JPH0352063Y2 - - Google Patents

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JPH0352063Y2
JPH0352063Y2 JP1985122973U JP12297385U JPH0352063Y2 JP H0352063 Y2 JPH0352063 Y2 JP H0352063Y2 JP 1985122973 U JP1985122973 U JP 1985122973U JP 12297385 U JP12297385 U JP 12297385U JP H0352063 Y2 JPH0352063 Y2 JP H0352063Y2
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JP
Japan
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signal
output
circuit
audio
demodulation circuit
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JP1985122973U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビ音声多重放送受信機に関し、特
にその音声再生系に於けるノイズ低減回路に関す
る。
(ロ) 従来の技術 米国のテレビ音声多重方式は、その多重信号の
周波数スペクトラムを第2図に示すように、外国
語放送等の副音声のSAP(separate
audioprogram)がステレオ差信号(L−R)用
のチヤンネルと独立して設けられている。このよ
うな音声多重信号を受信するテレビジヨン受像機
の構成については、例えば特開昭52−122035号公
報に詳述されている。
ところで、そのようなテレビジヨン受像機に於
いては、5HHは水平周波数をキヤリア周波数
とするFM変調型式の前記SAPチヤンネル信号の
SN比が弱電界時に大きく劣化するため、SAPチ
ヤンネル再生系及びL−Rチヤンネル再生系には
コンパウンデイング方式によるノイズリダクシヨ
ン回路が設けられるようになつている。しかしな
がら、このノイズリダクシヨン回路だけでは、
SAPチヤンネルのキヤリア信号が瞬間的に途絶
えた時に発生するパルス状の大振幅のノイズは充
分に減衰させることができなかつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記の点を考慮してなされたものであ
り、前述の如きノイズリダクシヨン回路によつて
も充分に除去することのできない弱電界時のノイ
ズを低減せしめようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、音声多重信号の受信電界強度を検
出する検出回路と、その検出出力に応じて動作し
音声信号の高域部のノイズを減衰せしめる可変型
ハイカツトフイルタを設けた。
(ホ) 作用 上記構成に於いて、可変型ハイカツトフイルタ
は前記検出回路の出力に応じて減衰度が可変さ
れ、受信電界強度が弱い状態では前記減衰度が大
となされ、受信電界強度が強い状態では減衰度が
低下せしめられる。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案を実施したテレビ音声多重放送
受信機の要部の概略構成を示している。同図に於
いて、1はIF(中間周波数)回路一体型のチユー
ナ、2はその出力からSIF(音声IF)信号を軸出
するSIF信号分離回路、3はその出力信号をFM
検波して第2図図示の多重信号を再生する多重信
号復調回路である。
次に、4は上記多重信号(第2図)中の主チヤ
ンネル信号即ちステレオ和(L+R)信号又は主
音声信号を分離するローパスフイルタ、5はその
(L+R)信号又は主音声信号の増幅回路である。
6はステレオ差(L−R)チヤンネル信号を分離
するバンドパスフイルタ、7はその出力をAM検
波してステレオ差信号を再生するL−R復調回
路、8は前記フイルタ6の出力中からパイロツト
信号を検出するパイロツト検出回路、9はその検
出出力の有無に応じて動作/不動作が切えられる
ステレオマトリツクス回路である。また、10は
第2図の多重信号からSAPチヤンネル信号を分
離するバンドパスフイルタ、11はその出力を
FM検波して副音声信号を再生するSAP復調回
路、12はその回路11からのSAPキヤリア信
号の有無に応じて副音声信号とステレオL,R信
号(又は主音声信号)の何れか一方を選択的に導
出する切換回路である。
本実施例では、斯る一般的な音声多重放送受信
機に於いて、特に前記切換回路12の二系統の出
力端子の各々に可変型ハイカツトフイルタ13,
14をそれぞれ接続すると共に、前記多重信号復
調回路3の出力により該信号の受信電界強度を検
出する電界強度検出回路15を設け、その検出出
力に応じて前記ハイカツトフイルタ13,14の
減衰度を可変制御するようにしている。
ここで、前記電界強度検出回路15は、第4図
に示すように、SAPチヤンネル帯域(第2図参
照)よりも高域を通過帯域とするハイパスフイル
タ16と、その出力に対する検波平滑回路17
と、その出力を増幅する直流増幅回路18とから
構成されている。また、前記ハイカツトフイルタ
13,14は、何れも第3図に示すように、音声
信号増幅用のアンプ19の入力側に、2〜3KHz
程度以上の周波数に対して上記アンプ19の入力
インピーダンスよりも充分低いインピーダンスを
呈するコンデンサ20と、ベースに印加される前
記検出回路15内の直流増幅回路18の出力に応
じて可変インピーダンス素子として動作するトラ
ンジスタ21を直列接続した構成としている。な
お、22はアンプ19とのインピーダンス整合用
の抵抗、23は前記トランジスタ21のバイアス
用抵抗である。
したがつて、斯る構成に依れば、多重信号復調
回路3から出力される音声多重信号第2図の受信
強度が強くて電界強度検出回路15内のハイパス
フイルタ16を通るノイズ成分が少なく、従つ
て、直流増幅回路18の出力電圧が低いときは、
第3図のトランジスタ21はオフとなつている。
それゆえ、前記ハイカツトフイルタ13,14は
切換回路12から導出される主、副、ステレオ各
音声信号の高域部に何等影響を受けず、それらが
そのまゝ出力される。逆に、上記多重信号の受信
強度が弱くて前記ノイズ成分が多い場合は、直流
増幅回路18の出力電圧が高くてトランジスタ2
1がオン(能動状態)になる。それゆえ、上記フ
イルタ13,14は前述の周波数帯で上記出力電
圧に応じたインピーダンスを呈し、従つて、前記
各音声信号の高域部が受信強度の弱い程大きく減
衰されるので、高域部のノイズによるSN比が改
善される訳である。
なお、本考案の要旨に直接関係しないため、第
1図中には冒頭で説明したコンパウンド方式のノ
イズリダクシヨン回路を図示していないが、これ
はL−R復調回路7及びSAP復調回路11の各
後段に挿入されるようになつている。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、音声多重信号の受信電界強度
に応じて上記多重信号から復調された音声信号の
高域部を減衰させるようにしているので、上記高
域部のノイズを効果的に低減させることができ、
特にこの種のノイズが目立つSAPチヤンネル信
号受信時に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は米国のテレビ音声多重信号の周波数スペ
クトラムを示す図、第3図は上記実施例の要部の
具体例を示す回路図、第4図は上記実施例中のハ
イパスフイルタの周波数特性を示す図である。 15……受信電界強度検出回路、13,14…
…ハイカツトフイルタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 チユーナ1と、 このチユーナ1の出力よりSIF信号を抽出する
    SIF信号分離回路2と、 このSIF信号分離回路2からの出力をFM検波
    する多重信号復調回路3と、 この多重信号復調回路3からの出力より主チヤ
    ンネル信号を分離するローパスフイルタ4と 前記多重信号復調回路3からの出力よりAM変
    調されたステレオ差信号を分離するバンドパスフ
    イルタ6と、 このバンドパスフイルタ6出力をAM検波して
    ステレオ差信号を再生するL−R復調回路7と、 前記ローパスフイルタ4出力及び前記L−R復
    調回路7出力より、ステレオ信号又は主音声信号
    を出力するステレオマトリツクス回路9と、 前記多重信号復調回路3からの出力より、前記
    AM変調されたステレオ差信号より高域に多重さ
    れているFM変調された副音声を分離するバンド
    パスフイルタ10と、 このバンドパスフイルタ10出力をFM検波し
    て副音声信号を再生するSAP復調回路11と、 前記多重信号復調回路3からの出力より、前記
    FM変調された副音声の帯域よりも高域を分離す
    るハイパスフイルタ16と、 このハイパスフイルタ16の出力により受信電
    界強度を検出する検波平滑回路17と、 この検波平滑回路17の出力によつて減衰度が
    制御され、前記ステレオ信号前記主音声信号前記
    副音声信号等の復調された音声信号の高域ノイズ
    を減衰せしめる可変型ハイカツトフイルタ13,
    14と、 を備えることを特徴とするテレビ音声多重放送受
    信機のノイズ低減回路。
JP1985122973U 1985-08-10 1985-08-10 Expired JPH0352063Y2 (ja)

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JP1985122973U JPH0352063Y2 (ja) 1985-08-10 1985-08-10

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JPS6232685U JPS6232685U (ja) 1987-02-26
JPH0352063Y2 true JPH0352063Y2 (ja) 1991-11-11

Family

ID=31013655

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605685A (ja) * 1984-05-25 1985-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載用テレビ音声多重装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605685A (ja) * 1984-05-25 1985-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載用テレビ音声多重装置

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Publication number Publication date
JPS6232685U (ja) 1987-02-26

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