場合だけでなく映像信号の変調度が高い
過変調のRF信号状態の場合においても、3.5fhのバンド
パスフィルター(11)に入力される搬送パイロット信号
のS/Nが悪化して、取り出されるパイロット信号のS/Nが
悪くなり、ステレオ放送,2カ国語放送,モノラル放送の
判定が困難になり、音声多重デコーダ用ICが誤動作して
しまう惧れがあった。例えば、パイロット信号のS/Nが
悪くなって判定回路(19)でパイロット信号が無い、即
ちモノラル放送であると誤判定されると、実際はステレ
オ或いは2カ国語放送であるにも拘らず、音声多重デコ
ーダ用IC(3)はその第1,第2出力端(3c)(3d)より
モノラル音声を出力するモノラル出力モードになってい
た。
本発明はこのような点に鑑み成されたものであって、
パイロット信号のS/Nが悪化しても、音声多重デコーダ
用ICが誤動作しないようにした、即ちステレオ或いは2
カ国語出力モードが維持されるようにした音声多重受信
回路を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記した目的を達成するため本発明では、受信した音
声多重信号の復調をその信号中に含まれるパイロット信
号に基づいて行なう音声多重受信回路において、前記パ
イロット信号とは別に疑似のパイロット信号を生成する
信号発生手段と、該信号発生手段からの疑似パイロット
信号に基づく音声多重信号の復調に切り換える切換手段
とを設けた構成としたものである。
作 用 このような構成によると、パイロット信号のS/N悪化
にも拘らず、音声多重デコーダ用ICが強制的にステレオ
或いは2か国語出力モードに維持されることになる。
実施例 以下、本の一実施例について図面と共に説明する。
尚、従来と同一成分については同一符号を付すと共にそ
の説明を省略する。
本実施例では、音声多重デコーダ用IC(3)の強制ス
テレオ,強制2か国語出力モードを実現するために、第
1図に示す如く274.1Hzと117.5Hzの両方の疑似パイロッ
ト信号を生成する発振回路(21)と、AM検波回路(13)
からのパイロット信号に替えて発振回路(21)からの疑
似パイロット信号を各バンドパスフィルター(14)(1
5)に入力させる状態に切り換えるスイッチ回路(22)
とを設けたものである。ここで、(23)は274.1Hzの発
振出力を得るためのセラミック共振素子、(24)はその
発振周波数調整用のボリューム、(25)は117.5Hzの発
振出力を得るためのセラミック共振素子、(26)はその
発振周波数調整用のボリュームである。尚、発振器(2
1)の発振周波数とスイッチ回路(22)は、マイコンよ
りのモード切換信号で切り換えられるようになってい
る。
従って、例えばステレオ放送の受信時に117.5Hzのパ
イロット信号のS/N悪化により、音声多重デコーダ用IC
(3)が誤動作してその各出力端(3c)(3d)よりモノ
ラル音声を出力するモノラル出力モードになった場合に
は、使用者による強制ステレオ出力モードの指示により
マイコンよりステレオ出力モードへのモード切換信号が
出力されることで、発振回路(21)が117.5Hzで発振
(強制2か国語出力モードの指示の場合は274.1Hzで発
振)して117.5Hzの疑似パイロット信号を出力すると共
に、スイッチ回路(22)が強制ステレオ/強制2カ国語
側の接点に切り換えられることになる。そのため、音声
多重デコーダ用IC(3)の判定回路(19)はパイロット
信号のS/N悪化にも拘らず、発振器(21)からの疑似パ
イロット信号に基づいてステレオ放送であると判定して
マトリックス回路(20)をステレオモードに切り換え、
音声多重デコーダ用IC(3)はその第1出力端(3c)よ
り左側音声信号を第2出力端(3d)より右側音声信号を
出力するステレオ出力モードに強制的に設定されること
になる。
尚、モノラル放送受信時であるにも拘らず、パイロッ
ト信号のS/N悪化によってステレオ或いは2カ国語出力
モードからモノラルモードになったと錯覚して使用者が
強制ステレオ或いは2カ国語出力モードを指示し、音声
多重デコーダ用ICが強制ステレオ或いは2カ国語出力モ
ードになっても、出力としてはモノラルになるので問題
とはならない。
発明の効果 上述した如く本発明の音声多重受信回路に依れば、パ
イロット信号のS/Nの悪化にも拘らず、音声多重デコー
ダ用ICをステレオ或いは2カ国語出力モードに強制的に
維持することが出来、例えば過変調等によるパイロット
信号のS/N悪化時においても、確実にステレオ或いは2
カ国語放送を楽しむことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的な回路構成例を示す図、第2図
は従来の回路構成例を示す図である。 (3)……音声多重デコーダ用IC, (19)……判定回路,(20)……マトリックス回路, (21)……発振回路,(22)……スイッチ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した音声多重信号の復調をその信号中
    に含まれるパイロット信号に基づいて行なう音声多重受
    信回路において、前記パイロット信号とは別に疑似のバ
    イロット信号を生成する信号発生手段と、該信号発生手
    段からの疑似パイロット信号に基づく音声多重信号の復
    調に切り換える切換手段とを設けたことを特徴とする音
    声多重受信回路。
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