JPS594915B2 - カラ−テレビジヨンジユシンキ - Google Patents

カラ−テレビジヨンジユシンキ

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JPS594915B2
JPS594915B2 JP50019738A JP1973875A JPS594915B2 JP S594915 B2 JPS594915 B2 JP S594915B2 JP 50019738 A JP50019738 A JP 50019738A JP 1973875 A JP1973875 A JP 1973875A JP S594915 B2 JPS594915 B2 JP S594915B2
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JP
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color
signal
signal component
component
filter
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JP50019738A
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JPS5194719A (ja
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源太郎 宮崎
謙太郎 半間
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は音声信号成分と色差信号成分と輝度信号成分と
映像搬送波成分とを含むカラーテレビジョン信号から複
合弾性表面波フィルタを用いてこれら各成分を分離して
取り出すようにしたカラーテレビジョン受信機に関する
ものである。
従来カラーテレビジョン受信機に必要な選択度特性はコ
イルおよびコンデンサから構成された回路によつて実現
されてきた。
このコイルおよびコンデンサにより形成され、カラーテ
レビジョン受信機に必要な選択度特性を得るために使用
される5 フィルタおよびトラップは、調整によつて特
性を補正する必要があると共に、最近注目されている集
積回路化が難かしく、特にコイルの集積回路化は著るし
く困難である。最近圧電基板上にくし歯形変換器を形成
した弾性表面波フィルタを用いて10テレビジョン受信
機の中間周波フィルタを実現できることが報告されてい
る。しかし、現在一般的に用いられているテレビジョン
受信機の中間周波フィルタの特性そのままを、上記弾性
表面波フィルタで実現するのは得策でない。以下、第1
図を15用いてその理由を説明する。同図はインターキ
ャリア方式のカラーテレビジョン受信機の一般的な信号
処理回路の主要部を示すブロック図であり、同図で3は
中間周波フィルタ(以下IFフィルタと略記する)であ
つて、こ20れはアンテナ1で受信され、チューナ2で
映像中間周波数(以下IFと略記する)に変換されたカ
ラーテレビジョン信号を上記カラーテレビジョン信号と
同時に受信される不要な信号、雑音などから分離、選択
する。
25IFフィルタ3で選択されたカラーテレビジョン信
号は中間周波増幅器4(以下IF増幅器と略記する)で
増幅されたのち、音声トラップ5と映像検波器8に入力
される。
検波器8に人力されたカラーテレビジョン信号のうち、
音声信号成分は30インターキャリア方式により検波器
8で包絡線検波され、音声工F増幅器9で増幅された後
にディスクリミネータ10に供給され、ここでFM検波
され、出力端子11に復調された音声信号が得られる。
一方、音声トラップ5に入力されたカラー35テレビジ
ョン信号のうち、輝度信号成分と色差信号成分は検波器
6で検波され、遅延線12と帯域フィルタ13に入力さ
れる。検波器6には通常包)ワ:−絡線検波器が使用さ
れる。
検波器6の出力は輝度信号と色差信号の両方を含む信号
であるが、帯域フイルタ13はこの輝度信号と色差信号
を分離し、色差信号だけを通過させる特性を有する。帯
域フイルタ13の出力である色差信号は色信号復調回路
14で復調され、この復調された色差信号と遅延線12
の出力である輝度信号はともにマトリクス回路15に入
力され、3原色信号として端子16〜16″から出力さ
れる。ここで遅延線12が挿入されているのは色差信号
が帯域フイルタ13を通過する際に、帯域フイルタ13
により約0.5B秒の遅延を生じ、この結果輝度信号よ
りも色差信号が遅れ、画面上で色ずれが生じるのを防止
するためである。つぎに音声トラツプ5の必要性につい
て説明する。検波器6に入力される信号の音声信号搬送
波の減衰が不十分であると、音声搬送波と色副搬送波の
ビード信号(920KHz)が検波器6で発生し、画面
に著るしい妨害を与えるため、現在のカラーテレビジヨ
ン受信機では音声信号搬送波を映像信号搬送波に対し5
0〜60dBの減衰をとつている。
一方、音声信号に対してはインターキヤリア方式の受信
機では音声搬送波の減衰を大きくとりすぎると、検波器
8で検波され、音声中間周波信号となる4.5MHzの
ビード信号が小さくなり、音声回路7が充分動作しなく
なる。したがつて、現在のカラーテレビジヨン受信機で
はIFフイルタ3で音声信号搬送波の減衰を26dB程
度とし、IF増幅器4で増幅した後にこの出力を音声回
路7に供給し、音声信号を再生すると同時に映像信号に
対しては、IF増幅器4の出力を音声信号搬送波を抑圧
する音声トラツプ6に加えることにより、IFフイルタ
3で約26dB減衰した音声信号搬送波を更に約20〜
30dB減衰させて上記の目的を達している。
以上がインターキヤリア方式のカラーテレビジヨン受信
機である。以上述べたうち、コイル、コンデンサを用い
たフイルタまたはトラツプにより形成されるものはIF
フイルタ3、音声トラツプ5、帯域フイルタ13などで
あり、これらはすべて前記した様に集積回路化が著るし
く困難であると同時に、カラーテレビジヨン受信機を製
造するに際し、それぞれ細心の調整が必要であることは
言うまでもない。
したがつてIFフイルタ3をそのまま弾性表面波フイル
タで構成し、これを無調整でかつ集積回路化を容易にし
ても、なお、音声トラツプ5、帯域フイルタ13などに
多くのコイル、コンデンサが残存するため、カラーテレ
ビジヨン受信機の償号処理回路の無調整かつ集積回路化
ができないという欠点があつた。本発明の目的は上記し
た従来の欠点をなくし、カラーテレビジヨン受信機の信
号処理回路のIFフイルタ遅延線、帯域フイルタを不必
要とすることにより、コイル、コンデンサの数を大幅に
減少し、調整個所を少くすると同時に、集積回路化に適
したカラーテレビジヨン受信機を提供することにある。
本発明は、複合弾性表面波フイルタによりテレビジヨン
信号の色信号成分、映像搬送波成分、輝度信号成分およ
び音声信号成分の3組の信号をそれぞれ分離、抽出し、
抽出された色信号成分を抽出された映像搬送波成分と混
合し、混合出力から色信号成分を得、抽出された輝度信
号成分および音声信号成分から音声信号成分を抑圧して
輝度信号成分を得るようにしたものである。
以下本発明を図面を参照して詳細に説明する。第2図は
本発明の一実施例を示すカラーテレビジヨン受信機の信
号処理回路の主要部を示すプロック図である。
同図で30は複合弾性表面波フイルタであつて、アンテ
ナ1で受信されたカラーテレビジヨン信号はチユーナ2
で映像中間周波数に変換された後、複合弾性表面波フイ
ルタ30に入力される。この複合弾性表面波フイルタ3
0は映像搬送波成分、輝度信号成分と音声信号成分、色
差信号成分を分離して出力する機能を有する。複合弾性
表面波フイルタ30で分離された映像搬送波成分は搬送
波再生回路40に入力され、色差信号に加えるための参
照搬送波90として搬送波再生回路40から出力される
。複合弾性表面波フイルタ30で分離された輝度信号成
分は包絡線検波器6に入力され、検波される。複合弾性
表面波フイルタ30で分離された色差信号成分は参照搬
送波90と共に加算回路60に入力され、参照搬送波9
0に加えられた後に包絡線検波器66で検波波される。
なお、音声信号成分は音声トラツプ5の直前から音声回
路7に導かれ、検波再生される。ここで色差信号成分を
加算回路60で搬送波90に加えた後に検波する理由は
、輝度信号成分と色差信号成分がそれぞれ分離して抽出
されるので、抽出された色差信号成分は搬送波成分を有
さぬため、そのまま包絡線検波ができないことによる。
包絡線検波器66の出力である検波された色差信号は、
色信号再生回路14で復調され、検波器6の出力である
検波された輝度信号とともにマトリクス回路15に入力
され、3原色信号として端子16〜16゛″から出力さ
れる。このようにカラーテレビジヨン受信機の信号処理
回路を第2図を用いて説明したような構成にすると、従
来インタキヤリア方式で行なつてきたように、輝度信号
成分、色差信号成分を含むカラーテレビジヨン信号を同
一の検波器で検波してから、それぞれの信号をフイルタ
で分離するのではなく、第2図に示すようにあらかじめ
複合弾性表面波フイルタ30で分離した輝度信号成分、
色差信号成分を別々に検波しているため、第1図に示し
たような検波された輝度信号と色差信号を分離するため
に必要な帯域フイルタ13は不要である。
つぎに、カラーテレビジヨン受信機を第2図に示した構
成にすると、第1図中の遅延線12が不必要となる理由
を述べる。第4図に複合弾性表面波フイルタ30の一例
を示す。第4図で300は弾性表面波伝搬基板(以下基
板と略記する)であり、同時に変換動作をも行なわせる
ように通常圧電性結晶などを用いる。この基板300上
に導電性のくし歯形電極から成る入力変換器321、出
力変換器322,324,325が形成される。入力端
子301にチユーナ2からのカラーテレビジヨン信号が
加えられると変換器321によつてカラーテレビジヨン
信号は弾性表面波に変換され、矢印312,314,3
15で示した方向に伝搬する。これらの弾性表面波は変
換器322,324,325によつて再び電気信号に変
換され、それぞれ出力端子302,304,305から
出力として取り出される。ここに示した複合弾性表面波
フイルタ30は入力端子301と3つの出力端子302
,304,305からなる。
入力端子301と各出力端子302,304,305に
よつて構成される。各フイルタのふるまいは同一である
ため、ここでは入力となる端子301と出力端子305
で構成されるフイルタについて説明する。入力端子30
1から出力端子325までの特性は入力変換器321.
出力変換器325および弾性表面波の伝搬路の特性で決
まる。
一般に伝搬路での弾性表面波の減衰およびビームの拡が
りは極めて小さく、またカラーテレビジヨン信号のよう
に使用する周波数帯域が比較的狭い場合は、これらの損
失は周波数に対して一定とみなし得る。したがつて、フ
イルタとしての特性は入力変換器321と出力変換器3
25の形状で決定される。すなわち、各変換器はくし歯
形変換器と呼ばれ、一対のくし歯形導電電極が互いに入
り組んで形成されるものであり、このくし歯の間隔、長
さ、本数をあらかじめ定めることにより種々のフイルタ
特性を実現できる。また信号が入力端子301から出力
端子305に至るまでの遅延時間は基板の結晶のカツト
、弾性表面波の伝搬方向の選び方および入力変換器32
1と出力変換器325の距離lにより定まる。以上述べ
たことは、入力端子321と出力変換器322、入力端
子321と出力端子324とによつて構成される他の3
つのフイルタについても全く同様に成り立つ。以上述べ
た方法により、複合弾性表面波フイルタ30において入
力端子301と出力端子302間で、第3図に示した映
像搬送波押出用フイルタの周波数特性A、入力端子30
1と出力端子304間で第3図に示した輝度信号成分と
音声信号成分抽出用フイルタの周波数特性B、および入
力端子301と出力端子305間で第3図に示した色差
信号成分抽出用フイルタの周波数特性Cを構成すること
ができる。
ここで特に注目すべきは、フイルタ特性Bはその主蜂が
輝度信号を抽出する特性、その第1のサイドロープが主
蜂の約−26dBのレスポンスを示す音声信号を抽出す
る特性となつていること、および基板300がそれぞれ
のフイルタでは全く同一であるため変換器321と変換
器324の距離と変換器321と変換器325の距離と
を等しく設定しておけば、入力端子301と出力端子3
04で構成される輝度信号抽出用フイルタと、人力端子
301と出力端子305で構成される色差信号抽出用フ
イルタとの遅延時間を等しくすることができる。
したがつて、本発明による第2図に示した構成にすれば
、第1図を用いて説明した従来のカラーテレビジヨン受
信機の如く、輝度信号と色差信号の遅延時間の差を補正
するための遅延線12は不必要となる。以上、第2図、
第3図、第4図を用いて詳細に説明したように、テレビ
ジヨン受信機を第2図に示した構成にすれば、従来コイ
ル、コンデンサで構成されていたIFフイルタ3、を無
調整の複合弾性表面波フイルタ301個で置き換え、遅
延線および帯域フイルタを不要とすることが可能である
その結果、カラーテレビジヨン受信機の信号処理回路の
調整個所を音声トラツプ5だけとすることができる。更
に、この信号処理回路に複合弾性表面波フイルタ30を
用いることにより、従来集積回路化が著るしく困難とさ
れていたコイル、コンデンサにより構成されるフイルタ
、トラツプを大幅に減少することができ、さらに遅延線
を用いない構成としたため、カラーテレビジヨン受信機
の信号処理回路の集積回路化が著るしく容易となるなど
により、カラーテレビジヨン製造方法の合理化が達成で
き、その効果は著るしく大き(・o
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインターキャリア方式のカラーテレビジ
ヨン受信機の信号処理回路の主要部を示すプロツク図、
第2図は本発明による複合弾性表面波フイルタを用いた
カラーテレビジヨン受信機の一実施例を示すプロツク図
、第3図は複合弾性表面波フイルタの特性の一例を示す
特性図、第4図は複合弾性表面波フイルタの構成を示す
正面図である。 5・・・・・・音声トラップ、6・・・・・・検波器、
r・・・・・・音声回路、14・・・・・・色信号復調
回路、15・・・・・・マトリツクス回路、30・・・
・・・複合弾性表面波フイルタ、40・・・・・・搬送
波再生回路、60・・・・・・加算回路、66・・・・
・・包絡線検波器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 輝度信号成分と色信号成分と音声信号成分と映像搬
    送波成分とを有するカラーテレビジョン信号が供給され
    、輝度信号成分および音声信号成分の組合せ信号成分、
    色信号成分および映像搬送波成分をそれぞれ分離して抽
    出する複合弾性表面波フィルタと、抽出された前記組合
    せ信号成分を音声トラップを介して映像検波手段に供給
    する供給手段と、抽出された前記色信号成分および映像
    搬送波成分を混合して周波数変換された色信号成分を出
    力する混合手段と、混合手段の出力から色信号成分を復
    調する色復調手段とからなることを特徴とするカラーテ
    レビジョン受信機。
JP50019738A 1975-02-07 1975-02-19 カラ−テレビジヨンジユシンキ Expired JPS594915B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50019738A JPS594915B2 (ja) 1975-02-19 1975-02-19 カラ−テレビジヨンジユシンキ
US05/655,854 US4062044A (en) 1975-02-07 1976-02-06 Color television receiver employing elastic surface wave filter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50019738A JPS594915B2 (ja) 1975-02-19 1975-02-19 カラ−テレビジヨンジユシンキ

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Publication Number Publication Date
JPS5194719A JPS5194719A (ja) 1976-08-19
JPS594915B2 true JPS594915B2 (ja) 1984-02-01

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