JPH071894Y2 - 映像・音声中間周波数信号分離回路 - Google Patents

映像・音声中間周波数信号分離回路

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JPH071894Y2
JPH071894Y2 JP1989091163U JP9116389U JPH071894Y2 JP H071894 Y2 JPH071894 Y2 JP H071894Y2 JP 1989091163 U JP1989091163 U JP 1989091163U JP 9116389 U JP9116389 U JP 9116389U JP H071894 Y2 JPH071894 Y2 JP H071894Y2
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signal
intermediate frequency
frequency signal
video
saw filter
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俊隆 井手
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、テレビジョン受像機の中間周波数信号(IF信
号)の処理に関する。特に、セパレートキャリア方式に
関し、SAW(Surface Acoustic Wave;弾性表面波)フィ
ルタにより、IF信号を音声IF信号(SIF信号)と映像IF
信号(VIF信号)に分離するものに関する。
(ロ)従来の技術 IF信号より、SIF信号とVIF信号を分離するためには、一
般にSAWフイルタが利用される。SAWフィルタであれば、
無調整で分離出来、便利である。
このため、第3図の回路が考えられる。第3図に於い
て、(10)はIF信号入力端子、(12)はプリアンプ、
(14)はVIF用のSAWフィルタ、(16)はVIFアンプであ
る。
(18)はプリアンプ、(20)はSIF用SAWフィルタ、(2
2)は音声復調を含むSIFアンプである。(24)はIF信号
処理用IC(例えば、三菱電機製M51366SP)である。
前記プリアンプ(12)はVIFアンプ(16)に入力されるV
IF信号が最適になる様に調整される。又、プリアンプ
(18)も同様にSIFアンプ(22)に入力されるSIF信号が
最適になる様に調整される。
しかし、上記の構成では、プリアンプ(12)(18)が2
個必要となる。
このため、第4図の様に、プリアンプ(12)を1個とし
た回路が考えられる。通常、TV受信では、音声より映像
を重要視するので、このプリアンプ(12)はVIF信号用
に調整される。このため、SIFアンプ(22)へのSIF信号
は、劣化する。
このため、例えば、放送されるSIF信号レベルがVIF信号
レベルに比べて非常に小さい場合や、弱電界受信時に、
音声信号の劣化、多重音声の弁別感度の劣化、バス音発
生等が生じてしまう。
この問題を解決するために、この第4図の回路では、実
開昭60−108074号(H04N5/60)及び特開昭59−135918号
(H03H9/64)に示される如く、SIF用のSAWフィルタ(2
0)の入出力の両側の信号線(l1)(l2)にインピーダ
ンスマッチング用のコイル(インダクタンス素子)
(L1)(L2)を直列に挿入している。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は、更にSIFアンプ(22)へ入力されるSIF信号の
特性を向上せしめるものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、IF信号を増幅するVIF用プリアンプ(12)
と、 このプリアンプ(12)からの信号が入力されるVIF信号
用の第1SAWフィルタ(14)と、 この第1SAWフィルタからの信号が入力されるVIF信号処
理回路(16)と、 前記プリアンプ(12)からの信号が入力され、VIF信号
の周波数より低い周波数のSIF信号を取り出すSIF信号用
の第2SAWフィルタ(20)と、 この第2SAWフィルタからの信号が入力されるSIF信号処
理回路(22)と、 プリアンプ(12)と第2SAWフィルタ(20)および第2SAW
フィルタ(20)とSIF信号処理回路(22)との間の信号
路(l1)(l2)に直列に接続されたインピーダンスマッ
チング用の第1、第2インダクタンス素子(L1)(L2
と、を備える映像・音声中間周波数信号分離回路に於い
て、 前記SIF信号処理回路(22)と前記第2インダクタンス
素子(L2)との間に一端が接続され、他端が接地される
ことにより、前記第2インダクタンス素子(L2)と共
に、定K型のローパスフィルタ(26)を形成して前記VI
F信号の漏れ入力をカットするコンデンサ(C)を、備
えることを特徴とする。
(ホ)作用 本考案では、コンデンサ(C)によりローパスフィルタ
(26)が形成され、これにより、SIF信号処理回路系(2
2)に漏れるVIF信号をカットする。
(ヘ)実施例 第1図を参照しつつ、本考案の一実施例を説明する。
尚、第3図、第4図と同一部分には同一符号を付した。
第1図に於いて、(C)はコンデンサである。このコン
デンサ(C)は、第2インダクタンス素子(L2)と共に
定K型のローパスフィルタ(26)を形成している。
上記回路について説明する。
まずプリアンプ(12)はVIF信号処理が最適になるよう
に調整されている。
そして、プリアンプ(12)とSIF信号用のSAWフィルタ
(20)間に両者のマッチングを取る第1コイル(L1)を
挿入する。
次に、SIF信号用のSAWフィルタ(20)とIC(24)間にLC
より為る定K型のローパスフィルタ(26)を挿入する。
そして、このローパスフィルタ(26)により、この間の
インピーダンスマッチングをとると共に、SIFアンプ(2
2)への入力に悪影響が出ない様に且つ、VIF信号の漏れ
をカットするように、このローパスフィルタを設定す
る。
依って、SIFアンプ(22)へ入力されるSIF信号の信号劣
化を減少させることが出来、バズ音の発生の低減、音声
感度の改善、音声多重放送の弁別感度の改善が行なえ
る。
第1図の回路を西独国向けのテレビジョン受像機に採用
した場合の、SIFアンプ(22)への入力特性を第2図に
示す。又、従来の第4図の回路のSIFアンプ(22)への
入力特性を第5図に示した。尚、西独のSIFキャリアの
周波数は約33MHz,VIFキャリアの周波数は約39MHzであ
る。
そして、実験の結果、第1図の回路は、第4図の回路に
比べ、音声感度で5〜8dB、音声多重放送の弁別感度で
は5〜8dB、音声バスは7〜10dM程度の改善が出来た。
(ト)考案の効果 上記の如く、本考案に依れば、簡単な回路構成(実施例
ではコンデンサCを1個追加するだけ)で、第3図に近
い性能改善が出来、有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図、第2図は第1図の
特性を示す図である。 第3図は高価な従来例を示す図である。 第4図は安価な従来例を示す図、第5図は第4図の特性
を示す図である。 (12)…プリアンプ、(14)…VIF用のSAWフィルタ(第
1SAWフィルタ)、(16)…VIFアンプ(映像中間周波数
信号処理回路)、(20)…SIF用のSAWフィルタ(第2SAW
フィルタ)、(22)…SIFアンプ(音声中間周波数信号
処理回路)、(l1)(l2)…信号路、(L1)…コイル
(第1インダクタンス素子)、(L2)…コイル(第2イ
ンダクタンス素子)、(C)…コンデンサ(コンデンサ
素子)、(26)…ローパスフィルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間周波数信号を増幅するプリアンプ(1
    2)と、 このプリアンプ(12)からの信号が入力される映像中間
    周波数信号用の第1SAWフィルタ(14)と、 この第1SAWフィルタからの信号が入力される映像中間周
    波数信号処理回路(16)と、 前記プリアンプ(12)からの信号が入力され、前記映像
    中間周波信号の周波数より低い周波数の音声中間周波数
    信号用の第2SAWフィルタ(20)と、 この第2SAWフィルタからの信号が入力される音声中間周
    波数信号処理回路(22)と、 前記プリアンプ(12)と前記第2SAWフィルタ(20)およ
    び前記第2SAWフィルタ(20)と前記音声中間周波数信号
    処理回路(22)との間の信号路(l1)(l2)に直列に接
    続されたインピーダンスマッチング用の第1、第2イン
    ダクタンス素子(L1)(L2)と、 を備える映像・音声中間周波数信号分離回路に於いて、 前記音声中間周波数信号処理回路(22)と前記第2イン
    ダクタンス素子(L2)との間に一端が接続され、他端が
    接地されることにより、前記第2インダクタンス素子
    (L2)と共にローパスフィルタを形成して前記映像中間
    周波数信号の周波数の信号をカットするコンデンサ素子
    (C)を、 備えることを特徴とする映像・音声中間周波数信号分離
    回路。
JP1989091163U 1989-08-01 1989-08-01 映像・音声中間周波数信号分離回路 Expired - Lifetime JPH071894Y2 (ja)

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JPH0332872U JPH0332872U (ja) 1991-03-29
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