JPH0416809Y2 - - Google Patents

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JPH0416809Y2
JPH0416809Y2 JP1985197658U JP19765885U JPH0416809Y2 JP H0416809 Y2 JPH0416809 Y2 JP H0416809Y2 JP 1985197658 U JP1985197658 U JP 1985197658U JP 19765885 U JP19765885 U JP 19765885U JP H0416809 Y2 JPH0416809 Y2 JP H0416809Y2
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gap
gasket
joining
plate
fitting groove
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JP1985197658U
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Description

【考案の詳細な説明】 ［技術分野］ 本考案は、建築板の乾式接合に関する。
［背景技術］ 従来より、建築板の目地部などの接合部はコー
キング材を充填するなどいわゆる湿式工法により
施工されているが、コーキング材の充填作業に手
間を要したり、又、施工後にクラツクが発生して
しまつたりして、コーキング材の選定が困難とな
つていた。
［考案の目的］ 本考案は上記事情に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、乾式接合であつて
水切り処理が確実で、施工性に優れた建築板の接
合構造を提供することにある。
［考案の開示］ 本考案の建築板の接合構造は、建築板１同士を
所定の接合用間隙２をおいて配置し、この接合用
間隙２の裏面側に下地水切板３を配置すると共に
接合用間隙２に表面側に向けて開口した嵌合溝４
を有する平板状のゴム製ガスケツト５を圧入し、
断面略Ｔ字状の表面板６の縦片７を平板状のゴム
製ガスケツト５の嵌合溝４に圧入して表面板６の
横片８で接合用間隙２の表面側を被覆して成るも
のであり、この構成により上記目的を達成できた
ものである。即ち、接合用間隙２に下地水切板
３、平板状のゴム製ガスケツト５及び表面板６を
取付けるだけで接合でき、施工性に優れるもので
あり、しかも下地水切板３を配置し、平板状のゴ
ム製ガスケツト５を圧入しているので、水切り処
理も確実なものとなる。
以下本考案を添付の図面に示す実施例に基づい
て説明する。建築板１は無機質板などであり、所
定寸法に切断されており、この実施例は外壁材に
ついてのもので、表面側には目地用凹部９が格子
状に、裏面側には排水用の縦溝１０が形成されて
いる。この建築板１は一定の接合用間隙２を置い
て下地材に取付けられる。接合用間隙２の裏面側
には板金製の下地水切板３を配置しており、この
下地水切板３の表面側の中央部には所定の間隙を
おいてガイド用突部１１を上下全長に亘つて突設
している。施工に際して建築板１は、この下地水
切板３のガイド用突部１１をガイドにして一定の
接合用間隙２を置いて下地材に取付けられる。建
築板１の端面に撥水剤を塗布して撥水処理加工を
施している。ガスケツト５は、ゴム製で第２図に
示すように平板状であり、接合用間隙２に圧入し
た状態では、第１図に示すように断面略Ｕ字状
で、両側片５ａの内面には複数の突部１６が、外
面には複数の突条１２が突設されており、両側片
５ａ間を嵌合溝４としている。表面板６はアルミ
ニウムの押出材で断面Ｔ字状であり、縦片７は抜
け止めのため鏃状に形成しており、横片８の幅は
接合用間隙２の幅と略同一であり、表面板６の縦
片７をガスケツト５の嵌合溝４に圧入した状態で
接合用間隙２の表面側に隙間なく嵌合している。
第４図に示す実施例にあつては、表面板６には横
片８の両側より表面側に外方に向けて断面逆Ｌ字
状の延出片１３を突出させており、この延出片１
３の先端からは裏面側に向けて突片１４を突出さ
せている。この表面板６によれば、接合用間隙２
の幅にばらつきが有つた場合にも、延出片１３で
吸収でき、より施工性が良くなるものである。
尚、表面板６としては他に第６図に示すような形
状のものを使用できる。又、上記実施例では目地
部での接合について説明したが、第７図のように
出隅コーナにおいての出隅コーナ材１ａと建築板
１の接合にも適用できるものである。
［考案の効果］ 本考案にあつては、建築板同士の接合用間隙の
裏面側に下地水切板を配置すると共に接合用間隙
に表面側に向けて開口した嵌合溝を有する平板状
のゴム製ガスケツトを圧入し、断面略Ｔ字状の表
面板の縦片をガスケツトの嵌合溝に圧入して表面
板の横片で接合用間隙の表面側を被覆しているの
で、接合用間隙に下地水切板、ガスケツト及び表
面板を取付けるだけで隣接して配設されている建
築板間を効率よく接合することができると共に、
そのガスケツトが有しているゴムの弾力性のため
に、建築板自身の寸法の変化は勿論のこと、接合
用間隙の寸法の増減に対しても充分に対応するこ
とができて、建築板の施工面を綺麗に仕上げるこ
とができ、しかも下地水切板を配置し、ガスケツ
トを圧入しているので、水切り処理も確実なもの
となる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の第１実施例を示す一部破断斜
視図、第２図は同上の分解断面図、第３図は同上
における表面板を示す断面図、第４図は本考案の
第２実施例を示す一部破断斜視図、第５図は同上
における表面板を示す断面図、第６図は表面板の
他例を示す断面図、第７図は出隅コーナ部を示す
斜視図であつて、１は建築板、２は接合用間隙、
３は下地水切板、４は嵌合溝、５はガスケツト、
６は表面板、７は縦片、８は横片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣接して配設された建築板間の接合用間隙の裏
    面側に、下地水切板を配置すると共に、その接合
    用間隙に、表面側に向けて開口した嵌合溝を有す
    る平板状のゴム製ガスケツトを圧入し、且つ断面
    略Ｔ字状の表面板の縦片を前記ガスケツトの嵌合
    溝に圧入して、その表面板の縦片で前記接合用間
    隙の表面側を被覆して成る建築板の接合構造。
JP1985197658U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0416809Y2 (ja)

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JPS62105210U JPS62105210U (ja) 1987-07-04
JPH0416809Y2 true JPH0416809Y2 (ja) 1992-04-15

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JPS62105210U (ja) 1987-07-04

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