JPH079945Y2 - 採光窓の水切り構造 - Google Patents

採光窓の水切り構造

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JPH079945Y2
JPH079945Y2 JP5117488U JP5117488U JPH079945Y2 JP H079945 Y2 JPH079945 Y2 JP H079945Y2 JP 5117488 U JP5117488 U JP 5117488U JP 5117488 U JP5117488 U JP 5117488U JP H079945 Y2 JPH079945 Y2 JP H079945Y2
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draining
water
draining material
underwater
wooden frame
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JP5117488U
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彰弘 長部
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は家庭等の屋根に配設する採光窓の水切り構造に
関するものである。
[従来の技術] 従来、家屋内に採光を行うために屋根に採光窓を配設す
ることが行なわれている。この採光窓は屋根下地材に尾
内と屋外とに連通するように開口部を設けてあり、この
開口部に木枠3を嵌入すると共にこの木枠3に採光窓本
体を取付けて配設するものである。そして木枠3の周縁
には水切り材14を設けてあり、この水切り材14により木
枠3の周縁の仕舞いを行うと共に水切りを行うというも
のであった。このとき木枠3の水下側6で連結される下
水切り材10と側水切り材12とは第8図に示すように連結
箇所にコーキング材21を塗布してこのコーキング材21の
上に側水切り材12の端部を載置して水上側5への防水を
行うというものであった。
[考案が解決しようとする課題] しかし上述のような従来例にあっては、コーキング材21
が硬化しないうちに側水切り材12がずれたり、あるいは
位置決めを行った場合にはコーキング材21が切れること
となり、防水性が低下するという問題があり、また、コ
ーキング材21により連結箇所を密着させてあるので、水
上側5に浸入した水は抜けないという問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、そ
の目的とするところは、側水切り材を固定する際に側水
切り材がずれたり、あるいは位置決めをおこなったとし
ても防水性が低下するということがなく、さらに側水切
り材の裏面である水上側に水が浸入したとしても確実に
排水して抜くことができる採光窓の水切り構造を提供す
るにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における採光窓の水
切り構造は、木枠3の水上側5と水下側6とに屋根下地
材1と木枠3の側面との間に亘って水平片7と縦片8と
からなる断面略L字状の上水切り材9と下水切り材10と
を配設し、木枠3の両側に上記上水切り材9と下水切り
材10とを連結する水平片7と縦片8とからなる断面略L
字状の側水切り材12を配設し、この側水切り材12を、木
枠3の両側に配置される側水切り材本体12aと、上記上
水切り材9の両端に配置される水上側水切り材16と、上
記下水切り材10の両端に配置される水下側水切り材17と
で構成し、水下側水切り材17の水平片7に水下側6端縁
より水上側5に向けて連続する複数の突条片15を並設
し、この突条片15と水下側水切り材17の縦片8との間に
流水路14dを形成し、この流水路14dに水下側水切り材17
の縦片8から突条片15の水上側5の先端部に向けて傾斜
した防水テープ21を設け、水下側水切り材17に上記防水
テープ21と共に突条片15の先端部が覆われるよう側水切
り材本体12aの水下側6の端部を載置したものである。
[作用] 防水テープ21を使用することにより側水切り材12の固定
時に側水切り材12がずれたり、あるいは位置決めしたと
しても防水テープ21が切れるということがなく、防水性
が低下するということはなく、また、水上側5に浸入し
た水は水下側水切り材17の水平片7に並設された突条片
15により水下側6に排水されて確実に抜かれることとな
る。
[実施例] 第1図に示すように家屋等の屋根に屋内に向けて採光を
行うために配設される採光窓は採光窓本体4と木枠3と
水切り材14とにより構成してある。木枠3は屋根下地材
1に屋内と屋外とが連通するように設けられた開口部2
に嵌入して配設されるようにしてりあり、嵌入された木
枠3の上面を覆うように木枠3には採光窓本体4を配設
してある。そして木枠3の周縁の全周には仕舞いと共に
水切りを行うための水切り材14を配設してある。
この水切り材14は第7図に示すように板状の鋼板、銅、
アルミニウム、鉛等の金具芯材14aに合成樹脂14bを被覆
して形成した板材14cを折曲することで縦片8と水平片
7とにより断面L字状に形成してあり、縦片8と水平片
7とにはそれぞれ水切りを行うための突条片15を突設し
てある。この突条片15は縦片8と水平片7の長手方向に
向けて連続するように複数並設してあり、板材14cの略
中央部に形成した流水路14dに向けて傾斜させて突設し
てあり、折曲して水切り材14とすることで縦片8に突設
された突条片15は下方に向けて、水平片7に突設された
突条片15は縦片8側に向けて傾斜するようにしてある。
このとき水平片7に突設された突条片15は端部に行くほ
ど長くしてあり、縦片8に突設された突条片15は上部に
行くほど長くしてあり、雨水の逆流を確実に防止するこ
とができるようにしてある。この水切り材14の水平片7
の裏面を屋根下地材1に当接すると共に木枠3の側面に
縦片8の裏面を当接して屋根下地材1と木枠3の側面と
の間に配設してある。水切り材14は第2図に示すように
木枠3の水上側5に配設される上水切り材9と、水下側
6に配設される下水切り材10と、木枠3の両側に配設さ
れる側水切り材12とにより構成してあり、この各水切り
材9,10,12を連結して木枠3の周縁の仕舞い及び水切り
をしてある。
この側水切り材12は、木枠3の両側に配置される側水切
り材本体12aと、側水切り材本体12aの水上側5に配設さ
れる水上側水切り材16と、水下側6に配設される水下側
水切り材17とにより構成してある。そして、水下側水切
り材17は第3図に示すように下水切り材10の両端に配設
されるようにしてある。水下側水切り材17の水平片7に
は、第3図乃至第5図に示すように水下側6端縁より水
上側5に向けて連続する複数の突条片15を並設してあ
り、この突条片15と水下側水切り材17の縦片8との間に
は流水路14dを形成してある。流水路14dには水下側水切
り材17の縦片8から突条片15の水上側5の先端部に向け
て傾斜したゴム製の発泡体により形成された防水テープ
21を配設してある。そして側水切り材本体12aの水下側
6の端部を防水テープ21と共に突条片15の上に載置する
ことで防水を行うことができるようにしてある。
このとき、側水切り本体12a勾配を持って下り傾斜して
いるため、側水切り本体12aの下面には雨水が浸入し難
く、仮に浸入しても防水テープ21と突条片15とでスムー
ズに排水されるようになる。つまり、水下側水切り材17
の水平片7と側水切り材本体12aとの間に、突条片15の
高さに相当する空隙が生じているが、この空隙内に水下
側6から仮りに雨水が浸入できたとしても、防水テープ
21と側水切り材本体12aの下面との間、及び突条片15と
側水切り材本体12aの下面との間には水が通れるような
隙間が無いため、雨水は防水テープ21と突条片15とを夫
々乗り越えることができず、また、毛細管現象による浸
入もできなくなるため、側水切り材本体12aの下面と水
下側水切り材17の下面に雨水等が浸入するのを確実に防
止できるようになる。なお、下水切り材10の水下側6の
端縁の下面と、水下側水切り材17の側端の下面にも防水
テープ20を設けるようにして下水切り材10と水下側水切
り材17の下面に雨水等が浸入しないようにしてもよい。
第6図は側水切り材本体12aを示すものであり、このも
のにあっても側水切り材12の水上側水切り材16の縦片8
から、側水切り材本体12aの水平片7に並設された突条
片15の水上側5の先端部に向けて傾斜した防水テープ21
を配設してある。この側水切り材本体12aの水上側5の
先端部は水上側水切り材16の下に配設される。
[考案の効果] 本考案は叙述のように、水下側水切り材の水平片に並設
された突条片と、水下側水切り材の縦片との間に流水路
を形成し、この流水路に水下側水切り材の縦片から突条
片の水上側の先端部に向けて傾斜した防水テープを設
け、水下側水切り材に上記防水テープと共に突条片の先
端部が覆われるよう側水切り材本体の水下側の端部を載
置したので、側水切り材の固定時に側水切り材がずれた
り、あるいは位置決めしたとしても防水テープが切れる
ということがなく、連結箇所において防水性が低下する
ということがなく、また、側水切り材の裏面である水上
側に浸入した水は傾斜した防水テープにより突条片まで
にガイドされて突条片により水下側に排水され、確実に
抜かれることとなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は同上の分
解斜視図、第3図は同上の下水切り材と水下側水切り材
を連結した状態の斜視図、第4図(a)(b)(c)は
は第3図における平面図、正面図、側面図、第5図は本
考案の要部の分解斜視図、第6図(a)(b)(c)は
同上の側水切り材の平面図、正面図、側面図、第7図は
同上の水切り材の断面図、第8図は従来例の分解斜視図
であって、1は屋根下地材、3は木枠、5は水上側、6
は水下側、7は水平片、8は縦片、14は水切り材、19は
折曲部、21は防水テープである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根下地材に屋内と屋外とが連通するよう
    に開口部を設け、この開口部に木枠を嵌入し、木枠に木
    枠の上面を覆うように採光窓本体を配設し、木枠の水上
    側と水下側とに屋根下地材と木枠の側面との間に亘って
    水平片と縦片とからなる断面略L字状の上水切り材と下
    水切り材とを配設し、木枠の両側に上記上水切り材と下
    水切り材とを連結する水平片と縦片とからなる断面略L
    字状の側水切り材を配設し、この側水切り材を、木枠の
    両側に配置される側水切り材本体と、上記上水切り材の
    両端に配置される水上側水切り材と、上記下水切り材の
    両端に配置される水下側水切り材とで構成し、水下側水
    切り材の水平片に水下側端縁より水上側に向けて連続す
    る複数の突条片を並設し、この突条片と水下側水切り材
    の縦片との間に流水路を形成し、この流水路に水下側水
    切り材の縦片から突条片の水上側の先端部に向けて傾斜
    した防水テープを設け、水下側水切り材に上記防水テー
    プと共に突条片の先端部が覆われるよう側水切り材本体
    の水下側の端部を載置して成る採光窓の水切り構造。
JP5117488U 1988-04-15 1988-04-15 採光窓の水切り構造 Expired - Lifetime JPH079945Y2 (ja)

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JPH01153034U JPH01153034U (ja) 1989-10-23
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