JPH04168876A - 積分器及び画像読取装置 - Google Patents

積分器及び画像読取装置

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JPH04168876A
JPH04168876A JP2293675A JP29367590A JPH04168876A JP H04168876 A JPH04168876 A JP H04168876A JP 2293675 A JP2293675 A JP 2293675A JP 29367590 A JP29367590 A JP 29367590A JP H04168876 A JPH04168876 A JP H04168876A
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    • G06G7/00Devices in which the computing operation is performed by varying electric or magnetic quantities
    • G06G7/12Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers
    • G06G7/18Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for integration or differentiation; for forming integrals
    • G06G7/184Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for integration or differentiation; for forming integrals using capacitive elements
    • G06G7/186Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for integration or differentiation; for forming integrals using capacitive elements using an operational amplifier comprising a capacitor or a resistor in the feedback loop

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電流モードの出力を持つセンサ等の電流検出
器として使用するのに適した積分器及びこの積分器を用
いた画像読取装置に関する。
(従来の技術) 従来、ファクシミリ等の原稿読み取りに使用される画像
読取装置は、例えばその簡易等価回路を第8図に示すよ
うに、光量に応じた定電流源81と、これに並列に接続
されたフォトダイオード82とから成る受光素子51に
光が照射され、その光の照射光量に応じた電荷が放電さ
れ、フォトダイオード容量82に生じる電圧をバッファ
83で取り出し、これらをマルチブレクスすることで時
系列データとして画像信号としていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記構造の画像読取装置によると、受光素子51からバ
ッファ83への配線同士が容量結合し、正確な画像デー
タ得られないという問題点があった。
そこで、第5図に示すように、受光素子51の一端を共
通線53に接続し、この共通線53に流れ込む電流を積
分器1で電圧に変換する方法を選んだ。この方法によれ
ば、容量カップリングの問題が小さいという利点がある
しかしながら、第9図に示した基本的な積分器200に
よると、次のような問題点があった。すなわち、前記積
分器200には、負帰還部に積分コンデンサ201をリ
セットするためのCMOSによるアナログスイッチ20
2が設けられているが、このアナログスイッチ202か
らの駆動パルスの出力される電荷が市販されている通常
のもので10pC程度の大きさになる。積分器200に
接続されるセンサ100を構成するフォトダイオードか
ら漏れ込む電荷量が一般的な使用条件のもとで1画素当
たりo、1pc以下であることを考えると、積分器20
0からの出力は、その殆どがアナログスイッチ202か
らのノイズとなってしマウ。また、積分コンデンサ20
1をリセットするためにアナログスイッチ202を閉じ
た状態では、演算増幅器203が発振し易く、そのため
演算増幅器203の応答速度を大幅に下げる必要があっ
た。
アナログスイッチ202からの漏れ込み電荷を減少させ
るためには、MOSの面積を減少させればよいが、その
一方ON抵抗が上昇するために積分コンデンサ201の
リセットに時間がかかり高速動作ができなくなるという
新たな問題が生じる。
また能動素子であるアナログスイッチ201を初段に入
れることは、スイッチ内で発生するノイズが増幅されて
出力されることも考えられる。
そこで上述した問題点を排除するため、第10図に示す
ように、演算増幅器301とその負帰還部に抵抗302
を有する電流電圧変換回路300を積分器200の前段
に接続した回路が実用化されている。この回路によれば
、センサ100からの微小電荷による入力端子(センサ
電流)を電流電圧変換回路300により電圧に変換する
ので、原理的には電流電圧変換回路300の出力インピ
ーダンスが低いことから、電流電圧変換回路300と積
分器200との間に接続された抵抗400の値を変化さ
せることにより、後段の積分器200にはセンサ100
からの電流の何倍もの電流を流し込むことができる。そ
の結果、アナログスイッチ202のロジックからの漏れ
込み電荷を相対的に小さくすることが可能となる。
しかし、前段の電流電圧変換回路300は抵抗302で
負帰還しているので、センサ出力容量101を含むセン
サ100等の容量性素子を直接電流電圧変換回路300
に接続すると、帰還される電圧の位相が遅れることによ
り発振が生じる。この現象を防ぐため、センサ100と
電流電圧変換回路300との間に抵抗500を接続する
ことが必要となる。従って、読み取り速度は、センサ出
力容量101と抵抗500とで形成されるCRのローパ
スフィルターで制限されるという問題点が生じる。
また、高速動作時の電流電圧変換回路300の応答速度
は演算増幅器301のスルーレートにより制限され、演
算増幅器301の出力電圧は入力電流(センサ電流)に
追従しなくなるという問題点がある。
更に、第9図及び第10図の回路に共通する問題点とし
て、アナログスイッチ201のON、OFFの速度が数
10n〜数100nsecと遅いため、この期間が無駄
となり高速動作時に誤差となって表われてしまう。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、高速読取速
度で微小電流を検出可能な積分器を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 上記従来例の問題点を解消するため請求項1の積分器は
、負帰還ループに積分コンデンサと帰還抵抗とを並列に
入れた不完全積分器と、該不完全積分器の出力側に接続
し、前記帰還抵抗によるリークを再生する補償回路とを
具備することを特徴としている。
請求項2の積分器は、請求項1の積分器の不完全積分器
が、積分コンデンサと帰還抵抗とを並列に接続した並列
回路を負帰還部に有する増幅器で構成されることを特徴
としている。
請求項3の積分器は、請求項1の積分器の不完全積分器
が、積分コンデンサを負帰還部に有する第1の増幅器と
、該第1の増幅器の出力を電圧増幅する第2の増幅器と
、該第2の増幅器の出力側と前記第1の増幅器の入力側
間に接続した帰還抵抗とで構成されることを特徴として
いる。
請求項4の積分器は、請求項1.請求項2若しくは請求
項3記載の積分器において、不完全積分器の出力側に二
つの補償回路を並列に接続し、前記補償回路を交互に動
作させることを特徴としている。
請求項5の積分器は、請求項1.請求項2.請求項3若
しくは請求項4記載の積分器の補償回路が、一端側を不
完全積分器の出力側に接続するとともに他端側を出力端
子としたコンデンサと、該コンデンサの他端側に接続さ
れ、前記不完全積分器の出力電圧に略比例する電流を出
力させる定電流源と、前記コンデンサの他端側に接続さ
れるリセットスイッチとで構成されることを特徴として
いる。
請求項6の画像読取装置は、電流モードの出力を持つセ
ンサに、請求項1記載の積分器を接続することを特徴と
している。
(作用) 請求項1及び請求項2の積分器によれば、負帰還ループ
に積分コンデンサと帰還抵抗とを並列に入れることによ
り、高周波では積分器として動作し、低周波では電流電
圧変換器として動作する不完全積分器を構成し、補償回
路により前記帰還抵抗によるリーク分を補償することよ
り入力電流を積分した値を特徴する 請求項3の積分器によれば、第1の増幅器を前段に設け
たので、第1の増幅器に入力される微小電荷を必要な電
圧まで増幅することができる。
また、第2の増幅器出力を第1の増幅器入力に帰還する
ことで、第1の増幅器のオフセットが増幅されることな
しに出力に現れる。
請求項4の積分器によれば、補償回路を交互に動作させ
ることにより読取速度の向上を図ることができる。
請求項5の積分器によれば、コンデンサの一端側は不完
全積分器の出力で駆動され、他端側は、ここに接続され
た定電流源により帰還抵抗によるリーク分が補償される
。また、積分終了後に、コンデンサの他端側に接続され
たリセットスイッチにより残留電荷を放電させる。
請求項6の画像読取装置によれば、電流モードの出力を
持つセンサに、請求項1記載の積分器を接続することに
より、センサから出力される微小電流からS/N比の高
い出力を得ることができ、しかも高速読取速度で検出す
ることができる。
(実施例) 本発明の積分器の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
実施例に係る積分器1は、不完全積分器2と補償回路3
とから構成されている。不完全積分器2は高周波では積
分器として、低周波では電流電圧増幅器として動作する
もので、演算増幅器21と、その負帰還部に積分コンデ
ンサ22と帰還抵抗23とを並列に接続した並列回路と
から構成されている。演算増幅器21は非反転入力と反
転入力を有し、非反転入力は接地されるとともに、反転
入力側にはセンサ100等を接続するようになっている
。前記演算増幅器21の入力にはJFETを使用し、電
流性ノイズの発生を防止するように構成している。
補償回路3は、一端側をそれぞれ不完全積分器2の出力
側に接続したコンデンサ31.32と、前記コンデンサ
31.32の他端側と不完全積分器2の出力側との間に
接続した定電流源33.34と、前記コンデンサ31.
32の他端側に接続したリセットスイッチ35.36と
から構成され、コンデンサ31.32の他端側にはそれ
ぞれ出力端子T outが形成されている。すなわち、
コンデンサ31.定電流源33.リセットスイッチ35
で構成される補償回路と、コンデンサ32.定電流源3
4.リセットスイッチ36で構成される補償回路とが不
完全積分器2の出力側に並列に接続されている。
定電流源33.34の簡易等価回路は第2図に示すよう
になり、入力電圧V(不完全積分器2の出力電圧)に略
比例した電流1′を出力させるようになっている。具体
的には、例えば第3図に示すように、NPNタイプの2
個のトランジスタT4.T2と抵抗R′とで構成するこ
とにより、モノリシック化を容易にしている。前記定電
流源によると、トランジスタT、のエミッタ側と、トラ
ンジスタT2のコレクタ側とを接続し、トランジスタT
2 のベースを固定電位にするカスケード接続により、
高周波数特性を劣化させないようにしている。この構造
の定電流源によれば、トランジスタT1 のベース側に
印加される電圧を(V−+E)とすれば、トランジスタ
T、のベース、コレクタ間の電圧は、前記電圧Eからオ
フセット電圧(約0,6V)を引いた値となり、トラン
ジスタT、のエミッタ、コレクタ間には、電圧(E−0
゜6V)を抵抗R′で徐した値の電流1’  (略電圧
Eに比例する)が流れる。
次に上記構造の積分器における入力端子と出力電圧との
関係について第4図を参照して説明する。
図において、■はセンサ100に流れるセンサ電流、■
は不完全積分器2の出力電圧、Cは積分コンデンサ22
の値、Rは負帰還抵抗23の値、C′は補償回路のコン
デンサ31.32の値、Voutは補償回路3の出力電
圧をそれぞれ示している。
この回路において次式が成立する。
V−(1/C)J’ (I−V/R)dtVout =
 (1/C) J’ Idt−(1/CR) f Vd
t+  (1/C’  )J″I’dt I’dt上式出力電圧Voutと入力電流Iを積分した
値とが等しくなるためには、第2項と第3項の和が0に
なればよい。また、定電流源は、入力電圧Vに略比例し
た電流■′を出力させるので、定電流源の内部抵抗の値
をR′とすると、V/CR−1’ /C’ −V/C’
 R’となる。
従って、CR−C’ R’ と設定すれば、Vout 
= (1/C) f Idtとなり、出力電圧V ou
tは入力電流■を積分した値となるので、完全な積分器
として動作させることができる。
前記構造の積分器1によれば、帰還抵抗23によって積
分コンデンサ22に充電された電荷を放電するので、従
来例の第8図に示したようなノイズの原因となるアナロ
グスイッチ202を必要としない。また、負帰還ループ
に積分コンデンサ22が存在するため、センサ100の
ような容量性素子を入力に接続しても位相遅れが生じず
、従来例の第9図に示したような発振防止のための抵抗
500を必要としない。そのため、従来例のように読取
速度が前記抵抗500とセンサ出力容量101とを乗じ
たCRにより制限されて遅くなるようなことがない。ま
た、高周波において積分するため、高いスルーレートを
必要としない。
補償回路3においては、コンデンサ31. 32の一端
は不完全積分器2の出力で駆動され、コンデンサ31.
32の他端はここに接続された定電流源33.34によ
って帰還抵抗23によるリーク分が補償され、入力電流
■を積分した出力がここにあられれる。積分終了後は、
リセットスイッチ35.36によりコンデンサ31.3
2の残留電荷はリセットされ、再び積分を開始する。こ
の積分およびリセットの動作は、2Jjlの補償回路で
交互に行われるため、補償回路3としては常に積分モー
ドに設定できるので無駄な時間がなく、原理的にはリセ
ットスイッチ35.36がコンデンサ31.32の他端
の電位をグランドにし、次にリセットスイッチ35.3
6がOFFとなるまでの時間で決まる周波数まで読取速
度を上昇させることができる。
また本実施例では、補償回路3を2組設けて交互に動作
させたが、読取速度の高速化が必要でない場合において
は、−組のコンデンサ、定電流源。
リセットスイッチから成る補償回路で構成することも可
能である。
前記積分器1の入力側には、例えばアモルファスシリコ
ン等の半導体層を二つの電極(例えば金属電極と透明電
極)で挟んだ薄膜構造のセンサ100を接続することに
より画像読取装置を構成することができる。このセンサ
100は、第5図の等価回路に示すように、フォトダイ
オードFDとブロッキングダイオードBDとが互いに逆
極性になるように直列に接続して一つの受光素子51を
形成し、この受光素子51を複数個ライン状に並べて一
次元センサアレイを形成するとともに、ブロッキングダ
イオードBDの一端をシフトレジスタ52の各端子に接
続し、フォトダイオードPDの一端を共通電極53に接
続し、この共通電極53を前記積分器1(演算増幅器2
1)の反転入力側に接続している。
上記画像読取装置の動作について説明すると、先ずシフ
トレジスタ52によって一次元センサアレイを構成する
受光素子51のブロッキングダイオードBD側に順次信
号が印加され、逆バイアスされたフォトダイオードPD
に電荷が充電される。
そして、走査が一巡する間にフォトダイオードPDに光
が照射され、その光の照射光量に応じた電荷が放電され
る。そして、次に読み出しパルスをシフトレジスタ52
によって順次印加し、各フォトダイオードPDに前記放
電量に応じた電荷が再充電され、再充電の際のセンサ電
流Iが共通電極53を通して積分器1に流れ、この電流
を積分することにより各フォトダイオードPDからの画
像信号による電圧を時系列的に検出することが行われる
また、積分器1の入力容量(前記した演算増幅器21の
入力に使用したJFETの入力ゲート容量)を、センサ
100のセンサ出力容量101に近い値に設定すれば、
ランダムノイズの発生を最小にすることができる。
第6図は不完全積分器の他の実施例を示すもので、第1
図の実施例の不完全積分器2は1つの演算増幅器21か
ら構成されるので、センサ等の微小電荷を必要な電圧ま
でに増幅することが困難である点、また、積分コンデン
サ22の容量が061pF程度と、ICの内部容量や配
線容量より小さく設計が困難である点を考慮し、その改
良を図ったものである。
すなわち、第1図の実施例の前段で用いられる不完全積
分器2を、積分コンデンサ62を負帰還部に有する完全
積分器61と、この完全積分器61の出力を電圧増幅す
る非反転増幅器63と、この非反転増幅器63の出力側
と前記完全積分器61の入力側間に接続した帰還抵抗6
4とで構成している。また、抵抗65.66で分圧され
た出力電圧が非反転増幅器63に入力されるように構成
している。帰還抵抗64は、非反転増幅器63の出力で
コンデンサ62をリークさせるように動作する。この構
造によれば、非反転増幅器63でインピーダンスが一旦
下がっているので、バイポーラが使用可能となる。この
ため完全積分器61のJFETを除き、アナログスイッ
チを含めて全てバイポーラで作製可能となり、モノリシ
ック化を容易とすることができる。
本実施例によると、例えば非反転増幅器63のゲインを
100倍とすると、第1図と同じ積分動作の場合におい
ても、積分コンデンサ62の容量を0.1pFxlQO
の10pFとでき、また低周波においても電流電圧変換
でオフセットが増幅されることがない。
しかし、本実施例では帰還抵抗64も第1図の帰還抵抗
23の値の100倍にしなければならず、入力にセンサ
を接続すると、そのセンサ出力容量101のために位相
遅れが生じ発振するという欠点がある。
第7図は不完全積分器の他の実施例を示すもので、第6
図の欠点を更に改良したもので、特にセンサ出力容量1
01が大きいセンサを接続するのに適した構成である。
この不完全積分器は、非反転増幅器63の出力側に抵抗
67.68を直列に接続し、抵抗68の一旦を接地する
とともに、抵抗67と抵抗68の接続点に帰還抵抗64
を接続するように構成されている。他の構成は第6図の
不完全積分器と同一である。
本実施例の構成によれば、例えば抵抗67.68の値を
9=1に設定すれば、帰還抵抗64にかかる電圧を出力
電圧の1/10に分圧することができ、帰還抵抗64の
値を第6図の1/10に設定することができ、入力に容
量性素子(センサ)を接続しても位相遅れによる発振を
防止し、リンギングやオーバーシュートの発生を防ぐこ
とができる。
上述した各実施例の積分器によれば、負帰還ループに積
分コンデンサ22.62と帰還抵抗23゜64とを並列
に入れることにより、高周波では積分器として動作し、
低周波では電流電圧変換器として動作する不完全積分器
2を構成し、補償回路3により前記帰還抵抗23.64
によるリーク分を補償することより入力電流(センサ電
流)を積分した値を出力するようにしたので、微小電荷
信号を電圧に変換するに際してS/N比を高くすること
ができる。
また、この積分器の入力にセンサを接続して構成される
画像読取装置によれば、階調再現性の高い出力を得るこ
とができる。
上記実施例の画像読取装置においては、アモルファスシ
リコンを用いた薄膜構造のセンサで説明したが、例えば
フォトダイオードの電流をMOSスイッチで切り換える
構造のMOSイメージセンサ、フォトコンダクションを
利用したCdSセンサ、a−8iセンサ等に上述した積
分器を応用すれば、クロストークやリニアリティ等で性
能の向上を図ることができる。
(発明の効果) 本発明の積分器によれば、微小電荷信号を電圧に変換す
るに際してS/N比を高くすることができるので、微弱
電流検出器として使用することができる。
本発明の画像読取装置によれば、S/N比の高い積分器
を使用することにより、階調再現性の高い出力を得るこ
とができる。また、高速読取速度で検出することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の積分器の等価回路図、第、
2図は第1図で使用される定電流源の等価回路図、第3
図は第2図の具体的な等価回路図、第4図は第1図の実
施例の積分器の簡易等価回路図、第5図は積分器を使用
した画像読取装置の等価回路図、第6図及び第7図は第
1図の積分器の不完全積分器の他の例を示す等価回路図
、第8図は従来の画像読取装置の簡易等価回路図、第9
図及び第10図は従来の積分器の等価回路図である。 1・・・・・・積分器 2・・・・・・不完全積分器 3・・・・・・補償回路 21・・・・・・演算増幅器 22.62・・・・・・積分コンデンサ23.64・・
・・・・負帰還抵抗 31.32・・・・・・コンデンサ 33.34・・・・・・定電流源 35.36・・・・・・リセットスイッチ51・・・・
・・受光素子 52・・・・・・シフトレジスタ 53・・・・・・共通電極 61・・・・・・完全積分器 63・・・・・・非反転増幅器 100・・・・・・センサ 101・・・・・・センサ出力容量 第1図 第2図     第3図 第4図 \R 33,34 第5図 第6因 第7図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)負帰還ループに積分コンデンサと帰還抵抗とを並
    列に入れた不完全積分器と、 該不完全積分器の出力側に接続し、前記帰還抵抗による
    リークを再生する補償回路とを具備する積分器。
  2. (2)不完全積分器は、積分コンデンサと帰還抵抗とを
    並列に接続した並列回路を負帰還部に有する増幅器で構
    成する請求項1記載の積分器。
  3. (3)不完全積分器は、積分コンデンサを負帰還部に有
    する第1の増幅器と、該第1の増幅器の出力を電圧増幅
    する第2の増幅器と、該第2の増幅器の出力側と前記第
    1の増幅器の入力側間に接続した帰還抵抗とで構成する
    請求項1記載の積分器。
  4. (4)不完全積分器の出力側に二つの補償回路を並列に
    接続し、前記補償回路を交互に動作させる請求項1、請
    求項2又は請求項3記載の積分器。
  5. (5)補償回路は、一端側を不完全積分器の出力側に接
    続するとともに他端側を出力端子としたコンデンサと、
    該コンデンサの他端側に接続され、前記不完全積分器の
    出力電圧に略比例する電流を出力させる定電流源と、前
    記コンデンサの他端側に接続されるリセットスイッチと
    で構成する請求項1、請求項2、請求項3若しくは請求
    項4記載の積分器。
  6. (6)電流モードの出力を持つセンサに、請求項1記載
    の積分器を接続することを特徴とする画像読取装置。
JP2293675A 1990-11-01 1990-11-01 積分器及び画像読取装置 Expired - Lifetime JPH0679346B2 (ja)

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