JPH0625070Y2 - 多重信号受信装置 - Google Patents

多重信号受信装置

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JPH0625070Y2
JPH0625070Y2 JP1989089876U JP8987689U JPH0625070Y2 JP H0625070 Y2 JPH0625070 Y2 JP H0625070Y2 JP 1989089876 U JP1989089876 U JP 1989089876U JP 8987689 U JP8987689 U JP 8987689U JP H0625070 Y2 JPH0625070 Y2 JP H0625070Y2
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好夫 杉山
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は多重信号受信装置に係り、特に2つのステレオ
方式を選択的に受信できる多重信号受信装置に関する。
従来の技術 ヘッドフォンタイプのステレオカセットテープレコーダ
にはヘッドフォンとレコーダ本体とをワイヤレスにした
ものがある。このようなステレオカセットテープレコー
ダではレコーダ本体より2搬送波をFM変調した右
(R),左(L)用の2変調信号が送信されている。レ
コーダ本体より送信された2変調信号はヘッドフォン側
に設けられた受信装置によりR,Lの信号に復調され
る。R,Lの信号は2変調信号で搬送されているため、
第2図に示すようにL,及びR用に2系統の復調回路1
0,11が必要であった。一方、FM(周波数変調)放
送のステレオ方式では一般に左(L)と右(R)の信号
をマトリクス回路等を用いて与め合成した後に1つの搬
送波をその合成信号によりFM変調して送信されてい
る。
FMステレオ放送用の受信装置は第3図に示すようにF
Mチューナ4,中間周波増幅回路5,FM検波回路6,
マルチ復調器7よりなる。送信された信号をアンテナで
キャッチして、FMチューナ4により必要とする周波数
の信号を選択し、中間周波増幅回路5を介して、FM検
波回路6でRとLとの合成信号に復調した後、マルチ復
調器7によりRとLの信号に分離してステレオ再生を行
っていた。
考案が解決しようとする課題 しかるに、R及びLを合成してその合成信号により1つ
の搬送波を変調する一般のFMステレオ放送に用いられ
ているようなステレオ方式ではR及びLの異なる信号を
合成したり、合成した信号を再びR及びLの信号に分離
する必要があるため、S/N比が低下してしまい、良質
の再生ができず、また、本体とヘッドフォンがワイヤレ
スのヘッドフォンステレオではR,L夫々に搬送波を割
り当てて送受信を行なえば比較的良質の再生が可能であ
るが、FMステレオ放送とは方式が異なるため、FMス
テレオ放送の受信を行なうためには別にFMステレオ放
送を再生するための回路が必要となり回路構成が複雑に
なってしまう等の問題点があった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので異なる方式に
より多重化した信号を簡単な構成で両方とも受信できる
多重信号受信装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案は互いに周波数の異なる搬送波を各々異なる二種
の信号で周波数変調して得た二種の変調信号を第1及び
第2の2つの復調回路で復調して該二種の信号を再生す
る多重信号受信装置において、前記2つの復調回路の第
1の復調回路をFMステレオ放送波の復調を行なう回路
で構成し、前記二種の信号を受信するときには前記第1
の復調回路の出力ステレオ信号のうちの一方の信号と前
記第2の復調回路の出力信号とが出力され、FMステレ
オ放送を受信するときには前記第1の復調回路の出力ス
テレオ信号が出力されるように出力信号を切換える切換
手段を具備してなる。
作用 二種の変調信号より各々異なる二種の信号を再生する第
1及び第2の2つの復調回路のうち第1の復調回路をF
Mステレオ放送復調を行なう回路で構成している。した
がって、二種の信号を受信する際には第1の復調回路の
出力ステレオ信号のどちらか一方の出力信号を第2の復
調回路の出力信号とを出力すればよく、またFMステレ
オ放送を受信するときには第1の復調回路の出力ステレ
オ信号だけを出力すればよい。
このため、二系統の復調回路で、互いに異なる搬送波を
各々異なる信号で周波数変調して得た二種の変調信号と
FMステレオ放送とを受信することができる。
実施例 第1図は本考案の一実施例のブロック図を示す。
本実施例の多重信号受信装置はヘッドフォンタイプのス
テレオカセットテープレコーダに適用したもので、ステ
レオカセットテープレコーダ本体とヘッドフォンとをワ
イヤレスとしている。また、ヘッドフォンにはステレオ
カセットテープレコーダ本体から送信されるステレオ信
号の一方を受信する第2の復調回路2と、レコーダ本体
から送信されるステレオ信号の他方の信号及びFMステ
レオ放送を受信するための第1の復調回路1とが設けら
れている。マルチ方式及び搬送波2波によるステレオ再
生を行なうための第1の復調回路1は一般のFMステレ
オ放送及び搬送波2波の一方の搬送波を受信するための
FMチューナ4,中間周波増幅回路5,FM検波回路
6,多重信号再生手段であるマルチ復調器7とよりな
る。また、搬送波2波によるステレオ方式受信時のもう
一方の搬送波による信号を受信するための受信部2は中
間周波増幅回路8,FM検波回路9とよりなる。
FMステレオ放送の受信を行なう場合はFMチューナ4
は同調回路等よりなりアンテナより入来した信号より受
信信号を選択する。FMチューナ4により選択された受
信信号は中間周波増幅回路5で所定の発振周波数との差
の中間周波数とされる。中間周波増幅回路5を通った信
号はFM検波回路6で周波数の変化を検出して、元の信
号に戻される。FM検波回路6の出力信号はR及びL側
の信号が混合された出力となっている。マルチ復調器7
はFM検波回路6の出力信号をR及びL側の信号に分離
して出力する。このようにして、R及びL側に分離さ
れ、ステレオ放送の受信が行なわれる。
搬送波を2波使用して、一方の搬送波をR側の信号で周
波数変調して、他方の搬送波をL側の信号で周波数変調
して、ステレオ信号の送信を行なう場合、2系統の受信
装置が必要となる。ステレオの2系統の信号のうち1系
統の信号(R又はL側の一方の信号)を第1の復調回路
1で再生し、もう一方の系統の信号を第2の復調回路2
で再生して、R及びL側の信号の受信を行ない、ステレ
オ再生を行なう。
スイッチ3は切換手段を構成しており、第1の復調回路
1を構成するマルチ復調器7のR又はLの出力の一方の
出力と第2の復調回路2の出力となるFM検波回路9の
出力とが切換わるように接続されている。
次にその動作について説明する。
まず、テープを開くときにはスイッチ3をB側に倒す。
このとき、FMチューナ4のチューニングをレコーダ本
体から出力されているFM信号周波数に合わせる。レコ
ーダ本体からはR,L夫々の信号で別々の近似した周波
数(75.25MHz,75.75MHz)の搬送波を変調した2つの
変調信号が出力されている。R側の信号は第1の復調回
路1を介して端子Cより出力される。このとき、マルチ
復調器7を通るがR側信号はモノラルなので、端子Cか
らはR側信号だけが出力される。
また、L側信号は第2の復調回路2によりFM検波さ
れ、端子Dより出力される。FMステレオ放送を聞くと
きにはスイッチ3をA端子側に倒し、FMチューナ4に
より所定のFMステレオ放送局にチューニングする。F
Mステレオ放送は一搬送波上にL及びR信号を多重して
いる。これらの多重信号は中間周波増幅回路5及びFM
検波回路6を介してマルチ復調器7でR及びLの信号に
分離され、ステレオ信号が再生される。
なお、本実施例ではFMチューナ4はレコーダ本体から
の2つのFM信号の周波数を極く近い値に設定し、中間
周波増幅回路5,8で分離を行なっているため、1つで
構成しているが、L用に別のFMチューナを設ける構成
としてもよい。
このように、第1の復調回路1をマルチ方式によるステ
レオ受信とR,L,2つの搬送波による方式によるステ
レオ受信とで共用することにより、両方にステレオ方式
夫々別々に受信装置を設けることはないため、小型化が
可能となる。
考案の効果 上述の如く、本考案によれば、互いに周波数の異なる搬
送波を夫々異なる二種の信号で周波数変調して得た二種
の変調信号より二種の信号を再生する第1及び第2の復
調回路のうち第1の復調回路をFMステレオ放送の受信
を行なう回路で構成し、その出力を切換手段で切換える
ことにより各々異なる二種の信号の受信及びFMステレ
オ放送の受信とが二つの復調回路で行なえ、二種の信号
の受信及びFMステレオ放送の受信の両方を選択的に行
ないたい場合でも、夫々の信号の受信に別々の受信復調
回路を設ける必要がないため受信装置の小型化及び低コ
スト化が可能となる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロック図、第2図は従来
の一例のブロック図、第3図はFMステレオ放送受信器
の一例のブロック図である。 1…第1の復調回路、2…第2の復調回路、3…切換ス
イッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに周波数の異なる搬送波を各々異なる
    二種の信号で周波数変調して得た二種の変調信号を第1
    及び第2の2つの復調回路で復調して該二種の信号を再
    生する多重信号受信装置において、 前記二つの復調回路の第1の復調回路をFMステレオ放
    送波の復調を行なう回路で構成し、 前記二種の信号を受信するときには前記第1の復調回路
    の出力ステレオ信号のうちの一方の信号と前記第2の復
    調回路の出力信号とが出力され、FMステレオ放送を受
    信するときには前記第1の復調回路の出力ステレオ信号
    が出力されるように出力信号を切換える切換手段を具備
    してなる多重信号受信装置。
JP1989089876U 1989-07-31 1989-07-31 多重信号受信装置 Expired - Fee Related JPH0625070Y2 (ja)

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